応援コメント

第135話 彼らの選択」への応援コメント

  • 拝読しました!

    提示された道! なかなかに難しい。今のライネスとメランには平穏な世界を待つ方がよさそうですが、4人は家族のようなもの。分かちがたいですよね。リオンハルトもかれらのあるべき情緒を奪った責を認め、謝罪はするものの、彼ら4人が一緒に居られる方法までは提示してくれない……。

    しかしこれはある意味、試しているのかも? この先も一緒に進む覚悟があるかどうかの。だとすればここから彼ら4人をさらに強化する秘策が、リオンハルトにはある? という気がしました! 目指せエリー一行に反撃の一撃(またもどっちが主人公かわからなくなってます)!

    それでは、今日も楽しませていただきありがとうございました!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!

     今回の改造兵4人への呼び掛けは、リオンハルトなりの温情ですね。特にライネスとメランの…………。

     1度改造手術で戦闘狂にしてしまったことは本当に申し訳ないけれど、奇跡的に人間的な感情を取り戻せたなら、もうこれ以上危険な目に遭って罪を重ねずに静かに暮らしていいんだよ、という。

     もちろん、バルザックと改子は気付いていませんが、4人には既にエリー一行のそれとそう変わらないような仲間意識、友情や恋慕の情が芽生えているので、少なくともライネスとメランは『人を殺めて危険な目に遭うのは嫌だけど、離れたくない』という葛藤が生まれています。我々一般人からすればあまり考えるまでもなく平穏な生活を選ぶかもしれませんが、彼らは戦う力自体はある上に共に過ごした日々があるので…………。

     バルザック、改子は戦う道を選ぶでしょうが、ライネスとメランはどちらを選ぶのか。どちらにしても苦渋の決断です。でもそれは人生において大きな生き方の選択をすることとあまり変わらない気もします。

     さて、彼らがどんな決断をしたのかはずっと後に明らかになる予定です。ガラテアサイドのおはなしも一先ず次話で一区切りになります。

     何度となく言ってますが、ガラテアサイドの物語を描いているとつらい気持ちにもなりますが、同時に半ば闇の創作者の宿業とでも言うべき性に従って書かざるを得ないと思ってしまいます笑 宵闇のような道を歩む者にも人生がある…………そんな気持ちを持って書き続けていきたいですね。