概要
祖父が残したのは、二億の財産と『龍の子』だった。【完結済】
※富士見L文庫様より書籍化!※
祖父が死んだ。
親族一同が集って行われた遺言書開封、発表された遺産は全部で二億。
そのうち、五割の一億を持って行ったのは、遺言書に『龍の子』と記された、幼い少女だった。
《この子は“龍の子”である。聖となるか、邪となるかは、貴君ら次第である》
そう書かれた遺言書にて父親として指名された主人公の駿河詩音。
流されるまま龍の子『龍音(りと)』のお世話を開始する。
詩音は龍音の面倒を見ることを疎ましく思いながらも、持ち前の面倒見の良さで龍音の世話をする。
そんなある日、詩音は龍音が人ならざる力を発揮する現場に遭遇し、彼女が比喩ではなく、文字通りの『龍の子』であると知る。
詩音は、龍音と共に過ごし絆を深める一方で、彼女の正体について知っていく……。
祖父が死んだ。
親族一同が集って行われた遺言書開封、発表された遺産は全部で二億。
そのうち、五割の一億を持って行ったのは、遺言書に『龍の子』と記された、幼い少女だった。
《この子は“龍の子”である。聖となるか、邪となるかは、貴君ら次第である》
そう書かれた遺言書にて父親として指名された主人公の駿河詩音。
流されるまま龍の子『龍音(りと)』のお世話を開始する。
詩音は龍音の面倒を見ることを疎ましく思いながらも、持ち前の面倒見の良さで龍音の世話をする。
そんなある日、詩音は龍音が人ならざる力を発揮する現場に遭遇し、彼女が比喩ではなく、文字通りの『龍の子』であると知る。
詩音は、龍音と共に過ごし絆を深める一方で、彼女の正体について知っていく……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!祖父の形見は、不思議な力を持つ女の子でした。
子供に好かれやすい高校生・駿河詩音の祖父の葬儀から、この小説は始まります。
久しぶりに集まった親戚一同。
その中に知らない小さな女の子がいました。
行われた、祖父の遺書開封。
そこに書かれていたのは、
この子は龍の子であること。
一億円を相続させること。
そしてこの子をー詩音の子とすること。
と言う、とんでもないものだった!
かくして、詩音は推定祖父の隠し子である女の子を「龍音」と名づけ、育てることになるのでした。
そんな詩音を取り巻くのは、家族や幼馴染たち。
隙あらばナンパされる人妻の姉・和美。
頼れるいとこ・シンジ兄。
マイペースな弟・大樹。
詩音を慕う姪・岬。
微妙に頼りない両親。
仲…続きを読む