応援コメント

第70話 ニルヴァ市国へ」への応援コメント

  • 拝読しました!

    ついにニルヴァへ。さすがに峻険な山々を前にグロウが珍しく弱音を。とはいえ12才の少年がチベットの峻険をひとりであらかた以上踏破した、と道義と考えれば、すでに十分タフガイの資質十分ですね! 「道」に迷う人にこそふさわしいニルヴァ市国、そこかしこで行われるのはチャクラの修行。主体的な修行は瞑想のようで、いうなれば瞑想による潜在能力の具象化が、チャクラというところでしょうか? となると心に明確な「なにか」を描ける人間こそ強力な練気を使いこなし、「なにか」が不明瞭な状態の人を「道に迷う人」と表現するのかなーと想像しました!

    疲れからかガイとセリーナの敵愾心も今回は存外、柔らかく感じられましたが、おそらく確執はとうぶん、抜けるものではないでしょうね。ガイとしてはいずれ自分の妻になる女の人生を歪めた、セリーナとしては家族と一門を殺した相手……テイラー氏が悪いわけではなく、彼が心を痛めていることを理解した上で、やはり簡単に許すことはできなさそう。それは自分の拠って立つ足場を否定することになりますからね。それでも、ニルヴァから巣立っていくときにはわだかまりが解けていることを願いますが、果たしてお話はどう進むのか。楽しみにさせていただきます!

    また今日も長くなりましたが、ご容赦下さい。いつも楽しく読ませていただき、ありがとうございます!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!
     修行場と聞くと戦力の向上をイメージしがちですよね。練気を習得してる人も出てきたし。ですが、ニルヴァ市国での修行は精神修養に重きを置いてるので、例えば結婚相手が見付からないとか、自分の性格の悪い所を改善したいとかそういう民俗的なことで来る人も……と言った感じで、『道を求める』と言っても本当に多種多様、難易度も様々な人が来る感じですね笑

     もちろん、中には人間社会で生きづらくなったとか、どうしても打ち勝ちたい存在がいるとか、エリーたちの目的に近い人も沢山来ます。なので門兵の人も『ああ、そういう人もまた来たな……』と思ったんですね。

     タイラーとガイ、セリーナの蟠りはそんなに言うほど問題ないと思ってます。3人とも心根は良い人ですからね。

     さて、ここからいよいよ修行編に入っていきます。ここニルヴァ市国での修行編は大事なキーポイントにしたいなーと思ってます!

     それと同時に……あえて敵であるガラテア帝国側にもフォーカスした回も書いていこうとしてます。

     今後もお楽しみにしてくださると嬉しいです~!!