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2023年9月11日 17:44
ここまで拝読させていただきました!まさしくクライマックス! という急展開にして混迷を極める戦局! そしてあっさり頭を弾かれてしまういいトコなかった皇帝陛下! 欲をかいて戦線まで出張ってこなければここで落命することは……とはいえアップデートが始まってしまうと結局、生きのびられるような「優秀な人類」の側ではないですね(笑)。テイテツの感情が完全復活! 感情を失ったという割には今までも時折発露があったあたり、真実は催眠暗示によるもの。ルハイグの置き土産である感情覚醒ですが、もしかしてあれはルハイグから最後の贖罪でもあったのかな、と思います。感情に苦しむことになったとはしても本来あるがままのテイテツであれというエールのような……まあ、生易しい道ではないのでやはり復讐の意味が強いのかなぁとも思いますが。エリーが獅子奮迅の間にとうとうリオンハルトの革命クーデター! ここまで活躍が薄まっていたリオンハルト、いきなり暗殺兵の手にかかる——!? かと思いきやの影武者作戦、まさに空蝉の術でヴォルフガングパパに逆王手! 逆王手をかけたにも関わらず取られてくれないあたりがパパも相当ですが、ここにきて主人公チームとライバルチームの共闘! すっかり泣き虫キャラになってしまっていたライネスも久々の「鬼」コピー練気で大暴れ! スカっと決めてくれた……かというところでなお倒れないパパ、やっぱり彼がラスボスになるのか?しかしヴォルフガングパパは黒幕になり切れず! アルスリア、絶妙のタイミングでの裏切り! 人類の高慢と罪悪と害毒を「存在するに値せず」と断じるアルスリアはまるで天から降りた断罪の天使のよう。すぐに人間を浄化しようとする、キリスト教世界(一神教)の神の使徒のようでだから遠蛮はあちらの神が苦手なのですが、 自分は断罪者たる資格がある、と人間を見下しているアルスリアは人間が下位の存在に向けるときの視点と自分のそれが同じである、ということに気づいていませんよね? 本来誤りを犯した人に必要なのは寄り添うもの。それに気づかない傲慢はきっとエリーがヘシ折ってくれると信じます! 皇女殿下の活躍は……果たしてこの先あるのか!? というのも気になりますが、本日はこれにて、長文失礼しました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!! 嵐のような展開の描写の連続に、作者の僕自身も目が回りそうでした……(今更見直して誤字脱字頻発……)。 皇帝陛下も若き時はさながら武王としてガラテア帝国の栄華へと帰依したかもしれませんが、強引に何百年も生き長らえて耄碌までしてしまっては老害でしかないですからね……武功以上に帝国を長く蝕んできた罪悪の方が大きい。ヴォルフガングも容赦なく誅殺しましたが、いきなり殺されても誰も異を唱える者がいなかったあたりが如何に皇帝陛下の心象が地に落ちていたかが窺えますよね。まず間違いなく生命の刷新進化で消去されたと思います(無慈悲) ルハイグからテイテツへの報復ですが、元々嫉妬や憎悪が温床になってアルスリアに付け入られたとはいえ、テイテツに対する友情や尊敬、賞賛などの善性の感情も確かにあったはずなので、実際のところかなり複雑な心境です。黒ともグレーとも言いきれない……(少なくとも白は無い)なので、一度感情を封印したことも再び解き放ったことも、100%の悪意とは言えないかもしれません。 テイテツは感情を封印されていた間は心はずっと穏やか。しかし人間臭さのようなものが欠落していた。かといって元々の激情に身を任せていた時は人間臭くあれども強い苦悩と苦痛を伴っていた。ガラテアを去り、ルハイグも死んだ今ではどちらが幸福なのかも解りませんが……どちらにせよもう感情が解き放たれたテイテツのその後は彼自身が生き方を決めることでしょう。