ブラック職場脱出マニュアル ～実録・一度死にかけた私が転職を果たすまで～

私の簡単な経緯（本文）

まずは結論から

　結論から申し上げますと、

　私はおよそ6年間に渡って、いわゆる“ブラック企業”と呼ばれるものに所属していました。

　パワハラ、過重労働、有給休暇の拒否。

　以上のものを長期間受け続け、心身の不調を自覚。精神科に通院し、最終的にはドクターストップを受けました。

　診断名は適応障害。

　そこから二ヶ月の休職を経て復職。

　更に2年、ほとんど変わりない労働環境に従事した後、ある出来事（後述）をきっかけにようやく転職活動を開始。

　活動開始から半月程度で再就職の内定が出て転職。

　ストレスによる不調はほとんど完治。

　今に至ります。

　入社して間もないと言う事もありますが、今の所ストレスの無い職場環境で働く事が出来ています。

　当エッセイのコンセプトと言いますか、ポリシーと言いますかは、以下の通りです。

　・私と同じような境遇（ブラック職場から抜け出せない）方の脱出を、一人でも後押しする事を目指します

　・小説で言う所の“心理描写”は、私が感じたもののみとし、当時の上司や他人の内面については客観的な説明を心がけます

　・専門外の事には極力謙虚に言及します。裏を返せば、学術的なレベルで深くは掘り下げないと言う事です。

　・事実をわかりやすく、直観的に伝える文章を心がけます

　このエッセイ全般に言える事ですが、あくまでも筆者個人の体験談に過ぎない事はあらかじめご理解ください。

　どこか、1話だけでも（あるいは文章の1部だけでも）使える部分を見出して頂ければ、幸い、程度で。