概要
君は、君の存在を証明出来る?
赤い空、崩れゆく人々、舞い降りる大きな手、
ごく普通の大学生である松本カツヤは、突如世界の終焉に巻き込まれてしまった。
友人と共に逃げ惑うものの、その甲斐なく彼は命を落としてしまう。
しかし、彼は目を覚ます。
そこには、世界の終わりなんてなかった、ありふれた日常が広がっていた。
パラレルワールド、世界五分前仮説、ループもの、宇宙人、あらゆる仮説とメタ推理を立てながら、カツヤは世界の謎と、自分と向かい合い、立ち向かうラノベ風サイエンスフィクション小説。
*あとがきは近況報告に書かせて頂きました。↓
https://kakuyomu.jp/users/bamboo/news/1177354054880472100
*修正記事↓
https://kakuyomu.jp/users/b
ごく普通の大学生である松本カツヤは、突如世界の終焉に巻き込まれてしまった。
友人と共に逃げ惑うものの、その甲斐なく彼は命を落としてしまう。
しかし、彼は目を覚ます。
そこには、世界の終わりなんてなかった、ありふれた日常が広がっていた。
パラレルワールド、世界五分前仮説、ループもの、宇宙人、あらゆる仮説とメタ推理を立てながら、カツヤは世界の謎と、自分と向かい合い、立ち向かうラノベ風サイエンスフィクション小説。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!これが始まりだったんだ 、本当の世界の
ループ、ループ、ループ。主人公の怒り、戸惑い、そして絶望。ループされているようで進んでいく物語。謎が解けていき絶望へと変わる。どうあがいたってどうにもならない世界へ。けれど! ここで主人公はループする。プロローグへと舞い戻ってくる。ここから始まる物語。読み終わった後。え? 終わり? と呆然としましたがよく見れば『起』です。なるほどとっても長めな起でした。
SF苦手な私には少し取っ付きにくい作品ではありましたが『世界五分前仮説』をググってみれば話の輪郭は見えてきました。きっとSF好きな人にはたまらない作品かもしれません。が、SF全く読まないよって私みたいな人にも軽快に交わされる登場人物達…続きを読む - ★★★ Excellent!!!最後まで読み抜く事を推奨したい作品
物語序盤から突然起こる世界の終わり。そして、その絶望的な状況下で行動する人物達。一体何が起きているのか? みんなは何をしているのか? 謎が謎を呼び、序盤から目が放せなくなった。
世界の終わりを目の前にして、各キャラクターの本音が垣間見える。その言葉や行動に触れて、主人公もまた変化していく。
話が進まないように見えて、実は話が進み続けている。一見無関係に見えたキャラクター同士が結びついて話が転がっていく。この作品構成力は実に見事だと思った。
一読者としてこの作品はタイムリープものなのか、世界線分岐ものなのかと食らいついて読み進めたが、真実はもっとずっと……。
人間の本質や魂についてまで言…続きを読む