炭酸水と犬

作者 砂村かいり

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★★★ Excellent!!!

センセーショナルな冒頭シーンから、いきなり物語が動き出します。
国道134号線を、登場人物たちと一緒に行ったり来たりしながら読みました。
タイトルの意味するところも、じわじわとわかってきます。

人間って、そんなにきれいじゃない。
人間って、そんなに正しくない。
主人公が口にする「合理化」という言葉にはっとしました。

恋愛小説ではありますが、
そういう人間のありようが、丁寧に描かれているお話です。





★★★ Excellent!!!

最初の数行を読んだだけで「マズイ、家事を終わらせておくべきだった!」と後悔しました。
何故なら夢中になって一気読みしてしまう事がわかってしまったから。
これから読まれる方は是非全ての用事を片付けてから読んで下さい。途中で読むのをやめられません、止められません。
グイグイ物語に引き込まれる事間違いないです。
もう何度も読み返しましたが、誰に感情移入して読むかによって抱く感想が全く違うのも魅力の1つだと思います。
ヒロイン由麻は勿論、和佐にだったり真先にだったり、ある時はアサミにだったり。
Extra edition of 「炭酸水と犬」も併せて読む事をオススメします!

★★★ Excellent!!!

「覚悟はあるんですか」
Extra edition of 「炭酸水と犬」の真先が言った台詞。
これは 読者にも問われている気がする。
とにかく読み出したら 終わりまで一気。
心拍数は上がる。
深夜でも目が冴える。
中途半端な時間じゃ読めない。
時間と感情の覚悟がいる。

読書はその瞬間は 他の誰かの人生を生きるようなものだから それを受け止める覚悟がいる。

本編だけでなく、Extra edition of「炭酸水と犬」も続けて読むべき。特に2話目はオススメ。
恋も読書も覚悟がいる。

★★★ Excellent!!!

ずーっと読みたい!読まなきゃ!と思ってましたが…
レビュー読んだり、twitterでの紹介を見る度に、これは、絶対、チマチマ読みではダメだ。きっと、何も出来なくなる…一気じゃないと!
と、我慢しまくって、やーーーーーっと今日、時間が出来たので読みました!

読み終えて、暫し、ぼー…
そして…やられたなー何なのもー!!!!!

いや、ホント、素晴らしい!!!
あれこれ読み漁ってるのですが、久々に、ガーーーンっと後ろから殴られたような衝撃!ホント、参りました!!!!!

なんか支離滅裂⁈兎に角、良かった!
自分の語彙力の無さが恨めしい…

★★★ Excellent!!!

2ヶ月も前に読了していたのですが、読み終えたあと直ぐにレビューが書けませんでした。この作品の読書体験を記せるようになるまで、騒擾がおちつく期間が要る——そんな作品はないでしょうか。わたしにとっては、この『炭酸水と犬』はそんな作品です。時間が経ち書ける気がしてきましたのでレビューを書かせていただきます。

夜更けに一気に読了したのですが、静かな深夜になぜか涙が流れました。どうしてかは、自分でもわかりません。自宅やオフィスの小道具の細かな描写のリアリティに、すっかり物語の世界に呼吸していましたし、一人一人の登場人物の、いるいるこういうひと、こういう感じあるある、の息遣いや手触りに、気づくと既知の間柄になってしまったようにも思います。
読者の現実——雑然とした、我慢することの多い、相手の弱さを結局受け入れなければならない、どうしようもない現実に、特に女性は疲れてしまい、年齢とともにナイーブなさまざまのものを諦めていきます。
そんな現実を、リアリティの中からカタルシスしてくれる物語です。
なくしていた、純愛ということばを思い出させてくれました。
現実にちょっとくたびれてしまった女性の、絶妙な琴線に触れてくれる、素晴らしい作品です。
書籍化したら、購入したいと思います。

★★★ Excellent!!!

読み始めたら 残念ながら途中では止められません。作品のジェットコースターに乗ってしまったように 感情が揺さぶられて、引き込まれて結局最後まで読んでしまいます。

人を好きになるって どういうことなんだろう?
自分の思いに正直に生きるのは難しい?
複数の人を好きになったらどうしたらいいんだろう?
好きな人を自分のものにするのに 形振り構わないのはいけないこと?
私の愛し方はなんだろう?

