まだ読んでいる途中ですが、我慢できずにレビューします。ただここまでレビューに困るお話しもないかもしれません。読んでみて、感じてもらうしかありません。ただ一言いえるとしたら、最高でした!あと、定期的に出てくるたかしくんが好きです。
まったく被らないアイディアの数々、見ていて飽きませんでした。頑張ってください。
すごくぶっ飛んでいて、読んでいる僕も翔んで行けそう。
これ読んでいると、脳内で違う配線が接続されていき、シュールな世界から現実の世界に戻って来れないキケン性があります。それくらいオモシロイです。ダイブしたシュールの海は底なし。戻れない覚悟が必要です! (笑)
言葉選びのセンス、常人には思い付かない奇怪な発想、読めば読むほどに世界観が癖になる。なぜこれが面白いのか私は考えた。人の脳はストーリーを流し込めば無意識に予測する機能を持っている。文章の先にあるストーリーとその予測とのズレが論理的に整合性が取れた時、面白いと感じる仕組みなのである。本作品は、シュールな世界観を我々の脳が受け入れた時に初めて論理性が開花する。なんだか脳味噌がむず痒い。でもおもしろい。
ヤバすぎて危険もしもしポリスメンこいつです。
全ての話において、設定やストーリー展開は奇妙奇天烈。作者は、ピエロの皮を被った天才だと思います!皆さまも是非、ご覧下さい!
シュールギャグという一点にテーマを絞り、他の要素を全く入れておらず、肩肘張らずに読める作品です。テンポもよく、文体も簡明で、脱力系と言いますか、クセになるような読後感があります。ある意味、小説投稿サイトならではなのかも。
とってもシュールなショートショート。思わずくすりと笑ってしまいます。一話一話ゆっくり読みたい作品です。
くっ… と肩が震えてしまうんで、電車の中で読むのはやめた方がいいです。なんかもう、今起きてる現実の問題なんて取るに足らないことに思えてくる。筆の自由を謳歌するのびのびとした作品でした。好きだー!
突拍子も無い展開にいつも吹き出します。淡々と話が進むのでそれも助長して笑いを誘います。イマイチかなと思った話でも思い返すと笑います。語感が良くてスッと読めるのも良いです。ネーミングセンスとかダジャレが本当に良いです。めちゃくちゃ作品があってビビりました。夢見てる感じです。ティッシュ食べる話が好きです。
悲しみ、寂しさ。そして哀れみ。全てを清算するのです。
SF作家の北野勇作さんを思い出しましたが鮭さんの方が、言葉が可愛くて好きです。頭の中の考えが鮭さんの文体ならば毎日楽しく過ごせそうな気がします。
鮭さんの創造力もさる事ながら、ブラックユーモアと笑いを上手く取り入れている内容で笑いと恐怖を作り出して面白いです。笑いとブラックユーモアが好きな人にはオススメの作品です。
初めてレビューを書きたいと思える作品でした。一度読み始めたら本当に止まりません。何しろ内容が面白すぎます......!登場人物や設定が謎すぎて、逆に読みやすいです。意味不明過ぎるところも面白さのポイントです!しかしただ面白いのではなく、中には意味の深いストーリーもあります。独特な世界観のある作品が読みたいと思ったら間違いなくこの短編集を読むべきです!!!
無秩序の世界観の中で、語り部が自分の秩序ごと歪みに飲み込まれて行くような構造を感じる。展開はシュールにしては生温く、もはや交通事故に近い。だが、圧倒的なカオスの中にも、登場する人物(あるいは物体)には確実にそれぞれが正しいと信じる信条があり、それが乱立しているからこそのカオス、つまりは無秩序なのだろう。各々の秩序だらけの世界はもはや無秩序、そう言った感覚を突きつけられる瞬間は、まるで交通事故に遭った気分である。
おかしな世界で真っ当な人間である主人公たちが1番おかしく見える。ファニーなんだよね。