日本は他国の情報を全くシャットアウトしていないんですよね。それどころか積極的に異文化を取り込んでいる。幸せを感じるという人が考える日本らしさって何なんだろう。ひょっとしたらその本質は国じゃなくて、なんらかのポジションとか、地位とか、立場なのかも知れない、と思います。私は生まれ変わるなら、いじめのない国に生まれたい。でもたぶんきっと、その点だけでも日本が統計的になら一番マシなのかも、とも思います。
作者からの返信
尻鳥様、いつもありがとうございます(^^)/
実に含蓄深いご意見ですね。慧眼だと思いました。日本の立場が事実上、中立ということと、日本を嫌っているのが韓国しかいないという世界的な立ち位置の高さだろうと思います。また、世界的に見ても政治経済文化的に巨大な影響力を持つこともプライドをもたせる理由かもしれません。日本人であることのメリットは外国にいかないと分かりませんしね。逆に世界はみな、遥かに憎み合い混乱しているので、たとえていうなら日本は、外が暴風雨の家の中の静かな水槽のなかの金魚・・・という立ち位置です。これなら幸せを感じるのも、むべなるかな、ということだろうと思うのです。
あと、いじめですが、これも世界の方が遥かに酷いと思います。実際、自分は海外で体験したことはないのですが、まあ、ネット動画でさえ「まだマシな方」のようです。なによりキャラバン組んでアメリカに逃げ出そうとしている中南米の国よりも遥かにマシです。政府が愚かだと、結局、真面目な人間だけが損をするという社会になるということでしょうし、それが人間の本質なんだろうと思います。残念ですが、生物学的な限界かもしれませんね。。。m(_ _)m
ある意味、日本が世界に貢献しているのですね。
作者からの返信
@yamato290様、いつもありがとうございます…m(_ _)m
米国などの経済系コラムなどでは日本の事をボロクソに叩いていますが、その言外の外に「だらしない」という論調があるように思います。日本は財政において失策が目立ち、特に財務省の判断ミスが致命的になってることが多いのです。これは不思議なことで、日銀の柔軟さや積極性に比べて「奇妙なほど無能」と言えると思います。実際、日本の財務省は各国財務省のなかでもとりわけ緊縮派が多く、柔軟性と即応性に欠けます。ケチ臭いのは良いにしても、国力を減衰させる長期デフレを容認する意味は判りません。デフレでは国家債務も減らないからです。
そしてこの長期デフレ+国家債務が減らないことに対して欧米および世界各国は「無能」という苛立ちを持っていました。特に低成長(デフレ)に対してはIMFなどでさえ手厳しいものでした。
僕の持論なのですが、これは財務省が「国家破綻を防ぐために、長期国債の金利を市場に介入して下げる」というYCC(イールドカーブコントロール)のやり過ぎによって、全ての金利が下がってしまい、結果、インフレ率(成長率)も下がったと考えるべきと思っています。要するに「国家破綻なんかしねーから、国家破綻ギリギリまで国債の金利をあげて、それでインフレ成長に火をつけたほうがいいんじゃね? この際??」という事です。やらないでしょうけど(爆
しかし、これをやらないと日本は世界に貢献できたとは言えないでしょう。国の規模に比べて経済活動がゆるく、日本には米中のような巨大な国内市場を持つことが求められているからです。そこにデフレと低成長が長く続いたら、文句の一つもいいたくなるのは当然かもしれません。我々が世界に貢献出来る手段は単純で「日本人一人ひとりが豊かになり、海外から多くの物品および資本を輸入する」ということです。経常収支で仮に赤字になっても国家破綻しないのですが、黒字を出し続けるためにも、もっと日本が市場として世界に魅力を持たないとダメで、そのためには国民が豊かになる方法を考えねばならないと思っています。そしてこれに関しては今後、必ずこちらで俎上いたします。
少し先になるかもしれませんが、宜しくお願いいたします…m(_ _)m