もし彼が「やはり感情的に生きるのはつら過ぎる」と思ったら今度は自ら感情を封印してしまうかもしれませんね。 でも、ルハイグの言う「激情に苛まれて死ね」というのも一見呪いの言葉のように見えて、「お前は感情に振り回されて生きるのはしんどいだろうけど、それがお前らしくていいんだよ」と言っているようでもあり……ここからは僕自身も設定など考えていないので、読者の方への想像へ任せますね。 リオンハルト、とうとう反乱です!! というか、あれだけ彼について描写を重ねてきたなら決起する他なかったでしょうね笑 父も容赦なければ、息子もまた容赦なく。この親子はいがみ合ってはいますが、やはりとてもよく似た精神性を持っているのです。 一度限りの共闘という熱き展開!! ……ですがもう終盤も終盤なのであまり呉越同舟のまま輝くほどの活躍はさせられませんでした……作者として不甲斐なし。 アルスリアもまたそんなヴォルフガングを裏切り、創世樹=神 アルスリアとグロウ=天使 とでも例えれば確かに生命全てを粛清しようというアルスリアは冷酷な断罪の天使そのものですよね。僕自身も宗教というものは嫌悪しているので、だからこそ創作の世界で遊ぶのに限る、くらいに思ってます。特定の宗教を名指しして怒られない程度に……苦笑 彼女も無意識ですが、本当は目を背けているだけで「自分のこの人類を憎む気持ちは、自分も人間をベースにしているからだ」という真理も何処かにあるはずですね。高位な存在が下等な存在を見下し、忌避し、憎悪するのは、ほとんど人間が行なう負の所業と何ら変わらない、と。彼女は彼女でこのままだと救いが無い、悲しい断罪者ということに。 ローズは…………何してるんでしょうねえ?笑 「どうも自分どころか世界全体がヤバいらしいけど、それはそれとしてガラテア軍に横槍入れて大暴れして嫌がらせしてやろう!!!!最期かもしれないし!!!!」という行動原理が謎というか結構ぶっ飛んでる気がします。少なくとも対ガラテア軍の一軍の一角ではありますが…………。 アルスリアを止めることは出来るのか? そして世界を救うことは出来るのか……? と言うか、遠蛮さまの読まれるペースだと次回のら一気読みあたりで最終回まで読み進まれるのでしょうか。長かった『創世樹』執筆も遠蛮さまの応援コメントでやり遂げられ、自分の中でも結びとなりそうです。 こちらも長文を失礼しました! 最後までお楽しみくださいませ!!
ここまで拝読させていただきました!
まさしくクライマックス! という急展開にして混迷を極める戦局! そしてあっさり頭を弾かれてしまういいトコなかった皇帝陛下! 欲をかいて戦線まで出張ってこなければここで落命することは……とはいえアップデートが始まってしまうと結局、生きのびられるような「優秀な人類」の側ではないですね(笑)。
テイテツの感情が完全復活! 感情を失ったという割には今までも時折発露があったあたり、真実は催眠暗示によるもの。ルハイグの置き土産である感情覚醒ですが、もしかしてあれはルハイグから最後の贖罪でもあったのかな、と思います。感情に苦しむことになったとはしても本来あるがままのテイテツであれというエールのような……まあ、生易しい道ではないのでやはり復讐の意味が強いのかなぁとも思いますが。
エリーが獅子奮迅の間にとうとうリオンハルトの革命クーデター! ここまで活躍が薄まっていたリオンハルト、いきなり暗殺兵の手にかかる——!? かと思いきやの影武者作戦、まさに空蝉の術でヴォルフガングパパに逆王手! 逆王手をかけたにも関わらず取られてくれないあたりがパパも相当ですが、ここにきて主人公チームとライバルチームの共闘! すっかり泣き虫キャラになってしまっていたライネスも久々の「鬼」コピー練気で大暴れ! スカっと決めてくれた……かというところでなお倒れないパパ、やっぱり彼がラスボスになるのか?
