コロナ禍と転職
当エッセイを思い立った時、私の経験談を時系列に沿って書いていこうと考えておりました。
しかし、コンセプトから考えると、優先順位の高い情報から先に提供するほうが良いと判断しました。
と言う事で、ブラック職場から抜け出せない方への最初のメッセージ。
コロナ禍の最中であるからと言って、求人が全くないわけではない。
色々と誤解を受けたり波風が立ちそうな話ですが、
あくまでも、自分も企業も感染予防対策を万全に行う事を前提として受け取って下さい。
そして、何故、この話を最初に持ってきたかと言うと、今後、コロナ禍の情勢は常に変動し続ける=この話はいずれ古くなる可能性が高い、と判断したからです。
私が転職を決意してから、最初にハローワークへ行った時の印象としては「人(求職者)が少ないな」と言う事でした。
事情は千差万別でしょうが、私個人の経験則として「元より就職活動中は腰が重い」傾向にあると思います。
自分の生活の何かを“変化”させる事・それを決断すると言う事には大きなエネルギーが必要となります。コロナ禍は「就職活動に出向かない理由」になり得ます。
当然、不要不急の外出を避けようと言う、意識の高さもあるとは思いますが。
とにかく、私の地域では、競争率は低い印象を受けました。
一方で求人の数自体も、悲嘆するほど少ないイメージはありませんでした。
私は、こうした時勢には明るい人間では無いのですが、もう少し時間が経つと、徐々に求人が減り求職者が増えていくのでは無いかと危惧。
私にはこれと言って有効な学歴も資格も無く(30代半ばと言う)年齢的にも最後のチャンスと考え、応募に踏み切りました。
私が再就職した会社は、比較的、コロナ禍を切り抜けやすい業種でした。
全くの無傷とはいきませんが、事業拡大を見据えるだけの余地はあり、新たな社員を必要としていた事が私にとっては追い風となったと思います。
また、この業種は多少なりとも過去に経験があり、それも採用の決め手になったのだと思われます。
とにかく、コロナ禍による影響の受け方は、業種によってかなり違う、と言う事です。
コロナの時代だからと諦めず、気休め程度でも良いので求人に目を通せば、活路がひらけるかも知れません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます