応援コメント

Pre2・序章その1〜たぶん日本は大丈夫です 」への応援コメント

  • 私自身勉強不足の身のため「日本経済は危ない」「増税しないと立ち行かなくなる」と思っていたのですが、この作品を拝読して心底驚きました。
    こんな視点もあるのか!と。
    今の私の拙い知識はこの程度しか感想を書けませんが、この作品を読むのと並行して、経済について勉強して見ようと思いました。

    作者からの返信

    京野様…m(_ _)m
    ご来訪ありがとうございます…m(_ _)m

    実はワイは結構なおっさんです。なので物凄く昔から「日本は破滅する」と言われ続けてきたのを知っています。古くは1980年代半ば。これは当時、日本がバブル景気になっていた時のことですが、経済成長が著しく鈍化し、それに比べて日本国債の金利がやたらと高かったために「いずれ借金が返せなくなる…(T_T)」とよく言われていました。その後でバブル崩壊が来て、一気にデフレ+GDPの2倍もの民間債務を背負ったために「今度こそ日本は破滅する」と世界中から言われました。1990年代、ワイもさすがに「国家破綻するしか無いのかも?」と不安げになったものでした。2000年代にはGDP比率が大きすぎるために日本は破綻すると言われ、2010年代は自民の小泉政権+立憲民主党の2つの時代に国債発行額が爆増し、GDP二倍もの大きさになったために「今度こそ本当に破滅する」と言われました。実際、ワイ本人でさえ「破綻するのではないか?」とずーっと考え続けてきた人生でした。

    そして今日、2023年10月12日。破綻していません…m(_ _)m

    これはあまりにも不思議な話で、借金の額が大きいのだから普通に考えれは破綻するはずですが、しておらず。またあまりにも長く破綻すると言われ続けてなぜ破綻しないのか?…という「破綻のメカニズム」に関して信頼できるまともな理屈を聞いたことがなかったために「確かに日本は普通ではない」と思うようになり、調べてみた結果をこの形にして俎上することにしました。端的に言うと結論は以下のようになります。

    ・「国債(政府の借金)の金利 < 経済成長率」なら国家は破綻しない
    ・外債が多すぎなければ国家は破綻しない
    ・日本は国債整理基金特別会計という国家破綻防止のための特殊なメカニズムを持っている

    この3つです。「債権金利 < 経済成長率」に関してはこちらをご覧ください
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054884987864/episodes/16817139554644409678

    これはドーマーの政府の予算制約式の日銀版で、この理屈によって日本は破滅していないのです。つまり国債の金利をYCCという操作によって経済成長率以下に抑えこんできたからです。これから日本の超低金利時代が長く続いてきた理由の全てです。超低金利(長期国債の金利を事実上ゼロに抑え込む)ならは国家破綻はしないからです

    次の「外債」ですが、これは韓国編をご覧いただくとして、理屈から言うと外債とは「外国通貨を当てにした借金」です。
    と、その前にここで「貨幣の中立説」という経験則が存在しています。これは通貨(≒国債)の供給量を増やした場合(≒金融緩和)、短期的に効果があるかどうかは状況次第でなんともいえないが、長期的に見たときには「供給量を増加させればインフレ(=物価高)」「供給量が不足していればデフレ」という真実です。
    たとえば現在の世界的な激しいインフレですが、これは2020年の新コロ時、世界経済が大混乱して破滅の危機にあった時、米国および全世界で1500兆円規模の金融緩和を行い、結果として一瞬で6000兆円くらい通貨の供給量が増えた…とされています。この通貨供給量の増加のため、現在、激しいインフレになっている(←供給量を増加したのでインフレ)ということです。

