一つの種が自らの存在の矛盾に気付くとき、自然は静かに牙を剥く
『彼ら』はいつも我々のそばにあった。
そこにいても全く不思議ではないくらい、当たり前のように共存していた。
ある種は薬になり、ある種は食べ物をより味わい豊かにした。
我々の生活と切り離せないものであり、我々は『彼ら』を利用すらしていた。
平和に共存していたはずの小さな生き物が、一晩明けると人間の生活を脅かす存在になっている。
淘汰されるのは人間なのか『彼ら』なのか、それとも再び共存の道を探るのか。
※登場する団体や災害などはフィクションです
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