応援コメント

§1-1・2199年、人類の決断」への応援コメント

  • 波動エンジンによるエネルギー革命ですかね?

    残された地球のひとたちも生きていくためのは経済が回る必要があるわけで。どうやって行くか? ですね。

    作者からの返信

    ぬまちゃん様、いつもありがとうございます(^^)/

    >次元波動超弦跳躍機関
    思考実験を試みたのですが、これがもう一個あれば問題はほぼ解決…という程でした。
    このエネルギー革命こそが人類の希望であり、たとえば2300年代の歴史の教科書にはBBY-01ヤマトの遣イスカンダル使節団の事はフットノートに書かれる程度で、むしろこの時、イスカンダルから次元波動超弦跳躍機関をタダで手に入れたことの方がメインで書かれているのは間違いないでしょう。

    次元波動超弦跳躍機関、どう考えてもタダでくれてやって良いものではありません(断言

    どうやら「真空」そのものが持つ量子的なエネルギーを汲出して使うという夢のような構造で、取り出す際にブラックホールのような構造を使っていることから次元波動超弦跳躍機関の罐の中はブラックホールの構造が存在し、これを適切に統御できるもののようです。これほど複雑であるにも関わらず、テロン人の原始的な技術で作ることが出来、故障したことさえ無いというスグレモノですから如何にイスカンダルの技術が優れていたかということです。

    USBメモリーが一年少々で認識しなくなる…という現在のテロンの科学技術力では到底及びもつかない優れた製品です→次元波動超弦跳躍機関

    このエンジンを発電機として使うことは当然、残された人たちも考えたでしょう。問題なのはこのエンジンの「廃棄物」かと思われます(意外
    起動時にだけは莫大なエネルギーが必要で、それ以外は自分が汲出した量子的エネルギーを使って動くようですが、この宇宙の絶対法則の一つであるエネルギー保存の法則から考えて、たとえ他の宇宙・他の次元のエネルギーを汲出して利用したとしても「全宇宙のエネルギー総量は普遍」のはずです。事実、波動エンジンはケツから「何か」を常に吹き出しているので、これが次元波動超弦跳躍機関が取り出したエネルギーの噴出口+排気口なのではないかと推測出来ます。

    本来、大和型戦艦(20世紀の)は蒸気機関の熱エネルギーを軸運動に変換してスクリューで船を前進させる一方、廃棄物(熱を含む)は煙突を使って地球に放出していました。よって蒸気タービンで生成されたエネルギー総量はこの推進器+煙突からの放熱・廃棄物と同じなはずですが、BBY-01は煙突はミサイルのVLSなので、ケツから一緒に全てを放出してると考えるべきでしょう。つまりホーキング輻射を伴う莫大なエネルギー放射をこの宇宙に垂れ流しつつBBY-01ヤマトは飛んだり跳ねたり戦ったりしているわけです。時空のエネルギーを取り出し、自分トコでちょっとだけ使った後、時空に廃棄物として捨てる…というのは現在のテロンでもごく普通にエネルギー生成時に行っていることですが、これを地球でやる場合、地下都市だったら「どこに量子エネルギー捨てるの?」という重大な問題が出てきます。量子的な輻射熱を地下都市に放出していいとは思えず、かと言って地上で廃棄してもそれこそ地球が丸焼けになっておかしくないほど(いや、いまも丸焼けなんですが…爆)。波動エンジンの生成廃棄物は原子力の放射性廃棄物…のレベルでないことは確かで、仮に宇宙空間に作るとしたら、たとえば金剛型の在来戦艦を改装して宇宙で発電して地球に送る…というような工夫が必要ですが、そのときにも「反作用無しでどうやって次元波動超弦跳躍機関動かすのか?」など、謎は尽きません。

    しかしこのエンジン自体は信じられないほど良質で、エネルギー資源をタダで無限に手に入れたに近いでしょう。これが産業復興に使われることは必至で、BBY-01が帰ってきた時、むしろ地球はかなり環境が改善していた可能性はあります。エネルギーがタダなので物価上昇圧力の主要原因である「燃料費」「食品」の前者がほぼタダになったからです。そしてこのエネルギーをうまく使うことで食料問題も解決できるかもしれません。だとすると2199年はかろうじて生き残ることが可能だったように思われ、少なくとも「あと一年」とように思います。コレがあれば、地球環境を元に戻す以外だったら何でも可能ですよ。地球というのびのび太に対するドラえもんみたいな「なんでも出てくるびっくり箱」みたいな存在ですからね→次元波動超弦跳躍機関

    日本の戦後復興は、実は石炭という日本国内で大量に取れるエネルギー資源があって始めて可能だったのです。これ、殆どスルーされていますが、最も重要です。黒いダイヤと呼ばれ、円の価値が1/360まで下がったために石油の輸入さえ難しい時にエネルギーが無尽蔵に手に入ったからです。これがなければ日本の復興などあり得なかったのですが、なぜか扱いが異常に軽いのです(憤怒

    現在、地球環境問題が叫ばれていますし、確かに夏の暑さの殺人的な状況を考えれば何か手を打つ必要はありますが、しかしエネルギー産業は失敗したら全人類破滅…というリスクがあることも常に念頭におくべきと思うのです。よって太陽のエネルギーを上手に使う…というのを考えるべきなのかもしれませんね。太陽も次元波動超弦跳躍機関もどちらもタダなんですから(爆死

    てか、次元波動超弦跳躍機で発電し始めたとしても、地球環境保護派が「反対(# ゚Д゚)!」とデモをするような気がするんですよね。2199年の地下都市の中で(爆

    ちな、次元波動超弦跳躍機関は2199版では「M理論」という時空の多次元構造論を使って解釈されているのですが、このM理論の「M」って、なんのことだか専門家でもわからないそうです(爆死)。昔から使われていたのだとかで…(゚д゚)!?

