概要
将棋を嫌いになった後の人生
全国アマ女流のトップにもなった立川乃子は、大学卒業とともに将棋をやめて地元に戻ってきた。
目的のない日々を送ってきたが、バイト先でかつての憧れの人、庭尾美利と再会する。かつて女流育成会に所属した美利は、プロになる直前で退会していた。
「プロと戦いたい」と望む美利は、乃子に協力を求める。しかし将棋から遠ざかりたい乃子は、苦悩する。
『さよならビッグ4』https://kakuyomu.jp/works/1177354054895231578
『ビッグ4から遠く離れて』https://kakuyomu.jp/works/16816700428572605868
のスピンオフになります
目的のない日々を送ってきたが、バイト先でかつての憧れの人、庭尾美利と再会する。かつて女流育成会に所属した美利は、プロになる直前で退会していた。
「プロと戦いたい」と望む美利は、乃子に協力を求める。しかし将棋から遠ざかりたい乃子は、苦悩する。
『さよならビッグ4』https://kakuyomu.jp/works/1177354054895231578
『ビッグ4から遠く離れて』https://kakuyomu.jp/works/16816700428572605868
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これは、小説の形を借りた『将棋』
将棋には全く詳しくない、羽生さんと藤井さんくらいしか名前がわからない素人です。
でも、作者さんの書かれる将棋の話は本当に面白くて好きなのです。
本作の主人公は、大学時代まで将棋漬けで、ある程度の成果も手にしてきた若き女性、乃子さんです。
彼女が将棋とともにあった己の人生で、別のステージへ移動するまでの『階段の踊り場』を描いた物語と、捉えるとわかりやすいかもしれません。
お話に登場する人物は、皆それぞれに悩み、事情を抱えながら、何とか前向きに進もうともがいています。
登場人物というたくさんの駒が動き、役割を変えながら物語を進んでいく……作者さんの頭の中の詰将棋は、終わり方も…続きを読む