本陣忠人

うん…これしか言えません。
何かを勝ち取る為にはきっと『力』が必要なのだと思いました。

それらの境目は酷く、非情な程に曖昧で。
それを構成する自意識と他者の感情の差異は、大体辛いものだけど。
それでも価値のあるものだと思いました。

ここで一言「すげぇ分かる」と思考停止気味に言うのは簡単だけど、それで済ますのは本作の趣旨に反する気がして憚られる。 とは言え、私の拙い言葉では言い表せない深層心理があるので、読ん…続きを読む

赤の他人から注がれた優しさとどうしようもない結末のせいか…。
僕の頬を濡らす熱い液体の正体はきっと「そういう」種類のものだ。

実体験に基づいた圧倒的なリアリティは凄みと説得力が違う。

作者の方がプレイしたゲームの内容や感想を――未プレイの人にも最大限配慮しながら――紹介するエッセイです。 並べられたタイトルの中で一つでもプレイしたことのある人、或いは気になるタイ…続きを読む

マジでこの量が1000文字なの？ 一秒間に一億回殴られたのかと思ったわ。 これが私の正直な感想。 共感出来る人は多く、共感出来ない人は多分天上人であると思う。 日々の創作活動によ…続きを読む

文章力の向上を目指す時、人は誰しも美しい表現や普遍的な言葉を探し、流麗な言葉遣いを模索するだろう。 けれど、そんな凝り固まった頭では何も生み出せない。 常識の詰まった頭を柔らかく…続きを読む

何を言ってもネタバレになりそうなのですが、まずは作者様の仰る通りPCブラウザで読む事をお薦め致します。 余談ですが、これからは作中の「どんなネットショーセツも、誰かにとってのメイ…続きを読む

タイトルの通り、作者の方が離婚調停を行う本作。 出産を境にして「それ」に踏み切るのですが、なかなか円満には行かずに苦難の日々を過ごすことになります。 私はそういった経験がありませ…続きを読む

サクッと読める長さですし、面白かったです。
序盤の斎藤についての薀蓄は知らなかったので感心しましたし、怒涛の中盤からの鮮やかで爽やかなオチのおかげで読後感も良い。

オススメです。

作者の方が企画された自主企画に寄せられた作品に対しての講評が主となる本作は、丁寧に読み込まれた上で述べられる書評が見所である。 或いは見どころや楽しみ方が綴られているので、未だ見ぬ…続きを読む

テンプレートがお約束に昇華されるショートショート。

池袋の公園に設置された喫煙所を主な舞台として展開される物語。 そこに一服の憩いと一時の安らぎを求めて集まる様々な人々。 現在更新が止まっているようですが、再開を楽しみにしておりま…続きを読む

励ましの言葉が独特で、思わずクスッとなる文章。
読み終えた後、心の中のモヤモヤが晴れて肩が軽くなる。

かも知れませんね。

大変だなぁというのが率直な感想です。 作家の苦労はもちろんですが、担当編集を初め、読者の目には見えない多くの人が絡んでようやく完成するのでしょう。 そう思うと本屋でスルーしてしま…続きを読む

普段利用する本屋の店員さんも同じ様に感じて、考えているのかもしれない…。

そう思うと少し優しくなれる気がする…優しくなれなくとも、最大限の敬意を払おうと思う。

この作品に共感出来るかどうかは人次第。けれど、私は深く頷くばかりです。

夢の続きを求め続けて、何を得たのか。
その代償に失ったものは？

その答えは他の誰にも分からない。

人間の魂の重さは21gらしい。

昔見た映画を思い出しました。
前半部分に感じた感想が後半には重くのしかかる―――。

なかなかどうして十把一絡げに出来ない、興味深い作品です。

読後に感じる温かさが実に心地良い作品です。
小説家の想いの籠もった文字に宿るモジカとそれがもたらすもの。

最後の「了」文字を見た瞬間、あなたの頬は優しく緩んでいることでしょう。

こういう種類の自意識は多分誰しもが持つものだろうが、流石にこれはもう…ね？

私なら潔さを言い訳に、日本人的な観念を言い訳にして。
全てを投げ出す気がします…。

文体も読みやすく、面白かったです

一人の作家のリアルが克明に描き出された作品だと思う。 同調出来るかは知らないし、同感出来るかどうかは人によりけりというのが実情だ。 けれど、本作を一読し自身の行動や思考を振り返るこ…続きを読む

まさかジュラ紀を舞台にしたMMORPGなどという意味不明な作品で大賞が頂けるとは思ってもみませんでした。 他の方の作品がどんなものであったかは定かではありませんが、一言言わせて頂け…続きを読む