  • いやー、ヤマト建艦に至るプロセスの考察が素晴らしいです。
    本当に、結果的に移民船を改修したことがあの航海を成功させた要因ですね。結果的にですが。

    作者からの返信

    桁くとん様、ありがとうございます(^^)/

    一つ謎なのは、宇宙戦艦ヤマトは本来、地球から選ばれたメンバーを脱出させ、人類を種として残すために作られた艦なのだそうですが(そのメンツの中に古代君や島君が含まれていたそうです)ワープ出来ない艦でガミラスから逃げ切れると本気で考えていたのか?…という事です。むしろ波動エンジンを積んだ艦の方が、成功の可能性が著しく上がったと思われます。なにしろ波動エンジンは重力さえコントロールできる「無限のエネルギー源(実際にはエネルギー保存の法則があるので無限に無尽蔵…はない)」を持っていないと不可能な芸当だと思うのです。その意味で芹沢虎徹という極上に冴えたオッサンの存在がクローズアップされてきて、彼はこの「ヤマトでエリートをどっかに逃がす(+自分も乗艦して逃げる)」派の首魁だったようです。もともとこの話はヤマトの原案の一つとされていたのでマニアックな2199のスタッフがリスペクトして作り上げた設定なのだろうと思います。BBY-01ヤマトをコンパクトにまとめ、「戦うだけの艦」としてまとめたのがドレッドノート級(旧版の主力戦艦)だとすると、サイズが2/3くらいなので、この余剰分が生活空間として活用していたのでしょうね←BBY-01
    とはいえ、BBY-01の武装はあまりに分厚すぎますが…(爆死

    ヤマトは2190年代にガミラスと始めて接触…とあるのですが、そもそもガミ公が「Youはなにしに日本へ?」なので、もしかしたらこの前後の時期に日本(もしくは地球人)とガミ公が極秘接触していたとかイスカンダルと接触していた…などの重要なサブサイドストーリーが構築できる可能性が大です。これは2199の貢献だと思われます。

    ガミラス戦役の前に、何があったんでしょうね…(。ŏ﹏ŏ)?
    研究したいものです…

  • 燃える男の第三艦橋!

    作者からの返信

    真野さん、いつもありがとうございます(^^)/


    >第三艦橋
    あそこに配属されたら危険手当増額してもらわないと割に合わないですよね(爆死

  • おもしろくなってまいりましたー

    作者からの返信

    しゆぽ様、あざますー(`・ω・´)ゞ

  • 艦の話が難しい。

    そういえば、ヤマトが宇宙に飛び出してからの地球の話ってアニメであったのだろうか?
    記憶にない。

    作者からの返信

    canossa999様、いつもありがとうございますm(_ _)m
    高瀬でございます。

    フネの話はマニア向けの話ですから、かる〜くスルーしちゃって全然OKでございます。ただし重要な事を補足すれば「戦艦、税金喰いすぎ!」です。建造費が高すぎ、運用費が高すぎでした。最新のウィキによれば約1億4千万円(1936年3月 艦政本部試算)で当時の歳入24億円に比べてかなり高い買い物です。もし租税収入だけで考えるならば、建造費は単純に現在では大体3兆円以上ですかね?
    これが原因で『戦艦という種族は消えて無くなった』だけ覚えていただけると助かります。戦争こそ『コストとインフレ、投資と国力』のむき出しの結果なのだということだったのです。
    本編では何度も繰り返しているように、平和な方が何かと良いのです。戦争で儲かる時代はとうに終わりました。そして平和には配当金がでるからです。


    >地球の話
    2199では殆ど出ていませんが、旧版では何話かありました。第19話です。実は大変興味深い話で、エネルギーが尽きかけている地球の描写が描かれています。ヤマト出立から100日後の地球の姿でしたが、食糧不足などから暴動と騒乱が起きている混乱する地下都市の姿でした。1973年に起こった第一次石油ショックに通じる状況です。厳しい状態だったと思います(T_T) 

    エネルギーは国家を超越した最も重要な資源なので、これをどうするかは常に考えねばなりません。ただし、これもコスト管理の問題です。いずれは宇宙空間に太陽光パネルを設置して、これからマイクロ波で伝達するシステムが主流になると思います。2190年代の地球はきっとコレが主流だったでしょう。なにしろ太陽は勝手に光り輝いてくれるのですからヽ(^o^)丿

  • >だから彼女が“地球元通りマシン”の設計図ではなく、なぜか次元波動エンジンの組み立て図の方を送ってくれるという、何か少し違うような気がする解決策を提示したとしても文句を言える立場ではなかった。

    この記述に爆笑しました(笑
    ヤマト、999世代です。なるほどなぁ。こういう解説方法があったとは! ミリタリー大好きなのです。楽しく拝読させて頂きます^^

    作者からの返信

    如月様、ご覧いただきましてありがとうございます。正直、自分も恐ろしくて、長いこと黙っていたことでした >コスモクリーナー、先にくれ。
     死にかけた人類に「いらっしゃ〜い」と誘いつつも、「お隣さんはガミラス帝国」という最も大切な情報を伝えもせず、挙げ句、死んだら終わりの命がけのヤマトが毎週火だるまになるのを黙ってみていたというのでは、『姐さん、どんだけドSなんだよ・・・』と言われてもしょうがないと思うのです。タダほど高いものはないなぁ、という経済の大原則を改めて思い知る良作です >ヤマトm(_ _)m