応援コメント

第121話 世界の真実」への応援コメント

  • 拝読しました!

    まさかの本当にカマキリの愛! 世界刷新のために、グロウは心身を差し出さなければならない? このあたりも難しい話ですよね、全体のため、世界の進化を求めるならグロウにはアルスリアの虜になってもらうべき、けれども個としての話は…。本能的なところで「ブライダル」を求める、逃げることはできないと言うアルスリアですが、グロウの成長は本能を越えた理性で運命を引きちぎることができるか? 現状のアルスリアにとってグロウはまだ「愛しい好餌」なのでしょうか、彼の犠牲をいとわない……身も心も魂も合一するのだからそもそも「初夜」でグロウが犠牲になるとは思っていない?

    世界管理者ともいうべき創世樹の真実! けれどこれは神さまと同じくおせっかいなシステム。人(とは限りませんが)が自ら成長の扉を開くのを、むしろ阻害するもの?  管理と秩序のガラテアには都合がよさそうですが、自由に生きることを旨とするエリーやガイたちにとっては敵にまわりそう。創世樹、リオンハルトパパの切り札になる予感? 今日も楽しませていただきまして、ありがとうございます!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!

     アルスリアからすれば世界システムに乗じて自分には運命の人がいて、ひとつになれる。実際、グロウを愛していることに変わりはないのですが、出逢ってからそんなに月日も流れてない上に悪逆非道で知られるガラテア軍に属している身ですから、アルスリアからグロウへの愛はきわめて偏執的で狂気的ですよね。(そりゃあグロウも1度くらいは「嫌だ」って言いますよね……)

     ガラテアにも色々な狙いで創世樹を求める者がいます。大義的な目的はヴォルフガングの言う『創世樹から力と知識を得て生まれながらに+100、+1000の新人類へと進化させる』ですが、果たしてガラテア全体がそうなのか? と考えると疑問符が付きそうなものです。

     当然、そんな星のバランスを取るためとはいえ、人間含め世界をすっかり作り変えてしまうような世界システムはエリーやガイのような一般的な行動規範で生きている人間には受け入れ難いものです。ここからそれぞれがどう動くのか、展開を描くのがなお楽しみです。

     次回も動きがあるようですよ? お楽しみにしてくださると嬉しいです!!