レオンハルト

　十五歳になったばかりの農家の息子であるレオはある日夢を見る。それは異なる世界で生活していた自分の前世の頃の記憶とその死に際、そして自分を殺した神の夢であった。
　悪神によって死んでしまったレオと同じ境遇の者達に対して神々はギフトと言う所謂チートを授けた。ギフトを授けられた者としてその力の制御を学ぶ為にレオは王都にある魔術学院に通う事になるのだが、レオが手に入れたギフトは制御する類の物では無かった。それでも剣士を目指すレオは経験を積むためにも学園へ向かう。
　その先、レオは学園にて友人達との出会いを経験し、自分を狙う敵などと戦い、悪心の策略に立ち向かう事になるのだった。