しかしヴォルフガングパパは黒幕になり切れず! アルスリア、絶妙のタイミングでの裏切り! 人類の高慢と罪悪と害毒を「存在するに値せず」と断じるアルスリアはまるで天から降りた断罪の天使のよう。すぐに人間を浄化しようとする、キリスト教世界(一神教)の神の使徒のようでだから遠蛮はあちらの神が苦手なのですが、 自分は断罪者たる資格がある、と人間を見下しているアルスリアは人間が下位の存在に向けるときの視点と自分のそれが同じである、ということに気づいていませんよね? 本来誤りを犯した人に必要なのは寄り添うもの。それに気づかない傲慢はきっとエリーがヘシ折ってくれると信じます! 皇女殿下の活躍は……果たしてこの先あるのか!? というのも気になりますが、本日はこれにて、長文失礼しました!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
嵐のような展開の描写の連続に、作者の僕自身も目が回りそうでした……(今更見直して誤字脱字頻発……)。
皇帝陛下も若き時はさながら武王としてガラテア帝国の栄華へと帰依したかもしれませんが、強引に何百年も生き長らえて耄碌までしてしまっては老害でしかないですからね……武功以上に帝国を長く蝕んできた罪悪の方が大きい。ヴォルフガングも容赦なく誅殺しましたが、いきなり殺されても誰も異を唱える者がいなかったあたりが如何に皇帝陛下の心象が地に落ちていたかが窺えますよね。まず間違いなく生命の刷新進化で消去されたと思います(無慈悲)
ルハイグからテイテツへの報復ですが、元々嫉妬や憎悪が温床になってアルスリアに付け入られたとはいえ、テイテツに対する友情や尊敬、賞賛などの善性の感情も確かにあったはずなので、実際のところかなり複雑な心境です。黒ともグレーとも言いきれない……(少なくとも白は無い)なので、一度感情を封印したことも再び解き放ったことも、100%の悪意とは言えないかもしれません。
テイテツは感情を封印されていた間は心はずっと穏やか。しかし人間臭さのようなものが欠落していた。かといって元々の激情に身を任せていた時は人間臭くあれども強い苦悩と苦痛を伴っていた。ガラテアを去り、ルハイグも死んだ今ではどちらが幸福なのかも解りませんが……どちらにせよもう感情が解き放たれたテイテツのその後は彼自身が生き方を決めることでしょう。もし彼が「やはり感情的に生きるのはつら過ぎる」と思ったら今度は自ら感情を封印してしまうかもしれませんね。
でも、ルハイグの言う「激情に苛まれて死ね」というのも一見呪いの言葉のように見えて、「お前は感情に振り回されて生きるのはしんどいだろうけど、それがお前らしくていいんだよ」と言っているようでもあり……ここからは僕自身も設定など考えていないので、読者の方への想像へ任せますね。
リオンハルト、とうとう反乱です!! というか、あれだけ彼について描写を重ねてきたなら決起する他なかったでしょうね笑
父も容赦なければ、息子もまた容赦なく。この親子はいがみ合ってはいますが、やはりとてもよく似た精神性を持っているのです。
一度限りの共闘という熱き展開!! ……ですがもう終盤も終盤なのであまり呉越同舟のまま輝くほどの活躍はさせられませんでした……作者として不甲斐なし。
アルスリアもまたそんなヴォルフガングを裏切り、創世樹=神 アルスリアとグロウ=天使 とでも例えれば確かに生命全てを粛清しようというアルスリアは冷酷な断罪の天使そのものですよね。僕自身も宗教というものは嫌悪しているので、だからこそ創作の世界で遊ぶのに限る、くらいに思ってます。特定の宗教を名指しして怒られない程度に……苦笑
彼女も無意識ですが、本当は目を背けているだけで「自分のこの人類を憎む気持ちは、自分も人間をベースにしているからだ」という真理も何処かにあるはずですね。高位な存在が下等な存在を見下し、忌避し、憎悪するのは、ほとんど人間が行なう負の所業と何ら変わらない、と。彼女は彼女でこのままだと救いが無い、悲しい断罪者ということに。
ローズは…………何してるんでしょうねえ?笑 「どうも自分どころか世界全体がヤバいらしいけど、それはそれとしてガラテア軍に横槍入れて大暴れして嫌がらせしてやろう!!!!最期かもしれないし!!!!」という行動原理が謎というか結構ぶっ飛んでる気がします。少なくとも対ガラテア軍の一軍の一角ではありますが…………。
アルスリアを止めることは出来るのか? そして世界を救うことは出来るのか……?
と言うか、遠蛮さまの読まれるペースだと次回のら一気読みあたりで最終回まで読み進まれるのでしょうか。長かった『創世樹』執筆も遠蛮さまの応援コメントでやり遂げられ、自分の中でも結びとなりそうです。
こちらも長文を失礼しました! 最後までお楽しみくださいませ!!