概要
押し付けられた運命なんてくそくらえ!私は私の道を行く!
アレックスは母の胎内で女神の祝福を授かる。降ろされた福音は二十歳まで性別が定まらないというものだった。男性としての未来と女性としての未来、両方を思い描きながら、進むべき未来への選択に苦悩する。そんなある日、完全な女性とは言い難い身の上でありながら、王太子の正妃候補に選ばれてしまう。男女の性の間で苦悩するアレックスには、女性として後宮に入る事は受け入れがたい事だった。騎士として男の姿のままで良いのなら後宮に入る、と王に持ちかけて―――呪いとも言える女神の祝福を受けた子供の、愛とは何か、己とは何かを探す物語。小説家になろうにも投稿しています。
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