応援コメント

第196話 タチアナ=ツルスカヤの想い」への応援コメント

  • 拝読しました!

    エリーの超絶戦闘力! まさしく人間発電所ですね! 艦首砲を受け止め打ち返す姿は圧巻。問題はこの状態でどこまで肉体が耐えられるか……ですが。ガイの苦悩も非常に共感できるところ、愛情と恐怖のはざま。人間なかなか吹っ切れなかったりするものですが、やはりガイは怖れより愛の強さが勝りましたね! 短髪になってより精悍なイメージに。

    ルハイグ……、個人的に彼の真心がテイテツの感情を残しておいたのだと思っていたのですが、どこでどうねじ曲がっていたのか救いようのない狂科学者。やっぱり彼も精神操作を受けていたのではないか、という気がします。セリーナの精神の妬心をルハイグが増幅させたように、ルハイグのコンプレックスをアルスリアが増幅させた? というか学者タイプにもかかわらずめっちゃ強かった……。

     ライネスたち強化人間チーム、ついにメラン倒れる! 救いがない……。バルザックと改子はこのまま人間性をとりもどすことはないのでしょうか、すべて終わって山奥の小屋なんかで3人ひっそりと、戦いなど忘れて暮らしてほしいところですが。

    まだまだ光明の見えてこないシーンが続きそうですが、哀しみが深いほどそこから這い上がったときの喜びも大きい! 最後はハッピーエンドになると信じて、続きも楽しみにさせていただきます!

    作者からの返信

     今回もお読みいただきありがとうございます!!

     エリーはいよいよ超人としての力を振るう絶頂の状態ですね。これが他のもっと明るいノリのラノベならば『無双状態』とでも言った感じで読む側も心湧き立つものかもしれませんが、これはどう見ても悲愴な、悲しく陰惨な無双ですよね。当初から無双は無双でも、ただただ痛快な無双状態とは違う重さの伴ったものにしたいと思っていました。
     本来王道的なストーリーならばガイはここで一切怯まずエリーの後に続くのでしょうが、作者的にはやはり並々ならぬ恐怖心がある方がリアルだろうと思い、1話だけですが葛藤させることにしました。そして意を決して断髪。ガイもセリーナも長髪だったのでこれで外見的特徴も明確に分けられることに……(そこ!?) セリーナは根っからの武人と言っても髪の毛ツヤツヤしてるはず。ガイはきっともっとゴワゴワ笑

     回想シーンで初登場したルハイグですが、結果的に「本当に同一人物か!?」と思われるほど激昂させることにしました(笑) 狂科学者として許されざる者である彼。テイテツへの嫉妬もそうですが、悪の道へ突き進ませた原因はもちろんもう少しあります。それが最後の一押しになってしまったのかも……。

     メラン戦死のシーンは自分でも書いていて感情が込み上げてしまい、涙ながらに泣きながら書いていたことを覚えています苦笑 ライネス、バルザックと改子は幸福へと歩み出すことは出来るのか。答えは最後で解るかと思います。

     凄く陰惨で救いの無い展開の連続なので、自分自身もそうですが、読者様のメンタルがやや心配です(汗) しかし単なる悲劇で終わらせずに自分なりに登場人物たちが幸福の為の全力を尽くした結末が待っている…………はずです!!

     読んでてつらい展開を連発するなんて、読者いじめかとも思われそうですが、物語は確実に終末へと向かっています! 無理ない範囲で最後までお付き合いくださると大変嬉しいです!!