それぞれのキャラクターがそれぞれに問いかけてきます。読後しばらくは動けません。結婚、恋愛について じっくり考えるきっかけになる良い作品です。オススメします。

★★★ Excellent!!!

普通、本を買ったら何度か読み返しますよね。気に入った本は手放さないから、本棚がいっぱいになったり……。

けれど、Web小説にはそれをしたいと思えるような作品が少ない。
その中で、この物語は「もう一度読みたい」と思う物語でした。
ラストを知った後もう一度読むと、あらゆるところに伏線があったことが分かります。

これを一度しか読まないのは勿体ない。読むたび新しい発見がある。何度読んでも面白い作品です。

★★★ Excellent!!!

タイトルに惹かれて読みました。
そろそろ結婚を考えていた主人公に、あまりにも残酷な真実に、胸が痛みました。
それでも現状をなんとかしようと奮闘する主人公の姿は、読んでいて苦しかったです。
文章もとても読みやすく、シーンの1つ1つにとても現実味があってなんだか切なくなりました。
番外編も読んでみようと思います。

★★★ Excellent!!!

主人公に置かれている立場、またその性格や考え方がまるで現実にいるであろうなと思うくらいで、自分自身が憑依あるいはそばに立っている様に感じます。
登場人物全員が、1人ひとり個性が際立っていて魅力溢れてそこに生きています。
憎むほど人間味溢れていて、けして完璧ではないのに惹かれてしまいます。
読者によって、登場人物の行動や言動の受け取り方がが変わってくるのも面白いですね。ぜひコメントも一緒に読むとさらに楽しめますよ。

物語自体、描写や表現も含め読みやすいです。
素敵な作品は沢山ありますが、際立って魅力的な作品だと感じます。
私はあまり小説などに詳しくないので大きなことは言えませんが、数あるweb小説の中では文章がしっかりしています。
ストーリーの流れとしては、1話の中に主人公たちが織り成す心情の動きや心苦しい展開が続きつい感情移入してしまいます。
私は感情移入しすぎてベッドの上で暴れました。
そういった意味では、すべての話1つひとつが濃厚で無駄な話がないです。

ぜひ書籍化してほしいなぁと思うくらいです。
(書籍化されたら必ず買います)
ここ数年では自分の中で大きな存在となった小説でした。
きっとこれから先、ふとしたとき思い返すだろうなぁと感じるものの1つです。

レビューを書いたことがないので、他の人が見たくなるような気の利いたものは書けませんが、沢山の人に読んでもらってぜひ気持ちを掻き乱されてほしいです。笑

★★★ Excellent!!!

『彼の言葉が胸を刺した』
この言葉通り、心がどんどん傷だらけになっていきます。でもそれは主人公だけでなく、主人公を傷付けた彼も、秘めた想いを持つ人たちも、それぞれがそれぞれに傷付いていきます。誰かと生きて行く限り、その人の心は知らぬ間に誰かに影響を与えているのだと考えさせられました。
『秘めた想い』を匂わせる描写も上手く、傷付いていく絶望の日々の中に見える希望や妥協もまた見事に描かれています。登場人物たちの心に呼応するように、読者の心も痛みや幸せを感じることのできる作品です。
20代を共に過ごしてきた恋人たち。ずっと当たり前に続くと思っていた日々は、浜辺につくった砂の城のように、濡れたら少しずつ崩れていく。
好きな人が変わること、好きな人が増えること、好きな人が変わらないこと・・・別々なように思えるそれらが全て真面目さ故のものだったなら、幸せはどこに見出だすべきか―
主人公が作品の途中で見せた『妥協』を現実に生きる人も多いはず。作品終盤のように、自分と相手に最後まで向き合う人も多いはず。登場人物がそれぞれに違う性格なのを見事に描いているので、誰に視点を合わせるかでこの作品は大きく表情を変えます。
これでもかというくらい、リアルな心情を終始描かれているので、感情移入して読むのが苦でない方は是非読んで欲しいです。
処女作と思えない表現力。作品はもちろん、作者のファンになりました。

★★★ Excellent!!!

