応援コメント

第96話 3ヶ月の修行の成果」への応援コメント

  • 拝読しました! 病院から帰ってCi-enさんをまわってこちら。遅くなりましたがやはり良作拝読は疲れに効きます!

    3か月にしてこの成長! グロウの驚異的成長速度にばかり驚かされていましたが、ほかの面々にしてもすさまじい成長スピードですよね! 空手道場なんかではまず組手もさせてもらえない時期のはずですから、ニルヴァの町の修行があくまでも実力主義であることがうかがえます。実力主義・能力主義は歩みの遅いものを置いていきがちになる弊害もありますが、エリーたち一行にその心配は無用。

    それぞれ長所を伸ばし短所を補い、一個のコミュニティとしての完成度の高さがすばらしい! このあたり、帝国のライネスやバルザックたちも仲間意識と集団的完成度が高かったですが、個の強さより仲間たちの力の総和を重んじるのはmk-2さまの理想形でしょうか? 遠蛮はなかなか集団の輪の中に入っていくのが苦手ですが、仲間たちが力を合わせて実力以上を発揮、というのは憧れですよね。だからこそ集団戦の極致、軍事と戦術というものが好きだったりします。現実の戦争を賛美するつもりは全くないというか、ニュースで聞く凄惨な話に吐き気が止まらなかったりするんですが。

    エリーの一撃で受けた骨折を瞬時に治癒する超速ヒーリングをものにしたガイ、体術ではグロウを指導しつつ、練気の技では蟠りなくグロウに学ぶセリーナ。二人とも、心に抱えた鬱屈としたものを完全に昇華したわけではないでしょうが、折り合いをつけた様子。前回エリーがグロウに向けた一言が効いたのでしょうか? そして果たして練気の竜を生み出す夢は叶うのか!? 続きも楽しみにさせていただきます!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!

     こちらこそ返信が遅くなってすみません。こちらもワクチン接種帰りだったりします。

     実力主義には違いないかもしれないですが、飯処の盲者の僧やタイラーなどの国の人々の見守りや助言、何より師匠役を買って出たヴィクターとカシムがよく見てますので、飽くまで当人たちのレベルにあった修行のやり方を心掛けてるんですよね。ただ、それでも全員かなりのハイペースで鍛錬出来ているという。

     集団の団結力や総和ですが、実は何年も前に『創世樹』を書き始めた当初はエリー一強で、悪しき敵を一方的になぎ倒していく……いわゆる『無双』展開ばかり書くつもりでいたんですが…………やはり成長していくには仲間が必要で、仲間との協力や協調、思いやりなどが大事だな、と思ってしまいます。というか、書いていて自然とそうなりがちですね。思えば他作品でもそういう傾向ですね。LIVE FOR HUMANとか暁が教えてくれたもの。とか。

     僕自身も集団に溶け込んだり協力することは本来とても苦手です。30代に入ったあたりで就労支援事業所との付き合い方を深く考えたり、創作仲間同士の寄り合いコミュニティなどに参加したあたりで『あれ? 僕多少は人の輪に入れるようになったのかな???』などと思い始めた程度ですね。

     独りの人間、主人公が己の宿願の為に挑戦するおはなしも好きではあるんですが(傾奇者とかね)、やはり仲間とかチームと共に強くなったり助け合ったり、あるいは単に楽しく盛り上がったりすることに憧れを持つようになりました。

     このラノベを書けているのも読者の方々をはじめ、多くの友人やコミュニティに属する人たちの応援あってこそだと感じてます。

     改めて応援をありがとうございます!

     さて、修行編もそろそろ佳境を迎えつつあります。修行が終れば、またエリーたちは過酷な戦いや旅路に身を投じていくでしょう。
     彼女たちの冒険を見守っていただきたいものです!!