二階層掃討作戦編 20

神経系のダメージ修復の為、レインは1日入院して治癒を行ったらしい。


そして、B班もコテンパンにやられたと聞いた。

エカードさん達がやったのだろうか?

だとすると、とんでもない人達と手厚い手合わせを行ったものだ。


俺「レバー美味ぁ〜」

血が流れ出たのを口実に、経費で串焼き|(レバー)を買って食べている。


なんだろうなぁ〜、子供の頃はレバーは苦手だったけど大人になればこの独特な癖がやけに美味く感じる。


ビールは露店が丁度切らしていたため、冷たいお茶で流し込む。

途端に口の中の脂っこさは消え、満足した胃袋を撫でる。


席を立ちゴミを捨てに家に戻ろうと、近道の裏路を通ろうとすると。

?「駄目よダーリン♡」

?「良いじゃないか、ハニー♡」


典型的なイチャイチャカップルが居た、慌てて引っ込むとカップルは俺なんか視界に無いのか、熱い接吻をかます。


俺(うわ〜)

少し覗く、あまり見るのは失礼だと思うがつい覗いてしまうんだ。


ユウコ「何しとーと?」

俺「へっ!?」

背後を見ると、ユウコが立っていた


ユウコ「何かいると〜?」

ユウコも裏路を覗こうとする。

俺「ユウコ!あっちに良い店を見つけたんだ!」

ユウコ肩を掴み、イチャカプが視線に入らないように遮る。


ユウコ「えっ?ちょちょ」

俺「さぁ行こう!」


グイグイと肩を押し、露店がある地帯に連れていく。


俺(彼女か〜俺も…)

出来れば明るい女の子が良いなぁ…


頭の中にユウコが出てきた


俺(なっ!?………俺溜まってんなかぁ)

まさかまさかと自分を否定する、もうこの事を考えるのは止めておこう。

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