第208話 大樹の抵抗への応援コメント
ここまで拝読させていただきました!
まさしくクライマックス! という急展開にして混迷を極める戦局! そしてあっさり頭を弾かれてしまういいトコなかった皇帝陛下! 欲をかいて戦線まで出張ってこなければここで落命することは……とはいえアップデートが始まってしまうと結局、生きのびられるような「優秀な人類」の側ではないですね(笑)。
テイテツの感情が完全復活! 感情を失ったという割には今までも時折発露があったあたり、真実は催眠暗示によるもの。ルハイグの置き土産である感情覚醒ですが、もしかしてあれはルハイグから最後の贖罪でもあったのかな、と思います。感情に苦しむことになったとはしても本来あるがままのテイテツであれというエールのような……まあ、生易しい道ではないのでやはり復讐の意味が強いのかなぁとも思いますが。
エリーが獅子奮迅の間にとうとうリオンハルトの革命クーデター! ここまで活躍が薄まっていたリオンハルト、いきなり暗殺兵の手にかかる——!? かと思いきやの影武者作戦、まさに空蝉の術でヴォルフガングパパに逆王手! 逆王手をかけたにも関わらず取られてくれないあたりがパパも相当ですが、ここにきて主人公チームとライバルチームの共闘! すっかり泣き虫キャラになってしまっていたライネスも久々の「鬼」コピー練気で大暴れ! スカっと決めてくれた……かというところでなお倒れないパパ、やっぱり彼がラスボスになるのか?
しかしヴォルフガングパパは黒幕になり切れず! アルスリア、絶妙のタイミングでの裏切り! 人類の高慢と罪悪と害毒を「存在するに値せず」と断じるアルスリアはまるで天から降りた断罪の天使のよう。すぐに人間を浄化しようとする、キリスト教世界(一神教)の神の使徒のようでだから遠蛮はあちらの神が苦手なのですが、 自分は断罪者たる資格がある、と人間を見下しているアルスリアは人間が下位の存在に向けるときの視点と自分のそれが同じである、ということに気づいていませんよね? 本来誤りを犯した人に必要なのは寄り添うもの。それに気づかない傲慢はきっとエリーがヘシ折ってくれると信じます! 皇女殿下の活躍は……果たしてこの先あるのか!? というのも気になりますが、本日はこれにて、長文失礼しました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
嵐のような展開の描写の連続に、作者の僕自身も目が回りそうでした……(今更見直して誤字脱字頻発……)。
皇帝陛下も若き時はさながら武王としてガラテア帝国の栄華へと帰依したかもしれませんが、強引に何百年も生き長らえて耄碌までしてしまっては老害でしかないですからね……武功以上に帝国を長く蝕んできた罪悪の方が大きい。ヴォルフガングも容赦なく誅殺しましたが、いきなり殺されても誰も異を唱える者がいなかったあたりが如何に皇帝陛下の心象が地に落ちていたかが窺えますよね。まず間違いなく生命の刷新進化で消去されたと思います(無慈悲)
ルハイグからテイテツへの報復ですが、元々嫉妬や憎悪が温床になってアルスリアに付け入られたとはいえ、テイテツに対する友情や尊敬、賞賛などの善性の感情も確かにあったはずなので、実際のところかなり複雑な心境です。黒ともグレーとも言いきれない……(少なくとも白は無い)なので、一度感情を封印したことも再び解き放ったことも、100%の悪意とは言えないかもしれません。
テイテツは感情を封印されていた間は心はずっと穏やか。しかし人間臭さのようなものが欠落していた。かといって元々の激情に身を任せていた時は人間臭くあれども強い苦悩と苦痛を伴っていた。ガラテアを去り、ルハイグも死んだ今ではどちらが幸福なのかも解りませんが……どちらにせよもう感情が解き放たれたテイテツのその後は彼自身が生き方を決めることでしょう。もし彼が「やはり感情的に生きるのはつら過ぎる」と思ったら今度は自ら感情を封印してしまうかもしれませんね。
でも、ルハイグの言う「激情に苛まれて死ね」というのも一見呪いの言葉のように見えて、「お前は感情に振り回されて生きるのはしんどいだろうけど、それがお前らしくていいんだよ」と言っているようでもあり……ここからは僕自身も設定など考えていないので、読者の方への想像へ任せますね。
リオンハルト、とうとう反乱です!! というか、あれだけ彼について描写を重ねてきたなら決起する他なかったでしょうね笑
父も容赦なければ、息子もまた容赦なく。この親子はいがみ合ってはいますが、やはりとてもよく似た精神性を持っているのです。
一度限りの共闘という熱き展開!! ……ですがもう終盤も終盤なのであまり呉越同舟のまま輝くほどの活躍はさせられませんでした……作者として不甲斐なし。
アルスリアもまたそんなヴォルフガングを裏切り、創世樹=神 アルスリアとグロウ=天使 とでも例えれば確かに生命全てを粛清しようというアルスリアは冷酷な断罪の天使そのものですよね。僕自身も宗教というものは嫌悪しているので、だからこそ創作の世界で遊ぶのに限る、くらいに思ってます。特定の宗教を名指しして怒られない程度に……苦笑
彼女も無意識ですが、本当は目を背けているだけで「自分のこの人類を憎む気持ちは、自分も人間をベースにしているからだ」という真理も何処かにあるはずですね。高位な存在が下等な存在を見下し、忌避し、憎悪するのは、ほとんど人間が行なう負の所業と何ら変わらない、と。彼女は彼女でこのままだと救いが無い、悲しい断罪者ということに。
ローズは…………何してるんでしょうねえ?笑 「どうも自分どころか世界全体がヤバいらしいけど、それはそれとしてガラテア軍に横槍入れて大暴れして嫌がらせしてやろう!!!!最期かもしれないし!!!!」という行動原理が謎というか結構ぶっ飛んでる気がします。少なくとも対ガラテア軍の一軍の一角ではありますが…………。
アルスリアを止めることは出来るのか? そして世界を救うことは出来るのか……?
と言うか、遠蛮さまの読まれるペースだと次回のら一気読みあたりで最終回まで読み進まれるのでしょうか。長かった『創世樹』執筆も遠蛮さまの応援コメントでやり遂げられ、自分の中でも結びとなりそうです。
こちらも長文を失礼しました! 最後までお楽しみくださいませ!!
第196話 タチアナ=ツルスカヤの想いへの応援コメント
拝読しました!
エリーの超絶戦闘力! まさしく人間発電所ですね! 艦首砲を受け止め打ち返す姿は圧巻。問題はこの状態でどこまで肉体が耐えられるか……ですが。ガイの苦悩も非常に共感できるところ、愛情と恐怖のはざま。人間なかなか吹っ切れなかったりするものですが、やはりガイは怖れより愛の強さが勝りましたね! 短髪になってより精悍なイメージに。
ルハイグ……、個人的に彼の真心がテイテツの感情を残しておいたのだと思っていたのですが、どこでどうねじ曲がっていたのか救いようのない狂科学者。やっぱり彼も精神操作を受けていたのではないか、という気がします。セリーナの精神の妬心をルハイグが増幅させたように、ルハイグのコンプレックスをアルスリアが増幅させた? というか学者タイプにもかかわらずめっちゃ強かった……。
ライネスたち強化人間チーム、ついにメラン倒れる! 救いがない……。バルザックと改子はこのまま人間性をとりもどすことはないのでしょうか、すべて終わって山奥の小屋なんかで3人ひっそりと、戦いなど忘れて暮らしてほしいところですが。
まだまだ光明の見えてこないシーンが続きそうですが、哀しみが深いほどそこから這い上がったときの喜びも大きい! 最後はハッピーエンドになると信じて、続きも楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
エリーはいよいよ超人としての力を振るう絶頂の状態ですね。これが他のもっと明るいノリのラノベならば『無双状態』とでも言った感じで読む側も心湧き立つものかもしれませんが、これはどう見ても悲愴な、悲しく陰惨な無双ですよね。当初から無双は無双でも、ただただ痛快な無双状態とは違う重さの伴ったものにしたいと思っていました。
本来王道的なストーリーならばガイはここで一切怯まずエリーの後に続くのでしょうが、作者的にはやはり並々ならぬ恐怖心がある方がリアルだろうと思い、1話だけですが葛藤させることにしました。そして意を決して断髪。ガイもセリーナも長髪だったのでこれで外見的特徴も明確に分けられることに……(そこ!?) セリーナは根っからの武人と言っても髪の毛ツヤツヤしてるはず。ガイはきっともっとゴワゴワ笑
回想シーンで初登場したルハイグですが、結果的に「本当に同一人物か!?」と思われるほど激昂させることにしました(笑) 狂科学者として許されざる者である彼。テイテツへの嫉妬もそうですが、悪の道へ突き進ませた原因はもちろんもう少しあります。それが最後の一押しになってしまったのかも……。
メラン戦死のシーンは自分でも書いていて感情が込み上げてしまい、涙ながらに泣きながら書いていたことを覚えています苦笑 ライネス、バルザックと改子は幸福へと歩み出すことは出来るのか。答えは最後で解るかと思います。
凄く陰惨で救いの無い展開の連続なので、自分自身もそうですが、読者様のメンタルがやや心配です(汗) しかし単なる悲劇で終わらせずに自分なりに登場人物たちが幸福の為の全力を尽くした結末が待っている…………はずです!!
読んでてつらい展開を連発するなんて、読者いじめかとも思われそうですが、物語は確実に終末へと向かっています! 無理ない範囲で最後までお付き合いくださると大変嬉しいです!!
第188話 全精力開放への応援コメント
拝読させていただきました!
始祖民族のみなさんが!? まさかああも惨たらしく殺されてしまうとは……アルスリアに対して憎悪が湧いてしまいました。今後彼女が改心することがあるとして、なかなか好きにはなれそうにないレベル。人類が共食いのような殺戮を繰り返してきた生き物だというのは事実ですが、だからといってアルスリアが裁く理由にはならないですよね。グロウの義憤が非常に強く伝わってきました。
ひさびさ登場のライネスたち、戦場の兵士としてはバルザックや改子は間違ってない……のですが、やはりライネスとメランの抱える懊悩、やさしさと愛こそが人間の本質だと思います。軍を抜けるのもいいけれど、絆——家族愛を捨てられない。この感情をバルザックたちに理解してもらうにはどうすればいいのか……。バルザックや改子のほうでも兵士としての戦力をダウンさせた二人を見限らない当たり、人間性は残っていると信じたいですが。
そしてついに! エリーの本当の本気! でもこの力の解放、使ったら死んじゃうとか、後遺症を残すタイプのような……。最終決戦とはいえ初手でこのカードを切って、果たして大丈夫なのかエリー!? というか「鬼」が種子の男と女の従者であるなら、この状態でもアルスリア相手には厳しい?
はたして雲霞のガラテア軍相手にエリー一行はどう戦うのか、この先は凄惨なシーンが増えそうで気弱な身にはつらいものもありそうですが、そこも含めて続きを楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
殺戮が起きてしまいましたね…………アルスリアに憎悪が湧くのも当然の摂理と思います。そしてアルスリア自身も全ての人類に対して根深い憎悪を抱いている。彼女は彼女なりの悪意と狂気をもって呪いをばら撒いているわけですね。彼女自身も含めてきわめて悲しい存在だと思います。人類史にもそんな悪意を増大させて凶行におよぶ人間が沢山いただけに、読者から見て憎悪と恐怖の対象であると同時に、否定し切れない人間の性の一端でもあると思うのです。人間とは度し難し。
バルザックと改子も病んだ戦闘狂ですが、まだ人間臭さは多少ありますよね。メランをして『お人形さん』とまで憐れまれている最新の改造兵たちを思えば、果たして彼らはもはや人間と呼べるのか、と思ってしまうほどに悲劇的な存在です。
人殺しを重ねて来たメランたちですが、同時に共に時間を共有することで4人でひとつ、と絆を感じていた。4人でなければもはや自分ではない、とすら思っているんですね。それはそれで極端な考え方だと思うのですが、彼女は殺戮者としての罪業を背負いながら共に戦地に向かうという選択を取るしかないとすら。
このように非常に重くダークな展開を描き続けてきて、創作者としての一時の充足は得つつも、まるで自分自身の魂にすら登場人物たちの『業』を感じてふつふつと滾るような錯覚を覚えます。希望を求めて読んでくださる側の人たちにとっては堪ったものでは無いかもしれませんが、僕自身が人間の闇を描かずにはいられない。それこそ『業』のような度し難いものを感じてしまいます。
ですが、少なくとも自分なりに絶対に曲げなくないことは、やはり救いの無い悲劇のまま幕を閉じることだけは避けたいということですね。果たして読者様の納得のいくハッピーエンドへと至れたのかどうか。
エリーもとうとう禁じ手を解き放ちました。ここからエンディングまでは一気に……平穏なる展開とは程通いものとなっているはずです。
なので、メンタル的にしんどい時には無理に読まない方がいいですね(汗) それでも一先ず、遠蛮さまのように僕の作品を読み続けてくださることは本当に本当にありがたく思います。応援が無かったらやめていたかもしれません。
ヴォルフガング、アルスリア、リオンハルト…………最後の闘いは混沌をきわめていきます。
第182話 『苗床』にてへの応援コメント
ここまで拝読させていただきました!
新たな旅、エリーの葛藤。守られてばかりのころを思い出すと、グロウは本当に強く大きくなったなぁと思います。他の皆との対話にもしんみり。テイテツも、天才学者なのに自分が感情を働かせていることにようやくで気づくあたりちょっとズレてるなぁとか、セリーナは最初「こいつ絶対モヒカンキャラ!」と思ったぐらいの戦闘狂だったのが一行随一の誇り高さをもつ女性になったり。イロハには前回みせていただいたど根性の源泉、悔いることのない人生への希求を感じたり。そしてエリーを守り通すという意志において、そこに関しては最初からブレることのないガイもいい男です。えらい鈍感だったのが一度別離を味わったことで愛情にためらいがなくなったふうでもありますよね!
そして空中戦! ガラテアの最新装備にむしろ優勢で戦えるほどの戦艦フォルテとゴッシュ艦長の操舵(ゴッシュさん渋い! カッコいい大人!)でしたが、物量とアルスリアの奸智のまえには……。グロウに植え付けた力を探知される以上どうしても先手がとれない! かろうじて幻霧の民の皆さんの前に先んじて到達すれども、そこから「苗床」に案内されるまでが掌の上? グロウとアルスリアが代々アップデートを司ってきた「男神」と「女神」の今上、そしてエリーのルーツ「鬼」はもともとそのガーディアン。ここにきて明かされる謎に、いろいろなものが腑に落ちる今回でした! グロウの言葉の端々にも伏線が張られてあったのですね、玄妙! ガラテア皇帝陛下はどうやら傀儡、やっぱりヴォルフガングパパがラスボスになるのでしょうか、それともさらなる脅威が首をもたげたり(創世樹が暴走、とか)?
次話でアルスリアの猛威再来の予感、いまのところアルスリアに先鞭つけられてる感ありのリオンハルト復権もあるか? というところで、また続きを楽しみにさせていただきます! それでは!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
というか通知の数で驚きました……一気に読み進めていただけたのですね。
あまり急かして読むことを強制したつもりは無かったのですが、言葉足らずだったようで申し訳ないです(滝汗)
遠蛮さまの読みやすいペースで読んでいただけるだけでも充分過ぎますので!!(そもそもカクヨムなどでは誰かにPV数増加、いいねや応援コメントの強制は違反に近かった気がするので……)
ここまで旅路を共にしてきた一行ですが、最後の戦いを前にして彼らの少し感傷に浸る側面といいますか、どういう心づもりでここまで来れたかを見直す場面を作りたいなあ、などと思って戦艦の中でのコミュニケーションを描きました。
皆それぞれに辛苦と試練を経てきましたが、お互いに出会えて良かったね、という想いから絆が深まった様子。書いていてそういうものも感じられた気がします。
さて、とうとう幻霧大陸という最後の闘いの舞台へと至りました。お察しの通り、過酷な闘いが頻発するこの物語において、最も苛烈な戦いの場になってしまったなあ、というのが正直な実感です。
エリーたちもガラテア側も必死です。きっとショッキングに思う展開が頻発すると思いますが、最後の最後くらいはどこか救われた物語でありたい! と祈りつつ完結させました。
読者の皆様はどう思うのでしょうね…………改めて言いますが、ここまで物語に付き合ってくださって本当にありがとうございます。重いおはなしですが、是非最後までどうぞ。
第164話 挑戦を終えてへの応援コメント
ここまで拝読させていただきました!
戦艦を手に入れるためのサブクエスト……「これから始まる大レース♪(走れコータロー)」みたいな軽い感じで行くのかな、と思いきやすごい読み応え! 練気ではほかの面々に劣ってしまうイロハの、今回は見せ場炸裂ですね。死の恐怖に内心震えながら、それを自らの意志と覚悟で乗り越える! 実に主人公してました。レース自体もすさまじい激闘! 開幕直後の大爆発にはじまり、最後はイロハとパワードスーツの一騎打ち。パワードスーツさん、女性だったとは。クイズ大会にまで出場してたんですね……(笑)。
戦艦を手に入れて、次話から新展開でしょうか? ゆっくり読みですが、完結まで楽しみに読ませていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
軽い感じで読まれたと思ったら普通に人が死ぬ、殺し合いもする殺人競技を展開してしまったので 少々面喰わせてしまったかもしれませんね(笑) それでも楽しんでいただいたようで嬉しいです!
パワードスーツさんももうちょい人物像を掘り下げても良かったかもしれませんが、あまりストーリーに深くかかわらない人物なのでこれぐらいで良かったと思います。キャラシートとかも作成せず。
ゴツいパワードスーツを脱いだら金髪の美女というのは、色々モチーフはありますがまず間違いなく任〇堂のメト〇イドシリーズのサムスから来てますね。イロハが述べた言葉と同様作者的にもギャップにときめきます。彼女は根っからのチャレンジャーなので冒険そのものよりはアストラガーロのあらゆる競技に挑むことが生き甲斐になった稀有な人、孤高のアスリート気質の人ですね。ジャンルを選ばずに何でも挑戦しているので身体競技だけでなくクイズ大会など知力を競うものも大好きなのです(笑)
イロハたちの見事なチームワークによる勝利を目の当たりにしたので、これからはソロだけでなくチームを組んで挑戦を続けることもあるでしょう……エリーたちの旅路で何かしら出会う人たちに影響を与えていってますね、今冷静に思うと。
御都合のつくタイミングで一向に構わないのですが、本音を申しますと……続きを読んでもらって感想を頂戴することを待ち望んでおりました(厚かましい!!苦笑)。戦艦を得てまた冒険に大きな展開がもちろん待っております!! 最後まで楽しんでいただけると幸いです!!
第152話 湯あたりします!!・後編への応援コメント
おひさしぶりです!
ゲーム制作一旦完成、発売も果たしたということで、ここまで拝読させていただきました! ご母堂の具合はどうでしょうか、恢復をお祈りしております。
さておきましてついに登場した「戦艦」、それを譲ってもらうためのレース! レースは果たしてマリオカートなのか、スティールボール・ラン並みの殺人闘技になるのか。ちなみにクリムゾン・ローズ盗賊団はタイムボカンシリーズのオチを連想しました(笑)。
さらに3話連続のお風呂回! イロハとエリーはエロガッパ以上のエロ淑女ぶり、しかしそんななかイロハが気づくセリーナの異変。毒耐性はどういう理由? と思ったら改造手術を……リオンハルトもやはり優秀なコマを得るために容赦しませんね。改造されたセリーナの哀愁に哀しみの戦士・仮面ライダーがダブりました。こちらはクリムゾン・ローズ盗賊団とは逆にイメージカッコいいのですよね。
それでは、ゆっくりペースではありますがまた、少しずつ読み進めさせていただきます、そして200話到達おめでとうございます!
作者からの返信
お久しぶりです!!
母の情況ですが、正直言ってとても苦しい状態です。循環器系は精神系とも密接にかかわっているので、母はもう心身共に(特に精神が)ボロボロです。食事を摂っても痩せていくし、常にネガティブな感情にとらわれ、とうとう先日から妄想を口にするように…………なのに通院だけでまともに入院や施設入居も出来ない状態。冗談抜きで、母はもう長くはなく、僕が近いうちに独りで過ごすことになると思ってます。
……さて、そんな重苦しい話は置いておきましょう。飽くまで自分の作品について語る場。悲しみなどで同情票を賜るのは良いとは思えないので……。
マリオカートのような潰し合いながらも愉快なレーシングならどれだけイロハも気楽だったことでしょう! シリアスを常とする『創世樹』。無論、スティールボールランに匹敵するかそれ以上に過酷で危険なレースです(競技時間は短いのが救いかも)苦笑。
クリムゾンローズ盗賊団は実際、タイムボカンシリーズのドロンジョとそのしもべたちにかなり近いと思います! 以前ワンピースのビッグマムみたいだ、との感想も頂きましたが、今 自分の中でハッキリしました。ローズ=ドロンジョ様。かわいい息子たち=手下。
自ら設けた1話あたりの文字数が2000文字前後と短めなのに3話も続けてお風呂回を描くあたり、作者である僕も大概なエロガッパだと思います(笑) お風呂回だからよりはっちゃけてやろう、と言う考え方がもうだいぶオタクですよね汗
200話達成の祝福に感謝いたします!! 執筆そのものは完結しているので、あとは週3更新で徐々に最終回まで公開するのみなのですが……もう最終回まで一気に公開してしまってもいいのでは? などと思案中です。
久々でも応援コメントを頂くとやはり嬉しいものですね。ゲーム制作など他の創作も一先ずお疲れ様です。是非、最期まで『創世樹』をお楽しみいただくと嬉しいです!!
第6話 『鬼』と『力』への応援コメント
銃弾を手で受け止めるエリーちゃんも流れ弾を弾くガイもかっこいい!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!! 返信が遅くなり申し訳ございません!!汗
ラノベではありますが、週刊少年ジャ○プのように少年誌のバトルものを意識して書いております! だから武芸者も登場するし銃弾も掴んだり弾いたり出来るのです!!
これから自分なりに血湧き肉躍る冒険活劇を意識して書いていっております。お楽しみいただけると嬉しい限りです!
第4話 『男』として、決断への応援コメント
ガイ、テイテツ、そしてエリーの三人のやり取りがコミカルなのと遺跡や少年の謎も相まってぐんぐん引き込まれました!
そしてガイ、頑張れ…頑張れ…!
作者からの返信
はじめまして!! お読みいただきありがとうございます!!
男性目線かもしれませんが、ガイは本当に苦労人です……これを書いている現在ではこの物語の終盤に差し掛かっていますが、苦労しっぱなしですね苦笑
無愛想に見えますが、本当はエリーに対してぞっこんな愛情深いオトコです。そこに至るまでにはお互いに深い愛と悲しみを経ていたりします。
願わくば、読み進めて、そしてコメントも書いていただけると大変嬉しく思います。
まずは数ある作品の中から拙作『創世樹』を見つけて頂いてありがとうございます!!
第2話 古よりのいざないへの応援コメント
読合企画より読ませていただきました。
分類でいえば、高度発展した過去文明の謎を紐解いていく、ポストアポカリプスより少し復興した後の世界といった感じなのでしょうか。どちらにせよ、エリーの弟が死んでいたという情報や、遺跡の罠と死にあふれた世界であることには間違いなさそうですね……。
作者からの返信
読み合い企画より お読みいただきありがとうございます!!
趣味で始めたセカイ系作品なわけで、世界の謎を明らかにしていくのもそうですが……それ以上に登場人物同士の心の交流や成長などに重きを置いているつもりです。
ただ、実際闘争と死に満ち溢れた危険な世界であることもお察しの通りです。エリーたちが危険と隣り合わせになりながらの冒険活劇が主体のエンタメです。少年誌のバトルものなどを意識して書いております。
現在、最新話では終盤を迎えていますが、紆余曲折あり道のりは長かったです。もし興味を持っていただけたなら続きを読んでいただけると大変嬉しく思います(平身低頭)。
第145話 英雄は遅れてやってくるへの応援コメント
お久しぶりです、ここまで拝読させていただきました!
皇女殿下、ギャグキャラの一発屋とばかり思ったら異常な強さ! まさかエリーの120%に打ち勝つとは……! 物語冒頭のエリーだったらまったく歯が立たないレベルですよね。もっとも、今のエリーにしてみれば「ちょっと驚いたけど怖くはない」相手、正式の厳しい修行で身に着けた武力の前に、ストリートの喧嘩殺法では……ですよね。
このまま盗賊団やめて個性派アイドルで売っていけばそっちのほうがまともな稼ぎを得られそうな皇女殿下ですが、果たして彼女の今後は? そしてそして、今回ついに再会! の遅れてきたヒーロー、セリーナ! 見事な竜騎士に成長して、威風ではエリーにも負けていませんね! そしてボケが多くてツッコミ不足の一行には待望のツッコミ役! クールに登場しましたがこのカッコいい風情、どこまで保てるか!?
久しぶりに読ませていただくとずいぶん話数が先に進んでしまっていますが、これからも余裕ができましたら伺わせていただきます、今後ともよろしくです!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
お久しぶりでございます! こちらはこちらで最近執筆が停滞するほど気力が落ちてしまっているので(単純な不調に加え、母が大病を患ったので)、今後更新ペースを落とすかもしれません。せっかく楽しみに読んでくださる数少ない読者さまには申し訳ない限りです。
さて、ローズの強さですが……後になって冷静に考えたら設定上とはいえ強くし過ぎました笑 いくらローズ自身が強くてエリーのように人体実験繋がりで若返ると身体能力が高いとはいえ、さすがに『鬼』由来の練気を120%の状態で戦うエリーと互角なのは…………少々やり過ぎたかもしれませんね苦笑 ライネスにすら殴り勝てちゃうかもしれないのは……。
でもまあ、ガラテア軍の脅威に世界が晒されてる中でも荒らし回れてる盗賊団のおかしらですし、本人も幼女の姿は例え強くても嫌ってるぐらいなので、ほとんどの蛮勇をあの成人した女傑の状態で修羅場をくぐって来たと考えれば……いや、あんまり深く考えない方がいいかもしれませんね笑 ローズはギャグ寄りのギャグキャラです!!!!
クールにカッコよくエリーたちの助太刀に入り合流を果たしたセリーナ。その実力もますます強くなって帰ってきました。しかし彼女もどこかボケボケなところがあるのは相変わらずなので、まともに振舞ってるつもりでもどこかでボロが出ます笑
お互いに無理のない創作を続けたいものですね……また都合がつきましたらお読みくださいませ!!
第140話 まさかの逆襲への応援コメント
おひさしぶりです、拝読しました!
前回の感想お返事で「なつかしい人物が登場」→誰かなー、と思いつつタイトルを見る→タイトルでもはや出オチの感がありましたが……、予想外の仕込み! ローズ皇女殿下がちんまく……かわいくなってる!? ワンピースのビッグ・マムみたいなイメージだったのに! いったい何があったのか!? でも性格は全然変わってなさそうで一安心……安心? ですが。果たして殿下の報復はなるのか、それともやっぱり返り討ちなのか? もしかして殿下が旅の仲間に加わるというまさかの展開もあったり?
今回は痛快かつ軽妙なお話、暗く陰鬱な話もいいですがこういうコミカルな音楽が聞こえてきそうなのもよいです! 最初にmk-2さまの作品に触れたのもLIFE FOR HUMAN冒頭のこの感じでした!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
確かにLIVE FOR HUMANの序盤の王国あたりのノリがこんなギャグな感じでしたね笑
はい! まさかの再登場、盗賊皇女殿下ローズ=エヴェル様の逆襲ですー!!!! ぱちぱちー!!
実は最初にシャンバリアで登場させた時から、その後も何度か登場させたいなあと思っていたんです。ただ、プロットやキャラ設定シートを書いている段階ではそれこそビックマムのような轟然とした姿のままで再登場の予定でした。
あまり読者の人の声に寄せすぎてしまうのも良くない傾向だとは思うのですが……最初に『盗賊皇女殿下』という異名を付けて登場させた時に遠蛮さまの『かわいい見た目なのかな?』という言われた第一印象を聞いて「確かに盗賊のお頭が一見かわいいロリっ子なのもキャラが立って面白いな……」と素直に思ってしまったわけなんですね笑
途中から大幅に外見を変えてしまうのは色々と無理があるんではないかとも思いましたが、逆に女傑とロリっ子という二面性(中身は女傑のまま)を持たせられてさらに面白いキャラに結果的にはなったと思います!!
もちろん、何故そんな姿になってしまったのかのちに説明されます。次話以降のローズの逆襲(でも結果は見えきっているような……)にご期待くださいませ!!
第139話 古くからのコロッセオへの応援コメント
お久しぶりです、拝読しました! やっぱりここに来ると癒しになります!
グロウとイロハが結構お似合い? みたいなところにほほえましさを感じつつ、そういえば10代同士、けれど戦闘力はともかく性格的にグロウ、アルスリアにしてもイロハにしてもやっぱり貪られちゃいそうだな―……(笑と、ガイとエリーに興味津々なイロハを見るにそう思うあたりでは実際、癒しなのですが、物々しい巨大コロシアム。こちらは癒しとは対極の演武の場。
ローマの歴史とか読むと剣闘士の生活の劣悪とか背筋が凍りますよね、そういえばドッジボールはもともと相手が死ぬまで石をぶつけあうローマ剣闘士の競技だったとか。娯楽でそんなことやらされたらそれは反乱も頻発するというもの。でもこれがないと今度は上層部の人々が納得しなかったという……。アストラガーロではむしろ腕自慢が自分を試しに積極的に戦うイメージなのでしょうか?
