応援コメント

第113話 怒りを突き付ける先」への応援コメント

  • 拝読しました!

    ガイが「斬らねばならない相手」とは? 強大な仇敵ではなく、かつて自分たちを守ってくれなかった存在、院長先生。子供時代のガイにとってたぶん絶対的な守護者だと思えていたであろう存在が、ガラテア帝国に屈してふたりを差し出したのであろうことを考えるとそのときのガイの絶望たるや———。ガイの中にある「神はいない」ひいては「人は自ら助けるものしか救わない」の思想の根元、その一番深い根っこのような気がしますね…。絶望をもたらしたのは確か、しかしそれ以前優しい思い出もあっただろうとすると、果たしてガイは先生を斬れるのか。ここはガイにとっての非常に大きな分岐点になりそうな予感ですね!

    エリーがいないといつもの気安い一行が一転、ハードボイルドに。渋く野性的なガイもいいですが、やはりいつものようにエリーの尻に敷かれている方が無理をしていない感じ。それでは、今日も素敵なお話をありがとうございました!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!

     叩き斬りたいという相手がかつての院長。ガイにとって養父とでも言うべき人。

     彼に罪が無いかと言えば決してそんなことはなく、かと言って無惨に斬り殺すほどの関係性の相手かと言えば、それも疑問符。

     ガイにとってエリーに次いで大事な場面かもしれません。ここからの数話は自分で上手く書ききれたかどうか…………あまり自信はありませんね。それでもガイが挑むべきひとつの試練として描きたかったので。

     12月に入り一気に冬めいて寒くなりましたね。体調や精神状態が落ちやすい時期、お互いに注意したいものですね(既に落ち気味)。
     エリーとグロウの救出も大事ですが、ガイの試練も見届けてもらえると嬉しいです。