応援コメント

第92話 大切な娘時代」への応援コメント

  • 拝読しました!

    ガイに劣らずこちらも鎖につながれているセリーナ。やはり失った家庭や門人たちへの責任感、自分が最後の一人であるという自責でしょうか、ガイは帝国の悪意の前に神から見放された=神はいないと思うに至りましたが、セリーナの場合ガイ以上に直接に帝国の悪意をぶつけられていますからね…。バトルジャンキーに堕ちていた登場当初の姿からしても、グロウの癒しがなければいまでも戦いだけを求める修羅の道を歩んでいたかもしれず…ミラという最愛の人はいてもガイとエリーのようにすぐ隣で支え合えるというわけにもいかなかったのが、セリーナを追い詰めたというところでしょうか。孤高の寂しがり屋?

    脳を練気の膜で覆って超知覚戦闘の助けとするのはきわめて困難そう、なにしろ人体最大のブラックボックスですものね。うかつなことをすると自壊もありうる? しかし一方で希望も。竜を練気で具現するという、さながら竜騎士であり召喚師でもありそうなアイディア! 戦力としての期待も強力そうですが、それを想像しミラとのラブラブを妄想して乙女の貌になるセリーナ、素敵でした! やはりセリーナにとって最良の薬はミラの存在!

    それでは今日も楽しませていただき、ありがとうございました! 案外気遣いの人でもあるヴィクター、さすが先生!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございました!!

     ガイ同様、過去に受けた傷は重く……。現実にも一人で黙々と厳しい鍛錬に打ち込んでいた方が気が楽という人もいますが、セリーナの場合は強さへの妄執から極端になりがちなんですよね。ミラが傍にいて一緒に戦えるような人だったら、危険な旅にもついて来れたでしょうがミラは飽くまで家庭や居場所、コミュニティを守る人間としての役目がありますからね。それも強さを求める以上に大切な事だと思います。

     練気で直接戦闘の異能力にすることは結構ありそうですが、エネルギーの生物を具現化するのはなかなか無さそうだと思ったのでセリーナの目標のひとつとしました! 実はヴィクターが『練気でペットを作りたい者に指南した』というのはセリーナを励ます為にちょっと盛って話してたりします。目指せ!! マイカーならぬ一家に一頭練気の竜!!!! きっと一緒に乗ったらミラも喜んでくれると思います(笑)

     今月も半ばにさしかかり、今月中の更新はあと7話あまりとなりました。

     記念すべき100話目も目前、来月頭に迫っています! 第100話の区切りに相応しい回に出来たと思うので、それまでの修行編を見守ってくださると嬉しく思います。