ガラテアの科学技術偏重と管理社会にも嫌悪感がありますが、尚武に傾くアストラガーロの雰囲気も一行が求める平穏とは遠そうな。ニルヴァやセフィラの町が理想郷過ぎたというのもありますが……。とはいえアストラガーロ、コロセウムを離れて一般の町の雰囲気は結構、温暖ですよね。どちらがこの町の本当の顔なのか。それは次話以降確かめさせていただきます! それでは!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
こちらこそ返信が遅くなり申し訳ありません!
最近メンタルの弱り方が著しく、作品の予約投稿こそしているものの全ての創作活動が出来ないほど気力が落ち込んでしまっていて、実に悔しい限りなのです。近況報告なども出来なくて申し訳ない限り。『創世樹』の話数のストックには余裕がありますが、ちゃんと書き続けていたいところなのに、とても悔しい状態です。
今回のグロウとイロハは癒しですね笑 たまには子供らしい微笑ましさも見せて欲しくなるので書きました。押しの強さではイロハの方が確かに強いのでグロウ貪られそうですね笑
コロッセオがあるというだけで、この国が野蛮で危険な側面を持っているということは伝わったかと思います。
けれども、それでもガラテアとは違う志のような精神性も同居させたいなあ、と思い書き進めてます。冒険者ギルドの総本部なので、単なる力への盲信ではなくもっとタフなものを持っている……と自分の中では思っています。ただ、セフィラの街やニルヴァ市国が良いところ過ぎたという感じは否めないですね苦笑
次話以降はまさかの人物が登場します。書いてて楽しかったです……。
第138話 要塞都市・アストラガーロへの応援コメント
2話まとめて拝読しました! 今回ここに来るまで長かったです……本当に申し訳ありません!
ギルド連盟都市国家アストラガーロ! そこにはセリーナもいそうな予感! しかもやっぱり完成された竜騎士になっていそうな。戦力にして一行の苦労性ツッコミ役、復活のときは近い!? 都市前の集落、妙に優しくサービス旺盛な人々にはすこし警戒心も湧きますが……気にしすぎ?
そしてアストラガーロ到着! アストラ、というとインドの必殺兵器(ブラフマーストラとか)を連想します。そういう戦闘力が期待できるのかなと思うほど町の一般人レベルでも相当な手練れぞろい! 門をくぐる時点であの門衛さんに実力を確かめられているのでしょうね。街中での情報収集も手あたり次第にはいかないのがいかにもリアル。都市や為政者の思想傾向を気にして慎重を期すガイはいかにもリーダー的でした!
そのガイに回春剤を勧める道中のご一行。ガイだって子供が欲しいのは間違いないでしょうが、みんなから「さぁ、さぁ♪」とせかされてしまうと気恥しいでしょうね(笑。親戚のおばちゃんたちに「子供はまだなの?」とか言われてる感じ。
さて、セリーナとはどんな再開シーンが用意されているのか。アストラガーロの傭兵隊長とか、用心棒とかになっていたりするのかも! それでは、続きも楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
どうかすぐに読めなかったことはお気になさらず、好きなペースで読まれるなりコメントを書かれるなりしてくださいませ! 読んだりコメント頂けると確かに嬉しいものですが、自責の念とかに苦しまれるのはこちらとしても何だか申し訳ないので……!
さて、強者が集うアストラガーロの実力を肌身に感じながらも無事到着です。ガイにはやはりリーダーらしく振舞って欲しいので、ガラテアの研究所のエリー、グロウ奪還作戦から……というか、ニルヴァ市国防衛戦で敗れてから以降でしょうか? 久々にリーダーらしく慎重で的確な判断をして一行を率いてもらいました。テイテツの参謀役も我ながら光っているかもと思いました。
そこからの回春剤…………モチーフは某TV局の旅番組で、何処の国かは忘れましたがまさにオトコが盛んになるような豆を売っている住民を見てまんま決めたんですが、描写に困ると何となくシモい方向へ話を進める癖が『自分、ホンマに欲求不満こじらせてへんか……?』と我ながら情けなくなりますね……苦笑
仲間も旅先でも子宝に恵まれることを薦められるガイですが、やっぱり気恥しいだろうなあ、と。エリーはやる気満々ですが(コラ!)
アストラガーロも何か由来があると思いますが、特に意図せずにネーミングサイトでランダムにそれっぽい地名を出して決めました。なので宗教色とかはあまり意識してないのですが、図らずも『強い国だぞ』という印象付けに成功したようですね。
セリーナ、ここまで存在感を出したからには近いうちに来ますよ!! その回までお楽しみ頂けると幸いですー!!
第136話 孤独と偏愛への応援コメント
拝読しました! ホントに、自分の用事のせいですぐさまやってくることができずに申し訳ないです!
アルスリア、ストーカーだあぁ、ヒイィッ!(笑) あんな幸せそうに満ち足りた未来を思い描く姿、そして彼女が抱える満たされない孤独について、あぁ、彼女も決して純粋なる邪悪ではないのだなぁ……、創世樹システムの都合よく世界を改変したがるあたりはさておき……と思うや否や、それ以前に倫理的なところで一線超えてしまっていた恐るべきヒロイン候補。これも人間とは異質なせいでヒトらしい情緒をすっとばして愛情という感情を手にした弊害でしょうか、創世樹始まって以来最大の脅威を感じます(笑)。というか実際、アルスリアがその気なら今すぐエリー一行を強襲してグロウ強奪もできてしまえそうなだけに、笑い事では済まないですね……。
ヴォルフガングパパは愛情をアルスリア=妻の似姿だけに一極全振りしたために息子がやさぐれることに。そのあたり親として責任取ってやれよ……とか思います。リオンハルトに心の平穏を与えてほしいところですが、もしかすると、満たされてしまうとリオンハルトはやる気をなくしてしまうかも?
きょうは一見幸せな、そのじついびつなホームドラマ。楽しませていただきありがとうございました! では続きも楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
やっ、ヤンデレストーカーだあああーーーッッッ!! ヒエエエッ!!!!
まさに今回は読者の皆様にアルスリアに単なる戦闘の力以外の部分で戦慄して「ヒエッ……」という声をいただくべく描いてました!!!!
まったく、何を書いているのでしょうね…………(呆れ)
不幸の始まりはこんな感情的、愛情的な『飢え』から始まって、それが皮肉にも軍隊の侵略戦争のような悲劇的なエポックの到来へと実に悪い意味で効果的に働いていくのだなあと思ったり……。3人ともガラテア軍などではなく、もっと平穏な地で生まれ育っていたのならここまで3人とも孤独で不幸で狂気で……とはならないでしょうね。
確かに、アルスリアが単独で凶行に及べば、エリー一行を全滅させてしまえるだろうし、グロウとも強引に交われてしまうでしょうね。ガラテア軍も『種子の女』という特別な存在だから処罰出来ない…………ですが、あまりに勝手な振る舞いをすれば今度はアルスリアが軍の都合の良い様に洗脳されてしまうので、そこを理解して回避している辺りアルスリアも賢いというか狡猾と言うか……養父にも狂気的でグロウへの妄執を一面を悟られないようにグロウ人形だらけの自宅に上がらせないという徹底ぶり。
リオンハルト……本当にこの父と義兄弟に勝てるんですかねえ???(作者ながら疑問)
ガラテアサイドを描く為とはいえ、長々とお目汚しを致しました。次話から再びエリーたちの冒険です。やっとだよ……。
次の国、要塞都市・アストラガーロからまた物語が大きく動くはずです!! お楽しみに!!!!
第135話 彼らの選択への応援コメント
拝読しました!
提示された道! なかなかに難しい。今のライネスとメランには平穏な世界を待つ方がよさそうですが、4人は家族のようなもの。分かちがたいですよね。リオンハルトもかれらのあるべき情緒を奪った責を認め、謝罪はするものの、彼ら4人が一緒に居られる方法までは提示してくれない……。
しかしこれはある意味、試しているのかも? この先も一緒に進む覚悟があるかどうかの。だとすればここから彼ら4人をさらに強化する秘策が、リオンハルトにはある? という気がしました! 目指せエリー一行に反撃の一撃(またもどっちが主人公かわからなくなってます)!
それでは、今日も楽しませていただきありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
今回の改造兵4人への呼び掛けは、リオンハルトなりの温情ですね。特にライネスとメランの…………。
1度改造手術で戦闘狂にしてしまったことは本当に申し訳ないけれど、奇跡的に人間的な感情を取り戻せたなら、もうこれ以上危険な目に遭って罪を重ねずに静かに暮らしていいんだよ、という。
もちろん、バルザックと改子は気付いていませんが、4人には既にエリー一行のそれとそう変わらないような仲間意識、友情や恋慕の情が芽生えているので、少なくともライネスとメランは『人を殺めて危険な目に遭うのは嫌だけど、離れたくない』という葛藤が生まれています。我々一般人からすればあまり考えるまでもなく平穏な生活を選ぶかもしれませんが、彼らは戦う力自体はある上に共に過ごした日々があるので…………。
バルザック、改子は戦う道を選ぶでしょうが、ライネスとメランはどちらを選ぶのか。どちらにしても苦渋の決断です。でもそれは人生において大きな生き方の選択をすることとあまり変わらない気もします。
さて、彼らがどんな決断をしたのかはずっと後に明らかになる予定です。ガラテアサイドのおはなしも一先ず次話で一区切りになります。
何度となく言ってますが、ガラテアサイドの物語を描いているとつらい気持ちにもなりますが、同時に半ば闇の創作者の宿業とでも言うべき性に従って書かざるを得ないと思ってしまいます笑 宵闇のような道を歩む者にも人生がある…………そんな気持ちを持って書き続けていきたいですね。
第134話 傷心の改造兵への応援コメント
拝読しました! 新規小説やらゲーム制作やらブログやら通院日やらが重なって2日もうかがうのが遅くなりましたが、ちゃんとしっかり読ませていただくことで勘弁してくださいませ!
ライネス、以前なら自分も改子たちの側に立っていたはずの彼が一般人的感性を取り戻したことで、バルザックと改子の異常性がひときわ際立つこの現象。前はライネスこそが突撃隊長のポジションでしたが、今は熱く心優しいハンサムガイに。こうなるとガラテアの女性兵士たちからモテたりしそうですが。
メランの目が……! おのれグロウ、女性の顔を(笑! まあ、命のやり取りだからそれはさておくとして。命が無事だったから大丈夫、とはいかない。規模は小さいとはいえこれも戦争の災禍のひとつですよね。いずれエリーはこういう、敵方の悲劇もなくせるような女モノノフになれるのか否か。グロウもただ戦うを拒絶しているだけではない、真の包容力をもったタフガイになれるか。
ともかくまずはリオンハルトの話。彼らに与えられる任務は……前回エリーたちに完敗しただけにチームワークの醸成が急務、となると……アルスリアの精神干渉でバルザックと改子の強化(狂化?)改造を解く? のか、それともほかの方向性か。バルザックはまっとうなうつ病患者かと思っていたけれど実のところかなり異常ですよねぇと改めて思いつつ、続きも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
遠蛮さま!! 本当にお忙しい中お疲れ様です!! こちらの応援コメントを書いてくださることが涙ぐましく思います!!!!
本来のライネスはきっとこんな感じですよ……気のいい陽キャなイケメンから異常な闘争本能を取り去った感じ。確かにこのままだと戦えるか疑問ですが、他人に好かれそうですね。
うら若き美女の顔があああ!!!! 実は『創世樹』の女性キャラの中でもメラン好きだったりします(まあキャラに入れ込むタイプの作者なので全キャラ好きなんですが)。グロウもそこまで重傷を負わせるつもりなかったですからね……きっと「改子。これで貴女と片目が鏡合わせのオソロね……」とか切ないこと言ってると思います泣(いつか本編でそんなシーン書きたい)
エリーもグロウも『自分に害を及ぼす存在を必要最低限打ち払う』という戦い方を重視しているので、充分まともな方だと思います。相手の戦意や害意をよく見て、必要以上に命は奪わない、と。敵の息の根を止める戦い方をしたのはセフィラの街郊外での対ライネス戦が最後ですね。多分……。
リオンハルトからの話。4人に何を持ちかけられるのか。結構意外な展開に書けたかもしれません。
次話も公開中です!! またご都合の合う時にでも読んでいただけると幸いです!!
第133話 届かぬ温もり、凍てついた心への応援コメント
拝読しました! 昨日はツクールに没頭していてこちらに気づけず……すみません!
リオンハルトの悲痛! 長命の種は厭世的になりがち、というのは機械化生命であるリオンハルトも例外ならず。リオンハルトとパパ、半機械生命となっているこの二人はとくに世界システムのアップデートを求めている気がしますね、精神の部分が更新されないと彼らは滅びに向かって進んでしまいそうな危うさ。世界最大の帝国の指導者階級が鬱気味だと非常に困ったことになりそうですが、だからこそ創世樹を目指している?
ライザの献身、リオンハルトに届かず。むしろ届いているけれどもこれ以上愛する人を不幸にしたくないために遠ざけようとしているような? 今回すこし陰惨な狂気をみせたリオンハルトですが、濁なる行為にもたくさん手を染めたとはいえ彼の地位と能力があって初めて救えた人々も数多くあったはず。リオンハルトは理想を追う完璧主義なのか、理想に届かない自分を許せないような様子ですよね……。下手をすると理想のためにあらゆる犠牲を強いて果たせず、あとで後悔するタイプですが、リオンハルトにはライザと一緒に幸せになってほしいところです。
それでは、今日もありがとうございました! 無条件に明るく元気な楽しさではなく退廃的な苦悩を感じさせるお話、こういうのもまた良きです!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
いえいえ。毎回応援コメントを頂けること自体、僕のように凡庸なWeb作家には願ってもないほどありがたいことなのです。責める必要が何処にありましょうか……いつも感謝しかありません。むしろ御自身の創作にも変わらず精が出ていらっしゃることを嬉しく思いますよ。
リオンハルトの孤独と悲痛。常人よりも遥かに長い時を生きてきたがゆえの辛苦もありますが、やはり生きている環境ですかね…………身内が非人道的な野心に燃える高官だったり、世界の生命をまるごと作りかえてしまうような存在ですから、放っておくことも出来ない…………普通なら軍をやめて一般市民として生きる道を選びそうなものですが、そんな安息すら自ら拒んで軍人であり続ける。
そういう意味では、リオンハルトも何処かまともじゃない、異常な狂気や執念、鬱状態に苛まれていると言えてしまうかもしれません。実際、現実の軍隊や警察など社会の中でシビアで非情な選択と行動を取らざるを得ないような組織では本当にこういう人いそうですよね。切ない。
これまで苦悩とともに生きてきた人の傍にいる支える立場の人を大切に描いてきましたが……ライザの愛が報われる時は来るのでしょうか? 筋書きをほぼ固めている今でもまだ描き出すまで疑問です。
次回はガラテアサイドの中、改造兵4人に焦点を当てています。ガラテアサイドになるとどうしても陰惨な話になりがちですが、作品を彩る登場人物の人生として見てくださると嬉しいです。
第132話 我が子たちを見遣る父親への応援コメント
拝読しました!
またも首輪をつけられたエリーたち一行、というかグロウ! しかも今回は「種子の女」としての能力+練気による、物理的レーダーとはわけの違うもの。ギルド国家への旅もそのなかでの交渉も丸裸、となると、情報を武器としての戦いはテイテツやイロハがいてもかなり不利な予感。
リオンハルトパパことヴォルフガングさん、前回登場時と言い、一見はもののわかったいい大人のように思えるのですが、おそらくこのひとがガラテア帝国の狂気の集成ともいうべき存在なのですよね……。案外憎めない雰囲気でリオンハルトにも情を向けているようではありますが、幼年期にアルスリアばかりかまった(文脈から見るとまだ幼かったであろうアルスリアを、伴侶の代わりに求めた?)のはリオンハルトにコンプレックスを植え付けているよう。パパの前でアルスリアに対するリオンハルト、妙に大人げないですよね(笑。
最後の会話、おまえも人間と同じだよ、と言われて不穏な気配を放つアルスリア。彼女には「世界をアップデート」させる意思はあっても「人類を次のステージに進める」つもりはないのか!? と思えてしまう一幕。はたしてアルスリアの意図は奈辺にあるのか、続きも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
リオンハルトは相変わらず、大人気なく年甲斐もなくアルスリアにバチバチです笑
もうここまで関係性を描いて来たら読者の皆様も想像に難くないと思うのでのちのち描写しますが情報を補足しておきますね。
『創世樹』から産まれた『養分の男』と『種子の女』は接触した種(この場合それぞれ人間のエリーとヴォルフガング)の最も愛している生命体の形を取るので、エリーの場合は記憶の中のかつての弟分(12歳くらいの少年)、ヴォルフガングは亡き妻(若くして亡くしたので大体20歳そこそこ)にそっくりの容姿になって接触した種に取り入ります。
精神年齢も大体肉体年齢相応になるので、グロウは未熟な少年、アルスリアはそれなりに成熟した妙齢の女性の状態でそれぞれの種のもとへ行くわけなので、アルスリアは生まれた時は幼かったわけではないんですね。
ちなみに接触した種に気に入られるような行動を本能的に取っていくのなら、アルスリアはヴォルフガングの望む通り第2の妻になったのでは? と思われそうですが、その場合は融合する運命にある『種子の女』『養分の男』の存在と一対なので、そこは『種子の女』の本能的に拒絶したわけですね。
……あと、アルスリアがグロウに付けたマーキング能力は現在地が解る程度なので、実は会話や精神状態までは読み取れません。色々上手く伝わらなくて至らないことだらけです(苦笑)
創世樹という舞台において欠かすことの出来ない主役であるアルスリア。彼女の真意は何処にあるのか? ヴォルフガングはその腹のうちにどんな狂気を秘めているのか?
しばらくガラテアサイドのおはなしなので(暗そう~……)、彼らの心情にも注目していただけたら幸いです!!
第131話 慰め、励ましへの応援コメント
拝読しました!
苦悩しつつも進む、まずはギルド国家への旅路! 逃亡にせよ闘争にせよ交渉にせよ、まずこちらに相手と対等の実力があることを見せなければ相手にされませんが……それよりグロウとエリーの不安定さが心配。実力さえ発揮できればすでに個人戦で相当のレベルに達している主力ふたりが揺れているのはこのさきの不安を暗示するかのよう。ギルド都市でその迷いを振りはらう出会いや気づきがあるのか、それとも思い悩んだまま進むことになるのか。
久々にセリーナの話題が登場しましたね! エリーが「100倍強くなってくる」などと言ってましたが、実際再登場したら練気の竜を完成させた超・竜騎士になってたりしそう、そちらも楽しみです!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
本当は昨日返信したかったのですが、ここに来て体調が落ち気味で、スマホやPCに向かうことが出来なかったのでした。申し訳ないです。
確かに一行の実質戦力ツートップが迷いの中にあると他の仲間(もしかしたら読者の皆様も?)不安になっちゃうかもしれないですね……2人とも迷いを振り払おうと必死ではあるんですけどね。問題があまりにも大きすぎる…………。
でも……思い悩んだままただ進む。それもまたグロウやエリーらしいと言うか、ある意味人間らしい姿と言えば姿らしいな、とも客観的に見て思ったり。
セリーナは……もちろんここぞという見せ場を用意しているつもりですよ!! エリー、グロウ救出作戦には合流出来なかった彼女ですが、エリーたちの仲間としてもう欠かせない存在になっていますし、長々と別れたままなのも良くないと思ってますので!!
しかし、エリーたちの動向ばかり描いていてもイマイチ変化が薄いので、次回からまたしばらくガラテア帝国サイドへ話が移ります。敵方の事情や人間模様を描くことで物語は深みを増すかと思いますので(いつの間にやらそういうストーリー進行が根付きましたね)……次回以降もお楽しみくださいませ!!
第130話 逃亡の方舟への応援コメント
拝読しました!
世界のアップデートは選民思想の大量虐殺! 優れた種のみを活かして延ばし、劣るものには死んでもらうというのは到底、許容できるものではないですね。人道的なことももちろん、自分は劣る種に属すであろうと思う身としてはなおさら。弱者だって生きとるんじゃーと。グロウには抗うすべがあるようではありますが、それはまだ確実性に欠ける。そしてやはり、役目を終えた後はカマキリの雄のように食われて終る、では……。
そこに到来した新情報、頼れるテイテツ! ギルド国家に頼る。帝国に抵抗しえる組織ではないと表向きは見せかけ、実は帝国に匹敵する実力を持つ国、というところでしょうか。巨大戦艦で戦いながらの逃避行、なかなかに燃えます(戦艦を借り受けるための交渉、かなり大変そうではありますが)! 帝国から逃亡、襲われたら互角に渡り合いながら、グロウが万端な精神を身に着けたらアルスリアと交渉、ということになるのかなぁと期待!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ガラテア帝国の目的はアルスリア(種子の女)を元手に教育・教導し人為的に進化した、欠点の欠片もない人類を創り出すこと。しかし無数の+1の生命体の特長を寄り集めるわけですから、古きかつ悪しき優生思想や障害者を弱者で悪、という思想が蔓延っているガラテアの定義だとマイナスを持つ人類は消去されてしまうという……げに恐ろしき選民思想であり、大量虐殺なわけです。
ですが、それにも無数の人の意思が関わってくるわけなので、実際の所どこまで計画通りなのか? 他ならぬアルスリアや、ガラテアの理念の全容を知らない兵士たちはどう思うのか? と、不明な部分も多いんですよね。ガラテア帝国のように一見統一思想で動く巨大な組織も、一枚岩ではないと思います(リオンハルトの存在とかね)。それらとエリーたちの行動を含めて、今後どうなっていくのか?
作者としても書き綴っていくのが楽しみであり、大風呂敷を広げるので恐い部分もあります苦笑
行く先のギルド連盟のある国ですが、今まさにどんな国か描写しているところで、なかなか難しいところではあります。全体的な規模や武力ではガラテアに負けますが、もっと深い所ではガラテア以上のものがある国にしたいなあ、と思っております。
行く先はこれまで以上に波瀾含みの旅路。書いている自分でもスリルでヒリヒリするような想いです。
次話以降もお楽しみいただきたいです!!
第129話 幸せの為のあきらめへの応援コメント
拝読しました!
しっとりしどけなくアンニュイな……もう十分やったよ、終わりにしてもいいんじゃない? のお話。でもラスト2行で翌日、世界システムの話を聞かされ……となると二人とも幸せな諦めとか言ってられないことに。というかあんだけアンニュイな睦みあいから世界の存亡にかかわる話を突然、聞かされたら耳と鼻からヘンな汁が噴き出しますね(笑。
望むものは人並みの平穏、しかしそれを手に入れるのはまだまだ遠そうなエリーとガイ。今後どんな波乱が待ち受けているのか、期待させていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
普通だったら「はあ!?」って感じで鼻水を噴きますよね笑 (昔 従兄弟も予想外のことで驚いた時とか噴いてました)
最近のラノベ、漫画、アニメ、ゲームなどを見るといわゆる異世界転生もの、無双もの、ハーレムもののように生まれ直せば何の辛苦も無く上等な人生を送れるものはともかく(やや偏見ありですが)、主人公サイドが徹頭徹尾死ぬ気で努力と苦労をしないと幸せを勝ち取れない……みたいな作品が増えていると思います。
自分がそれらの作品の影響をどれだけ受けているか分かりませんが、現実社会では混迷を窮める世の中。大多数の人は多大な苦労を経ていかないと今日の生活すら成り立たない厳しい時代だと思うので、やはりそういう人たちに厳しいけれどもこれが生きなくちゃならない世界だよね、というつもりで書いてます。もちろん、今回の辛苦を経てきて「もう十分だよ……」と疲れ果てるエリーとガイの気持ちもとてもよく解るので、時には現実逃避も必要だなあ、とも思います。
これからの展開も波乱に満ちています。エリー一行に幸あらんことを。
次話でまた新しい行動の指針が出ます。今後もよろしくです!!
第128話 五里霧中への応援コメント
拝読しました!
グロウの抱える問題のおおきさ。世界を調整するシステムのアップデートを担う個体、というのは本当、幼い一個人に背負える重さではないですよね…。個人としての自分を優先してシステムを打っ棄れ、と進めてもグロウ自身が「自分は恐らくアルスリアとの合一を望むようになる」と予見しているのではいかんともしがたく、確かに話タイトル通りの五里霧中。
この先はグロウ、アルスリアの合一ありきで話を進めることになるのでしょうか、グロウとアルスリアを結ばせたうえで、世界のシステムは打倒する。だとすればアルスリアを味方に引き込む必要がある? アルスリアの性格的にグロウとガラテアを天秤にかければグロウを取りそうですが、いちど裏切ったらアルスリアと言えどもただでは済まなさそう。 そのリスクを考えるとアルスリア、簡単にはグロウのもとにこれなさそう。
このヘビーな話の裏できっとエリーとガイはラブラブちゅっちゅでほかの事考える余裕がない状態なのですよねー、と考えるとにんまりしてしまいますが、ともかく今日も楽しませていただきありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
グロウの抱える苦悩、常人や年相応の普通の少年なら絶対押し潰されてますよね……よくステーキ何枚も平らげたなあ……そういった強さは『養分の男』としての特殊な生命体としての環境への適応力の高さもあり、ある意味当初のガイが見ていた通りタフで冒険者としての資質に恵まれているとも言えますね、グロウ。
さて話が逸れましたが……グロウがどんな選択をし、周囲のエリーたちはどう助けるのか……それはもう少し先で決まることになるかと思います。今後数話で明らかになりますが、実はアルスリアと融合したりアルスリアをガラテアから引き抜く以外にも可能性はまだあるのです。とはいえ、ここまでの物語の流れを意識すると……それもそう上手くいかないことかも??? 世界刷新の方へ傾く方が物語として面白いですし……。
本来ならグロウと最も親しいエリーやガイが聴いてあげるべき話しなわけですが、仰る通り恋人同士の逢瀬に耽る2人はもうそれどころじゃあないです。ええ。もうそれどころじゃあないです。大事なので2回書きます。
次回はそんな若い2人のカップルの、これまでの旅路を経て心境の変化と言いますか、ちょっといつもと違う顔の2人を見られると思います。
次話も楽しみにしてくださいませ!!
第127話 呵呵大笑への応援コメント
拝読しました!
絶望の淵から大復活・歓喜に沸く一行! とくにエリーの喜び(悦び?)ようたるや! しばらくは明るい日常パートかなぁ、と、思うもグロウの心に打ち込まれた「使命」というくさびが。優しく責任感が強いグロウとしては創世樹の世界システムに賛同は出来なくても「世界のため」といわれると自己犠牲を選んでしまうところでしょうか? こういうとき「大のために小を殺すのは正義ではない!」と真っ向から喝破出来る人物がほしいところですが、これも「小を見逃したために大が滅びるのだぞ?」と言われると弱く……、それでも推して語る役目はだれが担うのか。成長を果たしたガイか、それとも踏み躙られる弱者の立場を味わったエリーか。なんにしてもグロウの手をここで離さないようにしなくては、取り返しがつかない!?
それでは今日も楽しませていただき、ありがとうございました! グロウの抱える悩み、親しい人たちの中にいても自分はそこにいてはよくないのではないか。世の中に寄る辺がない気分はなんだか身につまされるようなものがありました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
20歳そこそこの若いカップルが望むと望まざるとに関わらず長期間離れ離れになったら もう 再会出来たら破局するかイチャイチャするかのどっちかだと思うんですよね!!!!(恋愛経験が乏しいがゆえの偏見)
とはいえ、グロウの胸中も苦悩に満ちていて明るい描写一辺倒にしておくわけにもいかなかったです(笑)
ここからの数話で、次なる指針を打ち出すことになります……が、それもまずはパーティ全体でよく話し合ってからですね。
『種子の女』と『養分の男』による世界の生命の刷新進化。このあまりにも大きな変化の報せを一行はどう受け止めるのか。
次話以降もお楽しみくださいませ!!
第126話 花婿いずこへの応援コメント
拝読しました! 今年もよろしくお願いします!
見事決まったガイとエリーの連携作戦……というかひとりが気を惹いてる隙にもう一人が戦場離脱して外から突入の出鱈目戦法! ガイがプレッシャーに押しつぶされかけた時はハラハラしましたが、ギリギリのところで逆転! アルスリアの「敵は正面からしか来ない」という心理的陥穽をみごとについた形に。グロウを確保すればアルスリアの相手をしてやる必要もなし、と脱兎を決め込む潔さも「正義の勇者」ではなく「生きるために必死な泥くさい冒険者」という戦いぶりで痛快でした!
しかしながらアルスリア、すでにグロウ再奪還のプランを考えている様子、落ち着いた平穏な人生を望むエリーたち、もはや妖女を倒さないことには決して安心できないですね、これは。これから先は逃亡しつつ修行しつつの冒険行? 果たして次にアルスリアの前に立つのはいつになるか、その時を楽しみにさせていただきます!
今日はなぜだか虚無感にとらわれて少々鬱だったのですが、痛快バトルからの脱出、ひとまずのミッション成功を読ませていただきかなり回復しました! 改めてありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
アルスリアはグロウに気を引かれていて完全に視野が狭くなっていましたね。本来の戦いではもっと遙かに強い……という設定です!!苦笑
アルスリアが最後に弄した手札は、案外シンプルにエリーたちを追い込んでいくことになると思います。作者の僕自身が権謀術数な策を練った戦い方とかあまり知識としてないので、本当にシンプルな運び方しかできないんですよね汗 そこを何とかそれらしく見せようとしているというか。
憂鬱な気分を切り換えるきっかけになったのなら何よりです!! 僕自身もこの年末年始、もっと活動的になりたかったのですがいまいち調子が出ず不完全燃焼な年始になりそうです。話数のストックは充分に余裕があるんですけれど、やはり少しでも創作していたいですからね……ちょっと疲れが出てしまったのかも。
エリーとグロウを救出出来て、ひとまず一行は歓喜に沸いています。というか、若いカップルが1ヶ月以上も離れ離れでお預け喰らったらいざ再会したらそりゃあもう……ね?(下卑た顔)
次話以降もお楽しみにしてもらえると嬉しく思います!!