あるあるだったりないないだったり。
頷いたり唸ったりしながら楽しく読ませて頂いております。

そういった内容であるとは断定しませんが、私はそう感じました。 カクヨムにおいて作品を投稿する、作品を読む、気に入った作品に何らかの足跡を残す際に起こりうる心の動き。 その根源は…続きを読む

ハロウィンという行事が――その方法はどうあれ――日本に根付き始めて数年…。 私はハロウィンの夜にこんな過ごし方をしたことはない。 何処か甘酸っぱくて、凄くほっこりする良いお話でし…続きを読む

あるあるもないないも理解出来るのが面白い。
男はドラクエを通じて冒険を学ぶんだと感じました。

二年縛りもまもなく終わり、スマホを買い換えようとしていた私には天啓の光の様に感じる。
まさに現代人の心に分け隔てなく舞い降りるバイブルの様な作品だ。

面白かったです。

まだ全てを読み終えてはいませんが、どうにも我慢できなくなりレビュー致します。 古今東西名画は数多くありますし、名作と呼ばれるべきなのに埋もれている…或いは出会っていない素晴らしい…続きを読む

などとは個人的に全く思いませんが、それでも夢に向かって懸命に試行錯誤する様は美しいものですし、何よりも著者のエッセイには心を打つ『何か』があります。 学生時代のオタク文化に触れつ…続きを読む

短く読みやすい文章で、情景がありありと浮かんできました。

取り敢えず、コーヒーを淹れてこようかな。季節柄ホットではなく、アイスになりそうですが…。

完全無欠の"冥"コンビ『リエたろう』シリーズの最新作です。 シリーズ三十一作となる本作品ですが、『リエたろう』シリーズに今回初めて触れるというビギナーさんからコアでディープな古参の…続きを読む

軽快なテンポで進んで思わずくすりと笑いが零れます。

個人的に「弟がほしい」が好きです。

単純に面白かったです。 ホラーやスリラーの様に進んだ序盤。 そこから一転してSFめいた終局と社会風刺を交えた結末は見事の一言です。 二転三転して戻って来る主人公の思考の描き方は…続きを読む

シュールにも程がある短編集。
発想が良い意味で常軌を逸している作品群は一見の価値があります。
テンポ良く進む常人離れした設定と怒涛の展開に呑まれたい方は是非一読をおすすめします。

カクヨムで成功する為の実践的な方法と物書きとしての心構えについても触れている作品です。 方法論としてはきちんと筋道を立てて説明されているので非常に分かりやすく、読んでいるだけで自…続きを読む

表現の幅が狭いんだか広いんだか…
私には理解しかねる比喩表現が凄まじい。
ただひとつ確かなのは、頭と腹を抱えて笑ったことだけです。

雰囲気ある語り口から始まる本作。 拘りの冒頭部分の不穏な気持ち悪さは圧巻の一言です。 細かい情景描写のおかげでリアリティがあり、途中で普通にビビリ恐怖しました。 いくつかの小話を…続きを読む

いかにPV数を増やすのか、どうすれば多くの方に自分の作品を知ってもらえるのか。 とても他人事とは思えない悩みについて真剣に考察され、実践される姿が胸を打ちますし、参考になります。…続きを読む

そのままです。
その飽くなき情熱に頭が下がるばかりです。
皆様もフォローしてみれば、凄さがきっと分かる。
そんな作品。

本作を拝読して、私がまず思ったのは… 「こんな経験ないな」という絶望にも似た諦めの回顧です。 勿論、私以外の方には経験済みのありふれた事象かも知れませんが、 この作品が持つ「あり…続きを読む

短いながらも凝った作りの作品だと思います。 読みやすい文体で描かれたとある姉妹のお話。 途中から何やら胸を締め付けられる例えようのない切なさに襲われました。 私にとっての「にこ…続きを読む

面白い。 作者の感想や意見に基づいた改善案に頷くこともありましたし、自分ならどういう案を出すだろうと考えてしまいました。 勿論、この提案達が必ずしも正しい訳では無いのでしょうが、…続きを読む

筆者の客観的な考察にドキリとしたり、頷いたりした人も多いのではないのでしょうか？ 『それ』の善悪や好悪については泥沼の議論に発展しかねませんので触れたりはしませんが、Web小説の…続きを読む

カクヨムユーザーであれば一度目を通すことをオススメします。 内容について恐らく賛否はあると思う。 納得できなかったり、反発したくなるようなものも中にはあるとは思いますが、そうやっ…続きを読む

お兄様は何処の世界線でも頼りになるにも程がありますね。
事ある毎に読み返して、色々と参考にさせて頂きたいと思います。

私のパロディ作品を更にパロディしてくださった本作。 自身の作品を「本家」だなんて驕るつもりも無いですし、 そう偉そうに言うのも憚られるのですが、便宜上本作の元ネタである自身の作品…続きを読む