質問、共有地・公共財系の不動産はどうなるのです?
〇〇庭園とか史料としての価値がある建物とか
作者からの返信
有部様、はじめまして…m(_ _)m
ご質問の件ですが、まさにフリードマンが提示したように「全部民営化」が正解ということになります。
・農産物の買い取り保障の禁止
・輸出入関税の禁止
・商品やサービスの産出規制(生産調整・減反政策などの公的介入)の禁止
・物価賃金統制の禁止
・法定最低賃金法の禁止や上限価格の撤廃
・産業・銀行・通信・放送への公的介入・規制の禁止
・現行の社会保障制度や福祉(公的年金機関からの購入の強制)制度の撤廃と「負の所得税」の導入
・医師等を含む広範囲な事業・職業に対する免許制度の全面撤廃
・公営住宅および住宅建設の公的補助金制度の撤廃
・平時の徴兵制の禁止
・国立公園の全廃
・営利目的の郵便事業の禁止および郵政民営化
・国や自治体が保有・経営する有料道路および高速道路の無料化
…こんなところです。大抵は「政府が介入することは、個人の自由とチャンスを抹殺するファシズムもしくは国家独占という悪行」から始まり、政治家と圧力団体による不平等で不公正な市場介入の禁止(農業規制と保護の撤廃)や公共財の保有の禁止(これらは民間人が私有財産として保有するのが基本)、戦争でもないのに個人の人権を抑圧する平時の徴兵制の禁止や医師免許等の禁止(医者はやりたい人なら誰でもがなれるようにする…ということ)ということになります。公共財に関しては「国が専有することによって、個人資産が減る」のは「大問題」という立場だと思うので、基本、全廃です。
とはいえ、現実ではなかなか難しい事も多いのですが、基本的には「大きな政府はファシズム」・「大衆動員による一つの意見形成と、その意見による世界構築はファシズム(少数派の意見を抹殺してはならない)」という徹底した個人主義から派生している考え方だと言えると思います。
あとフリードマン自身は大麻の解禁を強く主張していましたが、多分、彼がコッソリとやっていたからだろうと思います。これに関しては僕は反対です。
実際、フリードマンの言うとおりにやったから成功するのかは、正直、わかりませんが、僕個人としてはかなりの部分で賛成しています…(๑¯ω¯๑)?
でもここまでやるべきかは、いまのところ、判断できませんが…
やっぱり電子化しかないですよね。
「負の所得税を収める」側にとっても、「納税タイミング」が年1回では干上がってしまいますから。盗難・不正対策や導入しやすさを考えると、スイカ(パスモ)なんかの半クラウドのカードみたいな形がいいのかなあ。
私の懸念はあと二つ。
作者からの返信
尻鳥様、いつもありがとうございます(^ω^)
コメ、いつも楽しくレスらせてもらっています。
>電子化
正直、恐怖ですよね(爆死
全国民の金融資産情報の全てを国と、一部の民間企業が握ってしまうのですから。ここにもし実力執行部隊たる「マルサナイツ」のような組織が出来上がったら…
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
…完成された独裁国家の誕生ですね。カネを握られたら人はもう終わりですから。結局、電子化を政府が推進するのも、この究極の目的のためであり、礼賛している人たちは自分たちが独裁国家の奴隷に成り下がった時に始めて己の甘さを噛みしめることになるのでしょう。
個人的には税金のない国で、しかも社会保障のある国に住みたいなぁ…と思うのですが(←無理か?)
ここで通貨電子化が!
作者からの返信
結城様、いつもありがとうございますm(_ _)m
多分、このタイミングしかないのでは? と…。昨今、テロンのヤマッテの国も急激に電子カード化が叫ばれていて、消費増税(するとしたら)このタイミングでカードにポイントキックバック…という流れ自体が、なんかこう、結局はこういうことをやりたいのかな?とさえ。
しかし、通貨の電子化(量子化)は必須のような気がしているので、次回にこれ関連の話しをUPいたしますm(_ _)m
実は負の所得税の『唯一の問題』は、「国税局がどうやって総所得の数字を正確に算定するか?」だと思っています。日本のような強力な源泉徴収をしている国でさえ脱税は出来るのですから、他国はもっとやりやすいでしょうし…ಠ_ಠ;
結局、電子化というのは税務署のためなのだろう、と…(爆
今すぐ、改革を実行すべきでしょうね。
作者からの返信
ワイもそう思います…m(_ _)m
意外なことに資本主義による格差があるとしても、個人所得が相対的に伸びているという事実も見逃せません。無論、社会主義的な影響を受けた累進課税制度や国保・年金制度のおかげであることは否定しません。
だとしたら、良い所は残して、悪い所を改良する必要があると思います。そのためにはまず税制をシンプルなものにすべきでしょう。複雑だからこそ混乱し、悪用する奴らが出てくるわけですから…(¬_¬)