    このため、日本のようにGDPの二倍ほどの国債(≒通貨「円」)を発行したということは、その分「通貨供給量を増やしたはず」なので「結局、きつい物価高になる」はずということです。しかし現在のアメリカをみれば判るように、この数年の激しい物価高のせいで「労働者の賃金が爆増している」のです。たとえば現在、全米自動車労組は時給UPのストを打っているのですが、ちなみにスト前の自動車組立工の時給は実に64ドル(約9500円)。これでも足りないので倍にしろ(少なくとも日本円で時給15,000-にしろ)と騒いでいるのです(爆

    ちなみに日本での自動車組み立て季節工は平均で1300-1500円程度(ただし住み込み)ということなので、「激しいインフレの結果、アメリカの自動車組み立て工の時給は日本の5-10倍にも跳ね上がった」という「トリクルダウン」が発生したのです←超重要

    これが唯一のトリクルダウンです…m(_ _)m
    激烈なインフレが続かなければトリクルダウン効果は発生せず、これ以外ではトリクルダウンは発生しましせん(断言)。今回は数年前にカネを限界以上にばらまいたのでインフレが発生したということです。ということは「カネを撒けば、ますます豊かになる(しかし物価高にもなる)」ということです。そしてこれは1970-80年代に日本で実際に起こったことです。当時は年平均10%ものインフレが続き、その結果、カネがトリクルダウン起こして貧乏人にまで行き渡って結果、1986年からバブル景気になったのです。みんな金持ちになったので投資や投機にカネをバンバン使って借金まみれになって即死した…ということです。よってカネを増やせばインフレになるということでした。

    ところが「外債」は外国通貨で建てる借金なので、多額の外債を建てると自分の国からそれだけ「自国通貨」が外貨に変わって海外に逃げていく…ということです。これだと長期的にはデフレ(資金不足によって)になるということです。なので外債が多すぎると貧乏人にカネが行き渡らずに海外に流出してしまうのです。よって長期的には貧乏(経済力の低下)になります。他方、外債は大抵は高い金利がついています。そうでないと外国人が買ってくれないからです。そのため短期的にはこの高い金利のためにインフレが発生し、そのために貧富の格差が激増するのです。
    つまり外債を経てすぎると短期的にはインフレ発生して貧富の格差が開き、長期的にはカネが国民に行き渡らずに貧富の格差が固定化しやすくなるだけでなく貧乏人にまで行き渡るはずの「カネ」が海外に流出して貧乏になっていくだけでなく、同時にデフレ化によって経済力をも失う…ということになります。これが韓国はじめ外債に頼る経済体制の国〜殆どの発展途上国で発生している現象だったのです。

    しかし日本はこの外債が事実上無いので「大丈夫だろう」ということです。逆に言えばいずれ何らかの形で現在のアメリカやヨーロッパのような凄まじいインフレ地獄を見る可能性が高いということです。そしてこのことによって政府の借金は事実上、なくなったことになるのです…m(_ _)m
    そのインフレ地獄は金利が高騰して事実上、日本円が価値を激しく毀損することで発生する(準デフォルト)か、さもなければ現在の世界のように延々と物価高が続いてトリクルダウン効果が発生し、結果として「手取り+物価は数倍に跳ね上がる」が、国債などの借金は「額面がそのまま」なので事実上、額面割れを起こして消滅する…かのどちらかでしょう。他にもありますがまずはこんな感じです。インフレになると借金というカネの価値が激烈に消滅していくということです。

    最期に国債整理基金特別会計ですが、要するに日銀や政府系金融機関が大量に抱えている日本国債を資産に変えて、この「カネ」を使って国内外に投資して莫大な利益を得ている…という操作により「国が勝手にカネを稼いでいる」から日本は破綻しないということです(爆)。これは驚くべきペテンで、しかも総額が700兆円を超えるとされています。

