たったの200文字(平均で)の超短い小説が120話も並んでます。 ダジャレあり、ブラックユーモアあり、ホロリと来る話あり、飽きません。
本当に10秒で読める超短編集。それなのにリズミカルでテンポが良くてくすっと笑みの漏れるオチもちゃんと付いてて,しかも背景のストーリーが無限に脳内補完できそうな,極限的ショートショートの万華鏡です。
軽快なテンポで進んで思わずくすりと笑いが零れます。個人的に「弟がほしい」が好きです。
短くてごく当たり前の話もあるのに、独特のテンポと視点に引き込まれます‼️
落語の枕のような良い長さ。ついニヤッとしてしまいます。
結構ツボかも。
そういや、小説を書こうと思った時に、この作品のようなものを書きたいと思っておりましたが、私には難解過ぎて断念しました。こういう作品を幾つも生み出せるのは才能だと心底感じます。個人的には「王令」が一番好きでしたね。こういう時に起点が効く店員さんってのは恐らくイケメンでしょうね。「看板娘」は10分ほどPC画面とにらめっこしましたが、私の幼稚なブレインでは理解出来ませんでした。「リセット」は失礼かと思いますが、少しらしくないなと感じました。
もっと見る