応援コメント

第119話 2人の抵抗」への応援コメント

  • 拝読しました!

    子供時代の絶望から立ち直って明るさを手に入れ、それでもひとの憎悪や拒絶に傷つき、最近になってようやく「自分」というものを受け入れることができたエリー、にもかかわらず突き付けられる再度の絶望。今回はもう、つらく切ない気持ちになりました。「本物の鬼にだってなってやる」という宣言は周囲を威嚇する以上に、自分を傷つけること大だっただろうなと思うと……。それでも抵抗をやめるわけにはいかない、孤独な戦いを続けるしかないエリー。ガイたち早くー!

    グロウの幽閉もかなりの憔悴を幼い身体に刻んでいる様子。ガラテアの大義というものも末端の連中においてはただ「絶対的な立場から弱者を甚振る」ことに終始。高潔な人間というのは少ないからもてはやされるものではありますが、ここにいるのは清濁の濁な輩ばかり。こんな連中の相手は心が消耗し……と、思われた矢先のアルスリア登場。「お話」の内容は雑談では終わらなさそう。「創世樹」の核心がついに語られる? 次話以降も楽しみにさせていただきますね!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!

     今回は僕自身も書いててつらかったです…………ガイ、早く助けに来てあげて…………。

     グロウ相手に検査とは言ってもそれはテイテツやタイラーのような信頼出来る仲間あっての事。濁った心のガラテア相手ではグロウ自身もここまで冷たくなってしまうのでした。

     そのガラテア軍の中でもニルヴァ市国をほぼ独力で滅ぼしてしまったアルスリアの登場です。グロウにとっては憎き敵ですが……初めて対面した時の発言や反応の通り、断ち切れぬ因縁がこの2人にはあります。いよいよこの『創世樹』の世界の謎というか仕組みのようなものが明らかになっていくかと思います!!

     希望を捨てずにお楽しみにして欲しいです!!