二階層掃討作戦編 11
レインが快脚を飛ばして、エカードとぶつかりあう
エカード「アハッ!」
レイピアで、レインの剣を受け止める。よく折れないものだ。
エカード「力比べじゃ、僕が不利だなぁ〜」
レインのフィジカルの暴力にエカードは押し負けるが、まだ余裕の表情を見せている。
エカード「でも良いのかなぁ?そんな近づいちゃって」
レイン「なっ…!」
エカードの体から、白い閃光が舞う。
瞬きをする暇もなく、バヂッという空気が裂けた音と膨張した光が目を襲う。
俺「ぐっ…」
離れていたにも関わらず、ハンマーに叩かれたような痛みが走る、目を開いてもカメラが眩しすぎる光を撮った時と同じ様な視界しか広がらない。
焼かれた目の回路が少しずつ復帰するかのように、白の世界から色を取り戻していく。
パチパチと瞬きし、戻ってきた世界には…
レインが払い除けられ、後方へと膝を付いていた。手を膝につき、ガクガクと立ち上がろうとするも力が抜けるのか立ち上がれてない。
俺「…レイ゙ン!」
叫んだ声は、自分が思う以上に焦っていた。
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