応援コメント

第116話 迷いの剣」への応援コメント

  • 拝読しました!

    なお迷いの中にあるガイ。すべての男が抱えるであろう葛藤「息子はいつか父を斃し、越えていくもの」と「男にとって父の背中はいつまでも大きく絶対」が相半ばする感じでしょうか、そして優しさと厳しさを見せつけられて余計に、院長先生の「父としての格」を感じてしまっている? どうあっても正解などない命題、斬るにしても斬らないにしてもガイの心に後悔を残してしまいそうな。しかし斬らなければ「ここから前に進むだけの気概」ごと失ってしまいそうでもありますよね…。一番怖いのは「憎い憎い、殺す!」と思っていた相手を殺した瞬間「殺すほど悪い相手ではなかった」となって虚脱してしまうことな気がしますが、ガイはそこのところにどう折り合いをつけるのか。「技量・戦闘力」ではない「心の相伝」ともいうべきこの戦い、次話も楽しみにさせていただきます!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!

     迷いの心で、剣まで鈍らせてしまうガイ。このまま折り合いのつかない終わり方をしてしまうのか。

     ちょっとこの辺りは自分のペースを優先したとはいえ、テンポが悪かったですね。2話連投ぐらいのボリュームで良かったかも……。

     子が親を超える。育ての父を息子が超えていくというのは王道的なテーマですが、果たして描き切れたどうか……ただこの後2話ぐらいの展開は書いていて楽しかったです。
     思えばもっと抽象的ですが概念としての父と子の試練というのはLIVE FOR HUMANでも最後の方に描きましたね。あれは闇に堕ちた父祖を真心で遠い子孫が乗り越えるという展開だったので簡単でしたが……。

     ガイは養父を超えられるのか。斃してしまうのか。

     次話以降、お楽しみにしていただけると嬉しく思います!!