自己愛性パーソナリティ障害とパワハラその2
私が、タケさんの自己愛性パーソナリティ障害(以下、NPD)を疑うきっかけとなったエッセイ・ノンフィクションがこちらです。
「自己愛性ブラック~その原因とメカニズム~」(著:朝木深水氏)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893557662
まさしく、タケさん的な「支配的・異常執着」の上司がいかにして生まれるかを論理的に分析なさっています。
重ねて言いますが、私のエッセイはその性質上、論理面で心許ない所がありますので、こちらの「自己愛性ブラック」も合わせて読むと、色々納得出来るのではないでしょうか。
A社に居た時にこのエッセイに出会っていたら、何かが違ったのだろうか、とは思います。どのみち辞めて正解ではありましたが。
「自己愛性ブラック」でやられていた、NPDの定義に上司を当て嵌めると言う試みを、私もタケさんでやってみました。
該当項目が5個でNPDの可能性が濃厚との事です。
私も同じように○✕△で当て嵌めてみました。
(1) 自分が重要であるという誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)
→○ 「俺はみんなの倍やっている」と言うような物言い。リーダーの片割れであるダイさんの事も見下す。
(2) 限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている.
→○ 周囲に対してスーパーマンのようなスペックを常に要求、誰がどう動いて、将来的に職場がどうなっているかの理想論が多い。自分は家庭でも理想的に立ち回れていると豪語。余談ですがファッションセンスは良かったです。
(3) 自分が “特別” であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人達(または団体)だけが理解しうる、または関係があるべきだ、と信じている.
→○ 一見して上におもねるどころか、噛みつきさえしていたので、はじめは✕と判断しましたが、結果的に上が彼を認めていた・また、他部署の人間と「深入りしすぎず、かつ、有益な情報を引き出すコミュ力」を有していたところを考えると、有力者に取り入るのが巧みだと思います。
ゴマをすると言うより、エネルギッシュな面を強調し「あいつは出来る! 反骨精神も良いではないか」と思わせるのも巧かったというか。
(4) 過剰な賛美を求める.
→△ 相応の評価を求めていた節はありましたが……過剰かどうかの判断は難しいと思います。巧く隠していた……と言う疑い方まですると切りがないので。
ただ、度々私が「タケさんは有能である・人一倍頑張っている」と言わざるを得ないように誘導して来る感じはありました。私の感性に依存する話なので、やはり断定は出来ません。
(5) 特権意識(つまり、特別有利な取り計らい、または自分が期待すれば相手が自動的に従うことを理由もなく期待する)
→○ 私に眼鏡を買わせる時に、品質管理委員会が自分の一声で動く、などとしていた辺り。気に入らないパートさんを糾弾する際に、上司が自分の思い通りにパートさんに制裁しないなら自分が辞めると脅す。
(6) 対人関係で相手を不当に利用する(すなわち、自分自身の目的を達成するために他人を利用する).
→✕ 個人的な利益を求めていた節は感じられなかった(他人を利用して自分が早く帰る、などはしていない)目的達成と言う意味でも、本当の意味で周囲を当てにしていた節は無い。(思い通りに動かしたいが、信用も出来ないのでここぞと言う時に人を使わない)
彼のやることは、彼にとっても何の得にもなっていない。
(7) 共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない.
→○ 言わずもがな。明らかに不調を起こし、死にそうな顔で「勘弁してください」とまで言う羽目になった私に「俺が正しいのでやり方を変えないよ」と豪語。
かの男の中では最も狂った部分だと思います。
(8) しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む.
→✕
(9) 尊大で傲慢な行動、または態度
→○ 言わずもがな。
○が6個の、限りなく○に近い△が1個。とりあえず、NPD確定の範疇でした。
また、前回挙げた「狭い路地を爆走、他人の車を横付けして塞ぐ」友人に関しては、○が9個……つまりパーフェクトでした。
まあ、こちらはタケさん以上に目視しやすかったのですが、彼の部下には絶対になりたくありません。
以前、彼は「職場の誰も自分の思うように動かない」と憤慨し、それをSNSにてわめき散らし、友人の誰も共感してくれない事に発狂。末路は、ネガティブ投稿(自分は要らない人間なんだ的な当てつけ)を重ねた末のSNS退会でした。
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