番外編 大規模クラウン"ノア"入団試験 二十三
歓声と共に去っていくユウコ。
さて俺も次の試合だ、頑張りますか。
受験者用の受付に行く
受付嬢「こんにちは、冒険者ネームと受験者番号、生年月日を仰って下さい」
俺「受験番号7、冒険者ネームはリュウトで生年月日は○☓年〇〇月☓☓日です」
受付嬢「はい…オッケーです。ここを道なりに直進し、突き当りを右にある部屋でお待ち下さい。」
俺「はい」
進んでいるとユウコに出会った
ユウコ「あっ!リュウト!」
俺「ユウコ!一回戦突破おめでとう!」
ユウコ「ありがとう!、リュウトは今からやるん?」
俺「おう」
ユウコ「そっか、頑張ってきんしゃいね」
俺「ありがとう」
ユウコも勝ったからな、一回戦で負ける訳にはいかない。
部屋を見つけ、入る。中は応接間って感じだ。
ソファがあり、テーブルがある。上に果物が置いてあるが、貰ってもいいのだろうか?
ソファに腰をかける、あっご自由にお取り下さいって書いていた。バナナだけ頂こう。
茶色の斑点のある黄色の皮を剥き、白い実に齧りつく。前の世界じゃバナナなんてそこら中で売っていたが、この世界じゃ中々お目にかからない。
バナナの皮をゴミ箱に捨て、伸びをする。不思議と体に緊張は無い、寧ろワクワクしているくらいだ。
コンコンコン
ノックした後に、人が入ってきた。
?「試合開始10分前です、通路にて待機して下さい」
俺「あっ、はい」
もう20分過ぎていたのか、前言撤回やっぱし多少緊張しているらしい。
通路に案内される、20メートル先は闘技場だ。
ストレッチを挟み、軽く走る。よしっ
アナウンサー「双方、入場」
アナウンスと同時に闘技場へ出る。
歓声と拍手に出迎えられ、熱気へと身を包んでいく。
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