ビッグバンと国家経済のほかにも、人間の肉体においてもインフレの宿命は成り立ちますよね。分裂しない細胞は死ぬしかないのですから。でも脳細胞は分裂しないから、年を経ると脳は縮小していかざるを得ない。しかし哲学的側面としては、脳が社会的行動を司るのだから、生命の継続を望むのなら社会(肉体にとっての外国)への影響が増大せざるを得ない。ここらへんのジレンマも含めて、森羅万象(笑)がインフレの宿命を背負う、というのは確かだと思います。
それにしても……その肉体にとっての健康イメージを損ないたくないのなら、カルテの数値に僅かだとしてもウソを書かないでほしかったな~
ヤブ医者にまかせるよりはマシなんですけど。
作者からの返信
尻鳥様、本当にありがとうございます。m(_ _)m
本当にこの事は強く考えていました。我らの住んでいる宇宙がビックバンというインフレーションに起因しているのなら、その中に住んでいる我々の全てがこのインフレーションの結果であって全くおかしくない…という事です。僕一人の哲学観かもしれませんが、インフレ→熱力学的な死というのが我らの全てのように思うんですよねぇ…。
尻鳥様という同志がいて正直、ホッとしたというのがいまの僕の心境ですよ( ˘ω˘)ノ
結局、死に至る病の一つが国債だとしても(=文明の死)、これも「チャラに出来る」というのなら『再生』も可能ということで、ならばムザムザ死なせるような薮医者(=デフレ派)に任せるべきではない、と強く思うんですが、どう思いますか?ಠ_ಠ;
何とか、戦争は避けて欲しいですね。
作者からの返信
戦争って、実のところ「やってもやめてもメリットがある」場合もあるので、無くなることはないでしょうね。たとえば習近平体制の中国がそうで、反習近平派が「戦争しろ」と騒いだ時、勝てば国益増進、敗ければ習近平派を追い落とすことが出来る…みたいな国内政治での派閥争いがある場合です。これだったら中国としては「戦争しない理由がない」になります。
つまり単純に「中国人が戦争したがっている」のではなく「権力闘争の構造を見抜く」必要があるということです。そしてこの権力構造を支えるのがカネです。だからこそ、カネの流れを丁寧に読み解くことが重要と、このコラムの中で繰り返し繰り返し説いているのです…m(_ _)m