概要
理由は謎。とにかく連絡がなく、音信不通!
初めての出産かーらーの、初めての離婚調停が今始まる……!
結婚している人もしてない人も、こんな感じで離婚しちゃった話(1000字前後)を気軽に読んでもらえたら幸いです。
今はとっても楽しい日々を過ごしているのでご安心を!
離婚を通じてつらさもですが、貶めるのも人、救うのも人、結局人は人がいなくちゃ生きていけないんだよなぁと最終的に痛感するお話です。
そして、これは元旦那を貶めたいとか恨んでやるとかそういうものでもありません、念のため……。
続編?
その後の生活はこちら
「シングルマザーの愉快な現実」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!他人の苦労を知る貴重な機会。特に離婚は。是非、一読を。
作品タイトルの命名が奮っている。
ワイドショー的な興味を引く言葉、離婚。更に調停。少々後ろ暗い雰囲気を纏う言葉を、ちょっくら、なんて軽いノリで軽くする。
作品自体もタイトルと同様です。
砕けた口調で語られる体験談は、決して暗くはなく、未知の人生経験をバーチャルに味わえると言う意味で有意義です。
時系列で語られるので、分かり易いレポートとなっています。そして、随所に経験者としてのアドバイス。
こう言う作品に出会えるのは、投稿サイトの長所ですね。書籍や雑誌のエッセイでは有り得ないし、ツイッターの類でも文字数的に有り得ないから。 - ★★★ Excellent!!!結婚出産調停離婚、そして私は自由になった――
なぜか出産と同時に失踪した夫との、泥沼化した離婚調停事件について描いた小説(とあえて言う)。
事実は小説より奇なりとは言ったものだが、重要なのはどれほど突飛な話かというよりも現場の臨場感であり、本作にはそれが実によく表現されている。
内容的には、失踪に端を発する様々な問題を調査していくうちに、あれよあれよとやばい事実・出来事が明るみに出るところが眼目であるが、私が本作最大の魅力であり特徴と考えるのは何と言っても文体である。
本作は一応自分の体験記なはずなのだが、起きた出来事がそのまま羅列されているというよりも、自分の中で、整理・圧縮・再配置された上で、極めて疾走感のある独自の語り口で描か…続きを読む - ★★★ Excellent!!!事実は小説より奇なり。ってこういうことか!!
いやもう、まずはお疲れ様でした、と言いたくなるエッセイです(笑)
とにかく読んでみていただければわかると思うのですが、ええ!?マジ!?そんなことある!?ということの連続で……いやはや、これを乗り越え、いまを謳歌しておられる七津さんには頭が上がりませんね。素晴らしいです。
かくいう私も離婚経験こそないものの(どころか結婚すらしていないのですが)、なかなか「わ、わかる〜!」な部分も多くて、そしてそれをネタにしてしまおう……とつい考えてしまう創作脳を持つ者どうし、きっと深いところで通じ合えるわ……とかなんとか思ってしまいます。
そして、やっぱり創作やっててよかったな……という結論にたどり着いたり着…続きを読む - ★★★ Excellent!!!たくさんの親たちに囲まれて育つ、という言葉に胸打たれました
こちらの作品の作者様の場合はお子さんが生まれたちょうどその日に元旦那が問題行動を起こして、離婚調停の日々がお子さんの乳児時代と重なってしまったがゆえの不幸もあったわけですが、結果として今自由な子育てをなさっているように感じられるラストで、とてもほっとしました。
育児とは何なのかを考えさせられました。
お父さんがいなかろうが、お母さんがいなかろうが、育ててくれる人が幸せそうなら子供は幸せなんだよなあ。
世の中には子供がいないうちに離婚する夫婦もたくさんいると思います。そういう夫婦が離婚調停をする場合もあると思います。
でも、「子供がいるから離婚できない」とか「子供がいたら離婚できなかった」とか…続きを読む - ★★★ Excellent!!!離婚とは無縁の人にも読んで欲しい、力強いメッセージ
第一子が生まれたその日に夫が行方不明に。
そのまま3ヶ月、音信不通に。
何て奴だ!
ここから気丈に離婚調停に持ち込む主人公ですが、
そこから夫とその母親の、思いもしなかった闇を知ることになります。
いや、「主人公」という表現で良いのでしょうか。
これは、作者が体験した離婚調停を扱ったドキュメンタリーなのです。
小説を読むようにぐいぐい引き込まれていくのですが、これはもしかして不謹慎?
そう思いながらも、一気に読んでしまいました。
この引き込まれる感じは何なのだろう、と考えるに、作者が何度も語っているとおり、ご本人の持ち合わせている「創作脳」、つまり、仰天するような状況も物語のようにしてし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!逆境に負けない強さをくれるエッセイ
衝撃的でした。まず、タイトルに目を奪われて来てみれば、信じられない、ありえない、現実なの? と唖然呆然。でも、不運を糧にしてユーモラスに綴られている作者様の強さと人柄に惹かれて、すぐに読みたい! という気持ちに。
そしてその内容は、出産という本来喜びあふれる日に、夫が意味不明に行方をくらましてしまうという、とんでもないもはや事件から始まります。その時の複雑な気持ちから、次第に毅然と離婚調停に臨む姿を、読者が馴染みやすい表現で分かりやすく伝えてくれます。
そんな大変な中、子供に向ける愛情は純粋で、心が洗われます。
世の中にはこんな人もいる。自分も人生頑張ろうと奮い立てるエッセイです…続きを読む