第125話 再会への応援コメント
拝読しました! 今年最後の更新、今回も楽しませていただきました!
ついに再開を果たしたエリーとガイ、戦場の中にあって愛情を確かめ合う、大人の抱擁でした! そしてエリーは結構嫉妬深いタイプ(笑。でも二人再会すると同時に笑い合えるようになり、喜ばしい限りです!
いっぽうでアルスリアには迷い。創世樹の世界システムが運命の二人をつがわせる、それを確信して疑いなかったアルスリアながら、しかしそこにはエリーとガイのような熱く情熱的な愛情が介在しない。ここから人間を虫けらとしか思っていなかったアルスリアにも、人間というものへの本来的な意味での興味がわき始めるところでしょうか? 前話、転移玉を確認はしたもののどうやら一戦交えずして逃げるということはなさそう? となれば激闘必至! 迷い揺らぐとはいえすでにラスボス級の風格すらあるアルスリアを相手に、エリーたちはどう戦いグロウを取り戻すのか!?
それでは今日も楽しませていただき、ありがとうございました! 今年一年「創世樹」を楽しませていただき、もう一言感謝を。そして来年もよろしくお願いします!
作者からの返信
今回も……今年もお読みいただき本当にありがとうございました!!
物語内で1ヶ月以上も離れ離れでしたからね……実はエリーはガイは艱難辛苦を共にしつつも、これまでの人生で離れ離れになるという憂き目だけは経験したことがなかったのでした。作者の偏見かもしれませんが、人間恋愛において大なり小なり、どんな明け透けに見える人でも嫉妬心とかヤンデレ的な精神とか大半の人が少しくらいはあると思うのです。二十歳そこそこのアツアツのカップルに1ヶ月以上もの強制離散はさぞ堪えただろうなあ、と……笑
アルスリアには正面からエリーたちを迎え撃つという行動に向かわせましたが、今考えると自分とグロウにのみ転移玉を使って世界の何処かに2人だけで逃げてしまうというのも策のひとつではあるし、それはそれで面白い展開ですね……その場合どう物語を進めたかなー……。
ただ、やはり仮にもガラテア軍高官であるアルスリアが指揮を放棄して敵前逃亡すると、例え後でガラテア軍と合流してもただでは迎えてくれなさそうだな、とかさすがにグロウにこれ以上離れ離れにさせるといよいよ我慢しきれなくなったアルスリアに洗脳させられそうだな……などと考えられるので、やはり転移玉は自分には使わなかったということで…………もし二次創作同人とかあったら転移玉使って2人だけで逃げるルートの話とか作られてそう。ワー! それはそれで見てみたい!! グロウがとうとう犯されて穢されてしまう!!!!
アルスリアは間違いなくラスボスとか、それに類する扱いになってきますね。この場は、この難敵はエリーたちがどう処するのか? やや展開的に無茶だったかもしれませんが、アルスリアも戦闘にだけ注意を向けられない弱点もあるということで……苦笑
こちらこそ、WEB小説としてメジャーには程遠い作品ながら、また1年間熱心に1話ずつ読んでいただき、本当に本当に感謝の言葉しかありません!! ありがとうございます。大晦日、年内最後の更新も楽しんでいただけたようで何よりです。
また来年以降もお付き合いいただけると大変嬉しく思います。エリーたちの冒険は……来年中に終わるのでしょうか? 自分でも書いてみないことには解らない……。
ただ、創世樹の世界の真実が明らかになった以上、確実に最終章へと近付いていることは確かですね!!
来年最初の更新は1月2日になります。
この場でもう一度感謝の言葉を述べさせていただきます。今年もお読みいただき本当にありがとうございました。良いお年を。
第124話 獅子奮迅への応援コメント
拝読しました!
ガイの一騎当千ぶり! 今まで戦闘力的にはエリーの影に隠れてしまっていたガイ、「活人」の境地を極めたことでその強さ、一段上に! そしてエリーを思うガイ、ガイを想うエリー、お互いがお互いを求めて戦うのを感じる、創世樹という超常の力なしでも人間が備えるシンパシー。このあたりも人間主役の世界に神は不要! という感じですね!
圧倒的な力を持ちながらもグロウを守ることを優先して思考が内向きになっている? アルスリア。転移玉での逃走を画策? ここで彼女が逃亡して基地が崩壊するとガラテア的に損害は大な気がしますが、グロウさえいればガラテア帝国自体どうでもいいと思っている? プライド高そうなアルスリアが、グロウを確保するためとはいえ逃走をプランに入れるのは意外です。このままグロウが連れ去られるとしばらく会えない予感、はたしてどうなるか。
それでは今日も読ませていただきまして、ありがとうございました! ここまでの苦戦や苦悩の鬱憤を晴らせとばかりの救出作戦、続きも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
胸が熱くなるような展開になれているでしょうか?
書いている自分では胸が熱くなる内容でした笑
アルスリアが転移玉をどう使うかは……さておき。彼女自身はあまりガラテアへの愛国心とか部下を想う気持ちとかが実はあまりないというのが事実ですね…………ガラテアの基本理念である『力』が強いとはいえ、よくそんなことでガラテア軍高官を務めてきたものだなあ、と作者ながら思ってしまいました。これも描写力不足ですかね苦笑
快進撃に見えるガイ。このまま天秤はガイに傾くか、それともアルスリアに傾くか。
救出作戦の最後まで読み進めていただくと答えがわかるかと思います!!
第123話 舞い降りた剣への応援コメント
拝読しました! 昨日は通院日でうかがえませんでしたすみません!
救出作戦開始! 生き生きした活力を取り戻して攻勢をかけるガイたち救出者一行、そしてガイの到来を知ったエリーも愛のちからで復活、合流に向かう? ここから反転攻勢、押せ押せの予感。ガラテアの一番手薄な状況をねらって襲撃を掛けた一行、とはいえアルスリアの桁外れな力にどう対処するのか、ここが見どころになりそう!
そしてもうひとつのみどころはグロウの葛藤? 助けをよろこぶと同時にガイたちと帰っていいものかどうか迷いに揺れるグロウ、この少年は本当に、常に苦難に翻弄されますね! 現状エリーよりも主人公力が高そう。というよりかヒロイン力? アルスリアもグロウに向けるやさしさの億分の一もガイたちにはかけるつもりがなさそうで、むしろグロウを奪われまいと必死になりそう。はたして戦いはどう動くのか、続きも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
救出作戦!GOGOGO!! な感じで終始進むと思います!!
アルスリアの対処はですね……我ながら難しかったです。やってみれば一見すんなり行ったように見えますが、本当にこれで見応えある展開に出来たか疑問です。今の段階でやや手に余る人物になっちゃったかもしれないですね、アルスリア苦笑
エリーよりもヒロイン力……そうッ!! 飽くまでヒロイン力です、高いのは!!!!(汗)
グロウを物語当初からここまでのキーマンに添えてしまったので、存在感を強くする方へは進められても、弱くする方へは進められませんでした……でも実際、エリーの方が勇者っぽくてグロウの方がお姫様っぽいので、主人公はエリー、ヒロインはグロウで押し通そうと思います!!!!(強引)
ガイたちに容赦はしないアルスリアですが、実はグロウを盲愛するがゆえに弱点があるかも?
大晦日が年内残り最後の更新となりました。年越しの厳かな雰囲気に程遠いラノベですが、読んでくださると嬉しいです!!
第122話 絶望の淵から見上げる空への応援コメント
拝読しました!
グロウに対するアルスリアの態度。篭絡するという意図はないといいつつ、これも本能的なものなのかグロウの考え方をうまくコントロールして自分の都合よく誘導していこうという思惑が……。洗脳の類ではないという気つけの力も、本人の意思を励ましたり叱咤するのではない「力」で簡単に懊悩を取り払うのはやはりガラテア流、というよりはむしろアルスリア流というべき? このままだとグロウは新雪を踏みにじられるように染められてしまいそう……。
絶望のエリーも、ガラテアの兵士や研究員には負けるはないのに敗北の恐怖が……。平素の明るさがガラガラと崩れた後の痛ましさは本当に見るのが辛いものがあります。ガイたちを熱望するところに飛び込んできた声、この声はイロハ!? 早くもリベンジ、奪還作戦開始の予感! どんな手段で二人を取り戻すのか、続きも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
クリスマスイブから恋愛描写に関してはこのザマです!!!!(死んだ目)
アルスリア、相手のことを思い遣っているようで、凄く一方的な愛。つまりはヤンデレも同然ですよね…………おかしいなあ、僕にそんな趣味は無かったはずなのになあ……(目を逸らしながら)
本当に一方的に自分の愛情を通そうとするだけなので、自然と自分の都合の良い様に言葉をかけていってますよね。『力』を使って不安の極みにあったグロウを気付けするのも、やはりガラテアに影響された上でのアルスリア流だと思います(本人にあまり自覚は無いです)。このまま長く一緒にいたらグロウの心は犯されていたかもしれないですね…………。
というわけで、すぐに救出編に移ることにしました! 創世樹世界の真実を話したなら、あまり長々と鬱展開を続けてもほとんどの人はつらいばかりだと思うので、さっさとアクションへ。エリーにはやはり絶望した顔は似合いません。
イロハの声から奪還作戦開始!! 作戦とは言っても、やってることは結構シンプルなことかもしれません。事の顛末を楽しみにしていて欲しいです!!
しかし、アルスリアのヤンデレな恋愛シーンにクリスマスイブが重なったり、奪還作戦で更新日に大晦日が重なってしまったのは我ながら笑いました(笑) そんなに世の中の動きや行事に寄り添った話作ってるつもりないのに…………苦笑
第121話 世界の真実への応援コメント
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まさかの本当にカマキリの愛! 世界刷新のために、グロウは心身を差し出さなければならない? このあたりも難しい話ですよね、全体のため、世界の進化を求めるならグロウにはアルスリアの虜になってもらうべき、けれども個としての話は…。本能的なところで「ブライダル」を求める、逃げることはできないと言うアルスリアですが、グロウの成長は本能を越えた理性で運命を引きちぎることができるか? 現状のアルスリアにとってグロウはまだ「愛しい好餌」なのでしょうか、彼の犠牲をいとわない……身も心も魂も合一するのだからそもそも「初夜」でグロウが犠牲になるとは思っていない?
世界管理者ともいうべき創世樹の真実! けれどこれは神さまと同じくおせっかいなシステム。人(とは限りませんが)が自ら成長の扉を開くのを、むしろ阻害するもの? 管理と秩序のガラテアには都合がよさそうですが、自由に生きることを旨とするエリーやガイたちにとっては敵にまわりそう。創世樹、リオンハルトパパの切り札になる予感? 今日も楽しませていただきまして、ありがとうございます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
アルスリアからすれば世界システムに乗じて自分には運命の人がいて、ひとつになれる。実際、グロウを愛していることに変わりはないのですが、出逢ってからそんなに月日も流れてない上に悪逆非道で知られるガラテア軍に属している身ですから、アルスリアからグロウへの愛はきわめて偏執的で狂気的ですよね。(そりゃあグロウも1度くらいは「嫌だ」って言いますよね……)
ガラテアにも色々な狙いで創世樹を求める者がいます。大義的な目的はヴォルフガングの言う『創世樹から力と知識を得て生まれながらに+100、+1000の新人類へと進化させる』ですが、果たしてガラテア全体がそうなのか? と考えると疑問符が付きそうなものです。
当然、そんな星のバランスを取るためとはいえ、人間含め世界をすっかり作り変えてしまうような世界システムはエリーやガイのような一般的な行動規範で生きている人間には受け入れ難いものです。ここからそれぞれがどう動くのか、展開を描くのがなお楽しみです。
次回も動きがあるようですよ? お楽しみにしてくださると嬉しいです!!
第120話 『種子』と『養分』の逢瀬への応援コメント
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無差別に周囲を恐怖させるアルスリア、しかしグロウに対する態度は温厚、紳士的…無性的というよりは両性的という感じですね。この穏やかな態度を見せられると彼女がニルヴァの町を実質、ひとりで壊滅させたという事実がぼやけてしまいますが……グロウという「つがい」が手に入れば周囲を傷つけるような行動は必要としなくなる? あるいは、そうなったらいよいよ破壊と暴力をふりまく存在となるのでしょうか? どちらにしてもまだ油断ならない存在であることは間違いなさそう。グロウとのつながりをどんな形で果たすのか、というのも謎ですが、やはり植物的な交配? アルスリアとグロウの関係性の前にまず「創世樹」そのものにまつわる話が語られる模様。謹んで続きも拝読させていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
アルスリアは肉体は女性で、求めている相手も異性であるグロウですが、性自認を曖昧にさせたのは創世樹の要となる2人はあらゆる生命体の情報を遺伝子に持ってるから……というのは後付けの設定で、ただセクシャルマイノリティのキャラクターが重要人物というのが個人的に好きだからです(笑) 何と言うか、奥深さが出る感じ。『種子』と『養分』も本来雌雄が逆ですからね。女性が種らしく、男性が養分らしいのも面白いかと思いまして……。
前々からそうなんですが、グロウはただ美少年なだけじゃあなくて、この『創世樹』のヒロインとして扱ってますね。本来ならエリー辺りがヒロインなのでしょうが、彼女は強く勇ましいので、男の子ですがグロウにヒロインやってもらってます(笑) 他の自創作でも少年キャラをヒロインのように扱ってるパターン多いんですよ…………。
次回でようやく? この世界の真実が明らかになります。もし創世樹でアルスリアとグロウが結婚したら……平和になるのかな……? それとも破壊と暴力を振りまくのか、どっちかな~っ!?
その辺りの結末は、終盤クライマックスにとっておくつもりです!
次話も楽しんでもらえると嬉しく思います!!
第119話 2人の抵抗への応援コメント
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子供時代の絶望から立ち直って明るさを手に入れ、それでもひとの憎悪や拒絶に傷つき、最近になってようやく「自分」というものを受け入れることができたエリー、にもかかわらず突き付けられる再度の絶望。今回はもう、つらく切ない気持ちになりました。「本物の鬼にだってなってやる」という宣言は周囲を威嚇する以上に、自分を傷つけること大だっただろうなと思うと……。それでも抵抗をやめるわけにはいかない、孤独な戦いを続けるしかないエリー。ガイたち早くー!
グロウの幽閉もかなりの憔悴を幼い身体に刻んでいる様子。ガラテアの大義というものも末端の連中においてはただ「絶対的な立場から弱者を甚振る」ことに終始。高潔な人間というのは少ないからもてはやされるものではありますが、ここにいるのは清濁の濁な輩ばかり。こんな連中の相手は心が消耗し……と、思われた矢先のアルスリア登場。「お話」の内容は雑談では終わらなさそう。「創世樹」の核心がついに語られる? 次話以降も楽しみにさせていただきますね!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
今回は僕自身も書いててつらかったです…………ガイ、早く助けに来てあげて…………。
グロウ相手に検査とは言ってもそれはテイテツやタイラーのような信頼出来る仲間あっての事。濁った心のガラテア相手ではグロウ自身もここまで冷たくなってしまうのでした。
そのガラテア軍の中でもニルヴァ市国をほぼ独力で滅ぼしてしまったアルスリアの登場です。グロウにとっては憎き敵ですが……初めて対面した時の発言や反応の通り、断ち切れぬ因縁がこの2人にはあります。いよいよこの『創世樹』の世界の謎というか仕組みのようなものが明らかになっていくかと思います!!
希望を捨てずにお楽しみにして欲しいです!!
第118話 将来の誓いへの応援コメント
拝読しました!
今話は非常に素直でないけれどもあたたかなガイの話! 父親というものに対して男が描く複雑な感情、その体現。まだまだ蟠りは解けない……むしろガラテアを打倒して平和を手に入れても結局、院長先生には憎まれ口をたたいてしまいそうなガイですが、心底の優しさと熱さはすでに立派な「男」! 癒し手というと優しく献身的な人物が真っ先にイメージされるものですが、ガイのようなひねくれて頑固でそのくせ人を救うことにがむしゃらな人物、というのも素敵なものです! やっぱりブラックさんに似てる感じ……共通項として赤ひげ先生的?
エリーを花嫁にして親父に見せる、そう誓ったガイ。平穏で幸せな未来のために、ここからガラテアへ反撃の狼煙? と、その前にセリーナとの合流でしょうか、次話以降も楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
不器用で無愛想な気持ちの表し方しかできないガイですが、彼の言う通り元院長へ出来ることは一先ず終わりました。いずれは愛するエリーとの結婚式を見せてやるぞ、と将来の誓いと同時に、養父にとって養子が出来る幸福のひとつの実現へと奔走するつもりでしょう。その為に今度こそエリー、グロウの救出の為旅立ちます。
セリーナも気になりますよね。思ったより意外なところで出て来るかもしれません……少なくともあんなに良いキャラクター(自分で言うかな)をそのままにしておくのはとても勿体ないので!! セリーナ、いつとは言えませんが必ず再登場しますよ。
次話以降…………いよいよこの創世樹の世界における重要な謎が明らかになっていきます…………!!
第117話 活殺の剣への応援コメント
拝読しました!
迷い惑うなかから、これまでの人生全て、清濁を受け入れ飲み込んだ総決算の境地! ガイは「殺すもの」から「活かすもの」に! ここにグロウがいたとしても癒すことができたかどうか、という死病の病魔だけを斬るという絶技に感服です。「なにがあっても相手を救って見せる」という気概があってこそなせた境地、なりふり構わず人を救いたいという心情にはLive For Humanのブラックさんを連想しました。ガイはまだ若い分、ブラックさんほど韜晦した皮肉屋ではない感じですが!
院長先生を斬って恨みを晴らす(すでにあの瞬間、ガイの心に恨みがあったかどうかわかりませんが)、ということと養父を殺さず救う、ということが矛盾なく両方達成された最高解。院長先生=父を超え、そして救いすら与えたガイ。ガイと院長先生の間にはまだわだかまりもあるかもしれませんが、いずれエリーをここにつれてきて養父との和解などあるといいですね!
それでは、今日も楽しませていただきありがとうございました! ガイが一撃を繰り出したときは院長先生、斬られた――!? とハラハラしました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ガイの一番の奥義については結構初期の頃から考えていました。作品内で相手を殺し切ってしまう力ならエリーの『鬼』の力で充分過ぎると思っていたので、ガイには逆に刀を帯びても相手を殺さずに不能にする、そんな技がいいかな……と思っていました。ただ殺し切ってしまうよりも難しいことなので……それもグロウの治癒の力のような超常の力ではなく、飽くまで人間の力で。
ガイは口では「斬り殺す」と言いながらも、もちろん本気で殺してしまうかは実はそんなに断行する気は無かったのでした。元院長へのやり場のない怒りからそう毒づいてしまっただけである部分も大きいですね。なのでただ生命を捨てて決着ではなく、一心に鍛え上げた結晶たる奥義を会得して真の決着としました。
ただ、こういう決着にするなら、もう少しガイの元院長への殺意を口にする描写はもう少し緩和した方がよかったかもしれないですね苦笑
いつかエリーを連れて来てガイはどうするつもりなのか? その心づもりは次話でハッキリ解るかと思います!! 戦いそのものよりは、次話のようなエピソードを書きたかったかもしれません。
第116話 迷いの剣への応援コメント
拝読しました!
なお迷いの中にあるガイ。すべての男が抱えるであろう葛藤「息子はいつか父を斃し、越えていくもの」と「男にとって父の背中はいつまでも大きく絶対」が相半ばする感じでしょうか、そして優しさと厳しさを見せつけられて余計に、院長先生の「父としての格」を感じてしまっている? どうあっても正解などない命題、斬るにしても斬らないにしてもガイの心に後悔を残してしまいそうな。しかし斬らなければ「ここから前に進むだけの気概」ごと失ってしまいそうでもありますよね…。一番怖いのは「憎い憎い、殺す!」と思っていた相手を殺した瞬間「殺すほど悪い相手ではなかった」となって虚脱してしまうことな気がしますが、ガイはそこのところにどう折り合いをつけるのか。「技量・戦闘力」ではない「心の相伝」ともいうべきこの戦い、次話も楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
迷いの心で、剣まで鈍らせてしまうガイ。このまま折り合いのつかない終わり方をしてしまうのか。
ちょっとこの辺りは自分のペースを優先したとはいえ、テンポが悪かったですね。2話連投ぐらいのボリュームで良かったかも……。
子が親を超える。育ての父を息子が超えていくというのは王道的なテーマですが、果たして描き切れたどうか……ただこの後2話ぐらいの展開は書いていて楽しかったです。
思えばもっと抽象的ですが概念としての父と子の試練というのはLIVE FOR HUMANでも最後の方に描きましたね。あれは闇に堕ちた父祖を真心で遠い子孫が乗り越えるという展開だったので簡単でしたが……。
ガイは養父を超えられるのか。斃してしまうのか。
次話以降、お楽しみにしていただけると嬉しく思います!!
第58話 ある落ちぶれた男の独白~不完全な美への覚醒~への応援コメント
とある軍人のサイドストーリー•••真面目に哲学してて感動しました笑
メインストーリーに全く関わらないけれど、ひとつの歴史が動くみたいな•••こういう視点、好きです
グロウ君、結構抵抗なく演じてますね~(いやある意味恥じらいがやけくそになってる感あるのか!!?)
お着替えや裏方の事情は色々経ていそうですね•••
地道な労働から一転して•••先が読めなく展開が楽しいです!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!!
人生の黄昏に暮れかけた男の人生観を大きく変えました!! みんなのアイドル・シルバーキャットちゃんの誕生ですー!!!! ぱちぱちぱち!シャンシャンシャン!!!!(タンバリンを振る音)
たまに本編と直接関係ないモブキャラからのサイドストーリー書くのが楽しいんですよね。少し物語の重々しさが晴れると言うか。実際ギャグ回ぐらいのつもりで書きましたw
美少年が好きなんですよ……(溜め息)から、なんか哲学的(科学的?)に壮大な話になっちゃいました……グロウのその環境への適応力が半端ないと思うんですよね(やや他人ごとのように)。
たまにでも読み進めて貰えて大変嬉しいです!! また気が向いた時にでもお読みくださりませー!!
第115話 帰ってきた聖騎士への応援コメント
拝読しました!
ガイの怒り、いらだちの根底は自責! 責任感の強すぎる、行ってしまえば前時代的な「男らしい男」ゆえの、自分がすべてを庇護して守り切るという決意とそれが果たせずに苦しむ現状に苦しむ、というところですね!
遠蛮もどちらかというと古いタイプの人間なので「男は男らしく」「男は女を守るもの」といった気分がありますが、やはり全部を自分で抱え込むことは難しいのですよね……。男らしくあることを否定はしたくない……中性的・無性的な男子というのはやはり人間としてどこかが違うと思うので…ですが。
心には余裕が必要で、ガイが一番リラックスして余裕を持てるのはエリーがそばに居る時。それゆえにこそエリーを助けに行くのは当然ですが、今のままだとガイは自分とエリー、二人の世界しか見ることができていない様子。院長先生に向ける凝り固まった怒りの感情も、まだガイが完全な「大人」にはなり切れていない証明? ここで院長先生から思いを託されて、彼はまたひとつ成長することになるのでしょうか。
愛憎半ばするこの二人、できれば殺し合いではなく決着してほしいですが、院長先生の方が自分の人生の清算とばかり、殺してほしいと願っていますからね…。病に殺されるより愛息の手で、というのもわかってしまいますし、果たしてどうなるのか。それでは、今日もありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
確かにガイは名の通り前時代的な男性像ではありますが、割りと現代の新時代でも責任感が強くて凝り固まってしまったり、抱え込んで潰れてしまう男性って多い気がします。逆に責任感も特になく、自由奔放だったり中性的な、力強くないけど欲も無く優美に生きる男性も古い時代にもいたと僕自身は思いますね。
まあもちろん世代の風を受けて人間は生きて変わっていくので、遠蛮さんのおっしゃる通り『周囲の大切なものやか弱き者を守る』為に生きる男性像も現代では流行らないと思われるのかもしれませんが、それと同時に大事にされるべき人々だと思います。これからの時代の変遷でどんな男性像へと世間は変化していくんでしょうね…………今はそれこそ女装少年とか男の娘とか女性っぽさを取り入れる男性が流行ってはいますが苦笑
話が男性像に寄っちゃいましたね。ガイは少年の頃からエリーの傍にいて彼女を守るということを、多くの苦しみを抱えながらも徹頭徹尾自分の役目だと強く意識し続けている、自分に軸のある人間なので時々重圧に負けそうになりますが、ガイの場合はそれでいいと思うんですよね。
そして何だかんだ言ってもガイも24歳そこそこと若いので、まだまだこれから成長すると思います。大人らしい部分が欠けているのも事実。人間って、特に男性は人間的に完成するのは遅いと思うので、まだ子供っぽさが残っているのは割りとアリかな、と思いました。
この元院長との決闘で何を彼は得るのか?
それもひとつの成長として描けていればいいなあ、と思っています。
第114話 養父と養子への応援コメント
拝読しました!
父と子の愛憎! 愛し慕いながら、それゆえにこそ院長先生を許せないガイ。人間の感情は一面的にはくくれないということを見せつけられるような。ガイの「憎い」「こいつが自分たちを欺かなければ」という感情は「愛していた」「信じたかった」という強い思いの裏返しのようで胸に迫ります。イロハの言うようにこれは逆恨みかもしれない感情、しかしながら清算しなければ先に進めないのも確か。
最高の聖騎士の技量で殺してくれ、そう乞う院長先生に、ならば決闘だというガイ。はたして決着は本当に命を奪うことでなされるのか。院長先生にとってもガイの手で殺されることが一番の救い、という気はしますが…、ガイにとってはどちらを選んでもより重いものを背負うことになりそう。
ひとの抱える感情のひだ、しんみりと読ませていただきました! 単純な戦闘とは違う想いを抱えての戦い、この先も楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ガイは院長を憎んでいる。と同時に愛し、尊敬している。その感情の板挟みを超えて何かを得る試練…………のつもりでこのエピソードを書き始めました。ガイ的にも乗り越えなきゃいけない出来事だと前々から思いましたし。
ガイの試練に相応しい物語が書けたでしょうか……読む側の人に判断していただきましょうかね。最近は自分ではなかなか書いたものに自信が持てないことが増えました……。
それでも続きは読んでもらいたい。次話も読まれることを期待しております。
第113話 怒りを突き付ける先への応援コメント
拝読しました!
ガイが「斬らねばならない相手」とは? 強大な仇敵ではなく、かつて自分たちを守ってくれなかった存在、院長先生。子供時代のガイにとってたぶん絶対的な守護者だと思えていたであろう存在が、ガラテア帝国に屈してふたりを差し出したのであろうことを考えるとそのときのガイの絶望たるや———。ガイの中にある「神はいない」ひいては「人は自ら助けるものしか救わない」の思想の根元、その一番深い根っこのような気がしますね…。絶望をもたらしたのは確か、しかしそれ以前優しい思い出もあっただろうとすると、果たしてガイは先生を斬れるのか。ここはガイにとっての非常に大きな分岐点になりそうな予感ですね!
エリーがいないといつもの気安い一行が一転、ハードボイルドに。渋く野性的なガイもいいですが、やはりいつものようにエリーの尻に敷かれている方が無理をしていない感じ。それでは、今日も素敵なお話をありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
叩き斬りたいという相手がかつての院長。ガイにとって養父とでも言うべき人。
彼に罪が無いかと言えば決してそんなことはなく、かと言って無惨に斬り殺すほどの関係性の相手かと言えば、それも疑問符。
ガイにとってエリーに次いで大事な場面かもしれません。ここからの数話は自分で上手く書ききれたかどうか…………あまり自信はありませんね。それでもガイが挑むべきひとつの試練として描きたかったので。
12月に入り一気に冬めいて寒くなりましたね。体調や精神状態が落ちやすい時期、お互いに注意したいものですね(既に落ち気味)。
エリーとグロウの救出も大事ですが、ガイの試練も見届けてもらえると嬉しいです。
第112話 再起への応援コメント
拝読しました!