    「誰かの借金は誰かの資産。よって国の借金は民間の資産」とよく言われます。実は「違います」。日本の場合は「国(=政府)の借金は、国(=国債整理基金特別会計)の資産」という、まさにタブー中のタブーのようなテクニックを使っているから国家破綻しないのです。日本の国債は半分以上が日銀という「民間銀行」にあります。これは日銀が公開市場操作などにより民間市場から国債を吸い上げた結果であり、この日銀保有分の国債+政府系金融機関保有分の国債を合わせて運用するための「投資ファンド」みたいなものか国債整理基金特別会計です。
    つまり、自分の借金を自分でカネに変えて運用し莫大な利益を上げている…という「政府による政府のための借金」というメカニズムを作ったということです。

    このため、外債を建てずにすべてを自国建て通貨とし、国債(→結果、自国建て通貨になる)を最期は国債整理基金特別会計を通して「投資用の元本」として使い、儲けを出してその利益を特別財源(臨時予算)として活用する。国債は期限が来たら償還して消えてなくなり、新規の国債をこの穴埋に回せば良い…という話でした。

    とてつもない詐欺国家ということです(大爆笑
    このくらいのことをやれば、そりゃなかなかくたばらないですよ。
    おそらく日本が破綻しないのはそんな感じです。ただしもう一つ言えば「国債増発分はどうしても増税の必要がある」ので、経済成長して税収入の自然増が見込めないのならば、やっぱり増税するしかないんですけどね(爆



    …この「なぜ〜ヤマト」は延々と以上の話を繰り返しています。おそらくこの読みで正解なのではないかと筆者は考えています。日本が破綻してないのは「破綻しないように必死になって、やれることのすべてを試みているから」です。何もせずに破綻してないわけでもなければ、「国債はいくら刷っても大丈夫」という単純な理屈を信じているからでもありません。「悪知恵を使い倒しているから」です(爆

    良くも悪くも凄い国なんですよ、この日本という国は…
    しかも世界が未だにこの理屈に気づいていないのですから、まさに忍者国家(爆

  • 過去に書かれた部分だと思うのですが、振り返って読ませていただくのも、良いものだなぁと感じました。
    少しづつ、再読する部分も出てくると思いますが(このエピは未読だったと思います)、読んでいきたいと思います。

    作者からの返信

    ぽんた様、ありがとうございます…m(_ _)m

    この頃は「相当昔」の内容になってしまいました。まだこの頃は景気がよく、トランプの首尾も上々で「とても陽気〜(^o^)/」な日々でした。思えば楽しいことが多かったように思います。現在とは真逆です。

    この頃は正直、まだわからないこともありました。究極の環境にならない限り、見えてこないものもあったのですが、最近、見えてきました(爆

    …困ったものです(´д⊂)‥ハゥ
    このままでいくと、2022〜24年の間に、いままで溜め込んでいた「膿」のようなものを吐き出す「整理」の時期になるのかもしれません。つまり莫大な金融緩和による政府債務とバブル金の整理(破綻を含む)および民間資産の整理という流れです。この仕事は高インフレが行うことになると思われ、結果として貧富の格差が拡大するかもしれません。しかし日本の経験からすれば、一気に急激な高インフレに見舞われた時、同時に超大規模な金融緩和を行うと市場(民間)に大量の現金がばら撒かれ、これが貧困層にまで行き届き、結果として貧乏人の所得上昇→中間層の成立…という流れになります。ほぼ確実です。

    これはトマ・ピケティのような左翼にはわからないことでした。ヤツの研究は所詮、ヨーロッパの事だけでしかなく、勃興著しいアジアに対する見識はゼロです。そしてこの半世紀で世界の富の増加分以上に成長したのは日本・中国と他のアジア地域であることを考えればむしろアジアに対する研究こそが最重要です。我らの経験は意味があることでした。逆にいえば1970年代の日本のようにならなければ、今回の高インフレは貧富の格差を拡大するだけで終わり、貧乏人は更に苦境に追い込まれるでしょう。正しい認識と直感が必要な時代になったのかもしれません。

    これからもよろしくお願いいたします…m(_ _)m

  • すばらしい!

