古森 遊

　将棋には全く詳しくない、羽生さんと藤井さんくらいしか名前がわからない素人です。 　でも、作者さんの書かれる将棋の話は本当に面白くて好きなのです。 　本作の主人公は、大学時代まで…続きを読む

　『誤字』をテーマにして書かれた短いお話。 　たった一本の棒を足すだけで変わってしまう漢字のように、わずかな気持ちのズレが、恋人たちの進む道を分けていく様子が淡々と綴られていきます…続きを読む

「三人の子持ちの太ったおばちゃんが主人公」という本作。 正直なところ、話の内容よりも親近感wで読み始めました。 しかし、読み始めるとこれがとても面白い！ （現代風に言えば）困窮し…続きを読む

革の財布ひとつ持って、西東京の遊歩道をぶらぶらと歩いていく。 ただそれだけのお話ですが、読んでいくと今の世相を反映した切なさがにじんできます。 決して「俺が、俺がっ」と言うような声…続きを読む

将棋のことは、全くわかりません。 にもかかわらず、読み始めたら止まれなくなりました。 明るく輝く『太陽』と言う名前とは、あまりにも対照的な生活を送る少年……彼が本作の主人公です。 …続きを読む

大好きだった祖父の唐突な死。 そこから描かれる主人公の心の苦しみが、静かに語られていきます。 身内の死さえも埋もれていく日常の中で、淡々と心を軋ませる様子は、こちらの心も痛くなりま…続きを読む

今のご時世に、ウィルスネタで笑いを取るのって非常に難しいと思うのです。書く側としても、読む側としても。 でも、このお話は素直に笑いながら読むことが出来ました。 個人的には、ウサ耳ウ…続きを読む

読み出したら止まらなくなりました。
『とある物語の始まり』まで読んだところでのレビューです。
しっかりと世界観や話の流れを作り込んである印象、続きを読むのが楽しみです。

注）まだ連載中なので、着地を見ずにこのレビューを書いています。 ジャンキーなんて題名がついてますが、普通に猫を可愛がる真面目な会社員のお話です。ただし、猫に支配された未来の火星に…続きを読む

男子高校生の視点からていねいに語られる、ひと夏の恋。瑞々しく時に切ない彼の想いを知るうちに、読者は自然と、その恋の成就を願うようになる。 彼の視線の先にいるのは、ミステリアスな同級…続きを読む

僕だか俺だか立ち位置が判然としない自分行方不明な先輩と、彼に恋する女の子の帰り道でのほんの一コマ。二人の気持ちは両想い。なのに、なんとも言えないズレが生じて…… アホな会話の向こう…続きを読む

拙作に♥をくださったので（じゃあ、お義理でも一応、作品に♥付けに行くかなー？）なんて気持ちで読み始めたら、面白くて止まらなくなった。 学級委員選挙なんて、およそ万人の興味を引かない…続きを読む

だから、ムイちゃんは正義！

の一言です。

いかにも日本人的なあいまい表現の題名にして、中身は非常にくっきりとした世界観を持っている。 ガチロリ変態野郎にして、女好きで最低な奴だが、天才魔術師、愛すべき主人であり、師でもあ…続きを読む

グンマー、ありがとう。

ひねくれ者ですが、
読後に
｢そうなんですよ、ありがとう｣
と、答えたくなりました。

あなたはどうですか？

でも、なんとなく言いたいことがじわじわ文面から攻めてくるような力を感じます。 もう少し、｢お話｣としてまとめられれば、☆３個間違いない小説になる予感。 起承転結の｢転｣が無いまま…続きを読む

それだけが心配。

次から次へとコレットに襲いかかる不運と理不尽の数々。 気が滅入りそうな日記なのに、なんだかついつい引き込まれ、いつの間にかコレットを応援しちゃってる(*´-`) 個人的には見習い…続きを読む

この手のお話をハッピーエンド風に描くと、妙に薄っぺらいものになり勝ち。 かといってアンハッピーエンドにした作品は、ホラーテイストに味付けされて世に溢れてる。 ありそうで無さそうな切…続きを読む

とりあえず、友人三人を死に追いやった事件は結末を迎えるものの、ぜひ続編を！と言いたくなる。
癖になる魅力がある作品。
クトゥルフ何とか知らないけど、充分面白く読めました。

そんな感じ。
その彼女を大事にしてください。

これは、地味で目立たない、けれど純然とした冒険小説だ。

なぜ妻に出ていかれたのか、その理由に触れなさすぎて、感情移入が出来ないまま終わりまで引っ張られた感じです。 あともうひとふりスパイスが効いていれば、全然違う仕上がりになったはずの、…続きを読む

キツネもありかもしれない。　
想像するのが楽しい。

主人公の気持ちを理解した瞬間、私も孤独なんだなあ、と実感する。

ワタシハニンゲンデス