ガイの復活! 堕ちはしても堕ちきってはいなかったガイ。刀の手入れを欠かしていなかったあたり、日課的なものか武人としての誇りか。ともかくも彼が起ったことで物語再始動、ですね! ここまでの牽引役を担ったイロハのパワフルっぷりも素敵でしたが、リーダーはガイでないと。
ガイは強い精神力で律してはいますが実は意外と一番、心脆い(「精神力」と「心の強さ」というのは同一のように見えて、実のところイコールではないですよね?)気が。助けに行っても無駄だ、とかもう疲れた、という言い方で諦めようとする(そしておそらく、諦めることに自責して自分を苦しめる)あたりは一個の人間として共感しやすいところ。普通の人間、それもやさしさの感情が強い人物というのは挫折からすぐに立ち直れませんよね。そういう、抱える傷や闇の重さが身近なので、ガイは感情移入しやすいです。エリーやグロウも自分の出自や抱える力に由来する悩み・苦しみを抱えていますが、彼らはけた違いに強力な力を持っていますからね、読んでいて手を貸す必要はないかなー、と(むしろどんな痛快な活躍をしてくれるのだろう、とそっちの期待をしてしまいます)思うのですが、ガイやセリーナのような「常人が努力によって天才と肩を並べている」人物を見ると「手をとりたく」なるものです。
復活したガイが「ガラテアに向かう前に斬る」そういう相手とは果たして何者か。エリーとガイの過去に影を落とした存在……、でもガラテアではない。市井の研究者とかでしょうか…と、あまり深入りすると怒られてしまいますね、この辺で。
それでは、今日も楽しませていただきありがとうございました! 週に3回の更新、いつも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ガイ復活です!! 離散してからおよそ3話で復帰。自分でも早めに進められたなあと思いました。心残りがあるとすれば……シャンバリアの一件でガイ1人分でもかなりの金額を稼いだはずなのにバーで飲んだくれて無一文はやり過ぎだったかも……と思ったくらいですね苦笑 まあ……ガイも金銭感覚はまともでもやっぱり大金を普段から持ち歩くのに不安があったから大半はテイテツあたりに預けていて、自分は小遣い程度のお金だけ持っていた……としても通りそうではあります汗
エリーに続いてガイも小遣い制かあ…………笑
やはり、作者としても最初から常人離れした力を持ってしまっている人よりも努力して力を付けていく人や、人間的な弱さや業、闇を抱えて苦悩し、時には涙したり自暴自棄になってしまう人の方がとても感情移入出来ます。等身大の人物像を描くことは大切にしたいですね。
ガラテアへ行く前に斬りたい相手。果たして相手は何者か。この辺りの展開も作者としてはまずまず満足のいくエピソードになりました。お楽しみいただけたら幸いです!!
第111話 吹き溜まりの中で見た希望への応援コメント
拝読しました!
久々に主人公っぽいガイ。とはいえ敗北を刻まれ落ちぶれ折れたヒーローの姿ですが…、そこからの復活を感じさせる今話。まずはエリーやグロウに対する想いがあまりに強いために、守れるとおもって守れなかった時の落胆悲嘆は計り知れない…守るものが多いほどに強くなる家父長タイプは守るものを失うとこーなっちゃう、という姿でしたね。イロハの喝がなかったらこのままチンピラ落ちもありえるところでしたが、まだあきらめるには早いとなればきっと奮起してくれるはず。いろいろ考えがちでつい悲観、諦念がよぎるおとん=ガイに共感を覚えつつ、彼の復活を待望です! それにしてもここ2話のイロハがえらく熱くて男前(笑。
昨日は通院日ですぐ読ませていただきにうかがうことができず、すみませんでした。この先も楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ガイは守るべき存在……特にエリーが傍にいないと途端に生きる希望すら失いかねない脆さと危うさがあったのでした。共に生きると決めてから10年以上ですからね…………恐らくはエリーの方も。ある意味で2人は良き片羽同士なんですね。
アルスリアの手によりパーティ強制離散に遭った時、一番に行動させるのはイロハと決めていました。エリーたち一行で、エリーとグロウが囚われの身である以上……ガイは上記のような脆さですぐには立ち上がれませんからね。テイテツもブレーンとして欠かせませんが、1人だけでは全員を助け出す力も情熱も心許ない。セリーナですらももしかしたらガイのような弱さが出てしまったかも。
となれば一番行動力とガッツがあって、尚且つ旅の足であるバイクが手元にあるイロハが動かないことにはどうしようも無かったんですね笑 半ば消去法です苦笑 テンポが悪くなるのでやりませんでしたが、バラバラになった全員の復活までの旅路を描いてみるのも面白いかもしれませんね。別口でそういうのやってみようかな……。
愛するエリーとグロウの生存、そして生き延びることの意志と敵への抵抗。これだけのものを見ればガイが立つには充分でしょう!!
ガイたちの再起にご期待いただきたいです!!
第110話 街道に独りへの応援コメント
拝読しました!
ガラテア帝国、著作権法違反!(笑 世が世ならこれで訴えられますよね、転移玉訴訟。さておき離散から合流まで、よぶんな時間がかかることなく一安心! イロハの発信機とテイテツの端末、ここにきて情報系の二人の能力が光ることに。前々の話数で置かれていた「発信機」という情報がこうして回収されるとニヤリとしますね! ここから再結集の一行は直ぐにアルスリアに再戦を挑むのか、それとも。グロウの貞操やアルスリアがエリーに言い放った「実験動物にする」という言葉を考えれば時間はなさそう?
テイテツは心をなくしたといいつつ、ここぞというときに染みる言葉で人を案じるのがズルいです! おとん気質のガイとはまた違った雰囲気の父性。仲間を救いにバイクにまたがるイロハにマッドマックスの雰囲気を感じつつ、それでは今日も楽しませていただきまして、ありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
世が世なら訴えられるとこですが、『創世樹』の世界はほぼガラテア帝国一強ですからね……他人の権利をふんだくるのも造作もなくやってしまうのです笑
発信機ですが、実はここまで計算してシャンバリアで持たせたわけではなく、偶然今話を書いた時点で通信上都合のいいアイテムがある事に気付いたのでした。「あっ! そういえばアレがあったわ!!」と。計画的にストーリーを進めるならもうちょい抜かりなく行きたいものですね苦笑
世界中に放逐された一行ですが、意外と早く合流します!! 長々と合流するまでの道中を描写しても良かったのですが、やはり作者としても物語を先へ進めたいので……。
テイテツ、お前本当は感情機能してるんじゃあないのか? と思われるシーンが頻発してますが、のちのちその描写に込めた意味も明示して行こうと思います。
黒風に跨り、再び仲間を求めて旅立つイロハ。パーティ強制離散は一行に何をもたらすのか? 次話以降も楽しみに読んでくださると嬉しい限りです!!
第109話 奈落転落への応援コメント
拝読しました!
アルスリアとの対決……、どころか対峙することさえ許さない圧倒! あれほど圧倒的な域に到達したエリーをまさかの「『鬼』ごとき」扱い。ここまでエリーの強者ぶりがバッチリ描かれていたぶん、その完全敗北によるショックは大。それにしても、敗北したあとでガイたちの抵抗力を削ぐ方法をいくつか考えはしましたが、まさか転移玉をガラテア軍が開発、この期間で実用品を完成させていたとは…! これは再び一行が終結するだけで新章開始から終章までかかってしまいそう。そのあいだにエリーとグロウは……? というか病み系おねーさんアルスリアによるおねショタ攻撃! グロウはまたもトラウマ級のピンチに陥ることに!?
先話では先走った感想を申し訳ありませんでした! 気を取り直して次話以降も追いかけさせていただきますので、今後ともよろしくお願いします!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ここまで圧倒して来たのに、アルスリア単騎出撃で逆襲された上、パーティ強制離散という仕打ち。正直自分でもこの展開を描いていて「読者の人まで『振り出しよりさらに前のマイナスに放り込まれた』と絶望して読むのやめる人もいるのでは……」などと躊躇いがありましたが、自分の書いたあらすじに従うことにしました。
みんなどうなってしまうのか。いつ再集結するのか? などと思われるでしょうが、実はそこはあんまりダラダラとそれぞれの旅路を書き続けてもテンポがさらに悪くなると思ったので、意外に早くまた出会えると思います。さすがに物語のキーポイントである幻霧大陸とやらに至っていないのにずるずると世界行脚していてはやきもきしますし……。
うわあ……おねショタヤンデレだーーーっ!!!! アルスリアは己の片割れを見つけたとは言え、初対面以前から強く執着している時点でかなりイッちゃってる人であることは間違いないですね…………またもグロウの貞操の危機が……いい加減グロウをダシに穿った展開ばかり描くのもいい加減にした方がいいのかもしれませんね。ごめんよグロウ…………作者が度し難いショタコンで…………泣
感想コメントで今後の展開や設定などを推理したい気持ちはよく解るんですが(実際プロの人の作品でも日夜読者、視聴者から色々展開予想とかネット上で論じられたりしますよね)、あまり深堀りされてしまうと多少は『このプロット通りに話作っていいのかな……ああ、でもこの感想コメントから拾って話を作るというのも捨てがたい……』と僕自身に迷いが生じやすいんですね。読者の方の反応を見て作品を作るのも決して間違いではないので『これはダメ!』と言うつもりは無いのですが、創作者としての自分の芯は通したいなあ、と言うだけで。
まあ、それならば読者の人にいちいち頼むのではなく僕自身がそれこそしっかり自分の軸というものをしっかり持って、周囲の声で躊躇わないようになれるのが一番いいかな、とは思います。
パーティ離散の憂き目。世界中にバラバラに飛ばされたエリーたちの運命やいかに? ショッキングな展開にしたので、続きを楽しんで読んでもらえるだけで本当にありがたいです!!
第108話 妖女のアルカイックスマイルへの応援コメント
拝読しました!
ストーキングされていたエリーたち。旅の重要事項だけ挙げて「あの件、見ていたよ」と言えば格好つきますが、プライベートな日常風景、さらには濡れ場、逢瀬ものぞかれていたと思うと気が狂うほど「やめてくれえぇ! アンタ変態かよ!」となりますよね…。視聴料金、ぶった斬ってもまだ追いつかなそう。
そしていよいよアルスリアの本気炸裂? 創世の命の樹に由来する力、素養はグロウと同等として、実戦経験は相当に桁が違いそう。「人間由来」であることを厭うような態度はやはり人間を嫌い憎み蔑視しているでいるのか、でありながら人間の特権である愛欲というものを悦んでいるようでもあり。そのあたりの二律背反する感情そのものがやはりすでに人間的ですよね。いまの肉体、という言い方をするあたり、過去にも別の肉体で存在したことがありそうな言い方。そのころの記憶も実は保有していたり?
今まで創世樹という作品世界は北欧のユグドラシルやシベリア・テュルク地方の世界樹神話をモチーフとしているのだろう、と漠然と思っていましたが、最近もしかするとインド・イラン神話圏のアシュヴィン双神や大天使アムルタートがモチーフなのかなという気がしてきました。とくにアムルタートの「不死・不滅にして樹木を司る」というあたりがグロウの力に共通する気が。あのあたりの神話に登場するソーマやハオマの効能もグロウの力に似たところがありますよね。シャンバリアの町で男衆を熱狂させたあのシーンはまさにソーマの酩酊という具合でしたし、旅してた町の名もセフィラの町(否定されていましたが、やはりセフィロトから? これも命の樹なので、作品の暗示っぽい)を分岐点としてシャンバリア、ニルヴァと東洋風。帝国(=ゴエティア(=魔導書レメゲトンの別名?)一族)=西欧魔術の系譜、エリーたち一行は東洋系の力を担うことになるのかなぁと予想。アルスリアは東方由来の力を帝国(西方)にもたらした存在、ということになるのかなぁと。「神はいない、あるいはいたとして人間に関心は払わない」というmk-2さまの考え方に沿うと神さまは登場しないだろうとこれまた予想しますが、「神さまに等しい力があってなおかつ、世の中を好きなように造り替えようとする存在」がいたとしたら神さま以上に厄介ですよね。それがリオンハルトパパなのかなぁと。それに対抗するエリーたちは自助努力によって神に等しい力を身に着けるもの=神というより仏天とか神仙っぽい?
今回も勝手なことを長々と申し訳ありません! いろいろ考えるのが好きなもので、どうなのだろうと思うとつい書いてしまいます。それでは、今後とも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
リオンハルトにそんな性癖は無いと思いますが、とにかく情け容赦ないですね笑
グロウと本来は同等の存在。ですが生まれた早さと育った環境が…………なので間違いなく現時点で(下手したら終盤まで?)最強クラスの戦闘者です、アルスリア。
色んな神話や民話、御伽噺を引き合いに出して深読みしてくださってますが、愉しみに水を差すようで申し訳ないですが深読みし過ぎですね苦笑 僕自身はその手の知識には疎いので、もっと庶民的な漫画アニメゲームなどからの影響や着想がほとんどですね。
もっとも、そういった作品の数々もそれこそ世界中の神話などから材をとっていることが多いので、元をただせばそういったものに行きつくかもしれませんね……。
神はいない、いたとしても人間を歯牙にもかけないという考え方は依然変わりは無いですね。なので世界を作り変えようと蝕む温床はやはり人間です。作品を通じて色々論じたりしますが、実際のところ僕自身の人間嫌いな面も作風に色濃く出てしまっていますね。我ながらそんな卑屈な感情を働かせて作品を作るのを恥じてはいるのですが……。
今後も『創世樹』はまだまだドタバタが続きます。途中で読者の方の読む気が失せてしまわないか冷や汗ものです苦笑
第107話 片割れとの邂逅への応援コメント
拝読しました!
ついに敗者の哀愁漂ってしまった特殊部隊の面々。初手での連携不足と情報共有不足が最後まで尾を引く形に。善戦したとはいえやはり、エリーたちが圧倒する形で勝利という形ですね。そして日々のトレーニングによる地力の鍛錬は裏切らない、という厳然たる事実の裏付け。ここまでライネスたちが窮地の主人公のような雰囲気を醸していましたが、次話からはいよいよ本来の主人公、エリーたち視点に戻る感じでしょうか。
作戦を次フェイズに、というリオンハルトの意図するところは? 時間を稼ぐ必要があって、エリーたちを釘付けにしておくことですでにそれは達成された、ということは…兵法の常道で言うとニルヴァの町後方に別動隊を送っている気がしますが、それとも必要な時間とはリオンハルトの練気を練り上げるための時間? リオンハルトの練気ってどんな能力なんだろう…? 父親への思慕とそれが与えられなかった、という幼時体験が関わっていそう。与えられなかった=奪われた=他人の練気を剥奪する力、とかでしょうか?
さておいてアルスリアの、妖艶かつそこはかとなく怖い悦びの表現。グロウのことをつがい、とよぶあたり、グロウは人間味のなかの穏やかさや温かさ、アルスリアは非情さだったり冷酷さだったりを司って二人で全き存在、なのかなぁと思ったりします。愛情味のある態度の中に、カマキリの求愛、みたいな雰囲気を想像してしまいました。
今日は不躾な感想を書き殴ってしまいまして申し訳ありません! つい、思いついたまま書いてしまいましたがお許しくださいませ!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
とうとう次話で決着です。もうちょっとドラマティックにこのニルヴァ市国防衛戦を描けなかったかな…………と力不足も感じております。なかなかプロット通りにもいかないものですね……作劇術が上達することよりもただ書き進める楽しみを優先させてきた結果とはいえ、我ながらちょっとビターな気持ちです。
リオンハルトが進める次のフェイズ。開けてみれば、案外単純なことながら、なかなかに重々しいものがあると思っています。リオンハルトの能力も、もうちょっと充分に作りこんでから披露といきたいですね。
アルスリアからの一方通行の欲情を伴った愛!! 相手は年端もいかぬ少年なのに!! 二十歳そこそこの女性が!! HENTAIだああああーーーっっっ!!!!
いや、失礼……笑 実際、アルスリアは恐いです。カマキリの求愛。まさに当初はそんなイメージでした!! というか一体何度グロウは貞操の危機に遭えば気が済むのでしょうね…………(まるで他人事)
でも、そんなアルスリアの心情描写も、話を進めるごとに自分の中で多少は変化がありましたね。次話以降もなかなかに衝撃的な(面白いかはわからないですが……)展開を用意しました。
次話以降も飽きずに読んでくださると幸甚の至りです!!
第106話 玉砕覚悟への応援コメント
拝読しました!
特殊部隊4人の悲壮! かつての彼らなら喜んで死への旅路を突き進んだはずのところ、人間性を取り戻したライネスとメランの存在ゆえに「死にも殺しもしたくない」人間として当然の姿が浮き彫りになり…、バルザックは気勢をあげるも、もなんともいえない寂寥感。
これまで動静を見せることのなかったリオンハルトとアルスリア、どんな仕込みがあるというのか。この状況からの一発逆転、まさかニルヴァ市国の練気使いを皆殺しにするような策は使わないと思いますが、アルスリアの精神性が人間というものをどう捕えているのか、虫けら同然と思っているならそれもあり? アルスリアがグロウに近しい能力を持っているとすれば精神干渉による洗脳のようなやり方、あるいは都市上層部の暗殺も可能な気が。グロウの能力を考えて制約なしだと思うとかなり万能、なんでも出来ちゃいますよね。リオンハルトも特殊部隊4人を撤収させないのは冷徹に見えて、実は敢えて「敗北の味」を知らしめて成長を促すため、なのでしょうか、こちらは清濁併吞であって純全の悪ではない気がします。
それでは、本日も楽しませていただき、ありがとうございました! 今後の展開、楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
それまでなら死ぬか殺すかで自己完結して思い悩むことも無かったライネスとメランがまともな人間的な精神を得た途端に、単に死にも勝る苦悩を感じてしまっているのはやはり悲劇的ですよね…………リオンハルトは果たしてどこまで自ら結成した改造兵たちを思っているのか。それも大切なワンシーンの描写としたいですね。
リオンハルトは確かにエンデュラ鉱山都市での1件から純全の悪ではないことは伝わるかと思いますが、それでも人間として許されない残虐な作戦を数限りなく執行して来てしまっていて、本人もその罪悪を自覚しているので、きっといつか自分にも報いの時が来ると覚悟していると思います。
対する義兄弟であるアルスリアはどうか。登場してからの描写を見ればリオンハルトより遥かに悪に見えますが、意外な一面も今後見えるかも?
戦いの行方を最後まで見守って頂きたい次第です!!
第105話 連携に乗せた貸しイチへの応援コメント
拝読しました!
ライネスの顔がァ!?
3人までが無力化されて、残るはライネス一人。もはや勝勢は確実? 戦闘中会話の余裕もでてきたエリーたち。今回の見どころはガイの朴念仁ぶりですね! おとんタイプの男は鈍感、という鉄則(? に則りエリーの妬心に気づかないガイ。あれだけセリーナとばっかり一緒にいれば、そりゃあエリーも妬こうというもの。ガイは実のところエリーしか見えてない(むしろ視野狭窄なぐらいにエリー一筋だから、ほかの女性は眼中になし?)のでしょうけども、エリーがヤンデレタイプだったらあれは刺されてますよね、修行中の親密さ。似たような心のしがらみ、蟠りを持つガイとセリーナだけに、エリーとしては心配も強かったのかも?
あとはライネスを倒してこの場は決着、でしょうか。しかしこの戦いがニルヴァの町における戦いのすべてではなさそうな。むしろ続く展開こそが本番? 続きを楽しみにさせていただきます! それでは本日も楽しませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
以前のコメント返しにも書いた通り、一頻り修行編を書き終えてしまった後に『この情況ならまずほとんどの女性なら妬くよね……』ということに気付き、何とかそういう心理描写も必要と思ったので……雑な創作この上ないですが戦闘中の貸しという形でエリーの怒りとガイの朴念仁ぶりを描くことにしました。やれやれ。
そもそも4ヶ月ぐらい一緒に寝食を共にしてたら、若いカップルなら修行の合間にもっとイチャイチャしてるのが自然なくらいですよね??? ああもう……2人のベッドシーンとかもっと書いとくべきだったか…………(ガチの恋愛描写はジャンル違いだからヤメレ)。エリーが比較的あけすけな恋愛体質で良かった…………危うく主人公をヤンデレ化させてしまうとこだった…………笑
ライネスの顔面は大丈夫です!! 練気解けててもめちゃくちゃ頑丈に出来ているので!! 練気による自己治癒もあるし!!!(岩を砕いたイロハの雷撃ハンマーの威力から目を泳がせながら)
ライネスたちを戦闘不能にすれば戦いは終わる…………とはいかないのがガラテア軍クオリティ。待ち受ける展開はやや外法的なストーリーテリングにしましたが驚いてくれたらしめたものですね。引き続きお読みいただきたいです!!
第104話 弾の嵐への応援コメント
拝読しました!
ライネス、メラン、改子、3人を相手にほとんど互角で戦うグロウ! さすがは樹=生命に繋がる力の強さ、ですね! ここで殺しきる、という覚悟がグロウにあったら3対1でも勝っちゃったんじゃないかと思えるほどでした。ここでエリーたちがなにもせず、ほんとにグロウ一人で勝っちゃったら新機軸ですが(笑。
圧倒されてはいられないと意地で圧し返したライネスたち。グロウの必殺からメランの窮地を救った辺りは主人公登場、みたいなカッコよさでしたが、すでに数で負けていてさらにヴィクター、カシムも参戦となるともうダメか? という気も。なによりまだエリーたちはほぼ万全の力を温存の状態ですからね。攻防の起点になるバルザック(たぶん、智謀具眼の士でもある彼がいればチームとしての戦闘力は相当に上がったはず)がいないと力が互角以上の相手には意外と脆いのか、それともここから、さらに奥の手を秘めるか。そしてこの場に出てこないリオンハルトたちは、戦闘の裏でなにをしているのか。ヴィクターとカシムが前線に出てきてしまったのはもしやニルヴァ市国の失策?
それでは、今回も楽しませていただき、ありがとうございました! 戦闘は弾丸の応酬から、いよいよ白兵戦。次話も楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ここまでエリーたちがライネスたちを圧倒してしまうと、もう結果は見え見えで今読み返すとちょっと物足りないかもしれませんね。そもそも人数的な戦力も全然違うし。
かつてライネスたちに圧倒されたエリーたちが今度は見違える強さでリベンジを果たす様を見せたかったのですが、ちょっと一方的になり過ぎましたね……集団戦難しい…………。
さて、こうしてコメントすることでライネスたちが負けることは決まったようなものですが、どのようにエリーたちが勝つのか、アルスリア、リオンハルトの狙いは、それをまたもちょっと狡いストーリー進行で見せていこうとしています。
まだまだ下手ですが、それなりに驚きのある結末に出来たかもしれません。
第103話 投擲戦への応援コメント
拝読しました!
グロウの毒撃手裏剣炸裂! 自然物を毒に化合して敵を倒す、という戦法と追い詰められるライネスたちの姿を見るとどちらが主人公勢か一瞬、わからなくなります(笑。メランが相殺したとはいえ、分はかなりエリーたちに傾いた様子。やはり仲間内での情報共有ができていないのは致命的でしたね…改子失策、初手でグロウをもう少しマークしておけば。このまま毒にやられてジワジワと3人倒されてしまうのか、それとも一矢を報いるか。
それにしてもグロウは本当に強くなりすぎですね。途中まで「癒し手」役だったのが今となってはそこに最大火力を兼ねる万能ぶり。フィジカルがまだ脆弱とはいえ、下手するとその弱点があっても一人で冒険できてしまいそう。一歩間違うとグロウ無双ですよね。考えなしの主人公が力任せに突っ走るタイプの無双は苦手なんですが、グロウのように「能力的には無双できるだけのものがあっても精神的な優しさとか制約があってなかなかドカーン! とはならない」というのは大好きです。そういえばうちの子もそういうタイプでした。
それでは、今回も楽しませていただき、ありがとうございました! 次話以降も楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
毒で敵を追い詰めるっていう戦法がもう『悪』なイメージがありますよね(苦笑)『毒撃手裏剣』っていうワードがもう極悪な感じで…………(笑)
僕の作品ではあまり生命を懸けた戦闘で繰り出す戦法には正も邪も無い、敵味方共に清も濁もあるみたいなところはありますね。それにしてもこの辺りの回はやや気持ちがライネスたち4人に寄ってしまった自覚はあります。
グロウ強過ぎます苦笑 もうちょっとパワーバランスの取り方は無かったものかな~……などといつも反省しますね。ただし、単調な力で無双するのは僕的にも美しくないと感じるのでそこは単なる力以外にも制限を設けてますね(物語を書き始めた当初はエリーに無双させるつもりだったのでアレですが、書いていて自分の美学に無双はないと気付きました)。
掠り傷程度でも熱毒に冒されるグロウの毒撃手裏剣にメラン達はどう対処するのか。次話もお楽しみに!
第102話 対練気磁力攻略への応援コメント
拝読しました!
ば、バルザックーーーッ!(笑。 って笑っちゃいけないんですが、攻め手を乱されて踏んだり蹴ったりな姿につい。前回あれほど痛めつけられたガイ、今回はみごとな雪辱! バルザック、コンビネーションが万全であったなら彼はもっと強敵だったはず、と思うも、連携では互いに信頼を置いているエリーたち一行に敵わず、ですね。ガイはボコられた状態からのかなりの不屈ぶりを見せましたが、バルザックは果たして立ち上がれるか。というかまず、雷撃ハンマー(巨石粉砕するやつ)の一撃に耐えられるのか。
ライネスとメラン、仲間のピンチでようやく参戦も、一手遅れた感。エリーたちにしてみれば躊躇の一手ぶん、猶予があったともいえますね。バルザックが欠けて前衛の一角が崩れると、ライネス一人でエリー、ガイ、セリーナに加えてイロハまで引き受けはさすがに厳しそう。改子とメランはタフネスではそこまで超人的でもなさそうですし、趨勢は決した? それともここからの一波乱があるか? とここ数話の流れは活劇映画を見ている気分です! 各人が着実な成長を見せる中ですが、やはり個人的な注目はライネスがどこまでエリーの力を模倣できるのか、それに対してエリーがどう戦うのか。一番怖いのはエリーよりグロウの力をコピーされた場合のような気もしますが。
では、今日も楽しませていただきありがとうございました! 最近、安定したペースで創世樹が更新されるので楽しみが増えていますが、無理はなさいませんように!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ば、バルザックーーーッッッ!!!!
ガイを捕らえたと思えば二刀十字斬を深々と喰らい、回復しようとすればセリーナに追い討ちで身体を削られ、ならばとイロハを狙えば雷撃ハンマーの一撃でしたからね…………確かに踏んだり蹴ったり笑
練気に加え相当のタフガイとはいえ、さすがに大ダメージは避けられませんね……というか彼はこれで生きているんだろうか(他人事)
少なくともこれでしばらくバルザックは動けないので一気にライネスたち形勢不利です。人数のアドバンテージもありますし……ライネスとメランが躊躇ったが為にエリーたちに打ち倒されるのか。
このニルヴァ市国防衛戦においては連携攻撃が重要だと肝に銘じておいたはずなのですが、我ながら連携攻撃という点においてはちょっと上手く書けなかったなあ、というのが今更ながら書き終えた後の感想です。個の力だけで戦わせてしまったような感じに……不甲斐なし。
ともあれ、バルザックが深手を負い、残る3人でどう食い下がるか。
書き終えてから冷静になるとあまり手応えを感じられなかったかもしれないニルヴァ市国防衛戦ですが……それでも読んでいただけてありがたい限りです。次話はどう転がるか?
第101話 初見殺し・殺しへの応援コメント
拝読しました!
あれだけ強くなったエリーたちながら、それでも互角の戦いを繰り広げる特殊部隊。簡単に終わってはつまらない、ですからね! 練気を練気の当身で打ち消し、それを改子が練気の幻覚で打ち消してナイフで切りつけ、その一撃で仕留めたと思ったところに超再生のエリーが復活、極めて決めた瞬間に折る! 流れるような戦闘描写でした、痛快!
今話のバルザックはハイテンション、躁状態ですね! 鬱状態の考えがちなバルザックも好きですが、こうして解き放たれているときはたぶんいろいろなものから「救われている」状態なのだろうなぁと思って安心できます。鬱状態の方を見ると共感して嬉しかったりもありますが、共感しすぎてすこしナーバスになったり。躁も鬱でもない、平穏な状態にいられれば楽なのですが、なかなか難しいですよね……。
次話からいよいよライネスたちも戦線参加? 激化しそうな戦闘、そしてこの戦局だけを見ているとつい忘れそうになる、リオンハルトの狙い、アルスリアの狙いはそれぞれ奈辺にあるのか、続きも楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
バルザックは戦闘時、ましてや相手が強敵ならば大体躁状態ですね。逆に戦いの中でしか彼も解き放たれないことがほとんど。他の3人も大体そんな状態ですね…………客観的に見てやはりそんな人生を送ってしまうのは不幸と言わざるを得ない。
ライネスたちのような人間にも真に人として生きる活路はあるのでしょうか。実は登場させてからずーっと考え続けている課題でもあります。
とはいえ今は戦い、それも始まったばかりの闘い。どう賽が転がるのか続きを待ってくださいませ!!
第100話 リターンマッチへの応援コメント
拝読しました! 祝・第100話!
いよいよエリーたちとライネスたちの再決戦! しかし、ライネスたちガラテア側には不協和音? やさしさ、温かみを得たライネスとメランは戦闘に躊躇? スポーツ的な訓練の場ではパワーアップしたけれど、殺し合いには本気になれないというところでしょうか? ともあれバルザックと改子の二人だけが突出なら、いまのエリーたち側に勝機は十分ありそう。それでもいまのエリーたちの戦いぶりを見てまだ余裕を崩していないあたり、強敵であることは間違いなし?
戦闘の行方は、そしてリオンハルトのニルヴァ攻めの真意は? 今回一番気になるのは、裏で暗躍しそうなアルスリア。同位体か、鏡面存在か、少なくとも同族、近しい種族であることは間違いなさそうなグロウを求め焦がれるアルスリアの狙いはどこにあるのか。彼女もまだ幻霧大陸には入れていなくて、グロウが必要? リオンハルトも実はここで一戦することでエリーたちと蟠りをなくしたいと思っていたりしないかなーとか、いろいろ考えてしまいます。100話を越え、今後の展開もいっそう楽しみにさせていただきますね!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
祝・第100話ですね!! 当初はここまで続けられるか自信を持てないでいましたね。とは言ってもアイデアを書き起こしたプロット通りに行くなら、まだまだエンディングまで半分もいっていない気がして戦々恐々と言った感じ。無理せずぼちぼち書きます……。
かつて煮え湯を飲まされたライネスたち相手にエリーたちはどれほど立ち回れるのか。リオンハルトやアルスリアの企みは。
少しずつしか明らかに出来ないのは僕のテンポの悪さもありますが、それでもシナリオひと纏まりで一歩前に進めるように意識しております。
文字数も40万文字を超えて、終わる頃にはこれ100万文字超えるんじゃあないか、とまたまた戦々恐々としてしまうのですが…………長い話になってしまいますが、最後まで楽しんでいただきたいですね。といってもまだまだ続きますが。
ここから10話ほどでちょっと状況が大きく変化すると思います!! ニルヴァ市国での防衛戦や如何に? 次回もお楽しみにしていただきたいです!!