    作者からの返信

    大和様、いつもありがとうございます…m(_ _)m
    実はこちらのカクヨムの方が本家でございまして(汗
    いずれ、ノベルアッププラスなどの知見を交えて再構成するつもりでいます。なにしろ新コロの悪影響が、想像を遥かに超えるレベルになっちゃったので日々、不安と悪戦苦闘の連続でして…(TдT)

    これからも末永くよろしくお願いいたします。

    あと大和さんの作品、正直、イイデスネー( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
    ああいう作品がもっと増えること希望(爆)。きっと世界は平和になる!

  • 比喩というか題材として『ヤマト』は有りですね。良いところに目を付けたと思います(๑˃̵ᴗ˂̵)。

    何しろ、ヤマトを知ってる世代がそろそろ定年ですからね〜(*≧∀≦*)

    とある国の、とある組織が、最終破壊兵器の予算をコッソリと通して設置したら、バイトのおばちゃんが起動ボタンを間違って押しちゃって大騒ぎ…と言う架空の話を書いています。現場の人間は必死だけど、管理職は大ボケ、みたいなパロディコミックです。

    高瀬さんの考えている様に、国債問題は何処かでリセットが入ると思いますが、現場の人間たちはへこたれないので、結局日本人はなんとか生きていけるんでしょうね……

    フォローしている小説が鬼の様にあるので、時々しかお邪魔出来ませんが、宜しくです。

    作者からの返信

    ぬまちゃんさん、ご来訪ありがとうございます…m(__)m
    むしろこちらこそ感謝です。こらちも拝読させていただきに伺うと思いますので、その時には宜しくお願い致します。
    国債に関しては「確かに心配かもしれないが、対策はある」ということと「世界はここ10年で著しく悪くなった。日本よりむしろ世界のリスクを回避する方法を考えるべき」と思うのです。また日本人は途轍もない債務処理を戦後に行いましたし、大災害を何度も乗り越えてきたので日本人自体は生き残れるような気がしているのですが…(^o^;

    これからも宜しくお願い致します…m(__)m

  • こんにちは、自分では保守でも革新でもなく中興派だと思っています。
    先生の危機感に同意している前提で少し偉そうなことを発言することを許してください。
    左に足りないのは(狡兎死して走狗烹らる)もし日本の右が消えたときの想像力が欠けています。そして関心があると思いますが右にかけているのは(宋襄の仁)です。
    右派はきれいごとで戦い不利を招き、汚く戦えば左に負けます。
    右と左 赤と青が戦えば赤が有利です。
    ですが、赤を中和すれば青は勝てます。
    手前みそになりますがNHKで島津義弘、あるいは立花宗茂を大河で放映できれば赤を中和するのと同じ効果になると考えます。
    機密保持のため多くは語りませんがご賢察の上察していただければと思います。
    ディンギルは卑怯ですが強い。日本もヤマト(のような戦う旗印)が必要だというのが私の主張です。
    偉そうに語りましたが、紹介文に当てられつい熱くなりました。
    不作法をお許しください。


    作者からの返信

    郭隗の馬の骨様、ご来訪ありがとうございます(`・ω・´)ゞ
    島津義弘公は実に漢らしい武者ですので、個人的にも大河希望(爆)


    >不作法
    いえいえ、決してそのようなことは。むしろ大歓迎です(^^)/
    今のように世界中で国が左右に分裂していること自体がヘンなわけでして、そもそも政治家や思想家、変なマスゴミの連中が知恵のないこと言ったりやったりしないで「皆がラクしてメシ食えるように考えろ!」という程度の内容が、このコラムです。

    基本的には反リベラル、反国家主義という、「確かに新自由主義っぽいよね」の内容ですが、同時に貧富の格差の是正のための提言もかなりしようと思っています。というのも貧富の格差が出来たところで国富の増加にはつながらないことがデータ的にはっきりしてきたので、「金持ちを貧乏にしても国は豊かにならないものの、貧乏人を放置したらますます国が貧乏になる」の立場を取るようになりました。よって新自由主義の左派になるかと思います。いわゆる福祉政策派です。

