【完結】わたしだけの『しあわせ』の在り方を探して
大学生の篤志はアルバイト先の大手塾で、珠里という女性と出会う。珠里は美しく、凛として、それでいて常になにかを憂いているひとだった。
勇気を出して彼女を誘った夜から、ふたりの恋は思わぬ方向に転がっていく。
珠里に一目惚れしたエリートサラリーマンの哲朗、篤志に想いを寄せる後輩のサコ……。
なにもかもまるで障害物競走のように思うように進まない。珠里の「しあわせの青い鳥」は本当はどこにいるのか――?
平たくすると、
あるところに「不幸」な女がいた。女は孤独が嫌いで、しあわせが欲しかった。なかでも彼女が望んだのは『家』と『家族』。住むところと一緒に暮らす人だ。彼女はそんなしあわせを探して日々を送る。まるで『しあわせの青い鳥』を探すように。青い鳥は本当に彼女の足元にいるのだろうか?
といった感じです。よろしくお願いします。
※エブリスタにも転載。