第99話 防衛戦、開始への応援コメント
拝読しました!
まず前哨戦はエリーたちの圧勝。しかしこれは陽動! 兵法に言うところの「西に声して東を撃つ」ですね。見事に裏をかかれた形のエリーたち、今回の戦いは先遣隊による散発的な攻撃かと思いきや、リオンハルトの直属! ライネスたちに加えてグロウの鏡面存在? のようなアルスリアまで投入、ということは嫌っている彼女の力をも使って練気の総本山、ニルヴァの町を制圧する心づもり?
ここに来て戦闘は小手調べではすまないものになってきた様子。一度負けた相手に二度目の負けはない、というのが物語のセオリーながら、凶暴性に加えて人間性も備えることになった特殊部隊の戦闘力も侮ることはできなさそう。とくにライネスの力は「模倣」からオリジナルを超える、が主体っぽく、うっかりエリーが巨大な力を使うのは諸刃の剣? とくにバルザックへの移入度が高い読者としては彼らにあっさり負けてほしくもなく……。どうやって戦うか、次話も楽しみなところで次が第100話ですね、ここまで物語を引っ張ってきていただき、ありがとうございます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
こちらこそ、ここまで根気よくお読みいただいた上に応援コメントを書き続けていただき感謝の言葉しかないです。
今回のリオンハルト、アルスリア自らの出陣で物語がまたひとコマ進むかと思いまう。ライネスたち再登場で、事実上のリターンマッチです!!
この防衛戦を歯応えのあるものに書けたかどうか、実はあまり自信は無かったりします。読者の皆様はどう思われるのでしょうか。
次話(水曜日更新)でいよいよ第100話目です!! その際はこれまでの『創世樹』の執筆を振り返った近況ノートなど書こうかと思っております。
第98話 熱源反応への応援コメント
拝読しました!
ヴィクターとカシム、師匠二人の、手放すのが惜しい弟子たちを前にした寂寥。いいです! 渋いオッサンのこういうシーンは大好きなのでした! グロウのような美少年も良いですが、このいぶし銀の雰囲気は若いモンにはなかなか出せませんね!
そしてテイテツの新しい力。戦闘力より調査能力に重きを置いた感じでしょうか、早速威力を発揮したデバイスの恩恵で、グロウのルーツ、その真相により接近。そして偶発か必然か、接近するガラテア軍! ここでテイテツが気づくことがなかったらニルヴァの町が蹂躙されてしまっていた? ですが気づけたのなら対応も可能、町を守っていよいよ、実戦の場での強さが試される? すでにエリーたちの度外れた戦闘力を見てしまった身としては軍隊とは言え、ガラテア軍がかわいそうなことになることは必至、という予感ですが…結果はどうなるか。続きを楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
美少年、美男美女もいいですけどオジサン同士の憂愁を感じる場面もいいですよね。そういえば僕の作品では10代20代の若者同士のやり取りは多くても中高年以上の人同士のやり取りというのはかなり少なかったことに気付きました。最近の流行りでは中高生ぐらいの少年少女がひたすら活躍するものが主流で、自作品では20代ぐらいの登場人物が多いから、やや対象年齢とか高いのかな? などと思っていましたが……もっと中高年キャラも推していこう。LIVE FOR HUMANならブラックとか。そう思えたのでした。
テイテツも強化出来ないものか考えましたが、やはり彼は情報などを駆使して参謀らしく振る舞うのが吉かな、と思いました。やろうと思えばイロハの練気発動サプリで戦わせることも出来そうではありますが……なんか違うなあ、と思っちゃいます苦笑 やはりテイテツには技術力や情報戦で活躍して欲しいというか……。
ここまで強くなったエリーたちに果たしてガラテア軍は一方的に撃退されるのみなのか? 是非次話から確かめてみて欲しい次第です!! 第100話も目の前だ…………!! (来月頭の更新でちょうど100話目ですね)
第97話 もっととんでもない修行の成果への応援コメント
拝読しました!
今回の目玉はセリーナの練気の竜、かと思われたにもかかわらず…、イロハの功業に横から掻っ攫われる形に。まあ、肉体と精神の修練も修行なら、知力と知見と技術を研鑽してアイテムを創り出すのも修行。最近は錬金術師が主役の錬金・錬成システム主体なゲームもありますし…とはいえ、やっぱりエリーのように手放しで喜ぶというより、ガイのうめきに共感してしまうところ。でも練気という技が人間の脳や精神力の具現・具象である以上、精神修練を極めていない(それでも根性がすごいですよね、イロハ)イロハの練気には限界というか、制限がありそうですがそれでも巨岩を一撃かぁ…(汗。
ともかくも心強い戦力がさらに増えた、ということは残る一人、テイテツにもやはり驚愕のパワーアップがある!? あったらいいなと思いつつ、本日も読ませていただきありがとうございます! それぞれにヘビーな背景を背負った一行ですが、やはりイロハが加わると場が明るくなりますね!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
イロハはイロハで堅実に真面目に努力している結果なんですが……やはり色々とチートですよね…………(嬉々として喜び受け入れるエリーグロウ、げんなりしてうめき声を上げてしまうガイセリーナ)。
それでもそんな一行の中で異彩を放っているからこそ助けられている部分も沢山ありますね!! エリー以外何かあると暗くなりがちな一行なので、イロハの明るさは本当に大事です。
知力、体力、メンタルド根性色々併せ持っているイロハですが、さすがに練気を使えるようにする薬を飲まないと使えないだけあって、デメリットもありそうですね……それでも窮した場面での一時しのぎには効果絶大ですね。
テイテツは……まあ研究に没頭していたので他の仲間ほどではないかもしれませんが、多少は得るものがありました。
さて次回。驚きの報せと共にそれがわかるのではないでしょうか。ハラハラしながらお待ちいただけると嬉しいです笑
第96話 3ヶ月の修行の成果への応援コメント
拝読しました! 病院から帰ってCi-enさんをまわってこちら。遅くなりましたがやはり良作拝読は疲れに効きます!
3か月にしてこの成長! グロウの驚異的成長速度にばかり驚かされていましたが、ほかの面々にしてもすさまじい成長スピードですよね! 空手道場なんかではまず組手もさせてもらえない時期のはずですから、ニルヴァの町の修行があくまでも実力主義であることがうかがえます。実力主義・能力主義は歩みの遅いものを置いていきがちになる弊害もありますが、エリーたち一行にその心配は無用。
それぞれ長所を伸ばし短所を補い、一個のコミュニティとしての完成度の高さがすばらしい! このあたり、帝国のライネスやバルザックたちも仲間意識と集団的完成度が高かったですが、個の強さより仲間たちの力の総和を重んじるのはmk-2さまの理想形でしょうか? 遠蛮はなかなか集団の輪の中に入っていくのが苦手ですが、仲間たちが力を合わせて実力以上を発揮、というのは憧れですよね。だからこそ集団戦の極致、軍事と戦術というものが好きだったりします。現実の戦争を賛美するつもりは全くないというか、ニュースで聞く凄惨な話に吐き気が止まらなかったりするんですが。
エリーの一撃で受けた骨折を瞬時に治癒する超速ヒーリングをものにしたガイ、体術ではグロウを指導しつつ、練気の技では蟠りなくグロウに学ぶセリーナ。二人とも、心に抱えた鬱屈としたものを完全に昇華したわけではないでしょうが、折り合いをつけた様子。前回エリーがグロウに向けた一言が効いたのでしょうか? そして果たして練気の竜を生み出す夢は叶うのか!? 続きも楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
こちらこそ返信が遅くなってすみません。こちらもワクチン接種帰りだったりします。
実力主義には違いないかもしれないですが、飯処の盲者の僧やタイラーなどの国の人々の見守りや助言、何より師匠役を買って出たヴィクターとカシムがよく見てますので、飽くまで当人たちのレベルにあった修行のやり方を心掛けてるんですよね。ただ、それでも全員かなりのハイペースで鍛錬出来ているという。
集団の団結力や総和ですが、実は何年も前に『創世樹』を書き始めた当初はエリー一強で、悪しき敵を一方的になぎ倒していく……いわゆる『無双』展開ばかり書くつもりでいたんですが…………やはり成長していくには仲間が必要で、仲間との協力や協調、思いやりなどが大事だな、と思ってしまいます。というか、書いていて自然とそうなりがちですね。思えば他作品でもそういう傾向ですね。LIVE FOR HUMANとか暁が教えてくれたもの。とか。
僕自身も集団に溶け込んだり協力することは本来とても苦手です。30代に入ったあたりで就労支援事業所との付き合い方を深く考えたり、創作仲間同士の寄り合いコミュニティなどに参加したあたりで『あれ? 僕多少は人の輪に入れるようになったのかな???』などと思い始めた程度ですね。
独りの人間、主人公が己の宿願の為に挑戦するおはなしも好きではあるんですが(傾奇者とかね)、やはり仲間とかチームと共に強くなったり助け合ったり、あるいは単に楽しく盛り上がったりすることに憧れを持つようになりました。
このラノベを書けているのも読者の方々をはじめ、多くの友人やコミュニティに属する人たちの応援あってこそだと感じてます。
改めて応援をありがとうございます!
さて、修行編もそろそろ佳境を迎えつつあります。修行が終れば、またエリーたちは過酷な戦いや旅路に身を投じていくでしょう。
彼女たちの冒険を見守っていただきたいものです!!
第95話 強さの先に求めるものへの応援コメント
拝読しました!
壮絶な組手が終わって、いうなれば感想戦。一気に全力を使い切ってしまうグロウは一極集中型の極致ですね、圧倒的に強いけれどもひとりで長いこと戦うことは難しそう。このあたりも今後の修行で改善されていくのでしょうが、あの可憐だったグロウがどんどん逞しくなっていくのがすこし寂しくもあり(笑。
作品冒頭のころは自分の力を儚んでいたエリー、あの頃から徐々に成長して、今では笑ってグロウの背を押せるように。「闘争心や競争心は悪ではない」。実に全くそのとおり! 力はあくまでツールであり、使い方さえ間違わなければ人を救うための役にも立ちますよね! 残念なことに力を手に入れた瞬間、心を悪の方向に傾けてしまう人間が多く、おそらくガラテア帝国はその権化ともいうべき存在なのだと思いますが。
まだまだ続く修行編、エリーとグロウがどこまで強さの高みに登るのか、そしてガイとセリーナの抱える葛藤はどう決着するのか。今後とも楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
グロウは当初、エリーに守られる一方の美少年くらいのつもりで書き始めましたが、すっかり一行の主戦力となってしまいましたね。可憐な男の子ですが……僕が可憐な男の子をメインキャラの1人に据えるとヒロイン的な扱いにしてしまう、実に性癖を全開にしたパターンになってしまいがちですね笑
物語の鍵を握るメインキャラクターということは十分伝わったでしょうが、力も得て主人公を喰って真の主人公みたいな扱いになってしまっているのはストーリーテリングとしてどうなのか汗
スポーツや自己実現の目標を追っている人にとっては、むしろ闘争心や競争心などのファイト精神は必要不可欠だと思うんですよね。トップアスリートとして活躍したい、役者になりたい、ミュージシャンになりたい、難関大学に受かりたいなどなど……書き下した通り大事なのは強さを得て何をしたいかだと思うんです。その為には、時には勢い余って同志を傷付けてしまっても(もちろん反省は必要ですが……)仕方の無いことのはず。力を得てそれを悪の道を突き進む原動力にしてしまうのも、人の弱さなわけで…………。
修行はもうちょっとだけ続きます。ちょっとビックリするような成果が彼らには待ってるやも? お楽しみに!!
第94話 驚嘆への応援コメント
拝読しました!
まさに端倪、瞠目ものの一戦! エリーの反撃、「やっぱり主人公の貫禄でグロウを一蹴してのけるエリー」を予想していたところが、グロウの恐るべき即応力! 砂に自分を同化させてのダメージ回避とは恐れ入りました! さらにそこから押し込んでついにエリーから大金星を勝ち取ってしまうグロウ、修行開始は一番遅かったにもかかわらずのとんでもない成長性。これは創世樹の一族の特性か、グロウ個人の素直さゆえか。エリーとしては悔しくもあり、弟分の成長長足が嬉しくもあり、というところでしょうか、試合中断を遮って「まだだ!」と続行を促したガイの眼力も成長していますね!
模擬戦とはいえ手に汗握る戦いでした! 尋常の練気使いであれば命のやり取りになっていること必定の戦いですしね、読み応え抜群でした!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
修行編において、エリーとガイがここまでの組手をすることは当初創作ノートのプロットには無く、予定していませんでした。それでも、修行編の中でも個人的にかなり良いバトルを描けた気がします!!
重傷を負ってもすぐ治せるエリーとグロウだからこそ出来る組手ですが、改めて敵と相対した時にこれだけの戦いが出来ると思うと、心強い反面やはり恐ろしい力だな、と我ながら思いました。
練気を会得して急成長は、グロウの素直さと言うよりはやはり創世樹関係の特性ですね…………。
守るだけと思っていた弟分の急成長。あっさり負けた、と悔しがるよりは、そこを堪えて成長を祝福するかな……とエリーの気持ちを考えました。問題はそれだけの力を持ってしまっているグロウの新たな不安や苦慮だろうな……と思いました。ですが、そういう戸惑いに声を掛ける存在もちゃんといます。
読者の方にも多少はインパクトを与えられたようで良かったです!! この調子で横道に逸れない程度に物語を書き続けて行きたいです。
第93話 逸材 対 逸材への応援コメント
拝読しました!
実戦組手! 才能はともかく闘争心に欠けるグロウのメンタルと実戦経験の差でエリー有利? という予想はみごとに外れ、グロウは自然の力を操るファンタスティックニンジャのような戦闘スタイルでエリーを圧倒。心の優しいグロウですが操る能力の性質は毒性の活性化や岩を強化した鉄でのすり潰しなどのえげつなさ。グロウがもし殺戮本能を全開にしたら劇毒を周囲にばらまくような非人道的戦闘スタイルも可能な感じですよね。そういうことを考えそうにない、優しい子で本当に良かった…。
ここまではグロウのペース、ですが次回はエリーの見せ場? 鬼の破壊力はどこまでの高みに上っているのか。ここにいたるまでの修行や葛藤、その心理描写も楽しかったですが、模擬戦とはいえやはり活劇シーンは浮き立ちますね! 次話も楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!(お返事が遅くなりました)
グロウは心優しい子ですが、ここまで描写しての通り能力はなかなかにエグく、チート級に強いですよね……加虐精神が強く力をやたらと攻撃に向けてしまうような子だったら間違いなく危険な人物に。そこはエリーたちと行動を共にするにおいて闘争心の弱い優しい少年、という立ち位置にしておいて良かったと思います。
思いもかけずニルヴァ市国の練気使いとして2強となったエリーとグロウ。その実力はどこまで達し、組手で何を得るのか。
ここからの数話は我ながら手応えを感じた物語になったと思います。引き続き見守ってくださいませ!!
第92話 大切な娘時代への応援コメント
拝読しました!
ガイに劣らずこちらも鎖につながれているセリーナ。やはり失った家庭や門人たちへの責任感、自分が最後の一人であるという自責でしょうか、ガイは帝国の悪意の前に神から見放された=神はいないと思うに至りましたが、セリーナの場合ガイ以上に直接に帝国の悪意をぶつけられていますからね…。バトルジャンキーに堕ちていた登場当初の姿からしても、グロウの癒しがなければいまでも戦いだけを求める修羅の道を歩んでいたかもしれず…ミラという最愛の人はいてもガイとエリーのようにすぐ隣で支え合えるというわけにもいかなかったのが、セリーナを追い詰めたというところでしょうか。孤高の寂しがり屋?
脳を練気の膜で覆って超知覚戦闘の助けとするのはきわめて困難そう、なにしろ人体最大のブラックボックスですものね。うかつなことをすると自壊もありうる? しかし一方で希望も。竜を練気で具現するという、さながら竜騎士であり召喚師でもありそうなアイディア! 戦力としての期待も強力そうですが、それを想像しミラとのラブラブを妄想して乙女の貌になるセリーナ、素敵でした! やはりセリーナにとって最良の薬はミラの存在!
それでは今日も楽しませていただき、ありがとうございました! 案外気遣いの人でもあるヴィクター、さすが先生!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
ガイ同様、過去に受けた傷は重く……。現実にも一人で黙々と厳しい鍛錬に打ち込んでいた方が気が楽という人もいますが、セリーナの場合は強さへの妄執から極端になりがちなんですよね。ミラが傍にいて一緒に戦えるような人だったら、危険な旅にもついて来れたでしょうがミラは飽くまで家庭や居場所、コミュニティを守る人間としての役目がありますからね。それも強さを求める以上に大切な事だと思います。
練気で直接戦闘の異能力にすることは結構ありそうですが、エネルギーの生物を具現化するのはなかなか無さそうだと思ったのでセリーナの目標のひとつとしました! 実はヴィクターが『練気でペットを作りたい者に指南した』というのはセリーナを励ます為にちょっと盛って話してたりします。目指せ!! マイカーならぬ一家に一頭練気の竜!!!! きっと一緒に乗ったらミラも喜んでくれると思います(笑)
今月も半ばにさしかかり、今月中の更新はあと7話あまりとなりました。
記念すべき100話目も目前、来月頭に迫っています! 第100話の区切りに相応しい回に出来たと思うので、それまでの修行編を見守ってくださると嬉しく思います。
第91話 捻じ曲がった幼心への応援コメント
拝読させていただきました!
聖騎士、ひいては神への信心というものに、信じたい思いがありながらも拒み、背を向けてしまうガイ。生き地獄を経験した人間の真理としては「裏切られた」と神を否定するか「もっと信仰を高めねば」と信心にのめりこむかの二択というところですが、ガイの場合は明確に前者。もっとも、のめりこんで一歩間違うと危険な宗教にはまった人になっちゃいそうですし、神を否定すると今度は蛮族のような人間になりがち。そのどちらにも染まらずニュートラルな自分を保っているガイはある意味自らを律する心が強い=やはり聖騎士向きな気がしますね! この自律心はやはりエリーやかつてのグロウを守るために培ったものでしょうか。家庭とか仲間とか、守るものがあってこそ真価を発揮するタイプ、おとん気質(笑)。
ただ、自らを強く律するがゆえに自縄自縛になっていますよね。今更聖騎士さまへのあこがれを元に戻したらエリーやグロウへの背信になると思ってしまっている? 練気の修行が心身の健康や心の健全のためのものでもある(むしろ、そちらが本道?)のなら名師ヴィクターにガイを放っておくことはできない気が。けれどこういうデリケートな問題、触れられれば触れられるほど頑迷にもなってしまうもの。どうやって心をほぐすか。やはりこういうときは恋人であり、過去を共有するエリーの出番でしょうか?
今日も楽しませていただき、ありがとうございました! どんどん強くなっていく一行ですが問題解決にはまた一山ふた山ありそう(セリーナにもなにやら抱えるものがありそう)、そのあたりの心の問題も、楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
そう!! ガイは自縄自縛なオトン気質!!!!(笑)
なまじ生真面目で自律心が強いが為に、大事な事を誰かを頼りにしたり縋ったりすることに抵抗があるんですよね。過去の悲劇を味わうまでは神に生かされていた、助けられていた、ゆえに崇拝していた、という感情は嘘、幻であると認識した。それ自体は『人生において大切なことは自分で成さなければならない』という現実を生きる強さへと繋がってもいる。
ただ漫然と神への信仰や感謝だけで生きていれば、ガイはそこまで強くなれなかったと思います。僕自身もどちらかと言えば無神論者なので、そういう自律して強さを求める姿は憧れを抱きます。ただ、それは大きな苦悩を伴うはずなのでガイの苦しんでいる姿も痛ましくもあり、人間らしくて愛おしくもあり……複雑な気持ちを覚えます苦笑
でも、どこかで肩の力を抜いて欲しいな……とも思います。力を抜ける瞬間はやはりエリーと共にいる時間だと思います。もうちょいエリーとガイがいちゃいちゃしている場面とか描いた方がよいのかも(笑)
次回はセリーナの修行……ですが、修行期間に関する地の文が間違っていたので修正していきます(滝汗)
第90話 幼き日の理想への応援コメント
拝読しました! 今回読みに伺うのが遅くなり、すみません!
書物からイメージを培え、そういわてもなんだか難しい理論を身につけろと言われているように感じてしまいがち。想像力の補強なら童話や絵本でもよいのですよね! むしろそちらのほうが純粋な想像の助けとなる感じ。カミナリ先生っぽいヴィクターの優しさでそこに気づいたガイとセリーナが思い至った自分の理想像は聖騎士と竜騎士! ここまで「職業:冒険者」だったところが「冒険者/聖騎士」「冒険者/竜騎士」という具合にジョブが定まった感じでしょうか、いままで素の「冒険者」だけで戦ってきていたと考えると一躍超進化の予感! しかしやはり今回はヴィクターの教育者な雰囲気が白眉でした。弟子の成長を疎んで殺そうとする師匠すらいる中、ヴィクターのような清廉な師は貴重! でも豪放で激しい性格はやっぱり、弟子側から「苦手」と言われそうですが(笑。
本日も楽しませていただきまして、ありがとうございます! 少しずつ「自分の求める強さ」に近づいていく皆の姿と向上心に感化されるところ大です!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
豪放な様でいて実はしっかり弟子の個性や得意不得意を見た上で指導出来る、先生の鑑のような人ですよね。修行編であまり癖の強過ぎる師匠が出て来ても色々と困るので、それぞれにとって良き師匠像で安定しました笑
クラスチェンジかあ……確かにゲーム的に言えば授業完了で聖騎士、竜騎士にクラスチェンジですよね。誰かゲームで『創世樹』を描く人いるかな???(他人事のように)
記念すべき100話目まで気が付けばあと10話となってしまいました! それぞれがどんな成長を遂げるのか? お楽しみくださいませ!!
第89話 強さの想像力への応援コメント
拝読しました!
これまでの修行は養生法、健康法の延長上の練気、ここからが大詰め、戦闘用の応用編ですね! 欲しい能力の幅から「欲張り」といわれた(笑、ガイ、けれどガイの攻防のオールラウンド性を今後の戦いにも対応させるとなるとやはり、この方向性が理想ですよね! 中軸に立ってバランスよく全体を俯瞰するリーダー、司令塔役。いっぽうセリーナが求めたのは精神防壁と立体的戦闘能力。こちらは超知覚という諸刃の刃を守りつつの攻撃力特化。エリーと並んで最前衛に立つことを想定している感じ。そしてエリーは「極まった基本技こそが最強」といわんばかりの型・技不要。ガラテアではあのライネスが人間性を回復してパワーアップしていますが、果たしていまのエリーとならどちらが勝るのか。純粋な練気の量だけならエリーが勝っていそうな気がしますが。
そして真打、グロウ。予想以上桁外れ、でした! このすさまじい練気と、ここからの旅の目標、あわせて考えると本当にグロウが主人公のように。でもグロウの性格、精神性からいって攻撃的な能力は「できても選択しない」気がしますね。超強力な防御、支援タイプ? 戦闘力的に取り残される形のテイテツとイロハにも強化された装備が手に入るのでしょうか? 新装備には胸躍りますよね!
では、今朝も楽しませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
ちょっと体調が落ち気味になり、お返事が遅くなり申し訳ありません。
戦闘への応用としてそれぞれが強さの形を模索し始めました。ガイはノーリスクで素早く自他の回復が出来るという強みがありますし、セリーナは空中戦が出来るという強みもあるので、それぞれの長所を意識した結果こんな感じに。エリーとグロウは特に技を定めず。練気のモチーフにした作品としてハンターハンターの念能力の影響が強いですが、『敢えて能力を定めない』ことで己のセンスを活かして縦横無尽に戦うキャラが出て来たので、なるほど、と思いました。
ここニルヴァ市国での修行の成果は、ちょっと意外なところまで行くと思います。読者の方に面白いと思っていただけるかは解りませんが、作者自身としては良い手応えを感じております。
まだ修行の日々は続きます。続きを見守っていただけると嬉しいです。
第88話 自立と決断への応援コメント
拝読しました! すこし体調を崩して遅くなり、申し訳ありません!
旅の目的が見えてきた、とはいえ別離について確り考えれば能天気に前途洋々、とはいかないエリーの心境。姉貴分というより過保護な母親の心境ですね! 肉親というものが少ないゆえか、身内と認めた相手にそそぐ情が篤すぎるエリー。しかしながらグロウの出した答えはエリーの心配の斜め上を行き、「僕はだれにも負けないタフガイになる!」宣言。幻霧大陸が旅の終わりではなく、そこは通過点に過ぎないと言わんばかりのグロウ。カジノ都市シャンバラの女装で初々しくもじもじしていたころからさしたる時日も経っていませんが、成長が早いのはやはり樹木をつかさどる民の特性? グロウもこれまで使ってきた能力=チャクラの拡大版だとすれば、コントロールを身に着けることで大化けしそうですね!
それでは、今日も楽しませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
読んで応援とコメントを頂戴するだけでも凄くありがたいことなので、読まれるタイミングはいつでも全然気にしないです! お大事になさってくださいね。
元々エリーは両親も無いみなしごで頼りにして来たのがガイぐらいですからね……近しいと認めた人には色々と我儘になってしまう傾向が。確かにお姉ちゃんと呼ばせてはいるけれど 我が子を心配し過ぎる母親に近いかも。
しかし、そこでグロウが自分で考え、決断した結果『もっと強くなって見せよう』と目的を定めるところも少々迷いました。以前のセリーナがセフィラの街のミラのもとへ残るか否かの決断の時ぐらい迷いましたね。エリーは感無量。まだ存在しない我が子の成長ぶりを疑似体験させてもらっているような感じになっちゃうんでしょうか……。エンデュラ鉱山都市の時点で戸籍上はガイとエリーの子ということになっちゃってますけどね(笑)
シャンバリアでの女装は…………あの時点で環境と情況への適応能力がとてつもないですよね……普通の12歳ぐらいの男の子にあんな大立ち回りが出来るかどうか……(リアルで見てみたい気もしますけど、現代では売春とか児童ポルノ的にアウトでしょうね汗)。
グロウはまだまだ大化けします!! 主人公は飽くまでエリーなんですが、時々彼が主人公のような気がしてならない瞬間も多く、ちょっとキャラクターの立ち位置として目立たせ過ぎたかな、と言う気もしていますが…………もうここまで書いてきてしっかりと物語を演じる人物としての息吹を感じるまでになったのでこのまま準主役でいきます!!
また次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。
第87話 古の種族への応援コメント
拝読しました!
グロウは古種!? 太古の時代にグロウの同族と現行人類の祖が共存していたとしたら、特殊すぎる力を持つグロウたちの種族は確かに「神」として崇められるか「魔」として厭われるか、な気がしますね! 厭われた魔の種族もリオンハルトの近くにいそうな。さておき、崇められて隔離された結果に種が衰退した、と考えれば現在彼らが普通には存在していないのも納得。そして普通人類との共存をあきらめ、幻霧大陸で独自文化を築いた、というところでしょうか。
いよいよ物語の根幹に触れるところに来ましたね! 自分のルーツを求めて幻霧大陸を目指すグロウ=三蔵法師に、そこを狙うガラテア帝国=妖怪軍団、求める先は世界を創り出す「創世樹」。以前冗談交じりで言わせていただきました「創世樹という作品を西遊記に当てはめると面白そう」の話が現実味をおびた感じで、この先が非常に楽しみです! 一度は妖怪軍団の戦闘部隊に敗北した孫悟空=エリーたちはいま、修行のどの程度の深度に進んでいるのか。一度敗北を味わった主人公は一躍パワーアップというのが相場ですし、そろそろ修行の成果を見たいところ。1週間ほどの修行はエリーたちが自分でも驚くような力を齎していたり?
それでは、本日も楽しませていただきありがとうございました! お話の核心、目指すところが顔をのぞかせた(と、見せかけてさらに2転3転あり?)ことで、ここにきて面白さと期待度が倍増しです!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
ここに来て唐突に重大な可能性とワードが出ましたね!!
神か悪魔かその姿!!(それはマジンガーだ)
……などという冗談はさておき。もうここまでのワード(幻霧大陸とか)が出てきてしまえば、あとはもうそこへ結実するだけになっちゃいますね……真っ直ぐ行って真っ直ぐ終結へ導くのも大事なのですが、読者様をやきもきさせてしまうほどにまだまだ続く……と思います苦笑
エリーたちの修行の成果はどこまで上げられたのか。
それを確かめるのにふさわしい相手も用意しております!! というか今まさに書いております!!!!
長々と物語が続くのはしんどくもあるんですが、簡単には終わらせたくないという妙な心理も働きますね。
それでも着地地点は定めているので、あとはひたすら気持ちを込めつつ手を動かすのみです。でも多分これガチで第200話まで続きそうです……読者と自分にとって良いことなのか悪いことなのか…………(笑)
第86話 脳力への応援コメント
拝読しました!