    国家は経済成長しないとイカンということと、そのために国債という『国の借金(←勿論間違いですが)』には潰しようがあるという話、そして国家が破綻するのは国債ではなく『民間の債務超過が主因』という、意外かもしれませんがこれが現実…という話をしようと思っています。

    とはいえ、来年の2020年にはリーマン級の世界恐慌が起こりそうなイヤ〜な予感がプンプンするんですよね(๑・᷄ὢ・᷅ ๑)
    これもグローバリズムを悪用する強欲な資本家と阿呆な政治家のせいなんですけどね…。困ったものです…(-᷅_-᷄๑)

  • こんにちは。
    とある歴史、というか仮想戦記小説を読み終わったらなぜかリコメンド?されてきて読み始めてみました。
    当方はいわゆるリフレ派というか、高橋洋一氏あたりをとっかかりに少しずつマクロ経済政策についてかじってきている程度です。
    日本政府の財政のバランスシートの健全性はもちろんですが、どうも国債というのは単なる借金というわけでもなさそうな雰囲気を感じたりしている昨今なので、ざっと目次と導入部を拝見した限り、ちょっと面白そうな気がしています。

    読ませていただいて、また感想など出てきましたらコメントさせていただきます。

    作者からの返信

    @SI099様、ご来訪ありがとうございます…m(_ _)m

    元の架空戦記さんには感謝しなくてはなりませんね。大変ありがたいことです。
    もともとこのコラムを書き始めたのは2017年の年末頃で、その頃は今と違ってかなり華やかな時代でした。景気がよく、将来に対する楽観論が世界に満ち溢れていた時期でした。そんな時代だったので「世界が破綻することはない」という雰囲気にあふれている一方で、「日本はGDP200%の債務を抱えた世界最大の借金国」という言い方がかなり広まっていました。
    この数年前から「本当に日本は破綻するのだろうか?」と思うようになり、いろいろと調べてみたところ、意外な事に日本よりも世界の方がはるかに危ないのではないか? そして「日本は結構大丈夫なのではないか?」みたいな考えを持つに至り、書き始めたのがこのコラムです。

    よくよく調べてみて(特に本当に破綻した韓国を調査して)分かったことは「国債そのもので破綻するよりも、まず民間債務が莫大な額になると破綻するリスクが高まる」ということと、国債に関して言えば「対GDP比よりも総額および償還+利払い費の負担額の方が重要」ということに気づきました。何処の国でもそうなのですが、国家破綻は「民間市場の破綻」から始まるのであって、冷静に考えれば「国債なら増税で国民のカネを当てればよい」という、国民からすると「勘弁してくれ」みたいな解決法があるのですから。また日本においては政府債務である短長期国債はおよそ900兆円(他は地方債務)で、これは日本国の純資産3,400-兆円の約1/4程度、年の償還・利払い費用も低金利のため10兆円少々という感じなので、最悪、増税すれば乗り切れる程度という「増税は嫌だけど、結構安心」というのが言えると思います。また民間の債務は他国に比べて大変健全なので(事実、民金企業は手持ち資金が500兆円もある異常さ)、他の国に比べれば全然マシだと思います。

    あともう一つ、日本国債の最大保有者が日銀であること(と90%近くが日本人保有)は大変重要です。特に日銀が最大保有者であることは極めて重要な意味があると思います。日本国債の60%(GDP比100%以上)を中央銀行が保有している国は他になく、ある意味、世界の実験なのですが、よくよく考えてみると「中央銀行は利益を出しすぎた場合、政府に利ざやの一部を返納する」としています。実際、2018年においても0.8兆円弱を政府にキックバックしています。つまり「日銀か政府にカネくれてやった」です。

