最初から最後まで、とてもスラリと読ませてもらいました。
とても読み手のことを考えた文章だと感じました。わかりやすく、変に難しくわかりにくい表現を避けられているのかなぁ? と自分は感じました。
とくに良かったの、恋愛の好きになっていく過程が上手くて、自然。
出会ってしばらくして、いきなり好きになったなどの作品を他の作品で見て、なんでだろう? と疑問に思うこともありましたが、こちらの作品は違和感なく、読んでて、ああ、この時点で、この方はあの方を好きになられたのかな。っと読み手に考えさせ、悟らせるのが自然でした。スキスキ言いすぎないで、読み手に伝える文章力と見せ方が、とても良かったです。
設定も、まだ、生きておられる、皇帝の廟でのお話てしたので、なるほど、廟を作られるのは、生きているときかと思い、設定と着目点にも驚かされました。エジプトのピラミッドとかも、墓を作るのは王様が生きてるうちからですからね。それを知ってても、廟は思いもしませんでした。
また、キャラクターが魅力でした。ツンデレの明様。最高でした。
とてもいいお話でした。オススメの作品です。
普通ならへこたれて、落ち込んで、なんなら出て行きたいと思うところ。だけれど主人公は、何事も前向き、太陽と呼ぶに相応しい明るさと強い心の持ち主です。
嫌味ですらアドバイスとして精進する姿は尊敬をいだきます。彼女のようになりたいと思わせてくれる、周りも元気にしてくれる主人公。彼女に勇気をもらえるお話です。
もちろん、物語としての謎や恋愛も一級品であり、文章も読みやすくて、すいすいと先を読ませる力がありました。
無駄もなくまとまった雰囲気がとても好きで、完結になると寂しい気持ちもありましたが「読んでよかった」と満足感に包まれました。
前向きな主人公がお好きな方はぜひ!
親切心、抜群の生活スキル、健康な体、そして何より強靭なメンタルで難局を乗り切る農民主人公が爽快です。
舞台は皇太子の後宮(仮)。そこに集められたるは、皇太子妃の座を狙う見目麗しい高貴な女性たち……と農民の少女、雨蘭。
彼女の武器は鈍感力とポジティブ変換力!嫌味をアドバイスと受け取り、ピンチをチャンスに変えていく姿に、くすりと笑いながら気持ちよく読み進めてしまいます。うんうん、こんな女の子なら、皇太子も惹かれていっちゃうよね!
中華世界の破格のシンデレラストーリー。爽快感と多幸感に包まれたい人におすすめです。
父親が急逝し、ついには兄まで病に倒れてしまった。残っているのは目の見えない母親と、今年十八になる雨蘭、齢十にも満たない幼い弟妹だけである。薬代や生活費をなんとかしようと、ひとり奮闘する雨蘭。
都で就職先を探し彷徨っていた雨蘭の前に、ひとりの老人が現れる。老人は地面に座り込んでいるのに、誰にも声をかけてもらえないようだった。
そんな中、雨蘭は親切心から、老人に声をかけるだけではなく、行きたい所へ連れて行ってあげたり、桃饅頭を買ってあげたりと、老人の気が済むまで一緒にいることにした。
そしてなんの縁からか、老人に就職先を紹介してもらうこととなるのだが、なんだか意味深な言い回しで・・・。
案の定、皇帝廟管理の職だと聞いて向かった先には、候補者として複数の女性が集められていた。管理人探しは建前で、その実、皇帝の孫の花嫁探しの場だと知る。
田舎娘である雨蘭の素朴さや純粋さが、少しずつ周りに変化を齎していく。
果たして雨蘭の就職先は・・・?
老人の正体は・・・?
素性不明のいけすかない官僚×超前向き田舎娘のドタバタ中華風恋愛ファンタジー。
中華ファンタジー好きな方は、ぜひとも読んで欲しい作品!
更新楽しみにしてます♪
読めば読むほど主人公・雨蘭の前向きさで元気になれるお話です。
ひょんなことから皇帝の花嫁選びの場に紛れ込んでしまった、田舎娘の雨蘭。
色恋にも栄華にも全く興味のない彼女は、どうにか使用人として取り立ててもらおうと、別ベクトルで頑張り始めます。
この雨蘭が、びっくりするほどポジティブ。しかも働き者で超有能。
他の花嫁候補者たちのどぎつい嫌味もさらっと受け流し、気難しい厨房の親方にも貪欲に喰らい付いて自ら仕事を獲りにいく。
これがもう、本当に気持ちいいくらいなのです。彼女の能力が周りから認められていくのが嬉しい。思わず応援したくなります。
無愛想だった文官補佐が徐々に不器用な優しさを見せ始めるも、当の雨蘭は1ミリも恋愛感情なし。
このバランスが絶妙にいい。
今後2人の関係に、というか雨蘭の心境に変化は訪れるのか?!
皆さんもぜひ、彼女のポジティブライフを見守ってください!
主人公の雨蘭は、とても前向きで頑張り屋さん! すごく好感が持てます。
求職中の雨蘭は、偶然助けたおじいさんに紹介状をもらい、帝の廟を訪れる。
雨蘭は使用人としての雇用だと思っていたが、実際は皇太子の花嫁探しだった。
周りは気位の高い両家の子女ばかり。
雨蘭はめげずに、使用人としての就職を目指す。
雨蘭はとにかく明るくてポジティブで、辛い状況に身を置かれても前向きに頑張ります。
自分に出来ることを一生懸命探す彼女に、周囲にも変化の兆しが。
15話まで読了ですが、今後、ある人物と恋愛に発展しそうな気配も感じます……!
今後のストーリー展開に期待が持てる作品です♪