塩塩塩

シュールなコメディ好きは、必ず通るべき作品！

今日の歴史はここで確認しよう。
話のネタはここにある。

煙突男は、ノスタルジーを支えている柱かもしれない。
アンタッチャブル！

プレノンアッシュ憧憬。
上海の風が頬を撫でる。
素晴らしい。

ずっと肩に手を置いて話し掛けられている様な緊張感。
夢と現が入れ替わる不思議な感覚。
何度も読みたくなる作品！

単純にもっと評価されるべき作品。

別府の温泉街を歩く様に、言葉達が地面のあちこちから湯気の様に立ちのぼり、見慣れた景色を変えてしまう。 それは崇期さんから噴き出した想いの欠片。 地面の下には崇期さんの記憶が深く深く…続きを読む

カクヨムのカクの人は読んで損はない。

ハリーさんと一緒にご飯を食べたいと思わせる文章。
明るくて、酒がなくてもハッピー・トゥギャザーな感じです。

安心して読める。
すいすい読める。
寝る前に一つ読むのがオススメですね。

昨日までの私は、ニュース・ステラを見て、ゆっくり今朝の私を作る。
そして、ちょっと不思議で優しい太宰府のニュース。

一つ読むだけではいけない。
一つひとつは短いので、次々と読まないと楽しさは味わえない。
知らない世界を解説する言葉の断片が、読者を空想へと誘う。

吉本隆明は「人間にとって重要だと思われるようなことは、古代社会が終わったところで、だいたいにおいて考えつくされています」と言いました。 仕事でも人間関係でも、その悩みの根源は古代…続きを読む

好きなコンビを想像して読んだ後は、音読してみましょう。
2度楽しめます。

子どもの頃、今日の次は明日ではなかった。
今日の次には夜があり、そのあと明日になった。
夜はいつでもwonderだった。
そんな感覚を思い出させてくれる作品。

ずっと忘れてたけど、こんな事あった気がする。
これ以上話が進むと、きっと自分の記憶と袂を分かつ。
ここで終わるから、多くの人が自分の記憶として思い出せる。
素敵です。

こんなに無邪気でおおらかな幸せの表現と、あまり出会わない。
それは、素敵な呪文の様な言葉。

夜みる夢も人生の一部だ。
つまり、これは私小説であり、読者からすると他人のリアルな人生の覗き見である。
Don't think, feel！

仕事を千年休みたいけど、暗くない。
突き抜けたのか、ちょっと明るい。
奇跡の魅力を持った反労働讃歌。

愛は素晴らしく、愛は絶対的で、愛は何ものにも勝るという脳天気な刷り込みを払拭する。
これは純粋な日本文学。

年越し蕎麦は、一年の災厄をぶつりぶつりと断ち切ろうと願う。 引越し蕎麦は、あなたの側に細く長く居させてくれと願う。 断ち切りながらも側にいる。 蕎麦の裏腹な魂と、それを愛した男の数…続きを読む

今後もカクヨムで共感を呼び続けるであろうストーリー。
カクヨムに立つコロンブスの卵。

ボキャブラリーも素敵です。

ナメコだと侮るなかれ。
油断するなかれ。
作者の技術に唸る作品です。

一度目はシュールを楽しみ、二度目は他人を殺めるのは誰なのか、銃口の視点で読むのがオススメ。

奇をてらう事のない、すんなり飲み込める大きさの違和感の数々が、いつの間にかお腹を満たす様な満足感。
エッセイのリアリティで描く崇期ワールド。

世界の見え方を変えてくれる、メガネの様なSF短編集です。
知的好奇心をくすぐる話達。

楽しくて好き。
非日常だけど、非現実ではない。
気分転換にもってこいです。

血の匂いのする言葉達が、リズミカルに跳ね踊る。
それはもはや昭和残侠伝、それはもはや寺山修司。
本にするなら表紙は横尾忠則か丸尾末広。

何度も味わいたくなる、読み心地の良い文章と不思議な感覚。

Don't think! Feel

私の脳内に、居心地の良い小部屋が増設された感覚です。

静かなるセンスと、確かな文才で未知の感染症を描く短編。
面白い！

あなたから遠く離れた日常は、あなたから359度離れた日常。
それは、あなたのすぐ隣の席に座っている怪奇。
舌を伸ばせば届く場所まで来た奇妙。

面白かったです。
問1は、タイムマシン版「隻手の声」の様です。
これを読めばＳＦ禅僧になれそうです。

10年後に読んだら、これは2020年だと目を細めるだろう。
90年代によしもとよしともが「青い車」で、時代のリアルを切り取ったのを思い出した。
ドライでリアルで良い話です。

どの都市にもイオンがあり、どの都市でも似た様な幼少期が送れる様になったと言われる現代日本。
今、昭和日本のイオン的存在が嘆く。

昨日起こった事は遠い未来でも起こる。 近所で起こった事は遠い星でも起こる。 生活のあるあるは、時間と距離を軽く超え、勢い余ってつんのめる。 人の営みはいつでもどこででも、変わらず可…続きを読む

若いのに暗すぎず、明るすぎず、熱すぎず、冷めすぎず、丁度良い所をくすぐります。
居心地の良い季節の様な物語です。