概要
同じ境遇の仲間はきっといるはず。その人たちに伝わってほしい。
鳴かず飛ばずの作品ばかりを書いている万年底辺作家の川崎類。彼は六条葵という名前でWEB小説投稿サイトで活動していた。
彼が普段の通りに小説を書いていると、突如として頭の中に響く声が──
「そんなに気を張ってないでさ、肩の力を抜きなよ」
彼の中に現れた、もう一人の自分、アオイ。
彼はアオイに「何故自分は小説を書いているのか」と問いかけられ、それまでの小説家としての行動を振り返ることになる。
同じ境遇の人はこのカクヨム上にもたくさんいるはず。その人たちに共感してもらえるような作品になると嬉しいです。
彼が普段の通りに小説を書いていると、突如として頭の中に響く声が──
「そんなに気を張ってないでさ、肩の力を抜きなよ」
彼の中に現れた、もう一人の自分、アオイ。
彼はアオイに「何故自分は小説を書いているのか」と問いかけられ、それまでの小説家としての行動を振り返ることになる。
同じ境遇の人はこのカクヨム上にもたくさんいるはず。その人たちに共感してもらえるような作品になると嬉しいです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!創作に悩むすべての人たちに読んでほしい
小説書きにとって大切なことを小説形式で教えてくれる作品。
私は小説だけでなくイラストや漫画も描くのですが、小説と共通する部分もあってなるほどと膝を打ちました。
私自身、イラストを描いていて「どうして自分の作品は評価してもらえないのだろう?」と思うこともありましたが、「だったら自分の大して詳しくない有名作品の人気キャラを描いてまで評価がほしいか?」と自問すると答えはNOで、地べたを這いつくばるような評価でも自分の好きなものを描きたいと思いました。
そういう基本的な根源的な部分であり、それでいて作品を作っていくうちに忘れがちな大切なものを思い出させてもらいました。
この小説を書いてくれて、本当に…続きを読む