僕を、君を、あなたを形作るのは何なのでしょうか?
彼女の家にお呼ばれして、おでんに鶏の手羽元が入っていて驚いたり、友達の家の鍋の締めがラーメンだったり、そんな些細なことで、僕と彼女や、僕と友達を形作る物の違いに気付かされる瞬間がある。
もちろん、さすがり亜美さんの『ナメコたちは想像する』はそんな低俗な話ではありません。だけど、僕は読んだ後にそんな事を思ってしまった。
いずれにせよ『ナメコたちは想像する』は、人を形作る物は何かを考えさせられる。そんな作品です。
次はあなたが読んで、どの様に感じるのか? 体感してください。
あなたは黒井と同じ低俗なのか? それともさすがり亜美さんのようなのか?
思考の世界、楽しいですよ(●´ω`●)