新たな脅威 15
ルーヤ「もうそろそろ始業準備をしなきゃなんで、先に行きますね」
俺「了解です」
小走で走っていく、体幹がぶれてないな…ギルドやクラウンの職員は元冒険者の人も多い、あれは元々C+ぐらいはあったな。
うん…俺今めっちゃキモい…
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俺「おはよう御座いま〜す」
レイン「おはようリュウト、早速で悪いけどこれなんなんだ?」
俺が書いた遺書を目の前に突きだす。
俺「あ〜それはな…」
なんて言ったものか…
俺「無事俺が戦場から生還したって事だよ」
レイン「???おめでとう?」
俺「あぁ、スイーツが無ければ即死だった」
レイン「????」
レイン…君は顔がいいから勝手に女子は笑顔になるが、俺は多少(?)課金しなければならないのだよ…。
俺「そういえば全員揃っているのか?」
レイン「いや…レネさんが」
俺「じゃあ行くか〜」
うん、予定調和だな
レネさんの支度を手伝い、危険区域以外の調査を開始する。
報告は以下の通りだ。
・危険区域範囲外の水源をホワイトウルフが独占→危険区域の範囲拡大を申請。
・水源独占による、他種族どうしの水源確保による争い激化→生存競争に敗れた個体の大量の死骸を発見。
・あぶれた個体が町周囲でも発見→中警戒区域、小警戒区域での遭遇や安全地帯でも念の警戒を冒険者に喚起を推奨。
ざっと纏めるとこんなものだ、近日中にクラウンとしての方針やギルドとの連携についてが掲示板に張り出されるだろう。
まだ見ぬ未来がより良くなってる事を願おう。
コソコソ話
作中では、クランの事をクラウンと言っています。
理由としては、この世界でも前はクランと言っていたのですが、クラン制度開始当初に一番最初にクランを作った人が自分のクランの事をゲン担ぎとしてクラウンと言い、それが広まり定着した形ですね。
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