脳の神秘! 確かにグロウの精神年齢の成長は尋常な速度ではありませんでしたね。物語開始当初は赤ん坊に近い感じで、エリーとガイの子供、と言われても「?」という顔(つらい思いをしたのはガイのほうでしたね…)でしたが、今はちょっとはわかりそう。羞恥心もすこし成長してますからね。
グロウが「力」を使ったときの脳の状態。練気を極めたような力の発露、ということで、あれはもしかして人間と異質なものではなく、はるかに大きく先を行っているから気づきにくいけれどはるか先まで進化した人間の力? 練気自体が命という小地球に根付いた力ならば、グロウはもっと大きな宇宙に根付いた練気を使っているけれど根っこは一緒のような。
エリー、ガイ、セリーナの修行も気になるところですがグロウのルーツにかかわるこちらの話も気になるところ! タイラー氏にはなにか思い当たる節がありそうですが、ここでいよいよ「創世」という言葉にかかわってくるのでしょうか。
では、本日も楽しませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
書き始めた当初はそこまでグロウを精神的に変化させることはあまり意識していませんでしたが、どう見てもただの人間とは違う能力。加えて過酷な闘争を伴う旅ならばやはり精神的にも大きく育って欲しいなあと思い、筆を進めております。
推察は遠蛮さま含め、読者さまに委ねます。ですが、今回の推察はなかなか中心を突いていると思いますよ! と同時に、簡単に物語の中核を予測されてしまうのはストーリーテリングの甘さを我ながら痛感しますね苦笑
現代の人類史において、仮説レベルだと思いますが人間の潜在能力として第六感どころか、脳が進化した人類は第十二感ぐらいまで感覚が目覚める可能性があるそうです。そうなると波動を放つとか精神感応出来るとか、まさにオカルトの世界のような潜在能力を人類は秘めているらしいです! ただしそこまで進化しないのは第7感以上感覚が目覚めると人間の脳が疲労に耐えられないからとか。
そういう意味ではグロウは人間じゃないというより、人間だけど極めて脳が進化した人間…………なんていう設定も無理がなくなるわけですね(笑)
もちろん、それだけで終わらないように物語の中核を担う存在としてもっと意外性のある展開を目指しています。
徐々に読み進めて明らかにしてまいります!!
それにしても、もう自分の手元でストックしてある話数は第104話目に突入しているわけですが、1話あたりを短く更新頻度を高くしているから最終回を迎えるのが酷く遠大で気が遠くなりそうですね…………多分200話超えそう。
まあ無理が無い程度に気長に書き続けるのが一番ですかね……苦笑
第85話 苦悩以上に大切な真理への応援コメント
拝読しました!
沙門の教えはあるがままに! ガラテアの管理社会主義とは対極の自然主義という感じですが、とはいえ、心を病んでる人間としては少し耳の痛いところです。何かあったら頼りなさいよ、とご近所に言われても、自分は人と関りを持つことが怖くて頼れないですからね…。うっかり人前にでると自分を抑えられずに暴れまわるかも…というのもあります。これがご近所さんではなく信頼のおける仲間がいれば…という思いですが、遠蛮は仲間を作ることについても臆病だったのでした。
自分のような人間はまず健全な精神を取り戻すところから始めないといけないのでしょうが、ともあれガイとセリーナ、健全でストイックすぎる二人にとっては有用な教え。助け合うこと、無心にやること、たんまり食うこと、適度に休むこと。市井の沙門がこうして含蓄のある言葉を放つ、というのはあの人を連想しました、アレクサンドロス3世大王に「日影が邪魔だ」といった隠者ディオゲネス。
では、今朝も楽しませていただきありがとうございました! 2話(実質3話?)エリーとの会話がなかったガイ、遠慮と蟠りを振り払うことはできるか? というところで次話も楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
自分なりに言葉にしようとしましたが、やはりこのお坊様の教えは上手く理解して表現し切れなかった気がします……なかなか難しいことだと思いますし。
作者である僕自身も全く同じです! 他人と関わることも煩わしく感じてしまったり、肝心なところで頼り方がまずかったり。
健全な精神へ至れるかは別として、僕自身はやはり積極的にコミュニケーションを、とまではいきませんが、創作仲間の集まりなどに参加させていただいていることがとても助けになっています。ただ友人を求めるだけでなく、創作活動をする人は大なり小なり生きづらさを抱えていたりしますからね……技術を称え合うだけでなく『苦しみながら生きているのは自分だけではない』と教われるというか。
ただ、禅僧の人が至る悟りや真理というものは、漠然としてますが案外シンプルなものな気がするんです。気付くタイミングや準備が大事というか。
悩みつつも修行の日々が続きます。修行の日々を描いていると、自分自身もひたむきに努力を重ねるべきだな、と謙虚な気持ちになれる気がします。次話以降もお楽しみにしていただけると幸いです。
第84話 盲者の僧への応援コメント
拝読しました!
新たな師匠…とは少し違う、実際に激しい戦いの中に身を置いた、先達ともいうべき存在! ガイやセリーナが強さをがむしゃらにもとめて道を間違ったとしたら、この沙門のようになるという寓意でしょうか。ただの説教ではなく実体験による説法ゆえの説得力!
光を失い、当時の仲間を許せたように思ってもやはり許せていない人間の狭量。ガイとセリーナにとっては数歩先を行くエリーの才能に対して嫉妬を抱かずに済むような道を、沙門は示してくれる? 心の大きさ=練気の大きさにもつながりそう! 円盤が思うに過去、創世樹という作品に登場した「武力によることのない強さ」の極致と言えばやはりセリーナの恋人、ミラが圧倒的なのですが、沙門が提示する答えはこれと符合するか、それともまた違う話か。
今日も楽しませていただき、ありがとうございました! 本日骨折の経過で病院に行っており、読ませていただくのが遅くなりました、申し訳ありません!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
通院するつらい情況の中読んでくれて感謝します。
自分自身の足りない頭や見識でガイとセリーナに諭せる人はいないかな、などと思いましたが……やはり僕自身の見識の甘さでここはあまり良い答えは出せなかった気がします。我ながら苦い思い。
ただこの盲目の僧の言わんとしてることは本当に単純なことで……『まあ若い人には時間が無いように感じるだろうけど、それほどストイックにやってるなら人生は長いんだから、あんまり焦らない方が良いよ』という割りと普遍的なことを言っているつもりです。
それにしてもメインキャラにせよ端役にせよ、過去に激しい悔恨を経て引きずり続けている人が僕の作品にはよく出てきますね…………僕自身も過去への未練に苦しむ由縁でしょうか。
次回もこの盲目の僧との話が続きますが、多分意外と単純なことにおさまると思います。
第83話 焦燥感への応援コメント
拝読しました!
グロウの異常…ホントにセンシティブだあぁ!(笑。まあ、遺伝子情報を一番如実に含むところですからね、避けては通れない。グロウが「ひとに精液採取される」ということを深く考えない子でよかつたですね、おおらかな性格じゃなかったらお話の質が変わっちゃいます。
いっぽうエリーたち。それぞれの成長速度はあるとはいえ、アレですね、同期の門下生が先に昇段したときに妬ましい気持ちになってしまうのと似た感じ。こればっかりは、祝福しつつも負けたくないと思ってしまいますよね。強い闘争心を持っている人種なら不可避のこと。というか遠慮しちゃってガイとセリーナでばっかり話すのが…エリーに話しかけて共有すればなぁと思います。先日仰っていたガイとセリーナに嫉妬するエリー、ちょっと描きたくなってしまいました(笑。いっぽうでイロハは自分の道をしっかり歩んでますね、一番迷いがない。
それでは、今日も楽しませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
本当にセンシティブだったあああ!!笑
グロウ…………おおらかでド天然な子で良かった本当に…………(滝汗)
ガイはエリーと気の置けない関係でありながら、以前からそうなんですがエリーの幸福を思うとそれを曇らせることを変に遠慮しちゃうんですよね。過去の悔恨とかもありますが。それでもちゃんと共有して話し合えば、エリーなら『自分は先に行くけど、ガイたちは自分のペースで頑張ってね』と言ってあげられるはずなんですけどねえ(何で書かなかった自分)。
実力が互角くらいのセリーナとばかり話すから誤解されてエリーから違う嫉妬を受けるガイ。本編には今のところ書いてないですけどそんな場面もありそうですね(だから何で書かなかった自分)笑
イロハは本当にゴーイングマイウェイな人ですから、一番安定感あるかもしれないですね。学習や自己研鑽の合間の息抜きにヨイショ本を大量に調達してることでしょうね……泣
執筆をコツコツ続けて、来月もこのペース(週3回更新)で行けそうです。ひとえに遠蛮さんなど読者様の応援のおかげです~!!
第82話 努力の先の希望への応援コメント
拝読しました!
修行が楽しい! なエリーと修行がしんどい…なガイ、セリーナ。気力でもたせてはいるものの、やはり目的意識が明確に「自分の力で人を救いたい!」というエリーに比べると、ガイたちのは少し意識が希薄だからでしょうか? 目に見える練気の力、量が違う、というのもあるのかも。
それにしても、mk-2さまの描かれる先生キャラはいつも素敵ですね! LIFE OF HUMAMのブラックさん、傾奇者のスラム街の先生、そして今作のヴィクター、カシム。みんなタイプが違って、全員魅力的です。自分の人生で良き師父に出会ったことはないのですが、こういう先生いたらよかったなぁというのをいつも見せてもらっています! 普段から雷親父っぽいヴィクターですが、実はもっと怖いのは温和なカシムのような? 「鬼のヴィクター、仏のカシム」というところでしょうか。ならばどちへんなしはタイラー氏? 確かにタイラー氏は剛柔のバランス感覚よさそうです。さておき、エリーの師匠には確かにカシムの方が向いてそうですよね、ヴィクターだと怒って取っ組み合いになりそう。
そして、グロウ、テイテツ組の異変は果たして? タイラー氏を驚かせたのがセンシティブな原因でなければいいのですが(笑。
では、本日も楽しませていただき、ありがとうございました! 地味だけどすごく堪える練気の修行法、大氣拳の立禅を連想しました! あれ大変なんですよね…。
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
修行へのタフネスさはやはりエリーが『鬼』との混成ユニット由来で身体能力が高いことに加えて自我流で練気をかなりコントロール出来ていたからですね……ガイとセリーナはただ漫然と『修行ってつらそうだけどなんとなく強くなれるならやり切ってやる』という気持ちでやってるからペース配分も解らず無茶しちゃうんですね。本当はもうちょっとゆっくりでもいいのに。
師匠、先生タイプの人、そうですかね? ブラックなどはともかく、ヴィクターとカシムは割りとストーリー展開上必要最低限いて欲しいから……とキャラ設定なども全く書き出さずに登場させてしまったんですよね…………汗
僕の親が教師だった影響もあるかもしれないです笑 自然と世の中の『先生』と呼ばれる人をフィクション、ノンフィクション問わず観察してきたからかも。個性的な先生には出会ってきましたが、本当に良い師父には僕も出会えてません苦笑
師匠ひとつ取っても、弟子との相性もあると思いますが、エリーには柔らかな人、ガイとセリーナには断固とした態度で接してくる師匠が合うかな、と何となく思いました。特にガイやセリーナは頑固過ぎて簡単に他人の言うこと聞きませんからね笑 タイラーは座学で生徒に教える先生と言うよりはフィールドワーク中心の自分や地域の人の為に働く学者さんのお兄さんというイメージです。
さて、これでグロウの身体を調べてびっくりした事がセンシティブ関係だったら面白いですね笑
「なんだこれは!! 他人の精液も混じってるぞ!?」
「誰だ!? 誰とやったんだ!!」「グロウ……恐ろしい子!!」いや、もちろん冗談ですが笑
でもセンシティブはあながち間違ってないかも…………。
ガイとセリーナにも落ち着いて修行に打ち込めるようになって欲しい。もちろんそのきっかけは描きます。今後もお読みくださると嬉しいです。
第81話 気の流れへの応援コメント
拝読しました!
派手なバトルや組手ではなく、一見地味にも思える「自分との対話」的な修行! 岩に立つ矢の李広を引くまでもなく、イメージは大切ですよね。そしてチャクラの流れを阻害して止める裏技も伝授。これを知ったことで対チャクラ使い相手の戦力が増したことは間違いないですね!
それにしてもエリーの成長力は別格。ガイやセリーナのレベルが低いわけでは決してないのでしょうが、出力に関してだけでいうとエリーは熟練の使い手に追いつくレベルですものね。これまでは出力を上げる=暴走の危険性というリスクがありましたが、この修行を経て自在に使いこなせるようになる? 強力なスキルにはなんらかのリスクがあるのが好きなので、完全に自由に鬼の力が使えるようになるとエリーは反則過ぎるなぁとも思いますが。バルザックとの死闘で見せたガイの超再生力も、モノになるとすごく強い気がしますね。ガイの場合自分だけでなく、ヒーリングとして味方を癒せるのが大きい。グロウの自然治癒力だけでは癒せないダメージも治せるようになりそうな。
では、今話も楽しませていただきました! エリーになにかあるたびに精神集中が乱れてしまうガイ、どうしようもなく惚れた弱みですね!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございました!!
以前も言ったかもしれませんが、僕は発想力が乏しいので安易にハンターハンターの念能力をモデルに練気の概念を設定しました苦笑 人間が使えるあらゆる超常現象や超能力の類いが説明出来るので便利な能力だなあって……。(言い訳)
どんな力も過ぎたるは猶及ばざるが如し、なので強力過ぎる力にはやはりそれなりにリスクがありますね。ただ、エリーの場合はこれまで大きなリスクだったものが『リスクを減らしてただの強い能力にする』ことを念頭に置いているので、この練気の修行でシンプルに強くなっちゃいますね。
もちろん、エリーだけでなく一行全員にパワーアップのチャンスがあります! それも、練気そのものだけではなく、各々の個性や得意分野に合った鍛錬を積んでいくことを意識しました。
ガイは本当にエリー命なのである意味自己鍛錬の場では近すぎると却って邪魔になっちゃいますね笑 これからガイは同じくらいの力のレベルであるセリーナと行動することが多くなっちゃうんですが、今更ながらエリーは嫉妬とかしなかったんでしょうか……汗 自分で描写するよりは読者の方からファンアートとしてやきもち妬くエリーとか見てみたいような(贅沢)。
余談ですが81話まで公開した時点で、執筆中の話数は何と100話まで達しました! ストックが15話ほどある状態。正式に100話の大台に入ったことを祝うのは100話の公開された日まで取っておこうと思いますが、これで取り敢えず来月も週3更新出来そうです(笑) これもひとえに読者の方々の応援のおかげです。これからも励みに少しずつ書いていこうと思います。
第80話 変わったものとはへの応援コメント
拝読しました!
そのありようはともかくいかにも「チーム」「家族」というふうの4人。仲間意識、連帯意識はエリーたち一行にも劣りませんね。そして連帯意識だけではなく仲間をいたわり慈しむ心、愛情が。彼らは「闘争心を破壊されたかも」と思っていますが、実際には「生物として当然に持つ隣人へのやさしさ」を与えられた? というところでしょうか。このことが彼らの戦士としての先行きにどんな影響を及ぼすのか。ただの戦闘狂であったならそこで終わり、しかし人のやさしさと戦士の強靭を両立させるとすれば、真に恐るべき存在になりますね! ガラテア、リオンハルトの切り札となる?
今朝も楽しませていただき、ありがとうございます! すっかりこのはぐれ軍人たちに感情移入してしまった遠蛮でした!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
登場人物に感情移入されたようで、作者冥利に尽きます!
慈愛のようなものを呼び起こされたライネスとメラン。4人は不思議な絆のようなもので結ばれていますが、同時に戦いにおいて敵だけでなく、己や仲間の命すら軽く見積もってしまう、生命への軽薄さも持っています。その認識の違いが軍内部でも任務遂行中でも周囲との軋轢の元になってたりするわけですね。
バルザック、改子とは違う感覚で同じチームで生き始めたライネスとメラン。今後この4人もどうなることやら…………(作者にも彼らの運命を決めかねている部分があったりします)。主役では無いにせよ、軽々しく扱うのは惜しいな、と。
次回、ようやくガラテア軍サイドからまたエリー一行へと動向が戻ります。いよいよ修行編の始まり、です…………!!
第79話 メラン=マリギナの場合への応援コメント
拝読しました!
メランの人生は、他のみんながやむに已まれぬ仕儀であったのに対して自分の意志で選んだこと! 籠の鳥を嫌ったおてんば娘の話は多々ありますが、外交や社交界のカードとしての生きざまはまっぴらごめん、と脳改造を甘んじて受けてまで解放の生を謳歌する奔放性は、4人の中で一番の異常? ほかの三人はガラテアの征服やリオンハルトとの出会いがなければひっそりと物陰で生きづらい生を送った……改子はガラテアに攻められなければ順当にお嬢様だったでしょうが……はずのところ、メランに限ってはガラテアの攻勢がなかったとしても持て余す衝動に突き動かされて、結局今の姿になっていそうな。4人の中でも一番暗い狂気、戻ることのできないところにいる気がします。そういえばメランの初登場の時、オカマっぽい喋りのおねーさんと言ってしまってすみません!
今日も楽しませていただきました、ありがとうございます! この4話で彼ら4人に対する意識がまったく変わり、正義の味方とは決して言えないけれどダークヒーローとして応援したくなる気持ちが強く芽生えてしまいました。いまエリーたちと戦われたらどっちを応援すればいいかわからない(笑。彼らがただの戦闘狂で終わらない活躍を見せる時が、今から楽しみです!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
当初の考えではメランは4人の中で最も芸術家肌というか、知性的な女性として描くつもりだったのですが、改造兵に至るまでの半生を考えた結果、自分は窮屈ながらも危険の少ない人生を生きられたはずなのに、それを蹴って自ら他人を凌辱する猟奇的な嗜好に目覚めてしまったという動機だけなら最も狂気的な女性になってしまいました。そういえば登場初期に雑貨店でセリーナに絡んできた時もかなり奔放さが前面に出てましたね……。
確かにガラテアの侵略が無くても、社会のアウトサイダーとして生きてしまう可能性は多分に含んでいたことになりますね。聞いた話では、実はサイコパスと呼ばれる人がサイコパスになりうる最も傾向が強いのが医者(特に外科医)と言われているそうです。常人にはそんなにためらいなく(手術の為とはいえ)他人の身体を切り刻むことは出来ないから、とか。高い知性も持ち合わせている辺りはサイコパスの特徴的にも合致しますね。
そういった意味では改造手術の影響もあるとはいえ、かつてのタチアナ嬢がメラン=マリギナを名乗る前から最も狂気的な精神性を持っていたことになりますね…………改造兵になった後では他の3人とそれほど大きな差は無いかもですが。
喋り方への違和感はそこまで悪く受け取ってません苦笑 突然登場した女性が癖のある喋り方をしてて外見もライトノベルという媒体上描きにくいと、癖は癖でももっとコミカルな方へ読者の方が転がってしまってもおかしくありませんから……作者のミスリード、描写力不足ですね。なのでちょっとズルをして時々キャラのデザイン画を描き起こしてはSNSに掲載してみたり…………笑 ガラテア軍サイドの人物もいずれ描きます。趣味でもあるので。
もちろん、彼ら4人には単なるバトル要員としてだけでなく、物語の舞台を彩るアクターとして大事な役どころを担ってもらうつもりでいます!! 先の展開をお楽しみに。まだまだ『創世樹』は続くので長くお読みくださると本当に嬉しいです!
第78話 バルザック=クレイドの場合への応援コメント
拝読しました!
バルザックの半生は……なんだか自分を鏡に見せられているようでした。家族からの冷遇(うちの場合は父親が暴君だっただけですが)から心を病み、死を求めながら死に怯える……文学を拠り所にするあたりといい、自分の過去と現在をつきつけられるようなバルザックには共感せずにはいられません。
先が見えすぎると絶望しか見えなくなるもの。行く末に破滅しかないなら脳改造もやむなし……と思ってしまうのは非常な説得力を感じました。自分も近年、似たようなことを少し、考えてしまうことがあるので。
帝国としてはその効果を狙ったわけではないのかもしれませんが、隊長という家父長的な役割を与えられたことで心のよりどころと過去に得られなかった家庭の温かみを手に入れたバルザック。たぶん彼は4人の中で一番仲間思いというか、仲間たちを切り捨てるという選択はできないでしょうね。そういう彼のもとで4人が家族的にまとまっている。普通は結婚とかして埋めるはずの空隙なのでしょうが、いびつな形、かりそめの平穏ではあっても埋められてよかったです。……とはいえ現在の彼らは凶悪な殺戮部隊であって、喜んでばかりもいられませんが。
今回、過去一番ハードなお話でした。自分とダブるとすごく重たく……ですが非常に「わかる!」という今話。次話、メランのお話と、そしてまだ先になるかもしれませんが彼らを集めたリオンハルトの思惑が語られるときも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
それは……つらい話を読ませることになってしまいましたね…………。
それでも創作は創作。意図して特定の誰かを傷付けることは言語道断だとしても、自分の創作意欲に忠実に従った結果の作品が誰かを不快にさせたり、落ち込ませたりするのも創作の宿命だと思ってます。どうか悪しからず…………。(これでも自分の作った作品を『反社会的! いじめ! 教育に反する!』と母に痛烈に否定されたこともあるので今だにトラウマ。もう自創作を母には見せられません……)
さて、仮初めとはいえ自分の居場所と仲間を得たバルザック。隊長でもありますし、多分4人の中ではお察しの通り一番仲間想いだと思います。
ですが、それも戦闘狂という極めて危険な橋を渡りつつの人生。自分の身を危険に晒し、敵対した者からは憎悪を剥けられ……改子いわく『自ら死にに行ってるような人生』なので、少なくとも世間の大多数の人が得られるような幸福は彼らにはほぼ無いと思ってます……。
ですが、そんな不幸な人種も描きたいと思ってしまうのは創作者の性なのでしようか? そんな奈落へとまっしぐらに突き進むような人間ですら人生を描きたいと思ってしまうのです。創作って、時に我ながら病んだものを孕んでますよね。
次回、メランの回想で一区切りです。彼女の半生もまた意外なものになったと思います。
第77話 目亘改子の場合への応援コメント
拝読しました!
ライネスに続き、今度は改子! それにしても、現在の凶暴性からは想像もつきませんが、改子は案外お嬢様だったんですね……。国家の政権の枢要から、戦火によりはじき出された……源平合戦当時における、平家側官僚の血筋というところでしょうか。それまでは闘争ということ自体すら知らなかった娘が、すべてを奪われ失い、もう失いたくない一心から力を渇望する……。絶望の中での一筋の光明が力への信仰という、救いのないことに。あの一戦においてグロウを凌辱しようとした改子の異常性は、失った弟へのゆがんだ愛情補完行為なのでしょうか。各地で凌辱された少年たちにしてみればたまったものではないですが。
リオンハルトも純粋な善性のみで声をかけたわけではなく、彼らに力への渇望を利用して自分のコマにする、という野心もあるのですよね。弱者に手は差し伸べて強くなるための力は貸すけれど、弱いままの存在を背負ってやりはしない、という雰囲気。強く仕立てて戦わせるのと、戦わなくていいからとひたすら優しく寄り添うだけ、どちらも一長一短あるとは思いますが改子たちの場合はより深く心を壊すことになった? このはぐれ部隊の面々がいずれ、手に入れた強さと本来持っていた優しさ、二つながら取り戻す……なんてことは、どうなのでしょう。現時点では局地戦での蛮勇的強さ、にしか使えない4人ですからね、リオンハルトはもしかして4人の精神復活、側近としての活躍を待望している?
また長くなりましたが、今回も楽しませていただきました! 次話で語られるであろうポエマー作家な隊長、バルザックの過去も楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
まさにそんな感じですね……思えば(のちのち述べますが)ライネス以外は元々それなりに裕福な出自の人たちなのでした。
それでも、力への盲信へと傾いた4人の事情はそれぞれ微妙に異なってますね。いずれにせよ、客観的に見れば彼らは不幸な人間たちに思えるはずですが、自分たちが何故不幸なのか、と自問自答することすらもあまり無いという有り様。後悔はしていませんが、書いていて気持ちが重くなりましたね……。
改子が一番凶暴性が強いのは、ガラテア軍へと至るまでに最も苛烈な暴力に晒されたからだと思っています。単なる小児性愛者や同性愛者というよりは、やはり『無惨に犯され、殺された母と弟には力がなかったせいだ』という認識を刻まれてしまった過去から来る弱者への憎悪と愛情の補完行為ですね。メランあたりは唯一まともに相手をしてくれているようで、それでも時に戦闘狂としての歪んだ性が勝ってしまい、お互い血を見るような暴力に満ちたセックスになってしまいがちという。
リオンハルトも改造兵として力を与えはしますが、それは戦力を増す為であり、ライネスたちのような人に必ずしも幸福への一助を授けるわけではないですね。もちろん相手を選んで、改造兵までしなくても助けられそうな人は助けてたりします。ライネスたち4人はもう後には退けないほど追い詰められた状況だったのを察して軍へと引き入れてるわけですね。もちろん生きていくだけの能力を身に付けたまま、闘争心を抑えて平穏に暮らせてやれないものかと思案はしていますが、力へ傾倒する軍のやり方と、それだけの技術がまだ無いのもあって救い切れないでいる、と…………。
次回はバルザックです。怪力を誇る巨漢な彼ですが、改造兵へと至った過去は意外なものかもしれないですね。
第76話 ライネス=ドラグノンの場合への応援コメント
拝読しました!
ライネスの過去! こうして背景を知ってしまうと彼や彼らをただの戦闘狂と憎むことはできなくなりますね。おとなしく引っ込み思案な少年だった、という辺り、そういう優しかった少年を変えてしまうような帝国の所業というものが辛い。リオンハルトは本気でライネスを救うべく手を差し伸べたのだと思いますが、自分たちで改造しておいて、の研究者たちの身勝手な言い分がまた腹立たしいやら、です。悔しいながら、これがガラテア帝国では主流なのでしょうね。
万物の存在価値は名前に由来する。量子論は詳しくないですが、似たような話はインドや中国の思想にもありますね。日本でも呪を避けて名と諱を分けるというのが近しいでしょうか。それまで明確な自己をもたなかったライネスが新しい自分自身を確立した瞬間。生まれ変わった気分なのかもですが、それは過去の自分を棄てた、という証明のようでもあり寂しさを感じました。いつか過去を思い出してほしい!
それでは、今回も楽しませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
敵役、悪人であってもある程度キャラが立っているというか、存在感のある登場人物にもそこへ至るまでの人生があった、と考えたくなってしまう性分でして…………。
仮初めとはいえ、何か自分の中の生命感を得るのに名前が必要だったのかな、などと考えました。幼き日の自分に絶望し、心が虚無に満たされてしまったばかりに(それでも改造兵になってからは暴虐の限りを尽くしてしまっているのですが……)。
リオンハルトはもちろん、軍の方針に従い兵力を求めたのも事実なのですが、恵まれない人を少しでも生かしたかったのもまた事実です。結果的にはガラテア軍の侵略によってもっと多くの命が奪われてしまうわけですが、その矛盾や悪行を理解した上で断行している。
国を変えたいという理想を持ちつつも、徹頭徹尾その理想に殉じることも出来ないという苦しさもありますね。断腸の思いのジレンマ……。
改造兵4人のうちあと3人も、およそ幸福とは言い難い人生がありました。情が移るとつらいものがありますが、それでも書きたい……(創作者の性なんですかね苦笑)
暗い話が続きますが、読んでもらえると嬉しいです。
第75話 愛しき者への応援コメント
拝読しました!
ガラテアにおける一幕、そう思いきや物語の根幹に大きくかかわってきそうな、ヴォルフガングとアルスリアの存在!
奇しくもグロウがエリーの前に現れた時とほぼ同じような顕現を経て、しかし今の状態は邪悪……かどうかはまだわかりませんがひとを慈しむ慈愛はなさそう。星の創世の力が身の内にかかえる慈愛と聖性がグロウ、峻厳苛烈と人を嬲る残酷さがアルスリア、というところでしょうか? それとも目覚めさせたエリー、ヴォルフガングの精神が投影されている? なんにせよアルスリアが大きな壁となるのは間違いなさそう。
今回のところはやられっぱなしだったリオンハルト、冷静さを取り戻すことはできるのか。ガラテアを改革するという彼の望みは愛情を渇望する実父にして魔道に堕ちた上官を倒さなければ為されないという、つらい宿命ですね。能天気なエリーとは打って変わり、ハードなガラテアサイドの主人公。副官、ライザという支えがあれどリオンハルト自身もサイボーグ化していて時間の流れが違う、というのはこの二人の悲劇も予兆していそう。
それでは、本日も楽しませていただき、ありがとうございました! リオンハルトに心の平穏が訪れることを祈りつつ、続きも楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
ヴォルフガング、そしてアルスリアはグロウと並んでこれ以上無いほどの物語のキーパーソンですね!!
星の身に抱える聖なるものがグロウ、苛烈さがアルスリア…………そういう設定にしても面白いかもしれませんね。表と裏、光と影のような。作者なりの狙いとしてはエリー、ヴォルフガングの精神が~ という辺り、結構近いと思います(笑)
父と対峙する子、というのは壮大な物語によくある宿命的なテーマですよね。全面的にリオンハルトを主人公にしていてもある意味、『創世樹』の物語は描けたかもしれませんね……ライザは設定資料も作っていないような情況で「そうだ。リオンハルトにも支えてくれる人を登場させよう」と思い至った結果、急遽登場と相成りました。ただ、ガラテアサイドはやはり書いていてつらいものがありますね。などと言いつつ、あと5話ほど(短めだけど)ガラテアサイドのエピソードが続きます。
アルスリアは何者か。グロウとの関係は。いずれ相応しいタイミングで明らかにしようと思います。
第74話 リオンハルトの苦闘への応援コメント
拝読しました!
