概要
全ての作家志望に、託す…背負うなかれ、言葉。寄り添うままに、ゆるりと。
恨み節や逆恨みではなく、自殺の予定もないですが…一度作家として死ぬことになった自分のノウハウを、多くの方々に伝えて活用してもらう文章になります。
2017年1月、とりあえず5年間のラノベ作家生活に一度区切りをつけることとなりました。その中で、自分に起こったことや自分が感じたことを、事実に基づき記しておきたいと思います。文章を書いて飯を食おう! という方に、それがどういう意味かを伝えられたらいいですね。尚、他者を貶める目的はなく、自身の主観も多少入り交じる文章となりますが、ご容赦ください。
2017年1月、とりあえず5年間のラノベ作家生活に一度区切りをつけることとなりました。その中で、自分に起こったことや自分が感じたことを、事実に基づき記しておきたいと思います。文章を書いて飯を食おう! という方に、それがどういう意味かを伝えられたらいいですね。尚、他者を貶める目的はなく、自身の主観も多少入り交じる文章となりますが、ご容赦ください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これがリアルだ!「勝ちに偶然(運)あり負けに偶然(運)なし」
との言葉通りです。
得てして人は勝者から学べると思いがちですが
「それって結局運がよかったよね」ということばかりです。
運とは時代であり生まれであり……。つまりは、偶然です。
成功者は「私は努力した!」とかいいますが。
努力の前提は誰がどう整えたんですか? と問いたい。
本気で努力だけで成功したというのならば、不遜極まりない思考と言わざるを得ません。そこから得られるものは多くはない。
その意味からして、作者様が綴ってくれた当作品は、
文字を辿ることで他人の人生から糧を得られるという、
文字本来の目的を存分に発揮してくれる良作品です。
快感やカタルシスとは無縁の、現実(リアル)を見させ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!打ち切られた作家の視点で語られるシビアな作家の世界
カクヨムで小説を書いている人の中には、「自分の作品がランキング上位に挙がってゆくゆくは出版社からのデビューを……」ということを考えている方も多いでしょう。
しかし、外側からは華々しく見えるプロの世界というのはいったいどういうものなのか。
そういったことをプロの作者の視点から描いたのが本エッセイです。
プロが業界を語るというのはそこまで珍しいものではないかもしれませんが、本作で特徴的なのが作者である長物守氏が3作打ち切りという目に合って一度プロ作家から身を引いていること、作者自身の言葉を借りるなら「敗軍の将が兵を語る」という内容になっていることです。
それだけに彼の口から語られる言葉には、成…続きを読む