応援コメント

第84話 盲者の僧」への応援コメント

  • 拝読しました!

     新たな師匠…とは少し違う、実際に激しい戦いの中に身を置いた、先達ともいうべき存在! ガイやセリーナが強さをがむしゃらにもとめて道を間違ったとしたら、この沙門のようになるという寓意でしょうか。ただの説教ではなく実体験による説法ゆえの説得力!

     光を失い、当時の仲間を許せたように思ってもやはり許せていない人間の狭量。ガイとセリーナにとっては数歩先を行くエリーの才能に対して嫉妬を抱かずに済むような道を、沙門は示してくれる? 心の大きさ=練気の大きさにもつながりそう! 円盤が思うに過去、創世樹という作品に登場した「武力によることのない強さ」の極致と言えばやはりセリーナの恋人、ミラが圧倒的なのですが、沙門が提示する答えはこれと符合するか、それともまた違う話か。

    今日も楽しませていただき、ありがとうございました! 本日骨折の経過で病院に行っており、読ませていただくのが遅くなりました、申し訳ありません!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!
     通院するつらい情況の中読んでくれて感謝します。
     自分自身の足りない頭や見識でガイとセリーナに諭せる人はいないかな、などと思いましたが……やはり僕自身の見識の甘さでここはあまり良い答えは出せなかった気がします。我ながら苦い思い。
     ただこの盲目の僧の言わんとしてることは本当に単純なことで……『まあ若い人には時間が無いように感じるだろうけど、それほどストイックにやってるなら人生は長いんだから、あんまり焦らない方が良いよ』という割りと普遍的なことを言っているつもりです。

     それにしてもメインキャラにせよ端役にせよ、過去に激しい悔恨を経て引きずり続けている人が僕の作品にはよく出てきますね…………僕自身も過去への未練に苦しむ由縁でしょうか。

     次回もこの盲目の僧との話が続きますが、多分意外と単純なことにおさまると思います。