今回実に読み応えのあるお話! 謀略と政略の応酬! 戦場の現場における駆け引きも好きですが、こういう暗い深奥での駆け引きもまた、心を揺さぶられます!
ガラテアの最終目標は世界征服ではなくその先、ヒトのもつ能力の収集と再分配? とはいえ上層部はおそらく、優れた力は自分たちで独占して公正な分配などするつもりはないのでしょうが。このあたりの、軍隊でありまた思想団体でもある大帝国というイメージに少しFF7とか連想しました!
有能なリオンハルトをさらに上から見透かす上官、圧倒されつつあるリオンハルトを支えに登場する副官、そしてさらにもう一人登場した女性は? 「お前」から「貴女」と言い換えたあたりからしてリオンハルトより上官に位置する人物? 味方であればいいのですが、どちらにしても一癖二癖ありそう。リオンハルトは高邁な理想家ですが、苦労人の相も背負っているようですね!
それでは今回も楽しませていただきました! こちらサイドに話がとぶと一気にリオンハルトが主人公、な気分になっちゃいますが(笑。更新ペースを上げる、ということですが、無理はなさらない範囲で頑張ってくださいませ!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
軍人同士のフォーマルなやり取りはほぼガンダム作品とかを参考にしました! リアルな軍人同士のやり取りと大きく違ってなければいいのですが苦笑
理想と大義を掲げて非情な任務を断行する超大国。大体の巨大な組織の上層部だけが利益を独占することがほとんどなのも世の常ですよね…………。
リオンハルトが対峙している上官と後から登場した女性軍人はかなりのキーパーソンです!!
ガラテア軍側を描写する時はほぼリオンハルトの視点でえがこうとしてますね。それだけのストーリー上の役割はあると思ってます。
更新ペースを思い切って上げたので、待っている期間が短くなります!! 少なくとも9月いっぱいは……来月以降は無理はしないようにします笑
第73話 道を求めてへの応援コメント
拝読しました!
強さを忌むのではなく儚むのでもなく、ただ寄り添うこと。ヴィクターとカシム、二人の言葉はエリーにとって人生で一番欲しかったものだった気が。本当の意味で受け入れられることの稀薄だったエリーはこの修行を経て人々に救いと安らぎを与え、ひとびとから愛される聖女、救い主のような女性になっていくのでしょうか。世紀末的世界の救世主……というと、やはり女ケンシロウみたいなイメージを持ってしまいますが(笑。ともあれ、まだ少々迷いのあるガイとセリーナも負けてはいられないところですね!
そしてイロハにも強い素養があったようで驚き……とはいえ心の強さが練気の強さになるならば納得です。ド根性娘ですしね。でもそちらの道は求めずに商売、産業の道で世に貢献したいとするイロハ。一行の中で一番、将来設計が確固としてました。
こうしてみんなが修行へのモチベーションを高めている間にグロウはおっさん二人から精液採取(それだけじゃないでしょうが)されてるのかー、と思うと少しかわいそうというか、哀れな気にもなりますが、それもグロウ自身のルーツをたどるため! グロウの精神的外傷が小さく済むことを祈ります。
それでは、今回も楽しませていただきましてありがとうございます! 生活困難な日々の中、癒しをいただいています!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
道中、エリーの力を恐れつつもその人としての在り方を信じてくれた人もいることはいたんですけどね…………ナルスの街のカリンとか。聖女や救い主というとまたイメージが違ってきますが、結果的に自分たちの幸福の為に強大なものに立ち向かっていく英雄としての姿を変わらずイメージしているつもりです。ケンシロウ、だいぶ近いと思います(笑) 資質で大きなアドバンテージがあるエリーだけでなく、ガイとセリーナのこれからも描きどころだと思っています。
練気の力そのものは確かに完全に会得するには資質が必要ですが、実は一般人でも努力さえ積めばある程度は有用な力となる、という設定ではあります! 生命エネルギーなので、心身を爽健に、若く保つことが出来るんですね(今後の話にも後述しますが)。なので一応イロハにも声掛けた、程度ですね。
でもイロハは戦いの力よりも商売人・技術者として生きたいという確たる信念があるので、そういう意味での『力を求める修行場』としてあっていいと思いました(あとイロハまで強力な練気使いになってしまうと、グロウに次いで万能すぎて強過ぎる人になっちゃうので、メタ的なことを言うとバランスを取る為でもあります汗)。
検査です! 検査なんです!!!! 飽くまで細かい体質と能力を調べる為に体液を提供しているだけなんです!!!!(きわめて苦しい言い逃れ)
確かに年端のいかぬ少年の精液を(検査の為とはいえ)採取されるというのは見ようによってはセンシティブな描写ですよね……特に今のようなご時世は。そう思うと改めて『創世樹』の世界の描写は過激になっちゃうなあ、と我ながら感じます。
グロウ自身が性的なことにある程度オープンと言うか、少なくとも現代の一般の少年とは違うドライな認識があるお陰で(あと幾分かのド天然)あまり思い煩うことなく済んでます。そこはそういう人物設定にしておいて良かった…………(滝汗)
さて、修行が始まるわけですが、次回からその前にある人物の、エリーたちとはまた違う戦いを描いていきます。彼もまたこの物語に欠かせない。
長文になりましたが、改めて読み続けていただけて感謝です。
第72話 級友や如何にへの応援コメント
拝読しました!
方向性の違い、なガイとセリーナ。道場とかにいるとこの類の考え方のぶつかりあいはよくありますよね。自分も徹頭徹尾肉体をいじめる派の人間だったのでセリーナの主張がわかってしまいます。効率を考えるとよくないことだというのはわかるのですが。さておき、二人が衝突寸前になったところでエリーの「誰に教わんの?」の一言。これは、師匠探しからのスタート、とういことになりそうな予感?
グロウ、テイテツ組の今回はグロウの検査に絡む形でテイテツの過去と今。テイテツは感情を壊されたのではなく、感情過多の状態から人のあるべき形に治されてガラテアを出奔することになったのでは? という疑念が常にあったのですが、果たして。もしかしてルハイグはガラテア内部にいては幸せになれない人物を、自ら汚れ役となって救い出している? という考えは彼を美化しすぎでしょうか? ガラテア内部にいて革命を考えているリオンハルトと志を同じくしていたり。
それでは今日も楽しませていただきました、ありがとうございます! 一行の面々の抱えてきたものがほの見えはじめたニルヴァ篇、今後も楽しみにしています!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
鍛錬ひとつとってもその人間の持っている気質や体質など様々な素養や要素が関わってくると思うので、何が正しいとは一概に言えないですよね……僕自身はガイに賛成なのですが、己を突き詰めるあまりセリーナのようにストイックになり過ぎて、結果的に心身を損なうということを繰り返してきました。飽くまでいち個人の例、ですけどね。
師匠探し……は、あまり複雑化してもテンポが悪いので直近で登場したそれらしい人物にしました。多分すぐ想像つくと思います。
テイテツに改造手術を断行したルハイグ。彼については非常に複雑なものがあります…………いずれ再登場させるつもりですが、未だに彼の心や思惑は何処にあるのか、作者である僕自身も測りかねる部分があります。
でも、そう投げてしまうとただの作者の手に余る人物になっちゃうので、落としどころぐらいは考えております苦笑 上手く物語上で立ち回ってくれるかどうか……。
何度も強調しますがニルヴァ編は大事な期間にしたいので、じっくり書いていきたいですね! 引き続き応援いただくとありがたいです。
第71話 飯処の寄る辺やへの応援コメント
拝読しました!
まずはガイがタイラー氏を許せることができ始めて、一安心しています! やはり善良なひとたちにはわかり合えていてほしいものですからね! それにしてもイロハの商魂、ここでみつけたビジネスチャンスから、ニルヴァ市国の生活様式が一変するかも? とはいえ物流を大きくすると「活きた食材、活きた料理」は難しくなってくるかと思いますが……そのあたりは大都市と田舎の間にどうしても立ちはだかる問題でもありますね。ちなみに「上等ではなく適度に庶民的」なラーメンとチャーハンのような料理の描写が素敵でした。博多の人なのでラーメンとか大好きです。
グロウに学識で抜かれてしまったエリー(エリーに関しては無学ながらにして本質を知る、というところがあると思いますからそれでいいのだと思いますが、やはり最低限の知見は帯びておくべき?)はさておき、ニルヴァの大地の実り、自然礼賛主義に触発されてまた向学心を高めたグロウ。検査前にテイテツが感じた違和感は少年の緊張と高揚から感じ取ったものなのか、それともグロウの成長、羽化転生の暗示なのか? 人間味がありすぎて忘れがちになりますが、そういえばグロウ、最初は不定形生物でしたねぇと久しぶりに思い出しました。不定形からヒトの姿になり、そして樹木の特性を操るに至っているグロウ、ここからまた新たな進化を見せることになるのでしょうか?
今日も楽しませていただき、ありがとうございます! グロウの抱える謎、エリーたちが挑むことになるであろう修練、そしてガラテアの動向、どれも楽しみにしています! 無理をなさらず創作を楽しんでくださいませ、それでは!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
食事のシーンはバトルとはまた趣が全く逆ですが、安らぎを感じる描写が好きですね!
ビジネスチャンスとか書いちゃいましたが、僕自身は経済学とか商売とかはまるで素人なので、無学を恥じるばかりです。確かに漫然と物流を増やしても食材の良さとか活かせなくなるかもしれませんね……街そのものも様変わりしてしまうと人の在り方も変わってしまうかも。
ニルヴァ市国の住民が物質敵な豊かさを皆が嫌っているとも限らないので…………まあそこは街の人々が求道者として田舎での暮らしぶりを願ってくれるのを願いたいですね。移り変わっていくのも人と土地の在り方とも思うのですが……。
グロウの検査とエリーたちの修行がいよいよ始まります。テイテツが感じた違和感はなんなのか? ガラテア側の様子を描くのも少し苦戦してますが、少しでも上手く書けていることを祈るばかりです。
第70話 ニルヴァ市国へへの応援コメント
拝読しました!
ついにニルヴァへ。さすがに峻険な山々を前にグロウが珍しく弱音を。とはいえ12才の少年がチベットの峻険をひとりであらかた以上踏破した、と道義と考えれば、すでに十分タフガイの資質十分ですね! 「道」に迷う人にこそふさわしいニルヴァ市国、そこかしこで行われるのはチャクラの修行。主体的な修行は瞑想のようで、いうなれば瞑想による潜在能力の具象化が、チャクラというところでしょうか? となると心に明確な「なにか」を描ける人間こそ強力な練気を使いこなし、「なにか」が不明瞭な状態の人を「道に迷う人」と表現するのかなーと想像しました!
疲れからかガイとセリーナの敵愾心も今回は存外、柔らかく感じられましたが、おそらく確執はとうぶん、抜けるものではないでしょうね。ガイとしてはいずれ自分の妻になる女の人生を歪めた、セリーナとしては家族と一門を殺した相手……テイラー氏が悪いわけではなく、彼が心を痛めていることを理解した上で、やはり簡単に許すことはできなさそう。それは自分の拠って立つ足場を否定することになりますからね。それでも、ニルヴァから巣立っていくときにはわだかまりが解けていることを願いますが、果たしてお話はどう進むのか。楽しみにさせていただきます!
また今日も長くなりましたが、ご容赦下さい。いつも楽しく読ませていただき、ありがとうございます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
修行場と聞くと戦力の向上をイメージしがちですよね。練気を習得してる人も出てきたし。ですが、ニルヴァ市国での修行は精神修養に重きを置いてるので、例えば結婚相手が見付からないとか、自分の性格の悪い所を改善したいとかそういう民俗的なことで来る人も……と言った感じで、『道を求める』と言っても本当に多種多様、難易度も様々な人が来る感じですね笑
もちろん、中には人間社会で生きづらくなったとか、どうしても打ち勝ちたい存在がいるとか、エリーたちの目的に近い人も沢山来ます。なので門兵の人も『ああ、そういう人もまた来たな……』と思ったんですね。
タイラーとガイ、セリーナの蟠りはそんなに言うほど問題ないと思ってます。3人とも心根は良い人ですからね。
さて、ここからいよいよ修行編に入っていきます。ここニルヴァ市国での修行編は大事なキーポイントにしたいなーと思ってます!
それと同時に……あえて敵であるガラテア帝国側にもフォーカスした回も書いていこうとしてます。
今後もお楽しみにしてくださると嬉しいです~!!
第52話 ご立派な一人前っス!!への応援コメント
イロハの堪能物がまさかの••••笑
ガイのイロハの扱いにクスリとしました。
新たな頼もしくも濃いキャラ、イロハが同行し一層賑やかに•••••ギャンブルの街•••また一波乱ありそうな場所ですね!
本当、展開のお繋ぎがお上手です••次は次はとワクワクが止まらないです。
また、お邪魔いたします。
作者からの返信
また読んでいただいて本当にありがとうございますー!!
何故か自分でもよくわかりませんが、しんみりしたシーンの直後にアレなシーンを持ってくる妙な癖があるようですw
実はイロハはガラテア軍人4人にエリーたちが負けつつも何とか助けられないものかと苦肉の策で生まれた人物です。でもエリーたちの中で唯一と言っていいほど前向きで、闇も深くなく旅を明るいものにしてくれる、とても有難いキャラになってくれました!
カジノ都市では目いっぱい作者共々小説で遊びましたw
また気が向いた時にでも読んでもらえると大変嬉しいです。
第69話 償いきれぬ贖罪への応援コメント
拝読しました!
お互いの立場と過去のしがらみがなければ明るく語り交わせるであろうはずの、タイラー氏とエリーたち……ガイとセリーナ。特に今回のガイは本来一番の当事者であるエリーが止めても聞かず、頑迷なまでにタイラー氏、そしてその背景にあったガラテアの科学研究への憎悪と唾棄を持ち続ける……。いつもならガイが諫める側、諫められるのはエリーですが、今回立場が逆転でしたね。おそらくはこのやりとりを見ていてもっとも心を痛めているのは、心を破却しているはずのテイテツではないかと思います。直接罪を鳴らされて殴られるより、自分の罪を見せつけられながら同罪の友を殴られるのが痛いもの。それでもテイテツやタイラー氏のような人種は、自分の歩む贖罪の道から下りることは決してないのでしょうが。
そして。もとガラテア技術畑の二人によって、ついにグロウの背負う謎、そこを究明できるか近づけるか、なんにせよ物語が大きく動くような予感。ここまでは「不思議な力を持つ、でもまあ可愛いし、純朴に過ぎるけれども普通の少年」だったグロウも、なにかしらの使命に目覚めるとき? タイトル「創世樹」の創世にかかわるなにかのような気が。ここからの修行編であのガラテアはぐれ特殊部隊の4人を凌駕できるかというところも気になります!
また感想が長くなってしまい、すみません! もっと簡潔に要点を伝えることができればいいのですが、どうにも長くなってしまいます。それでは、次話も楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
これがもし違う人が作者であったなら、ガイやセリーナのガラテアへの禍根から頑なな態度を取らせずにもっと明るい雰囲気とテンポで描かれるのかもしれませんが……僕から見てガイとセリーナの感情線を辿って描くと、やはり頑迷な態度を取らせるのが自然か、と思ってしまうんですよね…………年齢が関係あるかはわかりませんが、まだ20代半ばの彼らが達観して現実に対処するには若過ぎるし、自分の気持ちに嘘もつけないと思います。
むしろ幸いなのは、それを良しとして責め苦を甘んじて受けると宣言したタイラーやテイテツのような存在だと思います。在野に下りながらも世界的に見て数少ない反ガラテア的な研究者、学者というのはとても貴重な存在ですね。エリーだけでなく、一行全員にとって……。
我ながら展開が遅いかも、と苦心してますが、ニルヴァ市国に入ってからの冒険はまた1段階物語のギアが上がると思います。修行も含め、グロウについて何かわかるのか?
長い感想大歓迎です!! 次回は土曜日に更新予定です。展開は遅いかもしれませんが、それでも楽しみに読んでいただいている事実をとても嬉しく思っています!!
第68話 コンビネーションへの応援コメント
拝読しました!
久しぶりに対人ではなく、モンスター相手! それも因縁あるドルムキマイラと同種の相手。相当にレベルを上げたエリーたちよりさらに2倍は強いという……、だとすると冒険の最序盤で出会った森の神以下の連中からなんとか生還したのは、奇跡のようなものだったのですねと改めて嘆息でした。今回は全力使ってなんとか1体撃破、とはいえゲームで言うならMPもTPも全部つぎ込んであとがない、というくらいの綱渡り。修行するためにやってきたニルヴァの町、その入り口で、修行前にこれというのがこの先の過酷さを感じさせます……! 禿頭に法衣の、立地もあってチベットの修行僧を思わせる桁外れのチャクラ使い二人はエリーたちの師となるのか、それともまた予想外の展開が待っているのか。そしてテイテツの過去にも触れそうな予感のニルヴァ篇。
今回も楽しませていただき、ありがとうございました! 今後のお話も楽しみにしています! それでは!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
久々の対モンスター戦です!! さすがにドルムキマイラ3体に襲われれば、1体倒して一矢報いるのは出来たとしても完全勝利はまだ無理だろうなあ、と思いつつ書きました。
それゆえ、練気を習得している人間が如何に強いか、エリーたちの戦力の強化の可能性を示唆しつつ、テイテツの旧友迎えに来るというところでひと段落に。まずまず良く書けたかな、という感じです。
これからのニルヴァ市国での修行は重要な意味を持たせたいと思います!! ただ話数のストックを溜めて書き進めつつも、我ながら『展開が遅いなあ……』などとストーリー運びのテンポの悪さを思ったり。
修行そのものもそうですが、ニルヴァ市国という地の風土も大事に描写したいですね。察しの通りモデルはチベットです! 旅の途上での異国情緒を描くことで、読者の方にも『創世樹』の世界を一緒に旅してる感覚を楽しんで欲しいなあ、などと考えてます。
セフィラの街以来の長期滞在になりそうですね……。
Web小説大賞(カクヨムに限らず)へのエントリーも意識してるので、ストックが溜まれば更新ペースのアップも考えております!!
第67話 ド根性登山への応援コメント
拝読しました!
今回は根性と肉体錬磨のお話! mk-2さまと遠蛮はここに関して非常に近しいものを持っていると思うので、少々長い自分語りになりますがよろしいでしょうか?
遠蛮はむかしいちおう空手やってたというのもありますが、二十歳前後のころに精神病にかかったので「肉体の力で精神病をねじふせる!」という根性論ですごいトレーニングをやってました。ので、一行の中ではガイやセリーナに感情移入するところが強かったりします。道場武術家であり、精神的にまだ未熟、というところも含めてとくにセリーナに似てるなぁと。イロハは精神的にものすごくタフなのでどちらかというと目標にしたいタイプですね。エリーはあまりに隔絶した基礎体力があるので遠く仰ぎ見る憧れ。ちなみに遠蛮の当時のメニューは腕立て・拳立て・2本指立て合わせて30万回が最低限。暇さえあればそこに上乗せで10万とかやってたものです。腹筋・背筋とスクワットはあの当時でも10万回ずつしかできませんでしたが、スクワットはシングルレッグでやってました。当時の趣味は10円玉を指2本で曲げること。ろくでなしブルースの影響でやってみたくなったのですが、できるかどうかはそのときの体調次第。で、当時は体脂肪が2%をきっておなかもバッキバキに割れてましたが、今はまったく運動しなくなって20%近くまで戻りました。もちろん当時プロテインと牛乳も飲んでましたが、今考えるとよくあんなマズいもん飲んでたなぁと。一時期食事とらずにプロテインだけで生活とかやってたんですが、あれは若いころだからできたのでしょうね。イロハの根性を支えてきたプロテインが不評でテイテツの特製プロテインにとってかわられるあたり、世の無常を感じました(笑。最近、現実にもおいしいプロテインが発売されたと聞き、あー、おいしくないのは駆逐されるなぁ……と。グロウがいまからしっかりトレーニングしてプロテイン飲み続けて、二十歳の心身とも逞しいタフガイになってしまったらあのシャンバラで覚醒したオッサンが号泣しそうですが(笑。
さて、いよいよニルヴァの町に到着? でしょうか。狙われている身のこの一行に当分平穏は訪れそうもなく、つぎはどんな波乱と冒険が待ち受けるのか心待ちですが、くれぐれも無理はなさらずに創作を楽しんでくださいませ!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
遠蛮さまの凄まじいトレーニングには圧倒されました!!
確かに僕もストイックに身体を鍛えて精神系の脆さをカバーしようとした時期やダイエット中毒に陥った時期もありましたが、やはり本来の健康を考えると運動し過ぎや食べ物(プロテイン含む)の偏りは良くないな、と今は控え目にしてます。体脂肪率2%…………それこそトップアスリートやビルダー並ですね!! 武道の精神がそれを可能にしたのでしょうか。でも周囲も心配なさったと思いますよ。
僕も一時体脂肪率6%台にもなりましたが……心配する家族に叱られ、自分でも無理をしていると我に返り無理はやめたのでした(現在身長178cmで60.5kg程度、体脂肪率は多分12%ぐらい?)。実際痩せすぎてる間は体調を崩しやすくなったので。
この夏も疫病に熱中症にと危険な時期ですから、無理なされませぬよう……(僕も運動量大幅減らし、毎日1個は120円のアイスカップを食べます)。
さて話を戻しまして。
確かにグロウがこの調子で鍛え続ければ青年になる頃には筋骨隆々としたタフガイになってそうですねw
覚醒したおっちゃんが見たら……まあ、複雑な気持ちにはなるでしょうが、飽くまで彼は成熟していない人生の限りある時期の少年美に重きを置いてるので、芸術として昇華する為に専心し、少年にしか興味を持たないと思いますw
「おっ、OB(みたいなもの)か……」ぐらいの認識かな?
ご期待に沿えるか作者としては気になるところですが、次話もまた動きのある回に出来たと思います!!
今後ともよろしくです!!
第66話 山の麓にてへの応援コメント
拝読しました!
エリーの絶望的経済観念! 賭け事というか、経済的な駆け引き全般に置いてこれはちょっとダメな感じ(笑。 いまからでもイロハに教わって人並みになるのは一行全体にとって有益ですね。学がなくても困らない、なんていいますが、それをいうならあればもっと助かるものが学というもの……実際そういう駆け引きの能力で、ニューカマーのイロハが一行の牽引役を務めていますものね。さすがにお小遣い全管理は同情ですが(笑。
そして最後のグロウとテイテツの会話が、なにやら意味深そう。グロウのもつ「他者の命で自分が生きていることへの気づきと感謝」という思想の源泉も、そろそろ明らかになる? 目的地ニルヴァに至る前に、またなにかしらあるのでしょうか。
いつも楽しませていただき、本当にありがとうございます! 次話以降も、賑やかな一行の旅路を楽しみにさせていただきますね!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
現実にもエリーみたいに自制が利かない人普通にいますからね苦笑 かく言う作者の僕も収支が破滅するとこまでいかないまでも物ばかり家にゴロゴロあって自制が利かないことも多かったり……『なんでも鑑〇団』によく出て来る廃人コレクターにみたいにならないものかといつも震えております(家じゅう趣味のガラクタだらけとか笑えない)。
グロウにはまた意味深長な発言をさせてしまいましたね。答え合わせは……まだもうちょっと先になる予定です(笑)
今更ながら思いますが、セフィラの街の一件からイロハを登場させて本当に良かったなあ、と思います! エリー以外は(下手をするとエリーすらも)展開上暗い雰囲気になりがちなので、ふとしたイベントでも場が明るくなります。
お小遣い管理権全部イロハへ移譲とはいえ、バーベキューひとつで機嫌を直すエリー……それでいいのか…………ちっちゃい子と一緒だぞ、と作者ながらに思ったのでした(笑)
第65話 商売人が見る夢への応援コメント
拝読しました!
イロハの成長第2話! 叱られたところからいじけてしまうか成長できるかは本人の資質次第。イロハはやはり頭がよく、一度の失敗からおおきく飛躍。これはこのパーティの中でもグロウに次ぐ成長力? このまま進めばさぞや名社長になれそう。
そしてやっぱり、あのステージで「力」を使っていたグロウ。いくらなんでもお客のノリがよすぎると思っていました! 期待されると応えたくなってしまう性格、なんとも天性のエンターティナー。
一気にふたりのマイホームが近づいたかに思えるエリーとガイ、しかしそこに不吉(?)なスロット大当たり。普段起こりえない展開が突然起こり、次話はどんな展開が待っているのか。それでは、今回も楽しませていただきました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
イロハは鍛冶錬金術師、行商人の一族の妙所を16歳の若さで会得してしまったほどですから間違いなく成長性はグロウに次ぐほど高いですね! 商売における仁の心も忘れなければきっと素晴らしい社長になるでしょう。
ショーの『力』ですが、当初は本当にグロウの艶やかさに観客がエキサイトしただけ……のつもりで書いてましたが……やっぱりいくらなんでも不自然過ぎるよね? と思い直し、以前遠蛮さんの応援コメントであった『活性化の力』使用を採用する形になりました笑
観客の前に立つだけで観客の求めるモノを与えるグロウ! なんと言うパフォーマー!! ……もちろん、この異様な適応力の高さものちのち理由をつけて解明するつもりでいます。このシチュエーションではギャグ寄りですが、意外と大きな意味があるかも?
エリーとガイ。2人の素敵なマイホーム、愛の巣…………そういう人間として普遍的な幸福を求めて世界行脚をしているのだ、と書いている作者自身も彼女たちの動機を改めて強く意識してます。
そんな直後に、不吉なまでのギャンブルで大当たり。凄く遠回しですが、彼女たちの今後の旅の険しさを表現出来た……のかな???
また次話以降も是非お読みください!!
第64話 不義への反省への応援コメント
拝読しました!
イロハの鬼略! 仁なき勇は善ならず、と同じく、不仁、不信のままでは傑出した智謀も本当の意味で仲間とつながれず。とはいえ彼女はほかのやりかたを知らなかったのでしょうし、難しいところ。ガイの諭しが久しぶりに、リーダーとしての彼の重みを感じさせました。いつもながら「創世樹」という作品は戦闘力の成長より、こういう心根、精神性の成長に重きが置かれている気がして素晴らしいのです。ある程度完成した戦闘力がさらにそこから爆発的に伸びるパワーインフレ型の作品より、小さな気づきがつながって起こる、より大きな成長、みたいなものに期待させられます!
しかし人質の方々もサクラで実は歴戦の冒険者だったとは…。本当にイロハは完璧に周到にやってのけていたのですよねぇ。町の被害も最小限に計算済みと、こちらで心配することなかった…。ついでに少年美を礼讃して去ったやたらテンションの高いオッサン、彼がいずれどこかで興す伝道の成果も気になるところです。本当に第二のプラトンみたいな大哲学者になってしまうのでしょうか?
それでは、本日も楽しく読ませていただき、さらには「信頼」というものについて考えさせられる機会もいただき、ありがとうございました! 今後も楽しみにしていますので、無理をなさらず創作を楽しんでくださいませ!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
実は当初はイロハはここまでの機略を考えてはおらず、たまたま襲撃して来た盗賊団を撃退または捕縛し真っ当に報酬を受け取る……程度のプロットだったのですが、書き進めているうちにもっと劇的で、もっと意表を突いたものに出来ないかと欲が出てきまして、結果、ガラテア軍特殊部隊から助けた辺りから計画していたというなんか凄い策略に変わりました。
でもそれだとさすがにイロハ、目的の為に手段を選ばなさすぎだろう、そして強過ぎるだろうと思ったので、一行でもっとも人間的な良識を持ち合わせているであろうガイに叱ってもらって、まだ若きイロハはそこで気付き、人間的に一歩成長……という運びにしました。ややご都合主義的な展開になったかな、とも思いましたが、冒険だけでない成長物語の一端として描けたことは良かったと思います。
以前にも触れたかもしれませんが、ガイはやや堅物で頑固かもしれませんが、良識と情のあるオトンという感じが強まりましたね。イロハという妹分が増えたことで……。
パワーインフレ型のバトル、冒険ものにも憧れはあって、実際最初はエリーの超人ぶりを派手に展開して無双するような物語をイメージしていたはずなのですが……やっぱり僕自身、書き手として派手なバトルそのものよりはある程度現実的な心の交流や成長に意識が向いてしまうみたいですね…………激しい闘争を描くにはややテンポや軽快さを損なうかもしれませんが、きっとそこも含めて自分の作風なのかも。説教臭くなって作者の主義主張の押しつけになっていないか気になる瞬間も多いですが苦笑
目標の為に十重二十重に知略を巡らせることが出来る商売人・イロハ。今後はそこに人の情や心の有り様も意識するようになるはずです。最初にキャラ創作をした時に抱いたイメージでもそうでしたが、かなり無敵かもしれませんね。でも無敵すぎるのも面白くないと考えるタチなので、エリー一行とはまた違う弱さ、未熟さを描きたいと思いました。
二度と再会することはなかったのですが、あの落ちぶれてしまったおっちゃんもグロウと出会い、志に目覚めました!! きっとのちの世ならば文化に多大な尽力をした偉人と称えられるでしょう!! よかったね!! ビバ・少年美!!!!
第63話 『取り立て』、再びへの応援コメント
拝読しました! おひさしぶりです!
前回の感想でエンタメの何たるかがわかっていない似非ヒューマニストのようなことを書いてしまい、その後更新が止まってしまっていたのでもしかして自分が余計なことを言ったばかりに…? と心配しておりました! 自分も作中でかなり残酷なシーンとか書いてるくせに、暴力批判みたいなことを言えた義理ではなかったですね…。復活されたようでなにより、これでまた日々の楽しみのひとつが帰ってきました!
