概要
――ねえ、兄さん、どうして世界を諦めてしまったの?
時計塔がシンボルの小さな街に暮らす16歳の少女、時雨瑛奈(しぐれ えな)は、友人と花火大会に行った折に、暴発事故に巻き込まれてしまう。
目覚めた先は、魔法に満ちた異世界。そこで彼女は、王として君臨する亡き兄と再会を果たすが、妹を手元に置きたいと願った兄の手によって元の世界に帰る手段を奪われてしまう。
兄の支配する王国に妹姫として囚われながらも、帰る手段を見つけるべく奔走する瑛奈。そんな中、令嬢たちの憧れの的である公爵子息リヒトと親しくなったことで令嬢たちのいざこざに巻き込まれてしまい、傷つきながらも帰ることを諦めない瑛奈。元の世界に戻るためには期限が定められていることから、次第に焦り始めるも、味方であったはずのリヒトまで瑛奈を王国に留めようと画策し始めて――――。
異世界に迷い込
目覚めた先は、魔法に満ちた異世界。そこで彼女は、王として君臨する亡き兄と再会を果たすが、妹を手元に置きたいと願った兄の手によって元の世界に帰る手段を奪われてしまう。
兄の支配する王国に妹姫として囚われながらも、帰る手段を見つけるべく奔走する瑛奈。そんな中、令嬢たちの憧れの的である公爵子息リヒトと親しくなったことで令嬢たちのいざこざに巻き込まれてしまい、傷つきながらも帰ることを諦めない瑛奈。元の世界に戻るためには期限が定められていることから、次第に焦り始めるも、味方であったはずのリヒトまで瑛奈を王国に留めようと画策し始めて――――。
異世界に迷い込