寝る前に2、3話読むつもりが、一気に最新話まで読み切ってしまいました。

幸せの中から、突然絶望の淵に限りなく近い場所に立たされた主人公が、さまざまな苦難の中で迷いを繰り返しながら、それでも自分の信じる方向に向かっていく姿が、とてもきれいでせつなくて、そして心打たれます。

ここからどんな終わりを迎えていくのか。少しのどきどきと共に、楽しみに待たせていただいてます。

★★★ Excellent!!!

どうなっていくんだろうって先が気になって、一気に読みました。なんとなく予想がつく展開もあったけど、これでもかって焦らしてくるのでドキドキします。きっかけ以外は少しずつしか進まない。現実はそんな感じですよね。ずっと読んでいたいので、もっとごちゃごちゃ続いてほしいと願ってしまいます。登場人物がみんな人間臭くて魅力的で大好きです。

★★★ Excellent!!!

街行くカップルは幸せに見える。
インスタのカップル写真はもっと幸せそうに見える。
結婚間近の同棲カップルなんて幸せの絶頂期にいるように見える。

しかし、絶頂期の高みにいる時、一瞬の突風に足を取られてしまうと人間は脆い。積み上げてきたものが多ければ多いほどこぼれ落ちる感情もまた大きい。ジェンガのように、崩れてはまた立て直すようなバランス感覚。

どこかの街にいる普通のカップルもそういう危うさで成り立っているのかもしれない。そんな人間の不安定な部分をこれでもかと刺激してくる。

タイトルの「炭酸水」はきっと透明で何事もなく見えるが、口に含んだらチリチリと侵食される心情を意味しているのかもしれない。

登場人物それぞれが炭酸水に侵食されながら、どこに着地するのかが興味深い。

★★★ Excellent!!!

内容の判断は読者の皆様におまかせする方が良いでしょう。過去の経験でどう感情移入するかが人によって異なると思います。

非常に読みやすく洗練された文章。無駄にカッコつけたり脚色せず、それでいて語り手側の心理偏向をうまく掴んだ繊細な描写。恋心と愛情が同居する複雑な時期に、どこまでも素直で不健康な関係。何かが侵蝕していく感覚。
読みやすくライトな文体に対し、精神的負荷がしっかりとかかるストーリーテリングが見事。ごく自然に映像が浮かびます。

真摯な恋愛ものを探しているのならば、是非読んでみて下さい。

個人的には映像化に期待。邦画にできそう。というかタイトルがまさにそう。これはもちろん褒め言葉です。

★★★ Excellent!!!

男と女。
同棲をして同じ時間を過ごしてきたはずの二人が、結婚という節目を迎えるに当たり、自らの心を探っていく。
愛はある。ただ、結婚というものは、愛しているだけじゃできないんだ。
物語りは、始まりで告げられる「彼女」の存在が明らかになったところから、主人公由麻の心を描いていきます。
心の動きを、情景描写とがとてもマッチして描かれており、物語を深く掘り下げていく感じがします。
淡々と語られるペースは、時間の流れを表し、流されるままに暮らしていた二人を感じさせてくれました。
結婚とは何か。
まだ、物語は途中ですが、それを考えさせてくれる物語だと思います。
題名もあるのでしょうが、読んでいる間中、目の前に小さな泡が次々と現れては消えていく不思議な感じがしていました。それは、主人公の持つ気持ちが、しっかりと文章にのって語りかけてくれているからかもしれません。
今後、どのようにつづられていくのた、とても楽しみな物語です。

★★ Very Good!!

カクヨムの中に星の数ほどある物語と比べものにならないほど、基本的な文章がしっかりと書けています。ちゃんとしてない文章ばかりの中で、その一点だけでえらく目立ちます。

肝心のお話について、ですが、まだ序盤も序盤なので何ともいえません。主人公に共感できるところがどれだけあるかで、読み続けるかどうかが分かれるかなと思います。

よくも悪くも非常にオーソドックスな話のように思えるのが、その理由になります。

続きが気になります。
自分のペースで更新されるのを楽しみにしてます。