概要
非ラノベ社会派ファンタジー小説
三街を統べる王を決めるのは百年に一度現れるとされる異形「再来のウサギ」
世界には「獣種」「鳥種」「魚種」という三種族がおり、それぞれ西、南、北の街で暮らしている。
しかしこの三百年、新たなウサギは現れず、王権は西街の「獣種」から変わることは無かった。特権階級だけが贅沢な暮らしを送る悪政に民は疲弊し、貧困と差別の蔓延した世で苦しんでいた。
二か月に一度、街一番の大店だけに夜間営業が許可される社交場解禁夜、その停滞した世が大きく動こうとしていた。
西街の社交場「夜府座」
南街の社交場「胡蝶屋」
北街の社交場「邪気寄席」
そして
悪政を敷く王の失脚を狙う西街の宗教団体「木天蓼」
差別撤廃運動を行う北街の市民団体「鯨」
鳥種至上主義
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