概要
軍師って邪悪な生き物の生態に迫る!
僕の名前は、石峻。家族に裏切られ、祖国に切り捨てられ、不運にも名前をも捨てた悲劇の士大夫である。
今の仮名は単石。
何の因果か、特技は軍師である。
なりたかったわけじゃない。
本当は、竹林で読書と酒宴とかに耽りたかった。
ただ、ただ、ちょっとだけ軍師の適性が強すぎただけだ。
おかげで、統一直前の頃に糞父上の手配で学びたくもない軍学をたっぷりと叩き込まれてしまった。
確かに、僕は敵を嵌め殺せる。略奪、放火、謀殺、鬼謀もなんのその。
でも、できるだけだ。
自分からやろうとは夢にも思っていなかった。
なのに、『石峻にはその能力があるから』とかいう戯言でお尋ね者!
酷い世界だ。涙がとぎれない。
大陸のど真ん中にある我らの祖国が覇者なおかげで、僕はこのままじゃ生涯ずっと日陰者。
辛い。本当に
今の仮名は単石。
何の因果か、特技は軍師である。
なりたかったわけじゃない。
本当は、竹林で読書と酒宴とかに耽りたかった。
ただ、ただ、ちょっとだけ軍師の適性が強すぎただけだ。
おかげで、統一直前の頃に糞父上の手配で学びたくもない軍学をたっぷりと叩き込まれてしまった。
確かに、僕は敵を嵌め殺せる。略奪、放火、謀殺、鬼謀もなんのその。
でも、できるだけだ。
自分からやろうとは夢にも思っていなかった。
なのに、『石峻にはその能力があるから』とかいう戯言でお尋ね者!
酷い世界だ。涙がとぎれない。
大陸のど真ん中にある我らの祖国が覇者なおかげで、僕はこのままじゃ生涯ずっと日陰者。
辛い。本当に
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!中学生男子憧れの職業ナンバー1! “軍師”の実態に迫る!
謎の作者存在X(どこかで聞いたようなフレーズだ)による、軍師を主人公にした小説がこちら。
タイトルにもなっている通り、本作の主人公となるのは三国志などでもおなじみの軍師。そして軍師を主人公にして語られるのは軍師というのがどれだけ嫌な奴かということだ。知略を尽くしてあの手この手で敵を追い落とす軍師。非常時には大変役に立つ存在だが戦争が終わればもうそれはただの危険人物にすぎない。
そんな真実に気付いた天朝の皇帝は軍師を徹底的に抹殺していく。
いくらなんでも天朝ひどすぎるんじゃないかな……。しかし一人の軍師、本作の主人公・石峻は北方の異民族のところに逃げ込み何とか生き延びる。
そして彼は誓う。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!存在Xは天帝でもあったのだ!!
存在Xは天帝でもあったのだ!!
あまり多くは語れないが、私の余りある喜び、その心叫びがこの一文である。
スナック感覚で読める「兵家のススメ」爆誕!!
石士大夫の祖国に対する「先憂後楽」の精神をとくとご覧あれ。
皆さん、呉々も「虚誕妄説」を軽信されませぬよう、お気をつけなさいませ。
以下追記
辺境の士大夫と名も無き皇女の「血湧き肉躍る!!(物理!!!)」プラトニック・ラブコメデイ。
やれやれ、これだから軍師というやつは、プラトニックといっても、自分の手を汚さndk・・・おや、誰か来たようだ。―鎮北大将軍付執侍其ノ壹―
真面目成分多め
有そうで無かった、彼の大陸の歴史をごちゃ混ぜにした戦記…続きを読む