二階層掃討作戦編 前夜 21

俺「うぉお…」

突然だが、俺は今ものすごく震えている。

それは手元に"コレ"があるからだ。


飲んだり、傷口にかけたりするだけで回復する超高級アイテム…長年冒険者をやった人でも手にすることなく終わる事もあるという代物…!


回復聖水ポーション


一人一つずつ配られ、荷物管理の役割を負っている人には班員+自分の分を持たされる。

レイン「綺麗だ…」

爽やかな緑の中に金の粉のようなものがキラキラとスノードームのように煌めいている。


ギルビス「全員に行き通ったな」


少年少女のような面相の俺達を尻目に淡々と告げられる。


ギルビス「前に言ったが、2つの班に分かれる」


新たな道標を

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る