概要
生きていきます。でも、できるのなら、あなたと一緒に生きたかった。
帰宅途中、行方不明になっていた柳生晃太と再会を果たし、一緒に暮らすことにした田所未結。
その十年近く前。ベランダから落ちかけた未結を、柳生と共に助けた木津秋良。
二人の視点で紡ぐ、青春と恋愛と少しだけ希死念慮のお話です。
生きることって難しいよね、と思いつつ、でも、生きてくしかないんだよな、というお話。
ホラー小説ではありませんが、幽霊が出てくるお話なので、苦手な方はお気をつけください。
自殺や、交通事故、病死といった単語に関わるエピソードが出てきます。
推奨するものでは決してありません。
以前連載していた『#こんにちは_はいいろ』を書き直したものです。
内容はかなり変わっておりますが、ご了承くださいませ。
その十年近く前。ベランダから落ちかけた未結を、柳生と共に助けた木津秋良。
二人の視点で紡ぐ、青春と恋愛と少しだけ希死念慮のお話です。
生きることって難しいよね、と思いつつ、でも、生きてくしかないんだよな、というお話。
ホラー小説ではありませんが、幽霊が出てくるお話なので、苦手な方はお気をつけください。
自殺や、交通事故、病死といった単語に関わるエピソードが出てきます。
推奨するものでは決してありません。
以前連載していた『#こんにちは_はいいろ』を書き直したものです。
内容はかなり変わっておりますが、ご了承くださいませ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!どうしようもない感情を抱えている。そんな人にこの物語が届きますように
こんな気持ち、抱えちゃいけないのに。
こんな気持ち、抱えたまま生きていくのは辛い。
田所という少女の場合、それは「死にたい」という気持ちでした。
というと、負の感情に溢れていて、読むのが辛い小説なんじゃないか?と身構えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ優しさに溢れていて、あなた自身の抱えているどうしようもない感情にも温かく寄り添ってくれる、そんな小説です。恋愛というジャンル、タグにある青春、そして人間ドラマもしっかりと味わうことができます。希死念慮という言葉は重いですが、そればかりに囚われ、感情的に、悲観的になった暗い物語ではありません。
作者様が登場人物ひとりひ…続きを読む