ローズ殿下の「いつものやつ」、いったいどんな奥義を繰り出すのか…と思いきや逃げの一手。まあ36計なんとやら、ともいいますし(笑)、ナポレオンも言ったように脚力は一番大事。ですが盗賊団を見逃してやるほど、エリーたちも甘くはなかったですね。調子に乗ってた皇女殿下以下には適度なオシオキだったということで。
そしてその後の取り立てこそが本番。イロハの仮借ない取り立てですが「鬼だ」と思うより市長の姑息さに「自業自得…(笑)」の感が先立ち、むごいことをやってる感なく読めました。エロい目で見てくるわ度重なる金額詐称はするわで、これは一発わからせてやらんといかんなと。
これにてカジノ都市での一幕は終了、でしょうか。引き留められたグロウが最後のステージ、とか(エロ視線に晒されてる件、さすがというか一番なまめかしかったです)そういう展開も胸が熱くなりますが、また過酷ながらも爽快な冒険の日々を読ませていただけるのも楽しみです。それでは、本日も楽しく読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
季節性の体調不良もあって(今も割りと低空飛行)ぷっつりと書く手が止まってしまっていました。とは言いつつもただ筆を置いて休んでいたならまだしも、下手に他の創作媒体の活動(漫画とか)でもがいてしまったのもあって、なお一層復活が遅れました……こちらこそ読者の皆様を置いて申し訳ない限りです。
結局、賞金首を捕まえて大金を獲得→借金返済! というのはプロットの段階でも予定していたのですが、休んでいた間の反動でしょうか。もっと劇的な展開に出来ないものかと書いているうちに欲が出まして、街の代表には器の小さい人になってもらいました笑
イロハの取り立ても罪悪感なしに読み進められたようで正直作者としては「やった!」という感じです。
このまま目的達成、次の旅へ……と思っていたのですが、少し物足りなさも感じていたので、どんでん返しと言いますか、少し盛った話を次話用意しました! 多分驚かれるんじゃないかなー……などと勝手に期待してます笑
グロウ……キミには可能性があると思うんだ…………色々と。ごめんね、作者がエロい目で美少年を見るショタコンで…………(泣き笑い)
前回の応援コメント……まあ、お互いにシンドいメンタル持ちですし、言葉や感情が尖ってしまうことはありますよ苦笑
むしろこちらがつまらない、自分らしくない作品を書いたかなと、読み手に離れられるかも、などと心配してました笑
また読んでくださって良かったです!!
第48話 轍の傷痕への応援コメント
セリーナとミラはいわゆる、百合ですが
セリーナやミラの本当にやり場のない感情というのが二人の尋常でないやり取りを通して伝わって来ますね…そうまでしてミラはセリーナのことを……一筋縄では読めない二人の絆と愛と。百合要素を昇華させた、mkー2さんの尖ったセンスに脱帽です……!これは尊い。
※製本化など考えてらっしゃいますか!?
Webでも応援したいですけど是非紙でじっくり読みたいですね…もしも刊行予定ありましたらその際は予約させていただきます。
ところどころ気になる伏線や読者を引っ張って来る要素が大冒険!ワクワクします!
作者からの返信
続けてお読み下さりありがとうございますー!!
今思えば、10年ほど前から創作活動を始めて以来、必ずと言っていいほど自作品にセクシャルマイノリティ(性的少数者)の人が出てくるんですよね……百合でも薔薇でもバイでも。自分の趣味と言ってしまえばそれまでですが……w
セリーナとミラの過去を描くにあたって、『ここまでする必要あるのかな……』と何度か躊躇ったのですが、どの創作でも早い段階で想像してしまった描写って何故か外せなくなっちゃうんですよね…………他にも描写が残酷だったり過激になり過ぎたんじゃあないかと思う過去の創作が沢山横たわってます。
※紙の本で読みたい、というお言葉……すっごく嬉しく思います!!
もう何年か昔の自分ならば、地方の同人誌即売会で製本して持ち寄るなどしていたでしょうが、コロナ禍もあり、製本して頒布するにもハードルが高くなっちゃいました……。
理想は小説投稿サイトで人気を勝ち取り書籍化を打診したいところですが、見ての通りコンテストなどに応募しても鳴かず飛ばずなので、それも難し。同人誌即売会も漫画やイラスト本はともかく、小説は会場で軽く立ち読みするには時間がかかり過ぎてしまうので敬遠されがちなんですよね…………。
それでも僕の作品を手に取って鑑賞したい、という真に有難い声も稀に頂きます。
そこで考えたのですが、『紙の本で欲しい』と言ってくださった方には、少部数で不器用ながら自分で印刷・製本して贈答用としてプレゼント差し上げたいのですが、いかがでしょう?
ここでは返信しにくいでしょうから、ツイッターでもリプなどお送りしますね!
第62話 相手が悪いへの応援コメント
拝読しました!
ひとを力で圧伏して、自分がそうされると「バケモノか?」というわけですから、この手合いにはエリーとしても悲観するより呆れるほかない、というところでしょうね。なんにせよ心無い言葉で傷つくことはない、とエリーには言ってあげたいところです。まあ、ガイたちみんなが言ってくれるので問題はないでしょうが。ともかく前話まではまだ「賑やかな肝っ玉母さん」だったローズ皇女殿下、今回はちょっと、人道的に許されないことをやってしまいました。戦場全体を無差別射撃(砲撃?)に、人質まで取って。今回はエリーたちだったから人質も無事で済みましたが、よそではなにをやってきたのか、を考えると見過ごせません。勧善懲悪、というと薄っぺらいかもですが、ここはひとつ、エリーたちにはズバッと「俺が裁く!」をやっていただきたいところ。
今日も楽しませていただき、ありがとうございました! ローズ皇女の隠し玉にも期待しつつ、それではです!
作者からの返信
今回もお読み下さりありがとうございます!!
うーむ……盗賊の女傑ならこれぐらいはするだろう、ぐらいのつもりで書いていたのですが、なかなか展開や描写に難しいところですね。ローズは狂言回しと言いますか、強さや非道さよりも可笑しみや間の抜けたところを前面に出したキャラクターとして扱うつもりです。
リアルでのきわめてシビアな世相がそういった描写や悪党のとる手段にナーバスになっているのかもしれないですね。まあ、それでも狙ったストーリーのリードが出来ないのはやはり僕の力不足でしたね……。
少なくともガラテア軍の非道さよりは何倍もマシな盗賊で、人の情けも全くないわけではないです。今後も登場する予定なので、そこで彼女たちの役割と魅力を描写していきたいものです。
第44話 目が覚めるとへの応援コメント
なかなかしおり挟み時をくれない展開で(ガラテア軍雪山放逐展開最高w。)ずんずん読み進めてしまいます!また訪問させていただきます!!!
作者からの返信
モフたんさん お読み下さりありがとうございますー!!
一気に読み進めてくださったみたいで嬉しい限りです!!
ガラテア軍特殊部隊4人との闘い終盤くらいまでろくにプロットも考えていなかったので、『ああ、強くし過ぎたな……』とエリーたちに勝たせられる気がしない状態になって頭抱えました。
なので苦肉の策で第三者を乱入させて強引に撃退させるという力技にしちゃいました(北極圏からしばらく白熊など4人のサバイバルの糧になった動植物の遺体が点々と……w)。
結果的に怪我の功名で良い新キャラクターを登場させられたと思います。
その後プロットをちゃんと練って物語のエンディングまでノートに書いたりしたんですが……『お、終わらねえ……ッ! まだまだ終わらねえ…………ッ!!』と、あらすじをプロットにしただけでもまだまだ完結まで遠いと気付きました。当分時間かかりそうですw
なので、また気が向いた時にでも読み進めてくださるととても嬉しいです。シリアスで過激な小説ですが、読みやすさや軽快さも意識してるので読んでいて何かしら楽しい感覚は読む人に与えたいものです。
今後も執筆ペースが不安定ですが、よろしくです!!
第61話 結束とカリスマ、逆襲への応援コメント
拝読しました!
戦に勝つには士気と食料! 指揮統率力ずば抜けたローズ皇女……というかどう読んでみても肝っ玉母さんにしか見えず、皇女らしからぬたたずまいなんですがおそらくは事情あり? ずっと昔に滅ぼされた国の、本物の皇女と遺臣たち、のような。だとすればカリスマ性と結束力にも納得です!
着実にレベルを上げている一行、ですが当然、敵のレベルもあがっていくということでテイテツを襲った謎の攻撃。光学とか磁気の類? あるいはローズ皇女もまたチャクラ使い? 手下を下げて6対1を挑むあたり、なまなかではない隠し玉を持っていそう!
今日もノリのいい名文を楽しく読ませていただきました、心身お気をつけて(なかなか、気を付けてもどうにもならないのが精神病のつらいところですが)、無理せず創作を楽しんでくださいませ!
作者からの返信
今回もお読み下さりありがとうございます!!
ローズはプロットでは本当に肝っ玉母さん気質な女傑で、手下思いの悪党のカリスマ性がある賊っていうだけのつもりだったんですが、書いていて亡国の姫とかそういうのもアリな気がして来ました。
もっとポンコツなお頭に描くつもりでしたが、結局抜け目ない強敵になりそうな……。
活躍させるところは決まってるんですが、その設定も活かすかはのちのちのお楽しみということで笑
ローズから謎の攻撃を受けて倒れるテイテツ。彼は無事か、エリーたちは彼女たちを打ち倒せるのか?
執筆ペースがまだまだ不安定ですが、また次回以降も楽しみに読んでいただけると嬉しいです!!
第60話 盗賊皇女殿下の誤算への応援コメント
拝読! お久しぶりでございます、ゲームに集中するとおっしゃっていたmk-2さま、帰還されたことに安堵!
今回の戦いは大規模戦(中規模?)でしたね! 数を恃む賊徒に寡兵の冒険者、エリーたち一行が挑む! 自分はツクールでこういう大規模戦闘をやりたくてSEさまにそれ用のプラグインをお願いしてしまった人間です。現実の戦争はもう吐き気がするほど(これがもう、実際吐きますよね)嫌いですが、フィクションの中は別物、集団戦大好きです! 大兵に兵法なし、の傲慢な戦いを寡兵で覆すのがやはり醍醐味。それぞれがおのおのの役割分担を、誰かが号令かけるでもなくこなす、というのも素晴らしいのでした。
あ、それと先日pixivさんに上げられてたセリーナ見ました! 凛々しい!
作者からの返信
今回もお読み下さりありがとうございます!!
実に2ヶ月リアルで心配事や思い悩むことが怒涛のように続いたので、執筆する以前にどう自分のメンタルをマシな状態に保つか、でしばらく逃避しておりました……余計なこと考えないように体鍛えたりゲームのレベル上げに没頭したり……まあ、創作活動にも体作りは活きてくると思うので更新が滞ったことは悔しいですがまだマシでした。思ったより取り掛かれば書けたのでこの調子でコンスタントに更新出来るよう習慣づけたいところ……。
さて、リアルな戦争は本当に僕自身も地獄そのものだと思います。ですが、フィクションの世界だと不思議と燃え立つような気持ちになって楽しめるのもやや皮肉なものですね……人が闘争心を本能として捨て去れない証拠でしょうか。
戦闘経験の浅いグロウなども自分の判断で戦いに加勢するようになりましたが……まあ描写している以外にもエリーたちから戦い方も教わってるということで。
pixivでのキャラ設定画も見ていただいたようで嬉しいです! まだまだキャラ設定画やデザインは描き足していきたいですね。ともあれ、まずは本編を書く習慣を取り戻すところから始めます……急に休んだり展開が不安定だったりと読む側はやきもきさせてしまいますが、応援コメントが何よりの励みです。
今後も頂けると大変嬉しく思いますー!!
第59話 強襲! 盗賊皇女!!への応援コメント
拝読しました!
前回に引き続きのコメディパート(グロウは早く着替えないと危険……)から一変、後半の盗賊団襲来は嵐の烈しさ! 盗賊皇女なんて名前から「かわいらしい女の子かなー?」と思ったら、北斗の○バリなすさまじい猛女でした(笑)。殺戮も辞さないような盗賊団相手に一行が立ち向かう方法は!? はたまた、もしかしてもしかすると皇女さまは仲間になるのか!? という先の読めなさ! 久しぶりにmk-2さまの世○末覇者節を堪能させていただきました!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
グロウの踊り子姿、後から絵に描き起こしてデザインしようとしてるんですが、なかなかに扇情的で卑猥とも言える格好になっちゃいそうです……イロハによいしょ本のネタにされるならまだしも、放っておくと男色家に穢される恐れが!! 何とかしなくちゃ!!!!(他人事)
盗賊皇女……確かにこの字面だけだとかわいい女の子に思えないこともないし、それもありっちゃありですね。盗賊団の首魁にロリっ子。残念ながら強烈な濃いオーラを放つ女傑にしちゃいましたが笑 『魔女大戦』っていう今人気が出始めてる女傑同士が戦うバトル漫画にハマってる影響もあるかもしれません笑
貸し劇場から引き続きノリノリで書いております!! ノリ過ぎて誤字や表記の間違いがあちこち……(近日中に修正します)。割りと突然の急展開で盗賊団と戦うことになりましたが、これもプロットの一部として予定していました。ガラテア軍だけでなく、森の魔物や盗賊団とのバトル!! これぞ冒険ものぞ、と書いている自分が我ながらワクワクしながら書いてます!!
次話以降もお楽しみくださると幸いです!!
第58話 ある落ちぶれた男の独白~不完全な美への覚醒~への応援コメント
おはようございます拝読しました!
いきなり冒頭で「うわぁ……」という男のこれでもかという悲愁。自業自得とは言えあまりにもあまりな境遇、ここからエリーたち一行にどう繋がるかと思うや、イロハとテイテツのえらくテンション差のある客引きともぎり。そこからが……!
エリーとセリーナ、美女二人によるダイナミックな炎舞の数々が、まさかのおとり、フェイク、デコイ。すべては本命のアイドル少年、グロウのための布石! 男は遺伝子的に不完全生命体=そのはかなさこそ美しい! という結論に結びつけるあたり、mk-2さまの美少年愛の深さを見ました! しかしあの場の熱狂ぶり、たぶんグロウ、あそこで周囲の生命力に(意識的にか無意識か)干渉してますよね? そしてエリーとセリーナの二人、「なかなかの美人……だが腹筋は六つに割れている」というところにも笑わせていただきました!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございました!!
もっとエキセントリックなギャグ回を目指したつもりが、なんか物凄いことになりました……ただ性癖ぶちまけただけの回になったかも汗
筋肉美女2人だけでは終わらない! 真のアイドル・シルバーキャットことグロウ=アナジストンの誕生だーっ!!!! GO! GO! グロウ! みんなのアイドル!!!! シャンシャン!!(タンバリンを鳴らす音)
自分で書いていて思ったのですが、客引きと座長程度は務めたとはいえイロハもステージに立たないのはちょっとズルい気もしますね……まあ、借金の取り立て人でもありますから、彼女の方が立場が上で、飽くまで今回の貸し劇場のプロデューサーということで……。
少年美は尊いです。うむ。不完全で不安定な存在の、それもほんの短い時間の輝きだからこそ尊ぶ甲斐があると思います!! 古代ギリシャの人々はよく理解されてたんですね!!
上演中にグロウの力で客のオトコたちの生命力を刺激したんじゃあないかとのことですが…………そこまで考えてませんでした…………ッ!!
というわけで、単にグロウの妖艶な演技が宗教体験に匹敵するほど素晴らしかったということで……(『力』を使ってたら洗脳っぽくてエグいのでそれはそれで面白いのですが笑)。
グロウの全力のパフォーマンスのおかげで、元軍人の男も救われました。よかったね! 生き甲斐が生まれて!! 今後少年美の素晴らしさを世界中に広めていくことでしょう!!!!
第57話 プランXXXXへの応援コメント
拝読しました!
テイテツのすさまじすぎる頭脳! ろくに自分の考えがあるかどうかもわからないレベルの経営陣に科学技術論から宇宙論へとつながるような壮大なプレゼン。この、科学と宇宙のつながり、ふと提示されたようでいて実はこの「創世樹」という作品の根幹にもつながるもののような気がします。宇宙とは命とは、そして科学技術はそれらとどう結びつくべきか。
そして! ついにカジノ都市の歓楽の宴にエリーたち(グロウも)参戦!? 非常に楽しみなところ! ちなみに遠蛮が30年前日雇いの引越バイトで毎日9千円だったので、食費引いて8000の7日で56000円。グロウとあまりかわらないですね。こうして計算してみると600万がどれだけ果てしない目標かよくわかります。エリーたちには頑張って身体を張って欲しいところですが、穢れて欲しくないファン心理もあり……難しいところですが楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
テイテツは改造手術の影響と元々の天才肌な気質のせいであまり協調性のない、空気の読めない人ですからね…………高度過ぎる知識や技術も役立つ場を選ぶと思います。
そしてとうとう読者様待望の(?)歓楽街での一計を案じる回が目前です!! いや、正直言って僕自身書いていて「まだか! まだか!!」と楽しみにしていたエピソードです。「身売りよりはマシ」とはしていますが、はてさて…………結構意外な切り口から話を描くことになるかもしれません。目いっぱい楽しんで書きます!!笑
第56話 仕事はつらいぜ 得難いぜへの応援コメント
拝読しました!
持ち前の明るさでガテンさんの華になったエリーと、持ち前のぶっきらぼうさでそこはかとなく浮いてしまうガイの好対照。現場のおやっさんの言葉はなかなかに人生の至言ですが、ガイみたいなタイプは「なに言ってんだか」と思ってしまうのかも。ガイは「背中で語る」みたいな古風なところありますよね。そういうのは口にするもんじゃねえというような。ライバル不在だからある意味余裕なその態度も大丈夫ですが、競争相手が現れたら大変かも。
さておいてグロウがまたひとつ成長! 力があるからではなく、ただ普通の人間として人を救いうるという思想……本来の仏法に近い……に開眼。開眼というほどではないにせよ、持てるものがあえてその境地に達するのはやはり凄いこと。環境に恵まれているのもありですが、純粋なグロウは吸収していくのが早いですね!
そして……カジノ都市とは思えない平穏な仕事風景でしたが、今回場に登場しなかったイロハの動向が非常に気になるところ。グロウも男の子の両親を気にかけてしまっていますし、やはりカジノの現場に飛びこむことになる! ……のでしょうか?
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
エリーみたいな気質の肉体労働者は現代でも少なからず居ますから、険しい力仕事の現場(とび職とか?)の男たちも悪い気はしないでしょうね。
ガイは余裕の表れというよりはやっぱり古いタイプの男性に近いですね。言葉でなく行動のみで誠意を示すというか。でもそれでエリーも実際ガッカリすることもあるので(20歳の女盛りなのに化粧とかキレイになりたい気持ちが汲めなかったり)、愛情不足とまでいかなくてももっと言葉や細やかな姿勢で女性には向き合うべきだと思います。そういう意味ではまだガイも恋愛や人の心の機微に疎いところもあるということで……。恋のライバルの登場は予定してませんが、それにやや近い危機もある……かも?
まともな仕事をこなしつつもコメディータッチで話を進めたかったのですが、やはり人情噺のようなモノに頼り過ぎてしまいますね苦笑 今回グロウは特に。そこが作品の良さだと受け取ってもらえるのは本当に嬉しいですが、作者的にはちょっと納得いかなかったり……。
テイテツとイロハがどうしていたかは……ちょっと1話分では区切りが悪いので次話以降に分けました。ややテンポが悪くなりますが……作品そのもののボリュームは変わらないと思うので1話の話は短めでも更新頻度を早める傾向にありますね。
次話、次々話辺りではいよいよはっちゃけた展開を予定してます笑
せっかくの娯楽都市に来たのですから、世俗的なことにもエリーたちにさせてみたくてしょうがないです笑
第55話 カジノ都市・シャンバリアへの応援コメント
拝読しました!
ついに到着のカジノ都市! 欲望と退廃の府、ですね。そういえば先日Twitterにカジノ屋さんからのお誘いが来て、貧乏人相手になにを考えているのやらと思いましたが……エリーたちは貧乏以前にマイナス! 借金は着実に返さないといけないけれど、一つところで時間をかけるわけにもいかない。このあたりゲーム的に考えると時限イベントですね。いついつまでにこれをクリアしないとガラテアがやってきて大変、的な。そんななか一気に大金を稼ごうとしたら身売りになってしまうわけですが、当然それは言語道断。でもここは妥協してバニーくらいは……? という気がします(というか願望)。潔癖な子たちだとああいう格好でお酌するのも相当な抵抗はありそうですが。
では、本日も楽しいお話をありがとうございました! イロハのおかげでこういう下世話な流れもアリになり、パワーアップ(?)ですね!
作者からの返信
今回もお読みくださりありがとうございます!!
確かにゲーム的に考えると面白いクエストではありますよね……制限時間内にお金稼ぎイベント。昔 似たような趣旨のゲームを作ったことありますが(ていうかぶっちゃけ『傾奇者』がそれ)大いに人を選ぶクセの強い作品になっちゃいました苦笑
そう!! イロハ加入で色々タガが外れてコメディー色ほか色々パワーアップ!!!!
実はイロハ自体はあのガラテア軍特殊部隊ライネスらとの戦いで、『ライネスたちに負けはするけど、何とか犠牲者を出さずに撃退する方法は無いかなー……』と考えた結果の苦肉の策で生まれた人物でした(転移玉とかご都合主義も良いとこですが笑)。でもただ物語を続けるだけでなく、エリー一行のコミュニケーションや行動規範にスパイスを加える望外に良いキャラクターになれたと思いますし、今後もそうしていきたいですね!
金策に苦労した末の身売り……それだけは避けたい、避けたいけれど作者としての好奇心や趣味がポロポロ出てしまう!!笑 まあ、そうなってしまったらほぼR-18作品になってしまうので、そこは作品傾向としても避けて通りたいところですね。
バニーちゃん……ッ!! それもステキだ…………!!
その辺りの顛末は大いに遊ぶつもりなので、楽しみに読んでいただけたら嬉しいです!!笑
エピローグ、あるいは遙か昔のプロローグへの応援コメント
ついに最後まで拝読させていただきました! 15話ほどあったので2度に分けて読もう……と思っていたら一気に最後まで読んでしまいました!
これは地球が終わった世界での、新しい創世の物語! 長い長いお話の語り手、これまでお疲れ様です&読ませていただきありがとうございました! LIVE FOR HUMANのラストを呼んだ時も泣きましたが、今回も泣いてしまいました。エリーとガイ、テイテツ、セリーナとミラ、イロハもライネスもライザも、生き延びたすべての人々の人生に幸多かれ、です。
残念なことに死を選んだリオンハルトも英雄的な最期でした。死をもって償うのも道、勝利の栄光に輝くばかりが英雄ではない! そしてもちろんグロウも、よくアルスリアとの協議を続けてくれました。アルスリアは許しがたい存在、と思えました(クローンを生み出してエリーに自分自身を殺させるとか、えげつなくて背筋がゾワッとしました)がやはり彼女も悲劇的な過去――ガラテアの罪を見せつけられ続けて人間を憎み、歪まざるを得なかった——を考えると憎みきれないものがありますね。そしてアルスリアに人間というものへの希望を思い返させたグロウの心、きれいなだけではなく人間の善悪含めてすべてをいとおしく思う心を素晴らしいものに思います。実のところ自分は小人なので、人間の汚さや矮小さをつきつけられると自分に鑑みて「ああこれ自分のことだ……」とか思ってしまいますが(笑)。
すこし繰り返しになりますが。アップデートが起きて全人類が消滅してしまったときはどうなることかと思いましたが、戦死者以外の全人類が生き延びてエンディングを迎えたことに大安堵、でした。あの時点でのアルスリアは人間の存在を「そんなものVRでいいだろう?」と言ってしまう勢いだったのでどうなるものかと思ったのです。しかしグロウからの記憶をアルスリアに見せることができてようやく一安心、それでも人類存続の協議と再生までに要した時間は50億年……すさまじいスケールを見せつけられました! アルスリアとグロウは再び人類が芽吹くまでの50億年、この星を守護し続けて人類の再登場とともに星の主役を明け渡し、去ったというところでしょうか。地球から旅立った二人から数えると100億年、長い長い仕事を終えてお疲れ様です。エリーがアルスリアの顔面にワンパン入れることができなかったのは少しだけ残念でしたが(笑)。
人類は度を越した暴力を持つことができなくなり、しかしそれは巨大な制御力をなくすことにもなってのこの先の群雄割拠時代、ローズ皇女殿下は「自分たちの時代、到来!」とばかり意気軒高でしたが、弱者にとっては食われやすい時代、なかなかに過酷な時代になりますね……。もちろんこうした時代に弱者を庇護してくれる英雄というのも現れるもので、そうした英雄の冒険譚を予感もしました! ガイとエリーの子孫の中から次の主人公が現れたりとか、そういうことを夢想します。あのふたりが最後に子供を授かれて、本当に最後によくぞ、と思わされました。あのくだりで泣いた……。
最期に、これまで物語を牽引して最後までの執筆、おつかれさまでした! そして本当に本当に、読ませていただきありがとございました!
追記。
よろしければ「創世樹」完結読了記念で一枚イラスト描かせていただいてよいでしょうか? いま、イラスト再勉強中で猛烈に描きたい気持ちです!
作者からの返信
最後までお読みいただき、本当に……本当にありがとうございました!!
長々と僕程度の説教がましいおはなしに付き合ってくださって、本当に感謝の極み。感謝の言葉しかありません。何度となく言いましたが、ここまで書き終えられたのも読者の皆様の応援……特にほぼ全話に渡って応援と応援コメントを付け続けてくださった遠蛮さまのお陰と言っても過言ではありません。何度となく筆を置いたこともありましたが、応援してくださる人の存在がとても励みになって続けられたと思います。
涙まで賜ってしまって、何だか申し訳ない気もしますね。自分で言うのもなんですが、それこそ一本のRPGや映画のエンディングを見ているような気分です。
アルスリアの凶行も含め、ダークで残酷なことだらけの冒険ものとなったので、実のところはどこまで読者の方々の心に響いたのかが解りません。終盤もまさに人類社会において禁忌とされていることを平然とやりまくってしまっている…………まずそういった展開を思いついてしまう自分自身の闇深さに戦慄です(汗)
リオンハルトも出来れば生きていて欲しかった部分も当然ありますが、やはり彼ならば自分の生命を差し出してでも世界へ詫びただろうなあ、と思ってしまいました。ただ生きて償い続けるだけでは償い切れないほどの罪業を彼はずっと背負っていましたからね。そこは不当な扱いを受けてでも生き続けたかったライネスや、リオンハルトに押し付けられてでも新国主として生き長らえなければならない責任を負ってしまったライザとは違う道となりました。
僕も小人です!!(苦笑) グロウのような何処までも清廉潔白な聖人と、逆にアルスリアをはじめガラテアサイドの鬼畜外道のような悪人たちを描いてきましたが、そんな綺麗ごとのような人物を描くのも烏滸がましいと思えるほど僕の器は小さいですし、悪辣な人間の描写をしていても「どうせ自分もちっぽけで一皮むけばこんなあくどい人間だ」と苦悩してしまうことがしょっちゅうなので…………。
一度全生命体を滅ぼしておいて「そんなのVRでいいだろう?」は改めて指摘されるとその通りで少し笑ってしまいますね(笑) 最初にここを書いたあたりはそんなに意識していなかった気がしますが、現実世界の苦しさに耐えかねて仮想世界へ逃避したいというのも人間の心理としてリアルだなあ……と思います。人間の幸福な感覚などまやかしで充分だろうという皮肉。
グロウとアルスリアは星を去り、2人で宇宙の彼方へ旅立ちました。もうエリーたちの星に創世樹としての恩恵と庇護をもたらすこともやめてしまい、2人は何処へ行くのか? それはそれで創作のしがいがありそうですが、特に定めていません。ご想像にお任せします。
ローズがイキイキとしている時代の到来! 核の炎に包まれた某世紀末のような世界に見えなくもない群雄割拠の時代ですが、弱肉強食の世界というのは現実の我々人類の世界と大して変わらない気がします。大規模な戦争が起きないだけまだ救いがあるので、そこは作者なりの願いのようなものを込めました。
物語の冒頭から願い続けていたエリーとガイの愛の結晶。筆舌に尽くし難い悲しみの涙もありましたが、当然喜びの涙もありました!! 愛する2人が子供を儲けることが人としての絶対的な幸せとまでは言いませんが、少なくともエリーとガイにとってはどんなに傷付いてでも求め続けたい存在でした。全てのこれから生まれて来る子供たちがこの2人のように求められ、愛されて生きていきますように。
エリーとガイの子が主人公の新たな冒険譚ですか…………それもありですね。悪くないかも。ただ、機を熟してから考えると言いますか、まあ、他の創作も止めたくは無いので、しばらく考えてみます。自分の中でそういう二世英雄譚的な物語を描くのに必要なものが温まり切るか否かで決めたいと思います。
…………次作の予告ではないですからね? フリじゃあないですからね? ねっ???
遠蛮さま。こちらこそ最後までお読みくださり本当に本当にありがとうございました。このような遠くの地の読者の方との交流も含めて創作の励みに出来るのもネット文化の世代の賜物でしょうか。今後も創作に励みたいものです。
そして!! 遠蛮さまよりのイラスト!! もちろん自由に描いてくださいませ!! ぜひぜひ!!!!
せっかく某SNSでも繋がっているので、是非作者としてファンアートを賜りたいです!!(欲張り!!!!)
もう一度言わせてください。
最後までお読みいただき本当に本当にありがとうございました!! 次作は全くの未定ですが、そこでもお会い出来たら幸いです!!