    ということは、こんな話もできるということです。
    もし仮に国債の金利がバカ高になったとします。例えば金利が上がって、政府の償還費用が年に30兆円くらいになったとします。するとこの内の六割が日銀保有なので、18兆円を日銀に支払うのですが、しかしこのカネをほぼ丸々「(儲けが出過ぎたので)政府に返す」とすると、なんと残りの12兆円分(市場などが保有している分)を支払って、まだなおお釣りがくるという(爆死)。

    勿論、実際には日銀が国債を償還しないで再購入という事もありえますし、金利が高騰すればインフレ率で価値が下がるなどの複雑な計算が必要になりますし、そうはいってもそれなりの(少なくとも今回の消費増税分くらいの)増税が必要にはなりますが、「中央銀行が多額の資産を持つ事は決定的な切り札」ということに、日銀はじめ世界各国の金融関係者が気づいたのではないかと思います。なのでECBなどは極めて積極的にEU域内の各国の資産購入(フランスやイタリア、スペイン国債など)を進めているわけですし、この中銀を使った『マジック』を知っているから外国人投資家は日本の国債に関して何も心配していないのだろうと思われます。
    まさに自作自演系のテクですから、日銀もあまり大きな声では言わないのかもしれません。何しろ日銀が多額の日本国債を購入したのも景気刺激のための手段としてやっただけであり、始めからこれを企図していたとは思えません。

    逆に世界は多額の負債を抱え込み、これがいよいよ顕在化し始めました。来年あたりにリーマン級の大規模経済恐慌が起きる可能性が高いので、この時に「実は世界もかなり危なかった」ということが分かるのかもしれません。

    何にしても幸せではない話ですが…(^o^;

  • これから読むつもりですが、神作品を見つけたような感慨に襲われています。(宇宙戦艦ヤマトシリーズはカケラも見たことないですけど多分大丈夫……なはず)

    作者からの返信

    爆撃project様、💫ありがとうございました( ゚∀゚)o彡゜
    本当に感謝申し上げます!!

    >神作品
    …なんと! ピキーン*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!
    これほど嬉しい言葉はありません!
    (TдT)(TдT)(TдT) ←ジェットストリーム感涙。

    ですが、この作品は実は作品でさえなく、「単なる事実の羅列」に過ぎません。ちょっと昔、日本が危ないとマスコミとかで騒がれたときに、「本当に危ないのか?」を確かめようと、日本国における貸借対照表(資産)・損益計算表(収益とコスト)・キャッシュ・フロー計算書(カネの流れ)の三つの基本的なデータを財務省などの信頼できるデータに当たって整理した所…

    日本(政府と地方政府)の債務…約1,200-兆円
    日本国の純資産…約3,300兆円
    国債の利払い金利(主に長期)0.1%〜てかマイナス(爆死

    あれ…ಠ_ಠ;?
    コケる訳ないじゃん…(´・ω・`)?

    …という程度の内容を、面白おかしく書いただけの、単なる事実の羅列に過ぎないのです。
    確かに万が一ずっこけたという場合もあるでしょうけど、その時も大体予想がついていて、そんなに酷い話にはならないと思います。少なくとも第二次大戦後の日本のような状況にはならないはずです。今のままでやれば…です。他の国に比べれば全然マシだと思うんですけどね。

    >ヤマト、全然知らん
    …大丈夫です。ヤマトのスタッフの人が読んでも全く気づかないほど関係ありませんので(^^)/

  • こんにちは。
    わたしはしょーせつしかよまないあたまのあるいにんげんですが、しょーせつをさがしているうちに高瀬さんのサイトへたどりつきました。けーざいがくなんてまるでわからないけどなんだかおもしろいです。これからもあたまのわるいわたしのようなにんげんにもわかるけーざいのおはなしをかいてください。
    よろしくおねがいします。

