全自動賞賛機

作者 太刀川るい

601

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★★★ Excellent!!!

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https://kakuyomu.jp/works/1177354054882596688
で紹介されていた内容が気になって飛んできました。

期待以上です。私も似たようなことを専攻していましたが
「ピラミッドは底辺の大きさに比例して高くなる」
これは盲点でした。

★★★ Excellent!!!

――

少し知識がある人ならこれを読んで「中国語の部屋」という思考実験を思い浮かべるかもしれない。中国語の会話を出力するブラックボックス。部屋の中にいるのは知性を持った本物の中国人か、それとも中国語など解さないただの機械か。
読者にレビューをつけられると作者は誰でも嬉しいものだが、果たしてそのレビュワーは本当に作品を隅まで読んでくれているのだろうか。あらすじと序盤の描写だけをパラパラとめくり、他のユーザーのレビューからも情報を得て、労せずして「あたかも本当に読んだかのようなレビュー」を量産している可能性はないだろうか。おそらく全ての作者がそんな素朴な疑問を抱いたことがあるだろう。
本作はそんなゾクリとする疑問に迫るショートショートだ。さすがにこのサイトのレビューが人工無脳によって書かれているとはまだ思えないが、画面の向こうにいるのが生身の人間だとしても、その人が本当に自分の作品を読んでくれているとあなたは断言できるだろうか?

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★★★ Excellent!!!

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全自動賞賛機。そんな非科学的で倫理を欠くものはこの世界に存在していない。ある訳が無いと確信を持って言い切れるでしょうか?

科学が発展した現代という混迷の時代に合わせた確かなリアリティを持った作品です。
文字を追う中で自身の価値観が疑わしくなり、読後はそこから迫り出す恐怖や不安を綯い交ぜにした不思議な感覚に陥ることになりました。
そういった上手く言語化出来ない自意識の深い所に問い掛ける名SFであると思います。

なんて意味ありげな事を考え、レビューをした私は果たして人間なのか機械なのか…

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★★ Very Good!!

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近未来……等と言う様な、遠い未来では無い将来、現実に稼働していそうなマシーンですね。……いや、既にソフトとして稼働しているのかも……。
それでも自身の作品が称賛されれば、間違いなく喜ぶと思う所が怖いwww。

有りそうで、無さそうで、でも有りそうなストーリーが非常に面白かったです。技術的な複雑性を全面に押し出すのではなく、それを使う、または使われる人間のメンタリティーにスポットを当てている所も、想像が容易で非常に入り込みやすかったです。
そして、既にその様なマシーンが稼働していても、恐らく気付かないだろうと考えて……少し悲しかったですね。素晴らしい作品でした。

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★★★ Excellent!!!

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 ――評価とは無縁の、本当の芸術ってものが世の中にあると思っているのだったら誰にも見せずにタンスの中にでも閉まっておけばいい。非現実の王国のようにな。
(本文より抜粋)

『非現実の王国で』を執筆したヘンリー・ダーガーにとっては、狭い部屋の中、独りきりで綴っていた物語こそが自分の世界だったのかもしれない。

 けれど、私は現実の世界を生きている。
 疑うべくもない事実だ。そうでなければ他人からの評価など求めない。欲しがらない。

 人間は社会的動物である、と誰かが言った。
 社会を構築し、その中で他者と触れ合い、役割を負うことで生きるものだ、と。
 だからこそ私は他人にどう思われているかを、どうやっても頭の隅から追い払えないのだろう。

 そういったたくさんの言葉が、この物語を読み終えるまでのひとときの間、泡のように生まれ、生まれ、生まれ続けて今でも残っている。
 読んでいる間も、読み終わった後も、その中に書かれていた『何か』について考える――それこそが、優れたSFの持つ力ではないだろうか。