書評でありスコップでもある

作者の方が企画された自主企画に寄せられた作品に対しての講評が主となる本作は、丁寧に読み込まれた上で述べられる書評が見所である。
或いは見どころや楽しみ方が綴られているので、未だ見ぬ作品への手がかりにも役立つことだと思う。
地図とガイド、その両方の性質を持つ作品です。