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2022年8月17日 14:55
拝読しました!お互いの立場と過去のしがらみがなければ明るく語り交わせるであろうはずの、タイラー氏とエリーたち……ガイとセリーナ。特に今回のガイは本来一番の当事者であるエリーが止めても聞かず、頑迷なまでにタイラー氏、そしてその背景にあったガラテアの科学研究への憎悪と唾棄を持ち続ける……。いつもならガイが諫める側、諫められるのはエリーですが、今回立場が逆転でしたね。おそらくはこのやりとりを見ていてもっとも心を痛めているのは、心を破却しているはずのテイテツではないかと思います。直接罪を鳴らされて殴られるより、自分の罪を見せつけられながら同罪の友を殴られるのが痛いもの。それでもテイテツやタイラー氏のような人種は、自分の歩む贖罪の道から下りることは決してないのでしょうが。そして。もとガラテア技術畑の二人によって、ついにグロウの背負う謎、そこを究明できるか近づけるか、なんにせよ物語が大きく動くような予感。ここまでは「不思議な力を持つ、でもまあ可愛いし、純朴に過ぎるけれども普通の少年」だったグロウも、なにかしらの使命に目覚めるとき? タイトル「創世樹」の創世にかかわるなにかのような気が。ここからの修行編であのガラテアはぐれ特殊部隊の4人を凌駕できるかというところも気になります!また感想が長くなってしまい、すみません! もっと簡潔に要点を伝えることができればいいのですが、どうにも長くなってしまいます。それでは、次話も楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!! これがもし違う人が作者であったなら、ガイやセリーナのガラテアへの禍根から頑なな態度を取らせずにもっと明るい雰囲気とテンポで描かれるのかもしれませんが……僕から見てガイとセリーナの感情線を辿って描くと、やはり頑迷な態度を取らせるのが自然か、と思ってしまうんですよね…………年齢が関係あるかはわかりませんが、まだ20代半ばの彼らが達観して現実に対処するには若過ぎるし、自分の気持ちに嘘もつけないと思います。 むしろ幸いなのは、それを良しとして責め苦を甘んじて受けると宣言したタイラーやテイテツのような存在だと思います。在野に下りながらも世界的に見て数少ない反ガラテア的な研究者、学者というのはとても貴重な存在ですね。エリーだけでなく、一行全員にとって……。 我ながら展開が遅いかも、と苦心してますが、ニルヴァ市国に入ってからの冒険はまた1段階物語のギアが上がると思います。修行も含め、グロウについて何かわかるのか? 長い感想大歓迎です!! 次回は土曜日に更新予定です。展開は遅いかもしれませんが、それでも楽しみに読んでいただいている事実をとても嬉しく思っています!!
拝読しました!
お互いの立場と過去のしがらみがなければ明るく語り交わせるであろうはずの、タイラー氏とエリーたち……ガイとセリーナ。特に今回のガイは本来一番の当事者であるエリーが止めても聞かず、頑迷なまでにタイラー氏、そしてその背景にあったガラテアの科学研究への憎悪と唾棄を持ち続ける……。いつもならガイが諫める側、諫められるのはエリーですが、今回立場が逆転でしたね。おそらくはこのやりとりを見ていてもっとも心を痛めているのは、心を破却しているはずのテイテツではないかと思います。直接罪を鳴らされて殴られるより、自分の罪を見せつけられながら同罪の友を殴られるのが痛いもの。それでもテイテツやタイラー氏のような人種は、自分の歩む贖罪の道から下りることは決してないのでしょうが。
そして。もとガラテア技術畑の二人によって、ついにグロウの背負う謎、そこを究明できるか近づけるか、なんにせよ物語が大きく動くような予感。ここまでは「不思議な力を持つ、でもまあ可愛いし、純朴に過ぎるけれども普通の少年」だったグロウも、なにかしらの使命に目覚めるとき? タイトル「創世樹」の創世にかかわるなにかのような気が。ここからの修行編であのガラテアはぐれ特殊部隊の4人を凌駕できるかというところも気になります!
また感想が長くなってしまい、すみません! もっと簡潔に要点を伝えることができればいいのですが、どうにも長くなってしまいます。それでは、次話も楽しみにさせていただきます!
作者からの返信
今回もお読みいただきありがとうございます!!
これがもし違う人が作者であったなら、ガイやセリーナのガラテアへの禍根から頑なな態度を取らせずにもっと明るい雰囲気とテンポで描かれるのかもしれませんが……僕から見てガイとセリーナの感情線を辿って描くと、やはり頑迷な態度を取らせるのが自然か、と思ってしまうんですよね…………年齢が関係あるかはわかりませんが、まだ20代半ばの彼らが達観して現実に対処するには若過ぎるし、自分の気持ちに嘘もつけないと思います。
むしろ幸いなのは、それを良しとして責め苦を甘んじて受けると宣言したタイラーやテイテツのような存在だと思います。在野に下りながらも世界的に見て数少ない反ガラテア的な研究者、学者というのはとても貴重な存在ですね。エリーだけでなく、一行全員にとって……。
我ながら展開が遅いかも、と苦心してますが、ニルヴァ市国に入ってからの冒険はまた1段階物語のギアが上がると思います。修行も含め、グロウについて何かわかるのか?
長い感想大歓迎です!! 次回は土曜日に更新予定です。展開は遅いかもしれませんが、それでも楽しみに読んでいただいている事実をとても嬉しく思っています!!