    作者からの返信

    いやいや、ご謙遜ご謙遜…m(_ _)m
    物凄く読み進めてくださってるじゃないですか(爆)。感謝ですよ、本当に。ありがとうございます…m(_ _)m

    たしかに難しい言葉を使っていますが、要するに「簡単に説明する方法が、今の所判らない(爆)」…たったそれだけです。もっというと、僕に文才がないっていうだけのことです( -_-)旦~ フゥ... ←遠い目

    …にも関らず、読んでくださって本当に感謝しています。政治的な右左・与野党を越えて経済成長戦略こそが天下国家&世界を救うという事を徹底させることができればいいな、と思っています。
    これからも宜しくお願い致します…m(_ _)m

    …でも、もっと噛み砕いてわかりやすく書くべきという事は助言としていただきました。努力目標にしてみます…φ(..)メモメモ

  • 高瀬嘉隆@ガミラス二等兵さま、着眼点が素晴らしいです!

    作者からの返信

    レド(大型獣脚類の一種)様、はじめましてm(_ _)m

    お褒め頂き、ありがとうございます。特にプロフィール欄に『北アメリカに生息している肉食恐竜ですが、よろしくお願い致します』と断言し切るようなハイセンスな方(←獣かもしれませんが)に「着眼点が良い!」と褒めていただけますことは、物凄く光栄な事と感じています。改めて感謝いたします。

    長い駄文を連ねてしまいまして申し訳ないくらいです。決して繋がっている物語ではありませんので、お時間のある時にパラパラと拝見いただけましたら幸いです。今後とも、なにとぞ宜しくお願いいたします。
    m(_ _)m

  • 天才じゃないかな!素晴らしい!!

    作者からの返信

    @5658927様、物凄く恐れ多いようなお褒め言葉を頂きまして大変恐縮です。本当に単なるヒマ人にすぎない者でして(爆

    ちなみになのですが、この文章を書き始めた頃(2017年秋くらい)に比べ、ここ数年で世界は恐ろしいほど状況が悪化してしまいました(爆
    日本の債務1,200-兆円は長期短期国債総額+地方公債の総額でして、たとえば米国の2,000-兆円の国債は連邦政府の債務に過ぎず、50州がそれぞれ公債を発行していてこの総額がやはり2,000-兆円前後とされています。つまり日本の会計でいうと米国は4,000-兆円くらいの債務を抱えているのではないか?と…(;゚д゚)

    中国は3,500-兆円の債務を抱え、しかもこのうち10%以上が金利20%以上(三年で倍)の超高金利。もう返せるわけがないという異常事態。EUに至っては構成各国および各国銀行がどのくらいの負債を抱えているかサッパリ分からないというヒドい状況…。今にして思えば、超大国で日本ほど財政が(これでも)健全でクリアな国はないらしいのです。だから円高=円の価値が高いとなるわけなのです。

    また中堅国の筆頭の韓国ですが、サブプライムローンまがいの不動産バブルのせいで対GDP比250%もの民間債務を抱え(ということは破裂すれば数倍の規模になる可能性アリ)、しかも外貨準備高40兆円のうち、まともな担保になりそうな米ドルや円などは10兆円程度に過ぎず、他は殆ど価値のない外国ジャンク債。しかも18兆円ほどの債務を韓国中央銀行が抱えていて、この段階で既に外貨準備高がほぼゼロという悲惨な状態…。他の国も似たりよったりという、もはやどう足掻いても人類終わりなのではないか? …とさえ思えるほど悲惨です。つまり日本の破滅よりも世界の終わりの方を先に考えねばならないような状況になっちゃった訳です。実は日本がまだマシで、一番死ににくいか最後に死ぬ順番…ということだったのです。

    そんな話を宇宙戦艦ヤマトで再現しようという試みがこの文になります。物凄く長くて申し訳ありません。お暇な時にでもお時間を頂戴できましたら感謝ですm(_ _)m